日記「プログラムコーディング」
昔は、少なくても個人・マニアでは、プログラムにはアルゴリズムも含まれていました。
それに次第に、画面等のデザインが追加されました。
次に音楽が加わり、マルチメディアになると分業化が始まりました。
個人でカバー出来る才能の範囲では、限度があるからです。
そして、ソフト全体のコーディネイトを行う者と、ソフトを作る者も分かれます。
ソフト制作だけでも、アルゴリズムを作る者と、実際にコーディングする者も分かれます。
コーディングする者を当初は、プログラム作成者としていたがもう一部の技術者です。
それは、データ入力者やパンチカードオペレーター的ですが、技術力的には要求が大きいです。
分業制になると、情報の共有が次第に難しくなり、特殊作業部分は見逃しが増えます。
最近に目立つ、プログラムトラブルはその当たりに原因が多いです。
プログラムコーディングのチェックは容易でなく、試験動作でも欠陥を見つけるのは難しいです。(2013/05/09)
日記「セルフ・コンパイルが歴史を変える」
プログラム言語の仕様次第では、システムにアクセス出来ます。
その様なプログラム言語が存在すれば、それでより機能の多いプログラム言語のコンパイラーの記述が可能です。
これを繰り返すと、次第に機能が多い人間よりのプログラム言語が作れます。
それぞれの段階のコンパイラの機能が優れて、実行速度が確保されれば実用的です。
現在のプログラム言語やアプリケーションは、この方法を利用しています。
マイクロ言語やミニコンパイラもその様にも見れます。
ただ、強調され始めたのは「C言語」以降でしょう。
マシン語よりは劣っても、実用的な実行速度を持てば、機能改良は容易になります。
ハード速度との絡みで、セルフ・コンパイルが普通になるとソフト開発は状況が変わりました。
その変化過程で、一度アプリケーションの速度が遅くなる現象が起きました。
副作用があっても、どこかでブレークスルーが必要だったのです。(2013/05/19)
日記「アプリケーション開発セット」
プログラム言語という表現より、最近はアプリケーション開発セットまたはツールと呼ばれます。
コードを書くというイメージとは異なる事が1つの理由でしょう。
また、特定のシステム用に提供される事も別の理由でしょう。
そして、業務用・法人用という面が強い事も理由でしょう。
一般は、アプリケーションを利用するという色分けが強くなっています。
それは、もはや複雑化した、脆弱性の問題が広まった世界での対応でしょう。
不用意なソフトが、脆弱性となり、個々のパソコンを危険にさらす事が常識になっています。
プログラム言語は、学習用の面が大きいです。
或いは、アルゴリズムの記述目的です。
ベーシック言語の当時の思想に戻ったのかも知れません。(2013/05/29)