想い出日記「外部記憶装置の制御」
プログラムを書くときに、外部記憶装置の制御は難しい事です。
特にハードが進化して、次々と新しい装置が登場して、インターフェイスの規格が増えるとマニアレベルでは対応困難です。
従ってBIOSやOSレベルでの対応へと進みます。
その結果、ある時期以降は全国各地にソフト会社や個人が続出しました。普通より少し高度な技術があれば、ソフト開発が出来たのです。
しかし画面の解像度が高くなり、マウスポインタ動作になるとそれも難しくなります。
それゆえに、「ビジュアル」系言語が登場しました。ランタイムルーチンをコンパイル後にリンクします。 (2009/12/06)
想い出日記「ディスプレイのアイコン等」
マウス標準使用では、画面はマウス仕様に作る事が望ましいです。
しかし、グラフィックのアイコンを多用したメニューをプログラムでコーディングする事は面倒で厄介です。
その要請から、visual系の言語が登場して、標準になって行きました。
部品を画面を見ながら配置してゆくコーディングスタイルは、以前は想像出来なかったです。
しかし画面の解像度が高くなり、マウスポインタ動作になるとそれも難しくなります。
それゆえに、「ビジュアル」系言語が登場しました。(2009/12/13)
想い出日記「BASIC言語の搭載継続」
BASICが一時、プログラム言語から消えた様に見えた時があります。
しかし、その時でもかなり長期に渡ってそのプログラム用のロムは搭載されていました。
勿論、使用可能でした、多くのプログラマーが他のプログラム言語に移行してもです。
具体的には、N88-BASIC、F-BASIC等です。機種のハードの互換性を維持するには搭載ロムとその中のルーチンは削除は しないものです。
フルで使用している人は少数でも、稼働プログラムにサブルーチンとしてアクセスされている内は互換性の維持には必要です。
この互換性という考えは、DOS/V以降のOSからは消えてしまいました。それは、自主開発システムに対応する事を止めたという 事になります。
OSのバージョンアップを歓迎する人が次第に少なくなって行く事にも繋がります。(2009/12/20)
想い出日記「自己記述プログラム言語」
自己記述プログラム言語とは、プログラム言語を記述するコンパイラ言語です。
最初のプログラム言語は、必要最小のコマンドのみ保有しています。
そのコマンド・セットで、よりコマンド数の多いプログラム言語を記述します。コンパイルすると次世代のプログラム言語が完成 します。
この作業を繰り返す事で、より機能の高いプログラム言語や、機能の異なるプログラム言語を作る事が出来ます。
現在は「C言語系」が一番多くこの用途に使用されています。
BASICも、初期は表計算プログラムやワープロプログラムの記述に使用していました。
ただマシン語的な性格を意識的に少なく設計していますので、自己記述プログラム言語としては殆ど使用しません。(2009/12/27)