日記「情報部門の売却・譲渡」
日本企業が情報関連部門を撤退し、売却・譲渡が報じられる。
先端技術を保有す、シェアが高い事は安定経営を保証しない。
製品サイクルが短く、競争が激しく、状況が激しく変わる。
新しい技術開発と、投資により先端の位置の維持が必要だ。
それの確保は容易でなく、弱い所は撤退し、他に合併・売却される。
特に、シェアの低い企業が合併してシェアを上げる事はいつも起きる。
その中には、吸収合併も含まれる。
大企業の1部門の場合は、全体の中で異なるビジネスモデルの部門は継続が難しい。
同時に売却は他に価値があるビジネスが求められる。
吸収の他には、合併して別の共同会社設立もある。
あるいは資本導入してブランドを残す場合もある。
(2017/11/04)
日記「定額制有線通信回線の問題」
有線インターネット通信回線はいくつか種類があるが、光回線ブロードバンドが知られる。
画期的と言われた、メタル・ブロードバンドの常時接続方式の後に登場した。
登場時は、メタルと光の定額料金差と、実用性が比較された。
速度が速いが費用がかかる認識だった。
それが今では従量制及び半従量制の無線通信回線の普及で、比較される事になる。
時代と共に、利用者の意識は常時接続のインターネットはテレビ・ラジオ感覚となった。
ブロードバンドの速度は、実使用量で変わるが、それが膨大化する。
ただし無線通信の普及で新たな利用者が増えていない、新たな投資は難しい。
そこで何が起きるかと言えば、利用量だけが増え続けて回線が混雑する事だ。
定額制は回線を増やしていて、加入者を集める時には有効だ。
だがもはや、完全定額制での通信混雑と速度の改善は難しく、従量制が予想される。
(2017/11/14)
日記「固定電話のIP網への移行」
NTT東日本とNTT西日本は固定電話の交換機の維持が難しくなり、IP網への移行のスケジュールを公表した。。
2024年1月からIP網への切り替えを開始し、2025年1月に完了する。。
IP網への移行後も影響を抑えるため、固定電話機を使用する。
メタル回線は残し、その加入者交換機も使い続ける。
その上位の回線を固定電話網の中継交換機からIP電話網の中継ルーターへ繋ぎ替える。
メタル収容装置と中継ルーターの間には、固定電話の信号をIPパケットに変換する「変換装置」を置く。
企業向けの固定電話網を利用したデータ通信は、短期間の補間策を提示した。
だが根本的は切り替えが必要だ。。
(2017/11/24)