デスクトップパソコン
やがて登場するノートパソコンは「一体型パソコン」です。
従って、それと区別する為に「デスクトップパソコン」と呼ばれるようになりました。
据え置きタイプパソコンという呼び方もあります。(2009/04/19)
キーボードの分離
元々のボードパソコンでは、キーボードは分離されています。
その次の世代の、一体型パソコンでも一部はキーボードは分離されていました。しかし、今に思えば何故かキーボードのみが 単独で付属している機種が少なかったと感じます。
理由としては、キーボードをハードウエア・モジュールと見る考えが少なかった。ポインタ・デバイスとしてのマウスが標準搭載 機種がなかった。
モジュール化思想が弱いと、メインボード等とキーボードを一体化する方がコストメリットがあるという考え方が主流だったと 思います。(2009/04/19)
外部記憶装置の内蔵
外部記憶装置は、カセット>フォロッピー>ハードディスク>CD−ROM等 へ変わって行きました。
普及してない時や、機器は外部接続でした。これが普及して標準搭載になると内蔵になります。
デスクトップパソコンでは、その時代の標準機器が内蔵されるのが普通になって行きます。Aドライブがフォロッピーで、Cドライブ がハードディスクという、現在では首をかしげる割り当ても歴史的には内蔵標準の歴史そのものです。
Dドライブ以降は、内蔵・外部接続・ハードディスクのパーテションを含めて固定されていません。(2009/05/10)
外部インターフェイス
なかなか統一されなかったのが「外部インターフェイス」です。
プリンタ用のパラレルインターフェイスも、ソケット形状が2種類以上ありました。
表示機器は一体型もあり、統一されていない時期が結構長いでした。シリアルインターフェイスはソケット形状の統一もありません でしたがRS232Cが主流でした。
ただ何でもシリアルインターフェイスにつなぐと言う時期は、RS232Cでは少なかったと思います。マウス・スピーカー・外部記憶用の 色々な新しい機器ではシリアルインターフェイスは多かったですが、ソケット形状が異なったり、オスタイプ・メスタイプの変換アダプター が必要な事も多かったです。不思議な程、長い試行錯誤の時期のようにかんじました。(2009/05/30)
メモリー増設
ソフトとハードの改良で、主記憶領域も広く出来る様になりました。
ただ半導体メモリーは急激に安価になったとはいえ、急激なメインメモリーの消費は最小メモリー容量でのパソコン販売が標準でした。
普通の人はそれで利用し、いわゆるパワーユーザーは主記憶容量を増設して下さいという事です。ただし、パソコンにより増設可能な 最大メモリー容量には制限があります。
そして広くは言われていませんでしたが、急激に増えた安価パソコンや東南アジア製作のパソコンでは、設計余裕が少ないのでメモリー の増設を行うと電源容量・発熱量の放熱等が対応出来ずに短い時間で故障が頻発しました。
余裕設計に慣れた日本のユーザーの中には、かなり被害が多いと言われています。一般に公表されていませんし、パワーユーザー はあっさりと別の機種・メーカーに変えますから静かに評判の悪いメーカーと言われるだけです。(2009/06/20)
タワーパソコン・X68000
X68000というパソコンは、ソフト的にも特徴の多いパソコンです。
同時にハード的にも多くの個性がありました。外観的には、当時は珍しかったタワー型のパソコンでした。
デスクトップの主流が、2009年現在ではタワー型・ミニタワー型になっています。しかし当時は珍しかったのです。
その後は、普通のデスクトップも通常の横置きと縦置きとの双方に対応しはじめました。
縦置きというのは、タワーに近い形で必要スペースも似ています。パソコン本体に入れるものによって、外観デザインは変わります。 ただ同じ形状でも、横置きと縦置き(タワー)とでは使用感がずいぶんと異なります。(2009/07/18)
縦置き・横置き共用設計
タワー型の登場と共に、「縦置き」「横置き」共に可能な設計が主流に変わってゆきました。
ノートパソコンでなくても、動くと動作しないパソコンは原則はありませんが、一部は除外部はあります。
一番はディスプレイですが、分離型の場合は除外となります。
一番影響するのは、CD・DVD等の光関係の着脱式の外部記憶装置です。
皿状の上に置くタイプは共用に向きません。モバイルやノートパソコンで使用されている様な挟みこみの固定式の使用が原則と なります。上下逆さまは使い難いですが、縦横は共用です。(2010/01/17)
スリム・タワー化
タワー型がデスクトップの主流になりました。
それとともに、小型化>スリム化が進んで来ました。
まず幅が小さくなり、次に高さが低くなりました。次は奥行きが小さくなってゆくのでしょう。
これは作業スペースを考慮した物と思います、CD・DVD等の光関係の着脱式の外部記憶装置のサイズが幅と高さのゆとりのある制約なのでしょう。
最近にタワーでも、ディスプレイに着脱可能でタッチパネルと一体になるデザインも登場しました。
ただし、デスクトップの特徴の拡張性は泣くなるので、ことなるカテゴリと思えます。(2010/12/05)
一体型パソコンは、デスクトップと呼ばれる
BASIC言語もコンパイラ化される
OS搭載から、プログラム言語はアプリケーションへ