想い出日記「ソフトウエアとメジャーハード」
パソコンには、メジャーのハード仕様が大抵存在します。
ハード仕様の優れているかどうかだけではなく、複数の要素でメジャーかマイナーかが決まる様です。
そして、その1要素にソフトウエア(アプリケーション)があります。
歴史的にメジャーになったハード仕様には、ソフトウエア(アプリケーション)が存在します。
アップルには、ビジカルクがあります。IBM-PCには、ロータス「1−2−3」があります。
そして、その後は本格的なOS時代です。ウインドウズ95からは、OS自体が中心になりその仕様に合わせた、オフィスソフトが 中心になりました。
しかし、ローカルのアプリケーションとしてはその後継が出ていません。 (2009/09/05)
想い出日記「N88-BASICが長く搭載されていた訳」
[PC-N8801シリーズ]は長く日本のメジャー機種でした。
その影響は大きく、MS-DOSやウインドウズOSが登場しても、独自仕様として残りました。
全く、自作アプリケーションを開発せず、新OS用のアプリケーションを使用する人にはその意味は謎でした。
独自仕様のウインドウズ搭載のハードを分解すると、「N88-BASICの搭載」に気づきます。
ハードウエアの互換性は、内蔵ロムのサブルーチンを使用している、自作アプリケーションの動作も保証する必要がありました。
そしてその時代は、信じられないくらい古い部品が長く供給されていました。
しかし、時代の流れにより独自仕様からの撤退なると機種間の互換性は弱くなりました。DOS-Vは曖昧さのある仕様でした。 (2009/09/12)
想い出日記「DOS-Vの功罪」
[DOS-V]というIBM-PCの規格は、あまりにもメジャーになりました。
規格統一、特に日本語環境の統一は多くのコンピュータメーカーが参入する事となりました。
統一規格でメジャーとなると、対応ソフトも増えて通常の使用方法ではメリットがありました。
ただ規格といっても、緩い規格でありこれに該当していても、全てのハードやソフトの動作が保証されていませんでした。
これは特殊な外部装置、自作または独自開発のソフト等で、新機種に買い換えると不具合が生じる事が起きました。
規格はどのようなものが良いのかを考えさせる事になりました。
制約が少ないゆえに新規参入が多く、色々なメリットが生じました。そしてその副作用も起きました。 (2009/09/19)
想い出日記「準拠とは、実質は非互換」
規格に対しては適応か非適応かしかない筈ですが、「準拠」という言葉がしばしば使われます。
規格に準じるとは何でしょうか。ほとんど適合というのが、一般的な受け取り方です。
しかし、ほとんどで良いのでしょうか。一部は動作しないという事です。
少なくても、どこがどのように動作しないのでしょうか。そこを明確にする場合は殆どありません。
判っておれば互換にするとか、全て調べる事が無理とかの事情もあります。
結局は使用側からみれば、準拠とは非互換の程度の問題という事です。
動作トラブルが生じても、責任外との事前表明です。非互換と同じ扱いです。 (2009/09/26)
機械語に浸り、ミニ言語に熱中した時期
BASIC言語が、ソフトの中心だった時期
アプリケーションソフトの登場でプログラムから離脱