サスペンスドラマ3「03」
- 庶務行員 多加賀主水3(2019)
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第七明和銀行頭取・黒川英信は会議を行い、第七明和銀行高田通り支店庶務行員・多加賀主水(高橋克典)と事務課・生野香織(夏菜)はこども食堂店主・吉岡志津(川俣しのぶ)を手伝い、本店総務部長・神無月隆三(神保悟志)は高田稲荷神社裏手に呼び出され後頭部を殴られ、主水と香織は神社で人影を目撃しそこに神無月が倒れていた。
主水は神無月が運び込まれた病院で高田北署刑事・梅沢剛(加藤雅也)と会い、秘書室長・新田宏冶(葛山信吾)は第七明和銀行に伝わる「頭取の手帳」を捜し、歴代頭取に受け継がれた1冊の手帳が存在し、半年前に盗まれ、3カ月前に本店人事部行員が「頭取の手帳のせい」とメールを残し自殺した」「手帳に銀行の不祥事が記され」「神無月に捜査を依頼していた」と告げた。
神無月が握った紙片に「不正取引」「規律違反行為者」と謎の数字とイニシャルが並べてあった、主水は手帳の謎を調べ、高田通り支店事務課長・難波俊樹(風見しんご)と支店長・山内貴恵(高島礼子)と庶務係長・大門一茂は本店・営業統括部長・浅葉亮平(尾美としのり)を迎え、高田通り支店事務課・椿原美由紀と中島鮎子と大久保杏子らに浅葉から朝礼した。
浅葉と山内はライバルで派閥争いし、浅葉は支店評価システムを導入し高田通り支店は最低ランクだった、山内は立て直しのスペシャリストとして知られ営業課・松橋と杉谷と堀田樹(湯江タケユキ)と高梨らに努力を求め、主水と香織は紙片のイニシャルが高田通り支店の面々と一致し、事務課・樋口一郎(水橋研二)もそのイニシャルで、しかも難波からメンバーが全員が社宅に住むと聞いた。
主水は難波の部屋に住み込み社宅管理人・春野泉(岡本麗)に挨拶し、幽霊が出る開かずの間を聞き山内と浅葉も住んでいた、浅葉の妻・浅葉咲希と堀田の妻・堀田智美らも参加し草取りし、行員らは浅葉と妻に取り入り、主水と香織は居酒屋で女将・石岡珠代(仁科亜季子)と店員・矢崎修也(庄野崎謙)と神無月を心配した。
主水は堀田の融資先の今井商店主・今井勉と自転車店主・浜川晶と吉岡らから話を持ちかけられ世話になったと聞き込み、堀田の部屋で智美と樋口に出会い、石岡と矢崎はショッピングセンター建設反対署名を集めていた。
主水と香織は病院で山内を見かけ、意識を回復した神無月を聴取し、主水は山内から行員に危機感が無いと言われ、社宅の開かずの間を調べ堀田の販促物品横領を見かけ「脅されて小さな店の融資策を考えた」と聞き、浅葉は山内に堀田の処分を伝えた。
主水と香織は盗撮の疑いから樋口が脅したと知り、樋口が毒物摂取で病院に運ばれ、梅沢は山内を取調べ、主水は吉岡らから山内に融資を受けコミュニティセンター設立に動いていたが大家からモール建設で立ち退きを迫れていると聞き、主水は神無月から神社で山内を見たと聞き、山内から呼び出されたと聞いた。
主水と香織はコミュニティ説明会に行き山内を手伝い、山内が説明しスライドに主水と話す写真が写り浅葉が辞表を求め、松橋が脅されてやったと告げ、主水と山内は犯人はモール建設を望むと考え、主水は営業部員らに浅葉は支店員をリストラすると告げ、主水は山内に吉岡らを会わせモール建設も第七明和銀行事案だが諦めるなと告げた。
<以下、隠し字>
翌日に山内は襲われたが主水が稲荷の使いになり防いだ、本店会議で浅葉は評価システムの結果を報告し、山内は収益効率はあるが人間の可能性を無視していると告げ、営業部員らが来てシステムに仕事を否定されプライドを無くすと意見を告げ、主水は浅葉の立ち退き方策と使途不明金を告げた。
頭取はモール建設の精査で見直すと告げ、梅沢ら警察が浅葉を樋口殺害未遂容疑で逮捕し、頭取手帳の噂を利用し見つけた樋口を殺害しようとしたと告げた。
監督:今井和久
脚本:李正姫
原作:江上剛『庶務行員 多加賀主水 シリーズ』
出演者:高橋克典・夏菜・葛山信吾・風見しんご・庄野崎謙・加藤雅也・仁科亜季子・神保悟志・高島礼子・尾美としのり・水橋研二・湯江タケユキ・岡本麗・水沢エレナ・コトブキツカサ・安座間美優・仲村美海・川俣しのぶ・岸洋祐・山本圭祐・窪真里・
製作年:2019年
101m
感想:
- 花村絢乃の事件ファイル6
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東京地検検事・花村絢乃(麻生祐未)は娘・真理(井頭愛海)とテレビでエコショップの話題を見ると、リサイクルショップ「エコロニッキ」のカリスマ女社長・池澤千晶(内山理名)が出演した。
東京地検検事正・岡田幸喜(高橋英樹)は特捜部・有沢達郎(原田龍二)と商事会社会長・前園貴仁(三浦浩一)の贈賄の疑いに大物政治家・桑本浩輔(寺田農)の係わりを疑うが逃していた、東京地検刑事第1部部長・須田武彦(正名僕蔵)と検事・浅田あつ美は検事・渡部守(敦士)と事務官・宇治谷巌(温水洋一)と主任の絢乃を待った。
絢乃は新任検事・岸川俊一(中山優馬)と共に出前教室に行き、終了後に少年・畠山隼人の揉め事を聞きその家に行き祖母・畠山茂子(赤座美代子)から押し買いを聞くが取り下げた言われた。
2日後に絢乃は「エコロニッキ」店員・畠山省吾(長谷川朝晴)が犯した殺人事件を担当し「被害者・白岩隆司(千葉哲也)は買い取った商品を「エコロニッキ」に卸し、省吾は仕事上の口論で殺害した」と聞くが現場にシンナーが罷れたがプールの臭いと告げられた。
前園は「エコロニッキ」池澤と営業部長・小森卓也(吉見一豊)に省吾の事件を糾弾し、絢乃は違和感を覚えて捜査を始め有沢と出会い、「エコロニッキ」で店長・蓑田保を聴取し池澤から故妻・畠山美里と親友だった、白岩の押し買い容疑が浮かび、有沢は前園と桑本の金の流れが掴めず、墜落死の瀬古雄太郎は「エコロニッキ」を調べていた、絢乃は茂子から白岩の押し買いを省吾が被害届けを取り下げたと聞いた。
絢乃は省吾が押し買いを隠した理由を疑い、ネットに検察の怠慢の記事が載り、隼人が消え茂子がショックで入院した、岸川は探し美里の墓で池澤と隼人を見つけた、絢乃は池澤から美里との関係を聞き、絢乃は岡田に妥協するなと言われ、絢乃は岸川と現場を調べ、窓を開けたと疑い、茂子に香木が返却されず、池澤に問うと様子が変だった。
<以下、隠し字>
絢乃は省吾から「2月前に白岩の押し買いを見つけゲーム機を渡され脅された」と聞き、絢乃は有沢から瀬古の事件を聞き白岩の写真もあり、「エコロニッキ」で香水「雫」が販売中止になり、絢乃はシンナーと「雫」で塩素の臭いを作り、現場のメモで転写した内容を知った。
有沢は賄賂の内容を掴み、警察と絢乃らは「エコロニッキ」の乗りこみ小森を逮捕し、絢乃は省吾に特例で池澤を会わせ「香木を贈賄に使った」と告げ、有沢らは桑本と前園を香木贈賄で逮捕した、絢乃は「白岩は気を失い、省吾は逃げ、小森が白岩を殺害して現場を工作して逃げた」「池澤は前園の指示で終わらせようとした」「省吾は池澤の関与を知るが隠した」と告げた。
監督:中前勇児
脚本:深沢正樹
出演者:麻生祐未・内山理名・中山優馬・温水洋一・正名僕蔵・敦士・井頭愛海・吉見一豊・千葉哲也・原田龍二・三浦浩一・ビートきよし・長谷川朝晴・赤座美代子・寺田農・高橋英樹・鉢嶺杏奈・山城琉飛・雨宮萌果・石原あつ美・
製作年:2019年
感想:
- 全身刑事
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神奈川県警捜査一課管理官・海東隼人(笠松将)は学生時代「伝説のクイズ王」で鳴らしトップの成績で警察庁に入ったが雑学知識を事件捜査に応用できず神奈川県警へ出向し、課長代理補佐・紋田伊代(中山忍)と初めての殺人事件に臨場した。
鑑識・甲斐節子(小倉優香)は被害者は九条佑香(鳥居かほり)でハンマーで後頭部撲殺され、遺体の両手親指に7色クレヨン塗料が付着した、通話記録から伝説の消防士と呼ばれる佐村依宏(尾美としのり)が浮び、海東は佐村を山手中央署に連行した。
海東は山手中央署長・羽倉樫弥(古田新太)から総務課備品管理課・名瀬裕太郎(内藤剛志)を加えると全身そのものが刑事と言われた。
海東は佐村を取調べ、名瀬は海東に対し「なぜ?」「なぜ?」を連発した、名瀬は佐村に何故消防士を続けるか問うと黙秘された、佐村の部下・円城萌恵(三津谷葉子)は当夜に佐村は夜通し秘伝のカレーを煮込んでいたと証言し、樋本香緒里(中村ゆりか)は休んでいたと告げた。
海東と名瀬は中華街娘娘食堂で3月前の九条のクレーム事件を話し店員・菜乃花(久松郁実)からテイクアウトを受取り、署で紋田は重要参考人のストーカー・長間鷲男(六角慎司)の情報と、当夜に佐村が規則を破り外出し、九条が佐村の署員・香緒里へのパワハラで脅した映像を報告した。
海東は佐村を取調べ名瀬は佐村に署員・香緒里への対応を問い、海東と名瀬は香緒里に会い「長間の盗撮する自宅を避ける」「当日体調不良で休んだ」と聞いた。
名瀬と紋田は昔コンビで羽倉とも仕事した、甲斐は香緒里が佐村をハンマーで嵌めたと疑い、紋田は香緒里の両親・樋本鴨太郎(冨家規政)と樋本佳奈(宮田早苗)を調べた。
海東と名瀬は香緒里を取調べ消防士になった理由を問い「20年前の実母・鈴香(吉川依吹)が死んだ火災」と聞き、海東と名瀬は鴨太郎に九条との面識を問い強請り相手と疑った。
海東と名瀬と紋田と甲斐は娘娘食堂で気づき、海東と紋田は円城に翌日のカレーの味を問い少し変で九条が鴨太郎の金を狙っていたと聞き、佳奈に会い「20年前の香緒里と佐村の繋がりの可能性」を考えた。
海東と名瀬と紋田は公園で佐村のスマホを見つけ、海東と名瀬は佐村を取調べ「20年前に香緒里を助けたが交際相手の鈴香は助けられなかった」「香緒里を見守った」と告げ釈放した。
名瀬は帰宅し娘・名瀬菜乃花(久松郁実)と、亡き妻・名瀬郁乃(堀内敬子)から最後に本心を聞いた、翌日に名瀬と菜乃花は海東に「菜乃花は娘で長間の被害者、名瀬は郁乃の小説を引き継ぎ書いている」告げた。
<以下、隠し字>
海東と名瀬は香緒里に「7色クレヨンは形見で、ハンマーは借りたがスマホと共に盗まれ、休めと言われた」「深夜に九条の遺体を見つけた」と聞き、長間の家宅捜索で死体を見つけ遺書があり、名瀬はクレヨン画が見つからず不審で、羽倉に捜査令状を出させた。
刑事らは佳奈の捜査令状を取り「鴨太郎を脅した長間を殺害し、香緒里を守れると思った」と自供を聞いた。
監督:大谷健太郎
脚本:根越映太
出演者:内藤剛志・笠松将・久松郁実・小倉優香・尾美としのり・中村ゆりか・鳥居かほり・六角慎司・三津谷葉子・冨家規政・宮田早苗・堀内敬子・中山忍・古田新太・吉川依吹
製作年:2020年
感想:
- 微笑する人
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2018/09/16神奈川・安住川で仁藤俊美(松坂桃李)は妻・抄子(かんこ)と娘・亜美菜(池谷美音)と過ごし妻子を溺死させた「安住川事件」で、2019/06/24に横浜地方裁判所で『週刊海潮』契約記者・鴨井晶(尾野真千子)は傍聴し初公判で裁判長(大河内浩)の質問に妻子殺害容疑の被告人・仁藤は殺害動機は「本の置き場所が欲しかったからです」と答えた。
初公判前日(2019/06/23)に晶は夫・鴨井拓郎(小久保寿人)と娘と復職を話し、『週刊海潮』のデスク・井上肇(生瀬勝久)に裁判傍聴を求めた、「1年半前、神奈川県安住川で仁藤が妻と娘を溺死させたとされる『安住川事件』だった。仁藤は日本最難関の大学に現役合格し大手都市銀行に就職し、結婚後は高級マンションに住み、エリートサラリーマンの人生を送っていた」。
晶は井上に裁判中の発言の不祥事を責められ、娘の幼稚園で仁藤と顔見知りで妻を大事にする性格で犯行と動機が信じられないと告げて巻頭特集を約束された、仁藤は横浜拘置所刑務官・滝沢孝一(田中要次)から動機を問われた。
晶は担当の県警津田原警察署刑事・佐藤邦男(福田転球)に仁藤事件を聞き「妙に冷静だった」「殺害を認めて、動機は変えなかった」と知った、晶は帰宅し娘はキャンプに行き拓郎と家族を話した。
晶は仁藤の勤務先の慶和銀行で取材し「仁藤は先輩・梶原敬二郎(阿部亮平)に後輩・田辺から横取りした契約を謝らせた正義の人だ」「梶原は自殺した」と聞いた、その後で晶は仁藤の後輩・保坂保(薬丸翔)から「仁藤に伝言を伝え忘れて、次は死ぬと言われた。梶原が死んで昇進した」と聞いた。
晶は梶原の自殺現場の宮霧湖に行き調べ、梶原と仁藤は抄子を争った噂があった、晶は拘置所で仁藤に接見し妻子犯行の別の動機と梶原殺害を問い、双方とも否定されたが銀行の上役席は快適だと言われ、どこまで本当か不明だった。
晶は佐藤に仁藤の過去を問い、大学に行き中里真から友人・松山の事故死を聞き、仁藤の当時の彼女・山辺抄子は今は政治家・里山の妻になり、会い「仁藤は松山の形見のゲーム機で遊んだ。遺族は知らなかった」と聞いた、晶は拘置所で仁藤に接見しゲーム機と抄子の名を問い「晶は人殺しの素質がある」と言われた。
<以下、隠し字>
晶は井上からキャバクラでカスミ(佐藤乃莉)が仁藤の小学同級生・抄子と聞き「義父から性的虐待され仁藤に打ち明け、排除する計画を立てたが仁藤は出来なく、抄子が突き落とした」と聞き、晶は目の前で殺人を見て容易に出来ると知り抄子の名に拘りを持ったのが動機だと考えた。
晶は記事を書き、拘置所で仁藤に接見し記事を見せると「深浦抄子は別人で、虐待されたのは男の子だ。」「晶自身が不安だっただけ」と言われた。
晶は拓郎の調査報告を読み、隣人女性との不倫を問い詰め誤解と言われ、拓郎と仁藤が似ていると思い拓郎を刺し殺した。
監督:落合正幸
脚本:秦建日子
原作:貫井徳郎『微笑む人』
出演者:松坂桃李・尾野真千子・生瀬勝久・福田転球・田中要次・阿部亮平・薬丸翔・佐藤乃莉・小久保寿人・かんこ・池谷美音・河井青葉・大河内浩・池浪玄八・山本栄司・彩羽 製作年:2020年
101m
感想: