日記「表計算ソフトを使う:2」
「アップル2」用の「ビジカルク」以来は表計算ソフトのないハード機器は成立しない。
その提供がない場合は、ハードメーカーが何らかの形で提供してきた。
1種類だけの機種では独占的に使用されてきた。
民生でもパソコンと名が付けば、必須のソフトであり続ける。
完全に互換ではないし、取り扱いも共通でないのだが、それは使用側では不思議だ。
需要が大きいだけに勝れたソフトが多く登場しているが、残ってゆくものは限られる。
「区点式」という単純なデータの共有方式はあるが、それ以上の機能は互換性が乏しい。
その結果は、機能よりも供給元の永続的なサポートの有無を導入判断とする傾向になった。
そこに、OS提供のマイクロソフト製のオフィスソフトが利用された理由がある。
表計算としては「エクセル」であり、「ロータスの123」も消えた。
それ以外の多くのソフトが消え、今はマイクロソフト・オフィスの互換ソフト時代だ。
(2017/02/07)
日記「表計算ソフトを使う:3」
表計算には、マクロ機能がある。
それは、ミニ言語で記述する小さなプログラムだ。
マイクロソフトのエクセルでは自社の「ビジュアル・ベーシック」を採用していた。
一般的には「c言語」と「パスカル系言語」が多い。
「ビジュアル・ベーシック」はエクセルのマクロ用として有名だった。
「マイクロソフト・c言語」はOSとの関連性で、一番早く提供される言語だった。
それ故に、メーカーでは特別な広告なしでも顧客の採用率だ高い。
そこでマクロにはあえて採用せず、他の言語を採用して広めたとも言われた。
言語ソフトはバージョンアップやサポートが必要で長く継続する。
長くシェアを維持できる可能性があり、需要な位置にある。
OSと同時開発する製品だ。
(2017/02/17)
日記「表計算ソフトを使う:4」
多くの表計算にはソルバー機能がついている。
主に統計的な計算を行える機能だ。
マクロと、枡計算との中間的なイメージだ。
多変量解析、実験計画法、ゲームの理論などに使える。
通常は、モジュールで提供される機能を、表計算ソフトメーカー権利を得て使用する。
その為に多くのソフトで機能が同じだ。
表計算に組込まれた、関数機能とマクロ機能とソルバー機能を有用だ。
現実には、簡単な関数機能しか使用しない人が多い。
簡単なプログラム機能だが、壁が大きいのだろうか。
プログラム言語を学ぶと、チャレンジしたい。
(2017/02/27)