想い出日記「日本のパソコンのメッカ」
パソコンの生産が日本国内メーカーに行き渡ると、ユーザーには生産場所が気になる面もあります。
一時期、東京の府中付近にパソコン等の工場が集まった時があります。
日本電気のLSI等と、東芝の府中工場。
富士通の南多摩工場、日立製作所のメインフレームの横浜工場を含む周辺の展開。
府中は学校が多い地区でもあります。たまたま姪がそちらに入学したので、インターネットを含めたパソコンのセットに行きました。
まだインターネットの普及期でしたが、回線数があまりにも多いのに驚きました。
ソフト等で海外依存が多かった時期ですが、集中は特に関係はないと思います。 (2009/10/03)
想い出日記「シリコンアイランド」
電子産業の米とも呼ばれた半導体の日本に於ける製造工業が、一時九州に集まった事があります。
そこからアメリカのロスアンジェルスのシリコンバレーに倣って、九州をシリコンアイランドと呼んだ事があります。
半導体製造工場は、ノウハウの秘密の部分と広告として表面に出す事があります。
逆に、研究機関は全て極秘扱いで闇にかくされます。その建物への出入りも厳重チェックです。
ソフトとハード共に最新技術は、秘密に開発されて華やかに登場します。
ソフト特にOS・主要アプリケーション・プログラム言語等は、開発と事前の知名度アップが微妙な製品です。
集まった地域で開発するのか、ひとり離れて開発するのかはそれぞれ利点欠点があります。 (2009/10/10)
想い出日記「BASICと共に雑誌から消えたプログラム・ソース」
パソコン雑誌は盛衰はありますが、継続して出版されています。
昔の雑誌では、活字でBASIC言語等のプログラム・ソースが掲載されていました。
もっと言えば、ミニ言語自体のソース機械語が掲載されていました。
それが雑誌の売りであり、それを手入力する事も可能な時代でした。
現在はフリーソフトでもかなりの量ですし、内部にメーカー提供のサブルーチンやモジュールが含まれる事が多くソースの 公開はされていません。
逆にインターネットでのダウンロードや、CD/DVD等の媒体で配布されています。
BASIC時代と、その後の色々な言語の時代では色々な変化が起きています。TRUE BASICも後者です。 (2009/10/17)
想い出日記「アルゴリズム・プログラム」
実際に動作するプログラムが雑誌から姿を消すと、代わりに登場したのがアルゴリズム説明用プログラムです。
アルゴリズムとは、プログラム言語の場合は、正しく動作する仕組みを表します。
言葉の説明や、フローチャートでも表し説明しますが、プログラムで説明する方が分かり易い事もあります。
説明が必要なアルゴリズムは、再帰やブラックボックス化等のサブルーチン・モジュールが多いです。
従って使用される言語は、構造化言語になります。BASICは姿を消し、主にPASCAL言語が使用されました。
実動作させる訳でないので、入出力関係は簡素に省略されており実行速度はアルゴリズム上は重視されますが、ハード依存性は 無視されます。従って、C言語も最初は使用されませんでした。
TRUE BASICやC言語が、上記用途に使用されるのは、マクロの使用が進んでからです。 (2009/10/24)
機械語に浸り、ミニ言語に熱中した時期
BASIC言語が、ソフトの中心だった時期
アプリケーションソフトの登場でプログラムから離脱