相掛り戦法5

相掛り戦法5・実戦譜

飛先交換型相腰掛銀


先手が横歩を取らずに飛車を引き、相掛りに進み、飛先交換型の相腰掛銀に進んだ。
先手は58金形で、後手は62金形を選び、さらに先手は26飛と浮いたので先手後手が入れ替わった。
後手は75歩突き捨てから65銀とぶつける、がっちゃん銀だ、実戦的に受けにくい形だ。
後手44角に先手25飛は微妙で、単に29飛との比較は難しい。
先手はどこかで攻め合いに出たいが、本譜は65同銀が悪くチャンスは無かった。ただしそれに変わる受けも明確ではなかった。