角換り戦法5

角換り戦法4・実戦譜

先手右玉・7-9筋逆襲


先手は早くに右玉にすると、後手は22玉と入城した。
先手の66銀に対して、後手は86歩交換したが、先手が75歩から97角と動いた。
後手95歩に、先手は64銀と53を狙い、後手86歩に84歩から75銀・86角と活用した。
後手は96歩とせず63歩と受けたが疑問だった、先手に95歩とされて後手は忙しくなった。
後手は65銀から銀を活用したが、先手66角と29飛での攻めが22玉に対して厳しかった。

棒銀対54角


角替りで、先手は78金を省き、38銀・33銀に27銀と出た、後手74歩なら78金に手を戻す予定だ。
後手は74歩・73銀・54角型を目指さず、14歩から腰掛銀を目指した。
先手は15歩と仕掛けて、後手は16歩・19香に54角と応じた。
後手は居玉のままで玉の広さを主張して強気に応じた、先手は54飛切りから攻め合いを目指した。
後手は一切受けずに18飛から攻め合い、28歩成が間に合っては攻め合い勝ちとなった。

78金省略棒銀対74歩型


角替りで先手は78金を省き、38銀・33銀に27銀と出た、後手74歩と応じて急戦になった。
後手は54角・27歩・24銀と銀得だが、先手は55角から11角成から56香と攻めあう。
後手も65角・66歩に67銀と攻めあって激しい、先手23角が厳しく、後手35角から53角では駒損だ。
後手は流れを止められず、先手83金で受けがない。
後手は序盤で、先手27銀に対して62銀に代えて74歩が指されている、26銀ならば75歩・同歩・65角が狙いだ。74歩に78金なら62銀で通常形に戻る。

後手54角対先手棒銀38角


角換りで先手の棒銀に対して、後手は54角と受けて、先手は38角と応じた。
後手は22銀と交換を避けた、22銀で多いのは44歩・24歩・同歩・同銀・同銀・同飛・33金・28飛・27歩・同飛・同角成・同角・22飛・28歩の進行だが以下は難しい。
以下駒組に戻るが、後手の66銀から86飛は強引で、居玉の後手は飛に弱いので形勢は難しい。
後手は攻めきれず43竜と受けに戻り、泥試合になった。
だが後手が竜の敵陣への再侵入を逃して、先手の攻めが早くなって、形勢が先手に一気に傾いた。