想い出日記「ネット以前のフリーソフトの入手」
ネットが普及前は、フリーソフトの入手はかなり厄介でした。
広告はなく、噂で広がりますがその噂も伝わり難いです。
その当時は、雑誌特にデジタル媒体の付録か雑誌が一番の入手先でした。
フリーソフトを手数料を取って配るビジネスもありましたが、主に機種依存性の少ないソフトに限られていました。
海外ソフトはそのビジネスでは、狙い目でしたが新旧混じり実用性は利用者判断でした。
フロッピィ媒体で充分に容量が足りるレベルのソフトでした、勿論圧縮はされています。(2010/03/07)
想い出日記「構造化プログラミング」
構造化プログラム言語がもてはやされる様になりました。
完全な構造化プログラムは、言語の性格にも依存しますが、ある程度の構造化。可読化はどの言語でも可能です。
どうのように書くかはプログラム製作者の意識に依存します。
全てのコマンドを構造化でしか使用出来なくしたかどうかが、言語の構造化です。
現実は、有れば使うのがプログラム製作者ですので、非構造化言語で書くと大抵は非構造化になります。
プログラム自身にモジュール化・再帰化等が必要になると自然と淘汰が起きました。(2010/03/14)
想い出日記「パソコン用フォートラン・コボル」
パソコン登場以前のプログラム言語に、フォートランやコボルがあります。
どちらも多くなシステム言語で、初期のパソコンには搭載できません。
メモリー容量や外部機器の向上と共に登場しました。
どちらも多くのソフト・ライブラリーを持つ、普及言語ですが構造化言語ではありません。
パソコンをローカルで1プログラムで使用する場合に、ハード的に対応可能であれば、普及言語は無視できません。
もし、BASICが同様にソフトの多くの遺産があればどうなっていたかは微妙です。(2010/03/21)
想い出日記「パソコン用データベースソフト」
コンピュータとデータベースは密接な関係がありますが、パソコンベースでは実用ソフトは遅れました。
理由は、外部記憶装置の対応が必要だったからでしょう。
そしてソフトの安定性です。シングルタスクの初期のパソコンでは、複数人が使用する実用データベースは対応出来ません。
パソコン用のデータベースも次第に多数作られましたが、初期はカード式の個人用が多く実用とは言いにくいです。
その内に、リレーショナルデータベースの移植版や、オフィスソフトの一つとして登場しました。
前者は、大きなシステム用に使用され、後者は小システム用といえる内容でした。(2010/03/28)