西村京太郎・サスペンス18
- 「陸中海岸殺意の旅」
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警視庁捜査一課係長・十津川省三(渡瀬恒彦)と主任・亀井定雄(伊東四朗)はテレビの鑑定番組を見た、古美術商・川岸(山田明郷)が殺害され十津川と亀井は刑事・小西(中西良太)と西本(堤大二郎)らが調べホスト・広中和也(高杉瑞穂)の名詞を見つけ雪舟贋作を売ったと聞いた。
刑事・村川(古川理科)が課長・本多(小野ヤスシ)らと通話記録の「雪舟」を伝え、和也が恋人の居酒屋店員・水島まなみ(国分佐智子)と釜石へ行き人を探し、まなみが攫われた、十津川は刑事・安原(山村紅葉)と山下(山田アキラ)と西本と行き、岩手県警察警部・佐川(本田博太郎)が和也を調べ、和也は母・広中敏江(神保美喜)から犯人からの電話を聞いた。
宮古の実家で和也は雪舟掛軸を要求され旅の禅僧から貰った物で、十津川と西本は宮古病院の入院の父・広中久造(大橋吾郎)から旅の僧「空仁」と聞き、亀井と村川は古美術鑑定家・立花譲之助(沼田爆)に話しを聞いた。
和也はバスで田老港で掛軸を渡した、和也は犯人から1本足りないと言われ、十津川と西本は久造から幼馴染・料亭「ととや」・白石良平(仙波丈太郎)に贈ったと聞き、4枚の絵を十津川と亀井が考えた、十津川は和也から両親が実親でないと聞いた。
亀井と村川は20年前の窃盗犯事件を探し、和也はホテルに呼ばれ襲われ車のセールスマン・小林(藤原鉄苹)が逮捕されたが否認し、十津川は犯人の電話の音で遊覧船を知り監禁場所を見つけた、十津川は小西と掛軸が奥会津の塔のへつりと考え行き20年前の新聞を見つけ、亀井が20年前の窃盗事件を見つけ、十津川は「空仁」が犯人の一人で水墨画に隠し場所を描いたと考え華厳院住職(奥村公延)から偽僧で敏江を襲ったと聞き、敏江から「空仁」が和也の父で病で助けたと聞いた。
「空仁」が中井実(寺田農)で詐欺仲間元のパチンコ店員・大森昌一(玉川長太)と元配管工・古沢貢(綾田俊樹)と判り誘拐犯男女の似顔絵を作成した、小西らは大森の元妻・居酒屋「きたやま」女将・芳子(つちだりか)から大森が男女と会ったと聞き、部屋で死体で発見した。
<以下、隠し字>
村川らが古沢が病院で死亡し調布病院婦長(松金よね子)から同室の室井隆志(宇梶剛士)と妻・さつき(高樹澪)と聞き、和也は犯人から電話で中井の居場所を聞かれ、佐川が中井が事故死と調べ、十津川らは事故死を調べ消えた大迫のぼるを知り古巻市市議会議員となっていた。
さつきがまなみを逃がし室井を説得し、和也は室井に大迫のぼると伝え、まなみが見つかった、十津川と西本は大迫に20年前を問うが答えず、大迫が呼び出した室井殺害を狙い十津川と佐川らが止めて逮捕し、「大森が古美術商を殺害し、室井が大森を殺害してまなみを誘拐した」と自白した。
監督:脇田時三
脚本:安本莞二
原作:西村京太郎「」
出演:渡瀬恒彦・伊東四朗・堤大二郎・山村紅葉・中西良太・古川理科・山田アキラ・小野ヤスシ・高杉瑞穂・国分佐智子・高樹澪・宇梶剛士・本田博太郎・神保美喜・綾田俊樹・松金よね子・仙波丈太郎・沼田爆・せんだみつお・山田明郷・大橋吾郎・つちだりか・玉川長太・藤原鉄苹・奥村公延・寺田農
製作年:2003年
感想:
- 西村京太郎トラベルミステリー71
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松本城で達川幹生(伊達みきお)と富山岳史(富澤たけし)が女・田所美雪(中上サツキ)を写真で探し「十津川警部と亀井刑事」と告げた。
警視庁捜査一課・十津川警部(高橋英樹)と亀井刑事(高田純次)と刑事・北条早苗(山村紅葉)と柿沼浩輔(葛山信吾)と久保田あかね(伴アンリ)と小林浩昌(佐藤正浩)は電話でモデル・田所美雪と名乗る女から「松本で十津川と亀井をかたる2人に追われている」と訴えられた。
美雪は「特急あずさ22号に乗る」と告げ切り、十津川と亀井は八王子駅に急行したが車内に美雪はいなく、翌朝松本の公園で美雪が十津川の名刺を握り刺殺体で発見され、十津川と亀井は松本に向かい、松本署・百瀬敏郎刑事(矢島健一)は疑惑の目を向けた。
十津川と亀井は不審男らに似顔絵を入手し、柿沼と久保田は美雪の勤務先で社長・八重樫辰男(犬山ヴィーノ)と副社長・三枝しのぶ(とよた真帆)から聞き込み、北条は美雪は高級マンションに住むと知り、十津川と亀井は美雪の幼なじみ・細野真美子(宮澤佐江)を訪ね2日前に偽の2人組が訪れ「偽者らは美雪が6歳の男の子を連れている」と告げたと聞いた。
十津川と亀井はニセモノ2人組をが確保し身元は達川と富山のワル仲間と判明し、2人は「美雪が三枝しのぶの息子・翔太を誘拐した」と告げあとは黙秘した、東京に戻り十津川らは翔太は誘拐されず無事だと会い、しのぶは達川と富山は仙台時代の知人で、3日前に来て美雪を追っていたと聞いた。
翌朝に達川が自供し、十津川らは松本で取調べ「誘拐はでっち上げ」と聞いた、東京に戻り美雪の不倫相手の都議会議員・中ノ島康彦(北山雅康)が判り聴取し否定され、八重樫としのぶに確認したが否定された。
八重樫が似た凶器で殺害され、十津川らは達川は嘘の供述と考え、USBメモリーが十津川班に届き「美雪と八重樫としのぶが中ノ島を脅す」声だった、十津川と亀井は翔太から偽十津川と亀井の話しを聞き、亀井は仙台・松島に行きしのぶと達川と富山を調べ、倉岡源次が翔太の父だがヤクザに強盗に入り殺害されと知った。
<以下、隠し字>
十津川と亀井は達川と富山を問い詰めしのぶが美雪を殺したと思い庇ったと聞いた、USBにもう一人の声が有り桐生忠仁(トミドコロ)を探し消息不明だった、十津川と亀井は松本で細野に問い、達川は美雪に会っておらず名刺は偽装と考え、最初の美雪からの電話を疑い細野の可能性があった。
十津川と亀井は細野が消え探し、東京でしのぶに尋ね細野と桐生の関係を問うと細野が翔太を誘拐したと聞き、しのぶは「1年前に八重樫が桐生を殺し、しのぶと美雪が埋めた」「しのぶは美雪に脅され達川と富山を頼った」、十津川らは桐生の遺体を掘り出し、細野は「1月前に美雪から1年前の桐生の事」を聞き殺害されたと知り「美雪を殺し警視庁に電話し偽装し、八重樫を殺した」と自供した。
監督:村川透
脚本:深沢正樹
原作:西村京太郎「草津逃避行」
出演者:高橋英樹・高田純次・葛山信吾・山村紅葉・伴アンリ・佐藤正浩・伊達みきお・富澤たけし・とよた真帆・宮澤佐江・矢島健一・中上サツキ・犬山ヴィーノ・北山雅康・トミドコロ
制作年:2020年
102m
感想:
- 十津川警部シリーズ8・外房線に消えた女・十津川の初恋
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警部・十津川省三(内藤剛志)は館山のホテル女将・原口夕子(菊池桃子)が心臓発作で死にその娘・由紀(竹田有美香)が行方不明と弁護士・崎田守(須藤公一)から聞き、十津川は刑事・亀井定雄(石丸謙二郎)から夕子は十津川の初恋の人と言われモモエ(IKKO)と哲太(文二)が聞いた。
十津川は翌朝に妻・十津川直子(池上季実子)と事件通報を受け、公園で崎田の死体が見つかり、清水刑事(岩永徹也)と小川刑事(福田陽一)はホテルで聞き込み、本多一課長(六平直政)と若林刑事(増澤ノゾム)と十津川らは酒井刑事(朝倉あき)から崎田は弁護士でないと聞いた。
「十津川は4年前に由紀から夕子の夫殺害容疑で逮捕を聞き目撃者が浮気相手で犯人だった」、十津川と亀井は館山にホテルを訪ね休業中で近所のカフェバーのマスターのジム・モンゴメリー(ダンテ カーヴァー)から急死は若女将・由紀で行方不明は夕子と聞き、ホテルで経営コンサルタント・三枝雄大(大谷亮介)からも聞いた。
十津川と亀井は仲居・江島聡子(黒坂真美)から崎田を聞き、厨子市で清水と小川は崎田がフリートラベルライターで由紀と恋人と聞き込み、直子は夕子から呼び出され会い、十津川は伊藤晴美(鈴木聖奈)から由紀の死因を三枝から聞くが疑うと聞き、仲居頭・斎藤邦子(宮本真希)から聞き主治医・三田正芳(鶴田忍)に会い心不全だと断言された。
十津川は佐藤和子と名乗る女から画家・小坂井茂(大鶴義丹)が夕子と由紀に手を出していた情報を聞き、十津川と亀井は夕子のホテルの現場を調べ外出先での死を疑い、夕子の御宿駅での目撃を知り探した。
小坂井が刺殺体で発見され、十津川と亀井は千葉県警・寺西警部(小野了)から状況を聞き勝浦の鵜原の宿に行き夕子が目撃されていた。
東京で十津川と亀井は夕子に小坂井殺害容疑がかかると告げ、崎田事件の目撃情報を得た、やがて夕子がホテルに戻り十津川と亀井は館山に行き再会した、「悪性腫瘍を隠し別れた」と話した。
三田が毒死し十津川と亀井は寺西と息子で副委員長・三田省吾(川口力哉)に会い遺書があり、中傷電話と手紙があったと聞き、十津川らは邦子から「三枝は県会議員でホテルが世話になり、省吾は暴力団と関わり三枝が仲を収めた」と聞いた。
省吾が転落死し寺西は自殺と考えるが三枝は殺されたと告げ、十津川らは看護師長・笹口玲子(野呂佳代)から省吾の疑いを聞き、三枝は警視庁・三上刑事部長(西岡德馬)と本多に会い十津川らの捜査の苦情を告げたが三上は断った。
<以下、隠し字>
寺西は夕子を省吾殺害容疑で同行し取調べ、十津川らは目撃者・松田陽子(内田慈)にバーで会い佐藤和子と思い出し、尾行すると足を引きずり崎田殺害犯で逮捕し三枝に頼まれたと自供した。
十津川は省吾が関わる事件を探し2年前の小原恵美子轢き逃げで不起訴で、小原良治(高杉亘)は足の怪我でリハビリ中で、夕子と由紀と知り合いで「由紀は三枝と省吾と小坂井に呼び出され殺害された、省吾を恵美子と由紀の復讐で殺害した」と告げた。
十津川らは寺西らと三枝の別荘を家宅捜索し花瓶破片があり由紀の部屋に運ばれたと知り、三枝と夕子が消え十津川はフェリーで追い、夕子は三枝に由紀殺害を問いつめナイフを向けると殺害を認め、夕子と三枝が揉みあい十津川が来て三枝を逮捕し、夕子は「小坂井殺害を認め、十津川に真実解明を望んだ」と告げた。
監督:池澤辰也
脚本:山田耕大
原作:西村京太郎「十津川警部・初恋」より
出演者:内藤剛志・石丸謙二郎・菊池桃子・増澤ノゾム・朝倉あき・岩永徹也・福田陽一・吉村界人・大谷亮介・大鶴義丹・IKKO・文二・高杉亘・鶴田忍・宮本真希・小野了・(ダンテ カーヴァー)・野呂佳代・内田慈・黒坂真美・池上季実子・六平直政・西岡德馬・須藤公一・竹田有美香・川口力哉・鈴木聖奈・早川絵美
制作年:2019年
125m
感想:
- 十津川警部VS鉄道捜査官・花村乃里子
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山形鉄道運転士・森山久司(益岡徹)は長井駅から乗車し赤湯駅で山形新幹線に乗り換え東京に向かい、東京駅で警視庁鉄道捜査隊東京駅分駐所鉄道捜査官・花村乃里子(沢口靖子)は森山に出会い乗り換えた。
都内の河原で刺殺体が発見さ、十津川省三警部(高橋英樹)と亀井定夫刑事(高田純次)と柿沼浩輔刑事(葛山信吾)と北条早苗刑事(山村紅葉)と久保田あかね刑事(伴アンリ)と小林宏昌刑事(佐藤正浩)らが調べ、前畑巡査が「2日前に被害者と女の口論を目撃し、現場に轍が有り近くのホームセンターから台車と段ボール箱を使い遺体運搬したと判った。
遺体は悪徳経済ジャーナリスト・柴田英太郎(鳥谷宏之)と判明し、同棲中の恋人・武部あかり(小林涼子)の部屋から血痕が見つかり、十津川と亀井は行方不明の山形ワインを置くカフェレストラン経営のあかりの母・武部美代子(中原果南)を訪ねたが連絡していないと聞いた。
柴田の小田クラフト&アーツの強請が判り、小田クラフトの創業とあかりの出身が長井市で、事件当夜に現場近くで台車と男の目撃情報がありドライブレコーダーの男を手配した、柿沼と久保田は小田クラフトで社長・小田啓輔(山野史人)と甥の小田啓一専務(石母田史朗)と後妻の副社長・小田涼乃(小野真弓)と秘書・川上悟(清水昭博)から「柴田が環境汚染の言いがかりを付けた」と聞いた。
十津川と亀井はスナック・マヤンの竹下千晶(小柳友貴美)から柴田らの情報を聞き、十津川は花村乃里子から「事件の日に東京駅で2度も男を見かけた、男は山形鉄道の運転士だと話した」と告げた、男は15年前に別れたあかりの父・森山久司で、あかりと森山が共謀し柴田を殺害し、山形に逃亡し美代子が山形の話題を避けた可能性を疑った。
十津川と亀井は長井に向かい森山に会い否定された、鉄道捜査隊で乃里子と柿沼は防犯カメラを調べ、十津川らは売店主(浅利香津代)に15年前の森山一家を調べ「半年前に同じ事を柴田が調べた」と聞き、美代子が25年前に小田クラフトで働いたと判った。
あかりが現れて森山が列車に乗せて出発し、十津川らはタクシーで追いかけ次の駅であかりは居なく竹下千晶の死体が見つかった、客が途中で停車してあかりを降ろしたと告げ、あかりが山形新幹線で逃亡したと判り、東京駅で乃里子と柿沼らが探し見つけた。
乃里子と柿沼とあかりと、十津川らと森山とをテレビ電話で接続して取調べ、あかりは「母に連れられ上京し成人し母と離れ暮らし、柴田と暮らし最近森山の事を聞かれ本当の父を問われ、母に問うが聞けず森山に手紙を出した」と告げ、森山は音声を切り十津川らに「15年前に知り離婚し離れ、本当の父は知らない」「東京で柴田の死体を見つけ運んだ」と告げ、あかりは「夜に帰宅し翌日死体発見を知り、森山が来て殺害したと考えた」と告げた。
乃里子と柿沼は防犯カメラで千晶を探し、十津川らは千晶の死体が死後1時間経過と知りスーツケースで運ばれたと考え、千晶と美代子が25年前の同僚と判り、十津川らは東京で小田クラフトで川上から半年前に美代子が社長を訪ねたと聞いた。
<以下、隠し字>
十津川らと森山は美代子から「小田と不倫したが、森山の子と信じてあかりを産んだが違い、千晶は知っていた」と告げ、千晶は柴田に話しあかりに近ずき小田を脅したと判った、乃里子と柿沼は防犯カメラで千晶を見つけ川上が同行していた。
十津川らは川上を確保し、小田社長の毒死体を発見した、川上は「涼乃から小田社長が柴田から隠し子の偽情報で脅されていると聞き、柴田に会い刺しベランダに隠れ、森山が来て偽装した、千晶を山形に呼び出し殺した」と自供し、森山は起訴猶予になった。
乃里子は手塚真理絵(山村紅葉)と大沢次郎(山口竜央)の店に十津川と亀井を呼び小田社長のあかりへの思いが疑問と話し、十津川らは小田社長の指の土が疑問で現場を調べ埋められた遺言書を見つけ殺害と知り、涼乃と啓一は山形であかりを襲い森山と争い十津川らが来て阻止した。
監督:村川透
脚本:深沢正樹
原作:西村京太郎「びわ湖環状線に死す」
出演者:高橋英樹・沢口靖子・益岡徹・中原果南・小林涼子・小野真弓・伴アンリ・山村紅葉・葛山信吾・高田純次・鳥谷宏之・清水昭博・佐藤正浩・山野史人・石母田史朗・小柳友貴美・山口竜央・浅利香津代
製作年:2019年
102m
感想: