サスペンスドラマ3「02」
- 法医学教室の事件ファイル(46)
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港南医大法医学教室教授・二宮早紀(名取裕子)は赤ちゃん用品を買い込み、夫の横浜東署警部・二宮一馬(宅麻伸)は当人の息子の新聞記者・二宮愛介(佐野和真)と医学教室助教・伊吹南(中村静香)に任せろと告げ、叔母・望月七海(由紀さおり)も孫の誕生を待っていた。
ビル清掃会社社長・山田功一(正名僕蔵)に「パワハラお仕置き爆弾」が送り付けられ、犯人の指示で山田が河原に投げ、爆発で河川敷の小屋の土盛りから横浜市役所境衛生課課長・安藤絹香(広岡由里子)の刺殺死体が発見された。
一馬と刑事・鶴田茜(永池南津子)ら警察が調べ、臨場した早紀は安藤の着衣が濡れると気づくが、鑑識課班長・河村映子(室井滋)は大阪府警から引き抜かれたやり手で付着は温泉水で温泉地で殺害を指摘し、早紀は検死解剖し胃の内容物の消化状態から昼食に77品目の食材と判明した。
捜査会議で県管理官・宗方楓(阿川佐和子)が早期解決を求め、早紀は死亡推定時刻から殺害場所は1.5時間以内と考え、映子は「河口湖温泉の成分が検出され、河口湖の被害者の実家で凶器と被害者の血痕が見つかり、遺体が温泉水で洗われ温まり運ばれて死亡推定時刻も変わった」と主張し、宗方はスタンドプレーの映子を賞賛した。
一馬らは東区役所境衛生課副課長・堀之内賢治(西尾浩行)らから契約職員・下里常夫(清水昭博)がパワハラを受け、子がいる女性がパワハラを受け退職したと聞き、早紀と法医学教室メンバー・花田(坂本真)と水野(片岡信和)はレシピを考え、河口湖フードフェスティバルの食材をチェックし12品目が不足した。
翌日早紀はメールで教室に呼び出されたが水野は知らなく、早紀にパワハラお仕置き爆弾が送られた、一馬らが来て映子が解除作業し止め、早紀はネットにパワハラ記事が多数出ていた、早紀は清掃員姉妹(阿佐ヶ谷姉妹)と社長・山田に会い開発した手荒れ防止剤を聞いた。
早紀は自分で探しに河口湖に行き12品目を調べ、映子を見かけ実家を単独で調べ、部屋は片づいていた、一馬らは下里を取調べ過去に環境衛生担当だった、早紀は離乳食の流動食の食材をチェックし27品目が不足し、南は手作りの離乳食がネットで買えると告げた。
一馬は宗方に容疑者がまだ絞れないと告げ、映子は河川敷を再調査を考え宗方は部下も連れろと命じた、早紀は「七色キッチン」代表・小谷麻理(遠藤久美子)から聞き食材をチェックして全て満たし、早紀は一馬にミスマッチと告げた。
映子が現場で指紋を見つけ、一馬らは堀之内の家宅捜索しパソコンに早紀と山田のファイルと爆弾が見つかり、早紀は小谷の工場で堀之内の首つり死体を見つけ、堀之内の小谷への遺書に安藤殺害の自供があり、小谷は「堀之内と安藤が実経営者で、安藤がパワハラした」と告げた、早紀は解剖し他殺を疑い、宗方は鑑識作業と考え被疑者死亡と告げた。
早紀は皮膚剥奪実験を行い凍死で寒い場所で意識朦朧したと考え、一馬は堀之内は安藤を殺害したが自殺でなく安藤殺害場所は「七色キッチン」だと告げ、映子は物証は偽と言われ、早紀は現場を調べに行き映子に会い「過去に部下に考えを押しつけた」と聞いた。
<以下、隠し字>
早紀は一馬から「警察に物証は映子の捏造のたれ込み」「犯人が山田に爆発場所指定の理由が疑問」「容疑者・下里」と聞き、早紀は工場で冷凍庫を調べ、一馬らと「犯人は寝袋の堀之内を冷凍庫に入れ、吊り下げて死ぬと寝袋を外しそこで皮膚剥離が起きた」と告げ、早紀は遺体の皮膚付着成分を見つけた。
山田は映子をパワハラへの復讐で拘束し爆弾を仕掛け、早紀と一馬は犯人は山田と知り探し、山田は「8年前に息子が映子のパワハラで物証を捏造し自殺に追い込まれた」「現場を偽装し映子を陥れた」と告げ、早紀と一馬は山田を逮捕した。
監督:山本邦彦
脚本:外村朋子
出演者:名取裕子・宅麻伸・由紀さおり・佐野和真・中村静香・阿川佐和子・室井滋・遠藤久美子・広岡由里子・正名僕蔵・阿佐ヶ谷姉妹・永池南津子・清水昭博・西尾浩行・坂本真・片岡信和
制作年:2019年
感想:
- 人類学者・岬久美子の殺人鑑定(201906)
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人骨専門の人類学者・城徳大准教授・岬久美子(大塚寧々)はある夜に男の電話で青嶋学園初等部の建設予定地に呼び出され、人影を目撃しリュックを抱きかかえて死んだ男を発見した、捜査1課班長・加治川法雄(渡辺いっけい)と刑事・守屋直樹(渋江譲二)と久美子の幼なじみの刑事・二階堂達也(戸次重幸)らが調べ、刑事・飯塚洋(寿大聡)と住吉一郎(住吉晃典)は被害者は宮部保昭(深水三章)と告げ、抱えたリュックから人骨が見つかった。
久美子は研究室で遠藤亜由美(朝倉えりか)と葉山梨香(和季明日香)と人骨を調べ、骨は20代後半の男性で、死因は断定できず、骨は10年以上前肩を複雑骨折し人工骨を移植していた、二階堂は骨の付着物を科捜研・日暮奈津(阿南敦子)に鑑定依頼した。
加治川らは宮部は事件当日に学校法人青嶋学園中等部高等部理事長・青嶋都和子(キムラ緑子)に「彼を殺したのはあなたか」と問い、都和子の息子・青嶋光留(金井勇太)が現在行方不明で複雑骨折で人工骨治療を受けていたと判った。
二階堂と久美子は都和子を聴取し光留はアメリカ留学中と聞き、副理事長・青嶋一彦(弓削智久)と会った、守屋らはカメラマンらから理事長の撮影を聞き、二階堂と久美子は英語教師・立花かおり(黒川芽以)から同級生・光留は飛び降り自殺失敗で重傷になり、禁句になり家を出たと聞いた。
加治川らと久美子は都和子は理事長選等で光留の存在が困ると考えた、久美子は帰宅し理容店で織田康恵(峯村リエ)と織田省吾(山口粧太)と話し虫歯と歯並びを思い付いた、久美子は都和子から新聞記事漏洩を疑われ、久美子は光留の歯が見える写真を探し、二階堂は一彦が初等部建設反対で記事漏洩を疑い、加治川は事務長・倉田俊郎(野添義弘)に都和子のアリバイが疑問で自身のアリバイも無いと問い宮部と会っていたと聞いた。
久美子は康恵と省吾と話し、久美子は二階堂と守屋と光留の目撃情報を調べ、宮部と光留が写る写真を入手し「2年前に宮部は光留にやり直しを求めた」と聞き、骨と写真の歯並びが一致した、二階堂と久美子は都和子に光留の死を告げた。
加治川は一彦と光留の1年前の目撃を知り、刑事らは一彦とかおりが恋人と知り、骨の付着物はフユザクラの花びらと判り場所を探し見つけ、光留が住んでいた小屋で残りの骨を見つけ骨が揃い、久美子は絆創膏と爪を見つけ、日暮はDNA鑑定で光留と犯罪歴の人物に一致したと告げた。
<以下、隠し字>
久美子と二階堂らは関係者を集めて「光留の爪に撮影監督・野口高史(吉見一豊)のDNAが残り、10年前に立花美知子暴行し娘・かおりの父親で、かおりを理事長夫人にする為に光留を殺害した」と告げ「やり直していた光留を見て殺害して自殺に見せかけた」「1年後に宮部が骨を見つけ会わない都和子を疑い、野口は知り宮部を殺害した」と告げた。
監督:藤岡浩二郎
脚本:真部千晶・伊藤洋子
出演者:大塚寧々・戸次重幸・渋江譲二・金井勇太・黒川芽以・弓削智久・阿南敦子・峯村リエ・山口粧太・深水三章・キムラ緑子・渡辺いっけい・吉見一豊・野添義弘・寿大聡・朝倉えりか・和季明日香・住吉晃典
製作年:2019年
感想:
- ドクター彦次郎(2019)
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京都・東山三条病院医師・大藪彦次郎(寺島進)は医師の腕は確かだが、旅館・梅むら女将・小川志乃(黒谷友香)には弱く、姉の院長・内倉享子(戸田恵子)には頭が上がらず、京都府警刑事・後白河孝麿(宇梶剛士)とは犬猿の仲だがいざとなれば後白河家当主・後白河静子(鷲尾真知子)らと力を合わせる。
志乃は彦次郎の医大同級生・高梨英一郎(山口祥行)から交際を求められ、そこに仲居・千葉貴子(田村友里)から客が倒れたと告げ、彦次郎は知らせを聞き救急自転車に乗り急行し、宿泊客・宮脇圭介(大西武志)がアナフィラキシーショックで苦しみ、高梨は宮脇が食物アレルギーを装うと見破った、彦次郎は貴子から「高梨は患者が押し寄せる脳外科のスーパードクター」「高梨は志乃にプロポーズした」と聞いた。
翌朝に宮脇が絞殺死体で発見され後白河らが捜査し、梅むらでクレーマーで高梨に見破られ、高梨がいる向谷記念病院について探っていたと判った、三条署で宮脇の前科と本当の住所が判り、家宅捜査した。
後白河と刑事・関本保(成瀬正孝)は向谷記念病院で院長・向谷美月(大塚千弘)と事務長・阿久津(伊藤正之)に会い高梨らスーパードクターらが多数在籍し、高梨からアリバイを聞いた、彦次郎は患者から向谷病院で検査をたらい回しにされたと聞き乗りこみ、美月は恩師の故向谷教授の娘と知った。
彦次郎は娘・真由(二宮星)が補導されたと聞き交番に行き屋台時代からの知人の飴細工職人・三島茂夫(高橋長英)に出会い「中学生(濱田海斗)を助けた」と聞き、後白河らは烏丸出版で宮脇の名刺は偽で恐喝していたと聞き、9位の東山三条病院は車山の誤植だと聞いた。
後白河らは運転手・西野康文(水野智則)に宮脇との関係を問い、彦次郎と貴子は向谷病院で志乃を探し、高梨と美月がインタビューを受け、彦次郎と後白河らは三島から「宮脇からクレームを付られた」と聞いた。
翌日に西野が殺された、彦次郎は三島が忘れた荷物に向谷病院の切り抜きを見つけ、後白河から三島の自首を聞き、真由から三島の西野殺害時のアリバイを聞き、三島が脳梗塞で左半身麻痺と知り、彦次郎は美月から実父は三島と聞いた。
<以下、隠し字>
彦次郎は後白河と喧嘩し逮捕されて留置され、そこで福村(ビートきよし)から老人が向谷病院から違う病院で手術され死亡したと聞き、後白河静子に頼み2人釈放された、彦次郎は秋川から事情を聞き宮脇が調べたと知り、警察病院で三島に会った。
彦次郎は美月がランクを守る為に助からない患者を余所に廻す所を見つけ、後白河は「西野が宮脇を殺し、美月が西野を殺した」と告げ、美月と高梨は「宮脇に転院を知られ脅された」告げ、三島は「西野から自殺を求められ襲われ、美月が助けた」と告げた。
監督:吉田啓一郎
脚本:李正姫
出演者:寺島進・戸田恵子・宇梶剛士・大塚千弘・山口祥行・鷲尾真知子・ビートきよし・黒谷友香・高橋長英・大西武志・田村友里・成瀬正孝・水野智則・伊藤正之・芦川誠・谷本麻衣・二宮星・濱田海斗・中川江奈
製作年:2019年
感想:
- 深層捜査3 ドクター大嶋二郎の事件日誌
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ひびき野市内で女性を襲った容疑者・北詰正一(窪塚俊介)が逮捕され、精神科医・坂本渉(堀部圭亮)が精神鑑定を行うと北詰は意味不明の言動を繰り返した。
大嶋クリニック院長で内科・心療内科医・大嶋二郎(長塚京三)は助手の心療内科医・高野泰之(渡辺大)と娘の看護師・大嶋めぐみ(岩佐真悠子)と北詰の不起訴報道を読み、警視庁犯罪被害者対策室室長・柏木百合子(かたせ梨乃)と心神喪失の法律的な意味を語るが被害者が可哀相と言われた。
恵徳大学精神医学特別講義に大嶋は呼ばれ高野と行き、ひびき野市長・松川玲子(松下由樹)ろ知り合い、高野の叔母・高野理恵(阿知波悟美)と松川の私設秘書・竹内正博(加藤虎ノ介)が居て、松川は福祉関係のNPO法人理事から市長に当選し、前市長・南雲隆司(篠井英介)が推進したレジャー施設より子どもセンターが必要と訴え設立を目指していた。
ひびき野市議会は前市長側の国正党議員が過半数を占め子どもセンターは難航した、松川は建設課長・杉山昇(俵木藤汰)に協力を頼み、国正党市議・武藤忠信(小野武彦)らが造反して子どもセンターの建設案が奇跡的に可決した。
子どもセンターの入札計画を松川と杉山が説明し、建設会社アーテック社長・鐘下守(浅見小四郎)が落札した、入札予定価格漏洩疑惑がネットに報じられ、武藤は松川に見直しを求めた、杉山がビルから転落死し松川は事務所の窓から目撃し、ひびき野南署刑事・福島庄司(篠塚勝)が松川に聴取した。
警視庁捜査一課係長・谷本伸次郎(西村まさ彦)と捜査二課刑事・古澤唯行(賀集利樹)と福島は松川に杉山の遺書を見せ、松川は市議らから責任を押しつけられた自殺だと責められ否定するがショックで倒れた、柏木は松川を大嶋に運び込み、谷本と福島は杉山の遺書が偽造と突き止めビル屋上を捜索し松川を疑った。
大嶋は松川に心象風景を砂箱に表現する箱庭療法を行い、大嶋らは松川が砂箱に表現する様子をモニターで見た、竹内は松川に身を隠せと求め、谷本ら捜査本部は入札予定価格漏洩が行われ鐘下との癒着を知り、柏木は口封じと告げ、武藤と南雲が会った。
大嶋は注意深く箱庭を分析し松川が砂の下に埋めた星模様のガラス玉を発見した、大嶋は松川から幼少・玲子(佐々木みゆ)時の悪夢を見ると聞き散歩し両親を問い境遇を知り、大嶋は武藤から松川の辞職を求められた。
松川は出勤し谷本らの聴取に杉山以外の関与を否定せず、杉山は目撃者を再度探し鐘下と関係する議員を探した、松川は武藤から再入札を止めて鐘下で進めろと言われた、ひびき野南署は寺島由紀恵監禁事件で容疑者・北詰を逮捕し、北詰の車が松川事務所のビルの側で目撃され同時刻に杉山転落死が起き関連を疑った。
大嶋は北詰の精神鑑定を依頼され担当検察官から資料を受け取り、起訴前本鑑定第1回面接した、大嶋は記者会見で責められショックを受けた松川と竹内に会った。
大嶋と高野と柏木は高崎市で松川の実家を訪ね義理の叔父から「玲子の義母・松川重子と実母・吉丸幸子が同級生で、義父が殺された」と聞き「義父殺害で吉丸幸子が自首した」と判った、谷本らは松川に殺害脅迫状が届き周辺を調べ北詰が杉山を目撃したしたと確信した。
<以下、隠し字>
大嶋はひびき野南署で谷本から北詰が重要目撃者と聞き、第2回面接し中学時に虐待を尋ね犯行時に判断能力が有ったと告げ目撃情報の協力を求め心神喪失でないと知った、武藤と南雲は鐘下に仲間と告げ呑ませ、鐘下が刺殺された。
翌日に松川は押され車に轢かれ掛け、大嶋は松川から辞職したいと聞き、幼時に住んでいた富岡製糸場に連れ記憶で当時が浮かび義父に虐待されたと思い出し、大嶋は夫殺害で自首した実母が生きていると告げ、伊香保温泉で働く吉丸幸子(吉行和子)に連れ、松川は見守られていたと知り「義父は自分で崖から転落した」と告げた。
大嶋に北詰は罪を認め杉山転落時の目撃を証言し、谷本らは似顔絵から竹内が容疑者と知り、竹内が松川を襲うとしたが逮捕された、数日後に柏木は大嶋らに「竹内が武藤と南雲らのスパイになり杉山を突き落とし鐘下を殺害した」と告げた。
監督:香月秀之
脚本:久松真一
出演者:長塚京三・かたせ梨乃・渡辺大・岩佐真悠子・西村まさ彦・松下由樹・窪塚俊介・加藤虎ノ介・堀部圭亮・佐々木みゆ・賀集利樹・篠塚勝・阿知波悟美・篠井英介・小野武彦・吉行和子・浅見小四郎・外波山文明・・
製作年:2019年 102m
感想: