想い出日記「ランタイム・ルーチンの功罪」
コンパイルした後のプログラムが、ランタイムルーチンを使用して動作する事は通常に思えます。
ただ、ランタイムルーチンが独立に必要という事は功罪があります。
かなり大きなランタイムルーチンでも複数のプログラムで共用して使用する事ができます。
逆に、プログラムを他のパソコンにコピーしたり、ダウンロードしたりして使用する時はランタイムルーチンが無くてエラーになる事が 度々あります。
短いランタイムを複数所有していて、コンパイル時に必要なものを内蔵させるコンパイラも存在します。
プログラム容量はやや大きめになるかも知れませんが、1実行ファイルで動作が出来るので分かり易くどちらかと言えば人気はあると思います。 (2010/01/03)
想い出日記「プログラム人口の傾向」
初期のパソコンでは、プログラムを書く事は特殊な技能では有りませんでした。
必要性があったのと、利用者が自分でプログラムを作る事を目的でパソコンを購入していたからです。
そんな時代でもパッケージソフトは相当に売れていました。
それ以降もプログラム言語は発売続けていますが、比率的にプログラムを書く人の比率は激減しています。
今は、アプリケーションソフトの時代で、個々のアプリケーションの使用能力試験がかなり増えています。
それでも、マクロを書ける人・ソルバーを使える人・表計算関数を使いこなせる人・データベース記述が可能な人は少数です。 (2010/01/10)
想い出日記「BIOS互換のプログラム」
OS時代になると入出力はOS又は、専用のBIOS経由で行われます。
勿論、主記憶領域への直接アクセスも行われますが、ソフトだけでなくハードの知識が必要です。
機種依存プログラムを書いても通常は効率が悪いので、機種依存の有無でプログラムを分けます。
他の機種への移植の時は、機種依存部のみの書き直しになります。
これがインターネット関係ならば、プロトコルと同じ考えと言えるでしょう。
最近のプログラム言語は、入出力部はライブラリー・ランタイムルーチンで付属する形になります。(2010/01/17)
想い出日記「コンパイル生成後プログラムの著作権」
ある程度常識的ですが、一応プログラム言語ソフト購入時には、それを使用して書かれたソフトの著作権の確認は必要です。
コンパイラで生成するコードには規則性がありますし、ランタイムルーチンをリンクするとメーカー提供のコードは含まれます。
プログラム言語の正規購入者には、生成コードもランタイムルーチンも合わせて使用も販売も許可されているのが普通です。
ただし制限がある場合もありますので、使用条件は最初に確認するべきです。
プログラム言語のコピー使用やランタイムルーチンのみの転用等には、制限があるのが一般的です。
プログラム言語で新しいプログラム言語を開発して販売する場合などは取り扱いが複雑です。(2010/01/24)
想い出日記「アルゴリズム確認言語」
プログラム製作には、全体の構成と細部の構成の事前組み立てが必要です。
細部の構成には、モジュールの組み立ての方法がありますが、新しいモジュールの製作も必要です。
モジュール特に実行頻度の高い部分は、速度のはやい精度のあるプログラムが必要です。
それは、コーディングやコンパイラの性能や技術以外に、アルゴリズム自体の性能が大きく影響します。
アルゴリズムは性能も大事ですが、まずは正確に動作する事の確認から必要です。
あまりにも試行錯誤では、準備不足ですが解方法の確認は実用的なコンパイルに拘らず開発に有利な言語を使用する事が 多いです。(2010/01/31)