コンフィデンスマンJP
- キャスト
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ダー子(長澤まさみ)
ボクちゃん(東出昌大)
リチャード(小日向文世)
- スタッフ
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脚本:古沢良太
演出:田中亮・金井紘・三橋利行
- 第1話『ゴッドファーザー編』:2018.4.9:71m
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ホストクラブ「K」社長・矢代久美子(ミイ)はホスト・心人(東出昌大)と秘密のカジノに行き、「THE BIG STORE」オーナー・夜桜の麗(長澤まさみ)が迎え壺ふり・政吉(小日向文世)の博打に誘い、久美子と心人は勝ち続け、1日前に久美子と心人は暴力団構成員・政吉を買収し、麗は勝っているうちに止めろと告げ、久美子と心人は全額を賭けると麗は壺ふりを交代したが久美子が勝った。
麗と久美子が揉み合うと警察が来て、刑事(山西惇)が刀を振るう麗を撃つと久美子が逃げた、心人と刑事が名演と告げ、全員が成功だと手打ちし、刑事は会社社長で「麗と心人と政吉を雇い、妻と娘をホストに貢がせた久美子から金を取り戻した」と告げ、社長は2億円を鞄で持ち帰ると金は消えていた。
信用詐欺師・ダー子(長澤まさみ)と足を洗いたいボクちゃん(東出昌大)と変装の達人・リチャード(小日向文世)は金を分けて別れた。
5月後にリチャードは公益財団『あかぼし』の会長・赤星栄介(江口洋介)らに暴行を受け入院し、ダー子はボクちゃんに「赤星は表の顔は名士だが裏は経済ヤクザで日本のゴッドファーザーと呼ばれ」「ダー子は赤星が現金資産を海外に持ち出すと推測し、貨物船長に扮したリチャードを赤星に接触させたが正体がバレて重傷を負った」と告げた。
ダー子から離れていたボクちゃんはリチャードの敵を討つと決意し、ダー子は作戦を考え3月後にキャビンアテンダントに就職し、マニラで犯罪者を装い赤星に近づき酔った振りし、オーナー御曹司になったボクちゃんに会わせた。
赤星は2人に信頼を求め荷物運搬を命じ、ダー子はいわて空港利用し賄賂で通り、ボクちゃんは捕まり覚醒剤運搬容疑が掛かるが何も言わないと赤星に助け出された。
2人は赤星らと20個の手荷物を運ぶと聞き、空港で国税局査察部に囲まれたが荷物の中は金でなく警察が来て追い払い荷物を換えて乗り、情報漏れの責任を問われた、飛行機がバードストライクでエンジンが停止し、機長が不時着のため荷物の放出を求め、ダー子とリチャードはキャッシュケースを機外に投げ、赤星は嵌めたと気づき、3人はスカイダイビングで逃げると告げ、赤星は部下が従わず自ら飛び出し鳥取砂丘に降りるとキャッシュケースに金はなかった。
空港で3人は全関係者と成功と告げ空港全体を撤収し金を奪い日当を分けた、ダー子とリチャードはボクちゃんに「船長で接したが無理と考え、ボクちゃんを赤星に送った」つ告げ、経費を清算すると儲けはなかった。
脚本:古沢良太
演出:田中亮
- 第2話『リゾート王編』:2018.4.16:58m
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信用詐欺師のダー子(長澤まさみ)は外国人3人を隠れた寿司店だと連れ、ボクちゃん(東出昌大)とリチャード(小日向文世)が店で出来合の寿司を出し、食べた外国人はモスクワに出店を2億円で望み、ビル管理人が来てばれてダー子らは逃げた。
危険な目に遭ったボクちゃんは縁を切ると宣言し、2月後にボクちゃんは戻り「ボクちゃんはひなびた温泉町の老舗旅館『すずや』に住み込みで働き、2年前に隣町に桜田しず子社長(吉瀬美智子)の大手ホテルチェーン・桜田リゾートが出来てからすずやは経営不振になり女将・操(本仮屋ユイカ)は桜田リゾートへ旅館売却を決意した」と告げた。
「すずやは5年前に桜田リゾートから買い取り話を持ち掛けられ断ると、口コミサイトには悪意ある書き込みが溢れ経営難に陥った」「しず子らは、すずやの資産価値を0円と査定し従業員の再雇用も反故にした」と告げ、ボクちゃんはすずやを救うためにダー子らに協力を依頼した。
ダー子はしず子を調べ、しず子はカジノを中心にした国の統合型リゾート開発を狙い政界に食い込もうとしていた、ダー子は勉強して杉山美咲の名で桜田リゾートのインターンになるが研修に廻された。
ボクちゃんは島の民宿に泊まり、しず子は水内大臣(前川泰之)への接近を図り周辺のゼネコンが接待すると調べ、ダー子はしず子から松山建設の娘の振りし、水内への接近を求められた。
ダー子はしず子を水内の私設秘書・鶴田に分したリチャードに会わせ、セクハラ疑惑で脅し統合型リゾート開発候補が真鶴だと聞き出し、しず子はダー子らと個人所有の無人島に行き子孫・小松武雄の民宿でボクちゃんに2億を提示した。
しず子は競合の大山の名刺を見付け5億を用意させた、ボクちゃんはしず子から聞いた言葉が気になった、しず子は5億でサインを求めボクちゃんは瀬戸内の民宿の実家から立ち退いた過去を問い、配下・五十嵐が小松を連れて来てボクちゃんは偽だと明かし、ダー子はボクちゃんは詐欺師だと言った。
しず子は小松と5億でサインし去り、水内はリゾート開発は沖縄と発表し鶴田は偽と知り、無人島に戻ると小松も偽と知り、五十嵐と偽小松もダー子の仲間で前から準備していたと告げ、すずやと操も仕掛けだと告げ、ボクちゃんは1.5億の仕掛け金を持って行き操と彼氏を見て金を残し去った。
脚本:古沢良太
演出:金井紘
- 第3話『美術商編』:2018.4.23:46m
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ボクちゃん(東出昌大)は、カフェでアルバイトする画家志望の美大生・須藤ユキ(馬場ふみか)と知り合うが男に騙されたと知りダー子(長澤まさみ)に内緒でリチャード(小日向文世)に協力を依頼した、リチャードは大物相手だとダー子にも勝手に話した。
高名な美術評論家・城ケ崎善三(石黒賢)は鑑定番組もテレビで始めたが、本性は女癖が悪く、持ち込まれた美術品の真贋を偽り安く買い上げ裏社会の顧客に密かに売却して大儲けしていた、城ケ崎はユキを偽り誘いもてあそび、ユキは自殺未遂に追い込んだ。
リチャードは城ケ崎を調べ「貧しい家庭に生まれ育ち、画家に父は才能はないが気位だけ高く、城ケ崎は母と苦労した、美術評論家になり父のような画家に引導を渡した」と告げた。
ダー子は中国人バイヤー・王秀馥として城ケ崎のオークションハウスに潜入し、高額で大量の作品を買い上げて城ケ崎と知り合い、ダー子らは旧知の贋作画家・伴友則(でんでん)にピカソのまだ世に知られていない作品の制作を依頼した。
1月後に完成し、ボクちゃんは田舎で見つけたと告げ城ケ崎に鑑定を依頼し、王秀馥としてダー子が買いたいと告げると、城ケ崎は犯罪だと警察に通報し伴は逮捕された、城ケ崎はボクちゃんとダー子に贋作作家の癖を見つけたと告げた。
3月後にボクちゃんは城ケ崎にがらくただと持ち込み、混ざった古い山本巌の絵が気になりオークションに掛け、ダー子は10倍の高額で落札し同じ作者の作品を買いたいと告げた、城ケ崎は持ち込まれた山本巌の絵を見て、茨城の田舎の山本家に行き変装したリチャードに会い叔父の作品を見せられた。
3月前にダー子らは本物の絵を作ると、山本岩男の人物と出身を設定し、住んだ家から風景を写真で処理し皆で50作を作った。
城ケ崎はリチャードに全部で1000万円で買うと告げると、ダー子がボクちゃんと来て3億円で買うと告げると、城ケ崎は評論家の自分だけが価値を付加出来ると告げ3.5億円で買いたいと告げた。
城ケ崎は山本巌の絵をオークションに掛け、自画像を提示すると同じ人物が会場にいて「絵は描けない」と告げた、ボクちゃんはユキに会うとパトロンに絵を売りつけていた。
脚本:古沢良太
演出:三橋利行
- 第4話『映画マニア編』:2018.4.30:47m
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食品メーカー・俵屋フーズ工場長・宮下正也(近藤公園)は看板ヒット商品の缶詰「うなぎのカレー煮」で外国産のうなぎを国産と偽って使用している事を、社長・俵屋勤(佐野史郎)に問い詰めたが逆に脅された。
ダー子(長澤まさみ)は街で宮下に会い「告発しようとした」と知り、ダー子とボクちゃん(東出昌大)とリチャード(小日向文世)は「俵屋は二代目のお坊ちゃんで公私ともにやりたい放題のとんでもない男」「俵屋は熱狂的な映画ファン」と知った。
数日後にダー子らは俵屋が定期購読する『月刊キネマ新報』を「映画人が愛した銀座のカフェバー・スワンソンの記事を載せたニセモノと差し替え、俵屋は店に誘い込まれ、新人映画監督に扮したボクちゃん(東出昌大)と映画プロデューサーのリチャード(小日向文世)が俵屋に近づき2人は新作時代劇映画への出資を持ちかけ、俵屋は話に興奮するが出資話に興味を示さず、五十嵐(小手倖夫)は映画好きすぎて逆に引っ込むと告げた。
リチャードは映画村に俵屋を連れ、ボクちゃんと五十嵐らが撮影の振りをし他の撮影の伊吹吾郎(伊吹吾郎)に話しかけ、トラブルで出資者が減り進めないと告げたが食いつかず、側の伊吹が食いついた。
ダー子は中国の国民的女優に扮し雑誌で偽り俵屋に近づき、俵屋は出資を決めたが振り込み前に台本に駄目だしし、ボクちゃんが書き直すと絵コンテを示し、撮影にも口出ししてエキストラを集めさせ、本格的に映画撮影になり、細部に介入した。
3人は俳優デビューを要求され、徹底的に夢に応じオールアップした、ダー子は宮下に告発文を渡し、3億円が振り込まれて、俵屋はボクちゃんを誘いダー子はあてが外れた。
2月後に映画が完成し試写会で、宮下が食品偽装を告白し報復人事を告発し、ダー子らは経費が嵩み赤字になり、伊吹に脚本をパくられた。
脚本:古沢良太
演出:金井紘
- 第5話『スーパードクター編』:2018.5.07
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3月前に野々宮総合病院理事長・野々宮ナンシー(かたせ梨乃)は息子の外科医・野々宮新琉(永井大)をドキュメンタリーで放送し、ダー子(長澤まさみ)とボクちゃん(東出昌大)は虫垂炎のリチャード(小日向文世)の手術を担当の同病院外科医・田淵安晴(正名僕蔵)に会い、2月後にボクちゃんは田淵が医療過誤でクビになったと知り、真実は別だとも告げた。
ナンシーは元モデルで開業医の夫の死後に、知名度とイメージ戦略で成功し、新琉は若きスーパードクターとしてマスコミから注目されたが、実はほとんどはオペチームの他の医師が行い特に難しい手術は田淵が行った、ナンシーは待遇が悪く他の病院に移ろうとした田淵を医療過誤をでっち上げ医学界から締め出した。
ダー子はナンシーが田淵の後任を探していると考え、ボストンの名医の指導を受けたとボクちゃん(東出昌大)を売り込み、ダー子はボクちゃんが腕を怪我で手術出来ないと告げさせ、ボクちゃんはナンシーに精密検査を受けさせたが正常で、五十嵐(小手倖夫)は色々な病気の写真を集め、ボクちゃんは胸部大動脈粒だと知らせた。
医師らは難しいと言うがボクちゃんは新琉は経験済みと告げ、ボクちゃんはナンシーから恩師に頼んで欲しいと言われ、ダー子は断られた恩師の愛弟子に扮し、日本で免許が無いと高額を提示したが手術後と言われ、ダー子は入院して落ち込むナンシーを見。
手術当日にダー子は多数の助手を連れ、睡眠剤を飲ませ、ボクちゃんは映像回線を操作するが失敗し連絡し止めたが、ダー子は勉強した手順で手術を始めたが出血が止まらず、呼び出されて来た田淵は新琉に難題を持ち掛け、ナンシーは田淵の本質を嫌いクビにし新琉の手術を望み、新琉は出来ず見たダー子は撤収した。
2日後にナンシーは回復し「夢を見た」と告げ、手術は医療ドラマ用の偽で有名造形技術者が操作したと告げた。
脚本:古沢良太
演出:田中亮
- 第6話『古代遺跡編』:2018.5.14:47m
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ボクちゃん(東出昌大)は自転車で十色村を訪れ、川辺守夫(野添義弘)・美代(長野里美)夫妻のラーメン店の素朴な味に魅了された、ボクちゃんは夫妻から村の特産品を使った商品を販売する「ふるさとふれあいモール」が出来ると聞いた。
2年後に再び訪れると計画が産業廃棄物処理場の建設変わっていた、アメリカ帰りのコンサルタント・斑井満(内村光良)は町おこしのプロジェクトでタダ同然の金額で土地を買い付け、プロジェクトを頓挫させ産廃処理会社に土地を転売した。
ボクちゃんはダー子(長澤まさみ)とリチャード(小日向文世)に産廃処理場建設中止の手助けを頼み、話は無視だが、工事を止めるには土地から土器や土偶の遺跡の証拠が出れば良いと助言した、リチャードからコレクションから縄文土器を借りたボクちゃんが渡すと斑井は土器を壊した。
斑井は父親・斑井万吉(山本浩司)が遺跡発掘に明け暮れた変人のアマチュア考古学研究者で借金を残し死に考古学を憎むが名声に憧れた、ダー子と五十嵐(小手伸也)らは大量に土器を偽造した。
ボクちゃんは斑井を東都大学に連れ牛久研究室で扮したリチャードに会わせ、ダー子は万吉の本を読み、五十嵐は記者になり発掘現場で土器を撮し、斑井は偽と見抜きリチャードに撤退を求めた。
考古学マニアが集まり騒ぎが大きくなり、ダー子はリチャードとマニアに古文書を見せ万吉の説を唱え発掘を始めた、ダー子は自分の父と同じ考えの万吉の名を高めると告げリチャードは本物の遺跡だと告げ、斑井は自ら掘り始めた。
ボクちゃんが知らせた本物の牛久が来て土器は模造だと述べ、斑井は工事を再開した、斑井は同僚・三角とバーで祝杯した、斑井は落ち込み遺跡を去るダー子を見て、送られた万吉の本を読み悟り、ダー子が発掘する山を3億円で買い発掘を始めた。
ボクちゃんは十色村に行くとラーメン店は産廃処理場の従業員で繁盛していた・
脚本:古沢良太
演出:金井紘
- 第7話『家族編』2018.5.21:47m
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与論要造(竜雷太)と長男・祐弥(岡田義徳)と長女・弥栄(桜井ユキ)と家政婦・里子(阿南敦子)をダー子(長澤まさみ)が扮した矢島理花が訪問し、要造は泊めた。
ダー子(長澤まさみ)とボクちゃん(東出昌大)にリチャード(小日向文世)は「1年前にバーで財布を狙った矢島理花(佐津川愛美)と知りあい、まともな生き方を説得したが、結局は刑務所に服役し、理花の家財道具を預かった」と告げた。
ダー子は物色して、理花の母親の遺品から手紙を見つけ、「要造は10億円の資産を子の誰かに譲る」と記した、五十嵐(小手伸也)は「要造は資産家で闘病中で、正体は株式操作で荒稼ぎする経済ヤクザ」と告げた。
ダー子は拘置所の理花から「理花は愛人の子で母や兄姉に苛められ、10歳に家を出て実母に戻り17歳で別れた」と聞き、ダー子は理花に成りすまして要造の家を訪れた、祐弥と弥栄はダー子を疑いDMA鑑定した、五十嵐は偽の親子関係を回答した。
ダー子は要造からヤクザ者の本性を話せと言われ、作り話で造り酒屋の息子との縁談が破談になったと告げた、ボクちゃんは阪口憲一を演じ殴られたが親子の盃を交わした。
要造はダー子とボクちゃんに毎年の恒例の準備を命じ、ダー子は判らずリチャードは理花に撮影した動画を見せ「兄と姉の利き腕が違う」と聞き、五十嵐は調べてキンタとギンコのペテン師コンビと知り、キンタとギンコはダー子とボクちゃんが偽と知った。
双方はどちらが要造に気にいられるか競い、キンタは児童劇団の子役を雇い孫作戦し、ダー子とボクちゃんは結婚式で花嫁姿を見せ、キンタらはダー子が偽と曝こうとしダー子らと揉めると、要造は遺産目当てでも最後まで家族を振る舞えと命じて、倒れた。
4人は家族を演じ要造を世話し、ダー子らは恒例の花火大会と聞き出し、ダー子はリチャードから電話を受けキンタとギンコと本物の祐弥(中尾明慶)と弥栄(前田敦子)に会い、要造の財産の手紙は嘘だと聞き、キンタらとダー子は去り、ボクちゃんは残った。
3週後に要造が死に、里子に「棺桶に家族の写真を入れろ」と言い残し、ボクちゃんに「金庫の10億円の証券を譲る」と言い残した、ダー子は証券を入手し「本物の祐弥と弥栄は実は偽でキンタら騙した」と告げ、リチャードは理花から金はいらないから仲間に入れろと言われた。
ボクちゃんは遺産をキンタとギンコにも分けて、花火大会で里子は4人に要造の最後の女で多額の遺産を貰ったと告げ、要蔵から「ダー子の結婚式の写真が家族写真」と言われた。
脚本:古沢良太
演出:三橋博行
- 第8話『美のカリスマ編』2018.5.28:48m
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リチャード(小日向文世)は福田ほのか(堀川杏美)のメンズエステ店に通った、ほのかは店を閉めて元モデルで女医・美濃部ミカ(りょう)の会社に転職した。
ミカは美容整形クリニックを開業後、『ミカアスレチック』『ミカフーズ』『ミカサロン』などの事業を行い成功した総合商社『ミカブランド』の代表で旗艦店は『ミカクリニック』で有名だった。
ほのかはミカからパワハラを受け続け、それが原因で心身が病み退職に追い込まれ、ほのかは弁護士を名乗るリチャードに「ミカの暴言を録音したボイスレコーダー」を渡し謝罪と慰謝料を求め、リチャードはダー子(長澤まさみ)の発言に憤慨しボクちゃん(東出昌大)とふたりでミカを騙そうとした。
ミカはモデル時代に結婚して二児を設けたが離婚し、事業で成功して育児もシッター任せで、毎年自社でミス・ミカブランドコンテストを主催するが一番目立ち、出たがりで激高しやすい性格と有名だった。
ボクちゃんはミカに男性用コスメの事業を持ち掛けたが興味を示さず、ダー子はフランスの老舗高級ブランドの偽者女性とミカの会社に行くが行動を見て会わず帰った。
ダー子は山形から上京した大沼秀子に扮してミカの一般モデルになり、裏方のボクちゃんに作らせた弁天水で肌が綺麗に保つと思わせた、ミカは気になり「弁天水 山形県」で検索して美人村の雑誌情報を見つけ、ダー子は美女を募集して集めた。
ミカはヤモリ出版で担当者・五十嵐(小手伸也)に会い、五十嵐はミカと秘書(柴本幸)を村に連れて伝説のある井戸を話し役場担当のリチャードに会わせ、リチャードはおとぎ話しと言うが側に美女ばかりいた。
ミカらはリチャードに金を渡し、ダー子に会い弁天水の製造を聞き出すが村から出せないと断られ、リチャードは土地ごと全て購入を勧め、ミカはダー子にミス・ミカブランドコンテスト出場を求め、ダー子は優勝し、ミカはダー子に一緒に仕事したいと「世界中の女を綺麗にしたい」夢を告げた。
ほのかはミカへの告発をネットに流し慰謝料を得て、リチャードに金を得る為に話しを大きくしたと告げ、ミカは業績が悪化しダー子は注文は来なかった。
脚本:古沢良太
演出:田中亮
- 第9話『スポーツ編』2018.6.4:46m
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ボクちゃん(東出昌大)とリチャード(小日向文世)はサッカー応援に夢中だが、ダー子(長澤まさみ)は興味なく、ちょび髭(瀧川英次)が応援していた独立リーグの野球チームと下部リーグの地元のサッカーチームを潰した億万長者のIT企業社長・桂公彦(小池徹平)を恨み、桂は人気アプリ『モスモス』を開発した株式会社モスモスの代表でプロスポーツクラブを買収して私物化し現場介入で崩壊させてきた。
ダー子らは野球界やサッカー界から締め出された桂が次にプロ化目前の卓球に目を付けると推測し、ちょび髭は鴨井ミワ(平野美宇)が所属する東京ジェッツにダー子とボクちゃんが扮する元中国ナショナルチームの選手が加入したと桂に買収話を売り込んだ。
桂は秘書とチームを視察し、社長室でダー子とボクちゃんが待ち受けたが桂は急に去った、情報収集した五十嵐(小手伸也)は桂はプロバスケットボールチームを狙っていると告げ、ダー子らは熱海をホームタウンに決め選手を探し、ホームレスの元日本代表候補・半原敦(和田聰宏)と街中で見つけた外国人らを集めて架空のバスケチーム『熱海チーターズ』を結成した。
ダー子は桂に接触し偽の情報を流しオーナーの死去で新しい出資者を探し、多年契約を考える桂の前で試合を行い大敗した、桂は骨があるとチームと契約して、全ての試合をネット配信で視た、チーターズは大敗が続いた。
チームメンバーは桂が不審になり、ダー子は桂は赤字事業が欲しいと告げた、3週後にチーターズは少しずつ強くなり人気が上がり始めた、桂はチームに介入し半原を外し五十嵐を出した、しかしチームメンバーに取材が殺到しチーターズは黒字に向かった。
桂はダー子とリチャードに人気選手をクビにしると命じたが選手らは金よりも1試合勝ちたいとダー子に望んだ、試合は接戦で前半を終え、桂は契約違反だとダー子らに告げるとダー子の指示で桂を調べたちょび髭が来て「運動音痴の桂がコンプレックスで、スポーツに復讐した」と明かした。
ダー子はスポーツは人間を成長させる、嫌いならば関わらないと告げ、チームは初勝利した、2年後にプロリーグのチーターズオーナー・桂はインタビューで初期のメンバーに感謝したが、ダー子は忘れてしまっていた。
脚本:古沢良太
演出:田中亮
- 最終話(10)『コンフィデンスマン編』2018.6.11:56m
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ダー子(長澤まさみ)とリチャード(小日向文世)は儲けを計算し、ボクちゃん(東出昌大)は十分稼いだから詐欺師稼業から足を洗うべきと告げふたりと離れた。
1年後にボクちゃんは引っ越し業を行い、新人・鉢巻秀男(佐藤隆太)は体が弱く親の資産で暮らし働いたことがなく結婚詐欺ですべてを失ったと告げた。
ボクちゃんは鉢巻を連れ、ダー子とリチャードに会い、「6ヵ月前に結婚相談所に登録した鉢巻は早苗と意気投合し結婚の約束をし、早苗は両親の借金で結婚できなくなったと告げ、鉢巻は全財産の3000万円を貸し、彼女と連絡が取れなくなった」と告げ、鉢巻が描いた早苗と結婚相談所の所長の似顔絵を見せた。
鉢巻の態度が急変して仲間を呼び込み見つけて嵌めたと告げた、ダー子とリチャードとボクちゃんは捕らえられ目隠しされ、「子犬」を探し殺すと告げ、騙された中国マフィアの意地で復讐するため、コンフィデンスマンを探したと告げた。
3人は「子犬」(野間口徹)を思い出した告げたが、鉢巻は口裏合わせと告げボクちゃんを殺すと脅し、ダー子は「「子犬」は他人だ」と答えると、鉢巻は3人の本名を告げリチャードを連れ去り家族の写真だと見せ脅した。
鉢巻はボクちゃんを連れ去り家族の写真だと見せ脅した、鉢巻はダー子を連れ去り2人が「子犬」はダー子だと証言したと告げ施設の写真だと見せ身の上を話し、ダー子は否定し探す理由を問い、鉢巻は父(麿赤兒)の真意を理解しないと非難した。
鉢巻は3人に全額の振り込みを要求し、振り込みが終わるが命も取る積もりだと騙し、振り込みが警察通報になっていた、鉢巻らは逃走したが銃が血糊を撃つ偽と判り、鉢巻らは戻ると警察がいて逮捕された。
5年前に鉢巻の父はダー子に金を管理させ、1年前にダー子とリチャードは鉢巻の復讐の対策を話し仕掛けた、鉢巻の情報でパスワードを知り口座に侵入した。
脚本:古沢良太
演出:金井紘
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