下町ロケット(2018)

スタッフ

原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」
脚本:丑尾健太郎
演出:福澤克雄・田中健太

第1話:2018/10/14:70m

帝国重工取締役・的場俊一(神田正輝)は社長・藤間秀樹(杉良太郎)と水原重治(木下ほうか)と宇宙航空開発部部長・財前道生(吉川晃司)に記念式典で会い、3月後にロケットの打ち上げが行われ佃製作所社長・佃航平(阿部寛)は帝国重工研究員・佃利菜(土屋太鳳)と見守り打ち上げられた。
帝国重工の純国産ロケット開発計画「スターダスト計画」の10機のロケットに佃製作所のバルブシステムが搭載されて来た、佃は財前からスターダスト計画は次回で終わるかもしれないと帝国重工の社長交代でのロケットからの撤退を聞いた。
佃は山崎光彦(安田顕)と経理部長・殿村直弘(立川談春)に告げ他へも影響があると言われ、技術開発部・軽部真樹男(徳重聡)と農業機械メーカー・ヤマタニ調達部長・蔵田慎二(坪倉由幸)から新社長の方針で低価格エンジンをダイダロスに発注すると言われ、ダイダロス社長・重田登志行(古舘伊知郎)から技術だけの時代でないと言われた。
佃製作所で津野薫(中本賢)らと話し、殿村は技術のヤマタニが技術を捨てた根深い問題と告げ、殿村は父親が倒れ実家に戻り、佃製作所社員はロケット撤退を知り動揺した。
佃と山崎は燕市で殿村家を訪ねトラクターを運転する殿村を見、殿村は手で作業ムラを直した、佃と山崎は妻・殿村咲子(工藤夕貴)と母・殿村恭子(立石涼子)と父・殿村正弘(山本學)に会い、翌朝に佃はトラクターの作業ムラの原因を調べトランスミッションの性能が悪いと知り佃製作所での開発を考えた。
佃は津野からヤマタニはトランスミッションをベンチャー企業・ギアゴーストに外注するし、そこの社長・伊丹大(尾上菊之助)と副社長・島津裕(イモトアヤコ)は元帝国重工社員だと聞いた。
佃らはギアゴーストに訪問し伊丹から企画のみの会社で製造は外注で、設計者・島津らと将来はライバルになると話し、「トラクター用はロケットより難しく、ライバルは帝王の大森バルブで厳しい」と聞き佃はプロジェクトメンバーに軽部と加納アキ(朝倉あき)と立花洋介(竹内涼真)らを選んだ。
大森バルブで営業部長・辰野(六角精児)は佃製作所に対抗を命じ、佃らは大森バルブ製のリバースエンジニアリングで性能の高さに驚き、立花は設計図を書くが軽部はコストオーバーと評価し喧嘩し、佃はJAXAの和泉沙耶(真矢ミキ)から的場と会長・沖田の動きを聞き、財前から異動を聞いた。
北陸医科大学・一村隼人(今田耕司)は佃に電話で呼び、立花と加納と行きチーム・ガウディの試合を観て人工心臓弁を使用した子らがいた。
2週間前に佃はアイデアを考え、大森バルブ・辰野は試作品スペックを提示し島津はコストを問い辰野は値上げを望み、島津はアルミブロックの製法を問い、佃製作所は軽部がオーケーした設計で試作を行った。
大森バルブはコストを下げ、佃らは辰野からモーター技研での検査の双方の開示を提案され受けた、評価が出て佃製作所製は平凡なスペックだが島津はパーツ数が少なく強度が高いと知り、伊丹は佃製作所製を使いたいと決めた。


原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」
脚本:丑尾健太郎
演出:福澤克雄

第2話:2018/10/21:70m

佃航平(阿部寛)は帝国重工・水原重治(木下ほうか)から次回ロケットに新型エンジンを前倒しし新バルブ開発を頼まれ、山崎光彦(安田顕)や津野薫(中本賢)や殿村直弘(立川談春)らと難しいと相談した。
ギアゴーストで伊丹大(尾上菊之助)と島津裕(イモトアヤコ)は弁護士・末長孝明(中村梅雀)からライバル企業のケーマシナリーからの特許侵害の損害賠償請求を聞いた。
航平らはヤマタニ工場長・入間尚人と調達部長・蔵田慎二(坪倉由幸)から「弁護士・中川京一(池畑慎之介)がギアゴーストに特許侵害を指摘し15億円を要求した」と聞き、航平は自社の顧問弁護士である神谷修一(恵俊彰)に相談すると「クロスライセンス契約を目指す」調査を聞き、ギアゴーストへの出資と買収方策を聞いた。
佃製作所はケーマシナリーの機器の特許侵害を探し始め、ギアゴースト機器とをリバースエンジニアリングした、航平は島津に特許を尋ねるとギアゴーストの夢を聞き、自宅で佃利菜(土屋太鳳)から「島津と伊丹が帝国重工で無視されて辞めた理由」を聞いた。
航平は幹部会議でクロスライセンス戦略をギアゴーストに告げたいと述べ、航平と山崎は伊丹と島津に知らせ協力を告げ、末長は僅かな可能性でも可能性を告げた。
航平は島津とギアゴースト社員・柏田宏樹(馬場徹)を連れると、軽部真樹男(徳重聡)が反対した、航平は新バルブ開発で目標が達成出来ず繰り返し、ダイダロス社長・重田登志行(古舘伊知郎)は特許訴訟問題を知った。
航平は島津から新素材を聞き、殿村は実家で同級生・稲本彰(岡田浩暉)と再会し農業法人設立を聞き、新バルブ開発は人出不足で作業員は優先度を決めて欲しいと要求し、軽部と立花洋介(竹内涼真)らとギアゴースト社員が対立し、島津は軽部の指示内容を知り航平らに作業の方法の一部変更を提案した。
山崎らは島津から聞いた新素材で新バルブ開発に成功した、リバースエンジニアリングは最終製品になり立花は部品の特許侵害を見つけた、だが複数パーツを組み合わせていて侵害でなくギアゴースト社員は帰り、航平は会議で15億円の出資を考え新ビジネスに挑戦したいと告げた。
航平は神谷らとギアゴーストに行き買収方向での全面支援を告げた。


原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」
脚本:丑尾健太郎
演出:福澤克雄

第3話:2018/10/28:47m

ギアゴーストの協力で新作バルブシステムの開発も進み最後の燃焼試験も成功した、弁護士・神谷修一(恵俊彰)と佃航平(阿部寛)と殿村直弘(立川談春)はギアゴーストの弁護士・末長孝明(中村梅雀)と伊丹大(尾上菊之助)と島津裕(イモトアヤコ)と合併の準備を内密に進めた。
ギアゴースト社員・坂本菜々緒(菅野莉央)は買収資料を見て柏田宏樹(馬場徹)に話し、中川京一(池畑慎之介)と神田川敦(内場勝則)は妨害を考え、帝国重工・水原重治(木下ほうか)は買収を知り社長・的場俊一(神田正輝)からクレームを告げられ、水原は佃に信用調査を要求した。
佃製作所社員らは準備に追われた。
佃らはギアゴースト買収の漏洩原因を考え、伊丹に告げると簡単では無いと言われ、帝国重工審査部信用管理室・安本年男(古坂大魔王)は開発・佃利菜(土屋太鳳)に中小企業で徹底的に行うと告げ、伊丹は「8年前に下請けとの値引き交渉で的場が介入し取引を打ち切り倒産させた、帝国重工は業績を上げ、改革案を出した伊丹は降格された」原因を告げた。
帝国重工製造部部長・奥沢靖之(福澤朗)は的場と会い、佃は島津から伊丹が苦しんでいると聞き、殿村は準備して田植えの為に新潟の実家に戻った、佃は山崎光彦(安田顕)と立花洋介(竹内涼真)と加納アキ(朝倉あき)と田植えの手伝いに行き伊丹と島津を誘った。
殿村は田植え機が故障し、手作業で行うが難しく、島津が工機を修理し、やはり機械が能力があるがまだまだ改善の余地があると知った、佃らは東京に戻り信用調査の当日に殿村の父・殿村正弘(山本學)が倒れて緊急手術になった。
殿村は正弘から会社に戻れと言われ、迫田滋(今野浩喜)が殿村の代理で安本らに対応した、安本はギアゴースト買収長期計画書を求め、佃は事前リストにはなく、安本はギアゴーストの資産と負債を問題視し島津と伊丹を非難した。
殿村が戻り長期計画書を提出し、佃は帝国重工はバルブシステムが必要でありギアゴーストの島津と伊丹との共同開発だと告げ正当な評価を求め、安本は信用調査は問題なしと判断した。
神谷はギアゴーストの開発情報の外部流出を知り、内通者を心配した。


原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」
脚本:丑尾健太郎
演出:福澤克雄・田中健太

第4話:2018/11/04:47m

神谷修一(恵俊彰)は島津裕(イモトアヤコ)の特許出願の1週間後にクレーム補正が行われ、それが特許侵害になり、内部に内通者が居ると考えたが、伊丹大(尾上菊之助)は少人数の会社ゆえに疑えないと告げた。
伊丹と島津は社員・坂本菜々緒(菅野莉央)から買収書類を見て柏田宏樹(馬場徹)に話したと聞き、殿村直弘(立川談春)は妻・殿村咲子(工藤夕貴)かろ父・殿村正弘(山本學)の相談を受けた。
神谷と佃航平(阿部寛)は伊丹と島津に内通証拠を持ち、柏田は中川京一(池畑慎之介)と末長孝明(中村梅雀)と神田川敦(内場勝則)らと会い坂本が目撃した。
中川は伊丹と島津に訴訟手続きを進めると告げ、伊丹と島津は末長に中川との話し合いを求めたが否定され、中川の助手・青山から提案を受け「ギアゴースト買収を考えるダイダロス」を聞き、昔に切った下請けの息子・重田登志行(古舘伊知郎)と再会した。
佃らは佃製作所は論文を集め、訴訟の突破口を探し始めた、殿村は新潟で父の代わり田で働き、立花洋介(竹内涼真)と加納アキ(朝倉あき)は論文の意味に悩み津野薫(中本賢)と迫田滋(今野浩喜)と山崎光彦(安田顕)らは学会誌を集め探した。
中川と神田川と末長と重田は打ち合わせ、佃は佃利菜(土屋太鳳)にロケット事業の意味を話し、佃と殿村と神谷は伊丹と島津から訴状を見せられ「末長と別れ、神谷に弁護を依頼」し、神谷は島津に「既存技術の応用と考えた理由」を問い「島津が大学時代に見た論文を示し」引き受けた。
殿村は咲子に農家を嗣ぎたいと告げ、咲子は失敗した時の為に自分は働くと答え賛成した、殿村は佃に農家を嗣ぐために退社を決心したと告げ佃は殿村に賛成した、神谷は佃らに論文だけでは証拠不十分だと告げた。


原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」
脚本:丑尾健太郎・槌谷健
演出:田中健太

第5話:2018/11/11:56m

伊丹大(尾上菊之助)と島津裕(イモトアヤコ)は末長孝明(中村梅雀)に顧問弁護士契約の打ち切りを告げ、帝国重工で新型エンジンが完成し、佃航平(阿部寛)は財前道生(吉川晃司)からロケット開発から離れると聞き、燕市に稲刈りに連れて、山崎光彦(安田顕)と立花洋介(竹内涼真)と加納アキ(朝倉あき)と迫田滋(今野浩喜)らは殿村直弘(立川談春)を手伝い、財前は重要なことに気づかされた。
中川京一(池畑慎之介)と神田川敦(内場勝則)と末長と重田登志行(古舘伊知郎)が打ち合わせ、佃は島津と提携継続を話し、伊丹は重田からの誘いと帝国重工への恨みを考えた。
ギアゴーストはケーマシナリーとの特許侵害訴訟・第一回口頭弁論の日になり、神谷修一(恵俊彰)が書類を提出しケーマシナリーの特許の無効を主張し、同時にギアゴースト技術の不正流出を主張し末長の関与の証拠を提示した。
中川は末長と批判しあい、ギアゴーストの勝訴となり、中川と末長は不正競争防止法で逮捕された、殿村と津野薫(中本賢)らは佃にギアゴーストの買収は出来なかったが提携は進むだろうと告げ、殿村は佃製作所を社員全員に見送られて退社した。
ヤタガラス7号機の打上が成功し、財前は「スターダスト計画から離れ、人工衛星利用ビジネス新事業開発に移り最初に農業への利用を行う」と述べた。
佃と山崎は島津から「ギアゴーストはダイダロスと資本提携を結んだ」「伊丹はダイダロス社長・重田は帝国重工時代に倒産に追い込んだ会社の元社長と知り、重田は的場俊一(神田正輝)は倒産批判を避ける為に伊丹の改革案を抑えて左遷したと告げ的場への復讐に誘った」と謝罪し、島津は伊丹と歩めなく退社したと告げた。


原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」
脚本:丑尾健太郎・槌谷健
演出:田中健太

第6話:2018/11/18:47m

佃航平(阿部寛)と山崎光彦(安田顕)と唐木田篤(谷田歩)はギアゴーストの伊丹大(尾上菊之助)を訪れたが、佃製作所との取引はキャンセルして別の農機具を製造して大森バルブの製品を使用すると告げ、ダイダロスと資本提携すると告げた。
伊丹と重田登志行(古舘伊知郎)はヤマタニと新プロジェクトを打ち合わせ、ギアゴーストの新開発部長・氷室(高橋努)は立花洋介(竹内涼真)や加納アキ(朝倉あき)らを「島津裕(イモトアヤコ)と佃製作所は価値が無いから切った」と挑発した。
佃と社員らは島津に佃製作所製トランスミッション第1号機を見せて意見を交換し、佃は島津を佃製作所に誘った。
財前道生(吉川晃司)が宇宙部企画推進グループ部長として佃を訪ねて、高齢化で深刻な労働力不足の日本の農業を救いたい思いで無人農業ロボットの開発を目指すと告白し、帝国重工が新しく開発する農機具のエンジンとトランスミッションを佃製作所に供給して欲しいと申し出て、財前は北海道農業大学教授・野木博文(森崎博之)が無人農業ロボット研究の第一人者であり佃の大学時代の同期だが民間企業と組まないと言われ、佃に野木の説得を頼んだ。
佃は北海道に行き自動運転トラックターを見て、野木に会い衛星ヤタガラスで精度が数センチに向上したと聞き、佃と財前は野木から「5年前にキーシン社長・戸川譲(甲本雅裕)と共同開発提携したが、研究を盗まれた」と聞いた。
伊丹と重田はヤマタニ担当者に戸川を会わせた、燕市で殿村直弘(立川談春)は稲本彰(岡田浩暉)から農業法人設立に誘われ、殿村正弘(山本學)は農林協・吉井浩と対立し、佃は殿村を訪ね農林協とのトラブルを知り、殿村のプライドを守りたいと聞いた。
佃は野木に会い帝国重工の宇宙航空部に連れて佃利菜(土屋太鳳)らの新バルブシステムの実験に立ち合い、帰宅して佃は野木と佃和枝(倍賞美津子)と食事し農業を救うために一緒にやりたいと告げて協力すると聞いた。
ヤマタニで佃は競合するかも知れないと告げてあっさり承諾を得た、的場俊一(神田正輝)は水原重治(木下ほうか)に財前が始めた事業を自分の直轄にすると命じ、佃は財前から新事業の責任者が的場に変わると告げ、的場は先行者利益を要求し、伊丹と重田は帝国重工では的場が責任者になったと知り待ち構え、的場は財前にエンジンとトランスミッションの内製化の方針を命じた。


原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」
脚本:丑尾健太郎・槌谷健・神田優
演出:福澤克雄

第7話:2018/11/25:47m

財前道生(吉川晃司)は佃製作所を訪れ、佃航平(阿部寛)と立花洋介(竹内涼真)と山崎光彦(安田顕)と江原春樹(和田聰宏)と迫田滋(今野浩喜)と津野薫(中本賢)らは試作中のトランスミッションの説明をした、財前は突然の取引中止を詫び「帝国重工次期社長候補・的場俊一(神田正輝)がエンジンとトランスミッションの内製化の方針を決めた」と告げ、さらに財前は佃製作所が離れるならプロジェクトを降りると言う野木博文(森崎博之)の説得を頼んだ。
水原重治(木下ほうか)は佃利菜(土屋太鳳)にバルブシステム開発参加で情報の極秘を求め、航平に家で仕事の話しはしないと告げた。
燕市で殿村直弘(立川談春)は殿村咲子(工藤夕貴)と物産店で販売変更と聞き、農林協・吉井浩と稲本彰(岡田浩暉)の嫌がらせを受け、殿村は佃に父・殿村正弘(山本學)は自然を相手で人のいざこざは無関係だと告げた。
江原と唐木田篤(谷田歩)はキジマ工業からエンジンとトランスミッションの注文を受け、軽部真樹男(徳重聡)はトランスミッションはおまけと告げ佃はそれでも良いと答えた。
的場はプロジェクト名をを「アルファ1」とし担当者・奥沢(福沢朗)は戸川譲(甲本雅裕)に接触し、戸川は重田登志行(古舘伊知郎)と伊丹大(尾上菊之助)らに情報を知らせ、重田はキジマ工業も情報を告げ、佃らはキジマ工業から発注取消を言われ、重田と伊丹が受注しトランスミッションは仕様で劣ったと知った。
佃は北海道で野木に会い力不足だったと詫び財前への協力を頼み、佃は社員にトランスミッションは続け無人農業ロボットの開発を独自に行い、野木と組むと告げた。
佃は財前が的場から外されたと知り、野木は帝国重工は戸川と同じで技術を盗もうとすると知り目標が違うと告げ農業革命を目指すと告げた。
その後に佃らは実験用のエンジンとトランスミッションを開発し野木に届け、奥沢は佃を下請けと従えと告げ、野木は開発コードを世界中に公開すると告げ、財前を通せと要求した。
的場は記者会見で無人農業ロボット「アルファ1」の開発を発表した、翌日のニュースでトラクター「ダーウィン」が報じられ重田が下町の技術の結集だと告げた。


原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」
脚本:丑尾健太郎
演出:青山貴洋

第8話:2018/12/02:47m

帝国重工はニュース番組で重田登志行(古舘伊知郎)が無人農業ロボット・下町トラクター「ダーウィン」を紹介し、帝国重工・的場俊一(神田正輝)は財前道生(吉川晃司)から資料を受け取り発起人・重田と伊丹大(尾上菊之助)と戸川譲(甲本雅裕)と知った。佃製作所で佃航平(阿部寛)と山崎光彦(安田顕)と津野薫(中本賢)と唐木田篤(谷田歩)らは野木博文(森崎博之)が盗まれた技術が使用されボディはヤマタニが作ると知り、佃と山崎は野木に謝罪したが実験トラクターは精度不足だった、立花洋介(竹内涼真)と加納アキ(朝倉あき)らは開発を急いだ。
週刊誌に的場に関連する「今までいくつもの下請け会社を潰してきた」暴露記事が載り、的場は沖田会長(品川徹)から新規事業を批判され藤間秀樹(杉良太郎)の社長続投を聞き、佃は帝国重工からロケット開発で緊急に呼び出され、水原重治(木下ほうか)が大型ロケット打上の再開しバルブシステム内製化も行うと告げた。
的場は奥沢(福沢朗)に大規模な農業イベント「アグリジャパン」までの無人農業ロボット「アルファ1」の開発を命じ、佃は佃利菜(土屋太鳳)からバルブシステム内製化が明らかになりすっきりしたと告げ、佃と山崎は野木から「アグリジャパンで帝国重工は「アルファ1」のデモを行お」「大型化に方向転換する」と聞き、財前は奥沢に事業計画を勝手に書き換えたと非難した。
佃と山崎は財前から的場は小型の「ダーウィン」との棲み分けを考えていると告げ、重田と伊丹はアグリジャパンでの「ダーウィン」のデモを依頼され、「ダーウィン」の走行中急停止が起きたが開発部長・氷室(高橋努)は順調と告げ、柏田宏樹(馬場徹)は伊丹に命令ばかりと告げ、島津裕(イモトアヤコ)は就職を探し、佃は殿村直弘(立川談春)からトラクター買い換えを聞いた。
アグリジャパンで佃と山崎ら佃製作所メンバーは殿村と会い、「アルファ1」は大型で、小型の「ダーウィン」は人気だった、野木が未来の農業を講演し、帝国重工・財前と藤間と的場と奥沢らが集まり、島津が見守り、無人農業ロボット対決が行われ「ダーウィン」が走行性能・作業性能・安全性能が課題でクリアした。
伊丹と佃は島津を見つけ、佃は伊丹にいつかトランスミッションで追いつくと告げ、「アルファ1」は速度と小回りが劣り、パワーはあるが作業は荒く、安全に停止しなく暴走した。


原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」
脚本:丑尾健太郎・神田優
演出:田中健太・福澤克雄

第9話:2018/12/09:47m

藤間秀樹(杉良太郎)は的場俊一(神田正輝)に自分が承認した小型中型ロボットのプロジェクトではないと問い、島津裕(イモトアヤコ)は伊丹大(尾上菊之助)から声を掛けられ、帝国重工の会議で奥沢(福澤朗)はセンサーに泥付着と野木博文(森崎博之)の自動走行システムの問題と開発コードも提供を要求し、的場は司法に訴えると告げた。
野木は佃航平(阿部寛)に嵌められたと告げ、佃は佃製作所のメンバーと相談したが原因は外からは不明で、重田登志行(古舘伊知郎)と伊丹と戸川譲(甲本雅裕)らが的場のやり方を批判し、佃と山崎光彦(安田顕)は加速から帝国重工のトランスミッションを疑い財前道生(吉川晃司)に相談し、財前は藤間と的場に佃製作所トランスミッションのトラックターでの走行テストを求めた。
藤間は財前に走行テストを命じ、走行テストで安全に走行し停止して坂を登った、奥沢と的場は認めないと、藤間は佃製作所に帝国重工のトランスミッションの調査を依頼し野木に謝罪した、佃の提案方法で「アルファ1」を検証し設計ミスが見つかり、藤間主導のプロジェクトに代わった。
帝国重工でロケットエンジンのバルブシステムの開発が行われ佃は佃利菜(土屋太鳳)とライバル関係になり、帝国重工と佃製作所はそれぞれにバルブシステムの開発を進め、佃は利菜は互いに性能に自信があると告げた。
帝国重工でバルブ性能試験が行われ5640回達成し、佃製作所の結果は8180回で全て上回っていた、佃は和泉沙耶(真矢ミキ)から採用を祝福され利菜が佃製作所の跡継ぎ問題で悩むと聞いた。
財前は佃に「アルファ1」へのエンジンとトランスミッション供給を依頼し、佃は注目度が変わり、山崎はトランスミッションの品質レベルを心配し、佃は殿村直弘(立川談春)に相談し品質が重要で信じると言われた。
伊丹と柏田宏樹(馬場徹)は開発部長・氷室(高橋努)から今の品質で充分と言われ心配した。


原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」
脚本:丑尾健太郎・吉田真侑子・神田優
演出:田中健太

第10話:2018/12/16:60m

佃製作所・佃航平(阿部寛)は帝国重工・財前道生(吉川晃司)から再び無人農業ロボットのエンジンとトランスミッションの供給を頼まれ、社内で江原春樹(和田聰宏)と津野薫(中本賢)らと迫田滋(今野浩喜)と唐木田篤(谷田歩)らの意見が別れ、立花洋介(竹内涼真)と加納アキ(朝倉あき)と山崎光彦(安田顕)らも意見が別れた。
佃は大学講師のアルバイトで働く・島津裕(イモトアヤコ)を訪れ協力を求めた、伊丹大(尾上菊之助)が島津を訪ねた。
佃は社員を集めて経験者を呼ぶと告げ島津が社員となった、帝国重工・的場俊一(神田正輝)は奥沢(福沢朗)に帝国重工内でのトランスミッション開発を命じた、島津が中心になりトランスミッション開発が急激に進んだが軽部真樹男(徳重聡)の担当が遅れた。
重田登志行(古舘伊知郎)と戸川譲(甲本雅裕)と伊丹らは「ダーウィン」のモニターを募集した、島津は農場での運転での改善が必要と考え佃は燕市の殿村直弘(立川談春)に依頼するが殿村正弘(山本學)が断り、立花と軽部が対立し、山崎は立花らに軽部の家庭の事情を知らせ、立花らは軽部が一人で研究していると知った。
軽部の担当が終わり開発メンバーがまとまり、正弘は嵐が来て大雨になり刈り入れは無理と考え船を準備したが避難指示が出て信濃川が決壊した。
佃は燕市で殿村から稲が全滅したと聞き、殿村はダメージを受けたが米作りを諦めず、殿村は農林協・吉井浩から融資に条件を付けられて断られ、佃は財前と相談して殿村と正弘に再度走行実験とその後のトラックターの貸し出しを提案し「無人農業ロボットに意義がある」「友人・殿村の力になりたい」と告げた。
佃は社員と野木博文(森崎博之)と殿村と実験を開始し、財前は首相が「アルファ1」と「ダーウィン」の走行視察を望み再対戦になると告げた。


原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」
脚本:丑尾健太郎
演出:松木彩

第11(e)話:2018/12/23:60m

帝国重工・的場俊一(神田正輝)と奥沢(福沢朗)は沖田会長(品川徹)からエンジンとトランスミッションの内製化して「ダーウィン」に勝つ事が使命だと命じられた。
燕市で新型無人農業ロボット「アルファ1」の試験走行31回目が行われ、佃製作所・佃航平(阿部寛)と山崎光彦(安田顕)と立花洋介(竹内涼真)と加納アキ(朝倉あき)と島津裕(イモトアヤコ)らと農地の所有者・殿村正弘(山本學)と殿村直弘(立川談春)は性能向上を確かめ10日後のデモンストレーションの準備をし、島津は走行に異音を感じ調べた。
重田登志行(古舘伊知郎)と伊丹大(尾上菊之助)と戸川譲(甲本雅裕)らは「ダーウィン」の試験走行中に異常停止を知り、設計者・氷室(高橋努)は無視するが、重田は見直しを求めた。
デモンストレーションイベント当日に財前道生(吉川晃司)と島津は的場と奥沢とダウンサイジングと外注対応で対立し、「ダーウィン」が入場し、30分遅れて首相が到着してダーウィンのデモを見たら帰ると言い出し、的場や反論し首相に直訴するが断られ、重田と伊丹は的場に下請け切りの復讐だと告げた。
「ダーウィン」のデモが始まり動き精度が向上していた、終わると首相と多くの観客が帰った、「アルファ1」のデモが少ない観客で始まり早い時間で成功した、島津は伊丹に「ダーウィン」のトランスミッションを判っていないと告げ、伊丹は柏田宏樹(馬場徹)からタイムを見せられた。
佃は母・佃和枝(倍賞美津子)から娘・佃利菜(土屋太鳳)がはじめてエンジン製作にのめりこんでいると聞いた。
「ダーウィン」と「アルファ1」の発売が翌年7月に決まりぎりぎりのスケジュールだった、島津は走行に異音が気になると告げ、佃は走行テストを決めたが現象は見つから無かった。
「ダーウィン」の販売が前倒しになり、財前は焦らない方が良いと考えたが、的場は前倒しでエンジンとトランスミッションの内製化して大型トラックター発売すると告げ、社長・藤間秀樹(杉良太郎)は第三者機関による帝国重工製と佃製作所のエンジンとトランスミッションの性能比較を条件にした。
佃は社員らに「藤間の失脚と人工衛星からの撤退がかかる」と伝え、佃は電話で「アルファ1」が走行中にエンストしたと聞いた。
島津はトランスミッションのギアの耐衝撃性が低すぎると見つけ、5万回のテストを10万回にする必要があると告げると、佃は全社での対策を命じた、ギアコーストで柏田らと氷室は「ダーウィン」のエンスト原因で揉めると伊丹は通信プログラムバグを告げた。
利菜は佃製作所で島津と会い「技術者は実は人の心を相手にする、帝国重工で学んだ事は多かったが佃製作所と出会い多数の事を学んだ」と告げ、佃は財前から勝って欲しいと言われた。
性能評価テストが始まり、佃は的場に「佃製作所は「アルファ1」のたった1回のエンストの原因を解明した」と告げたが無視された、結果は佃製作所が圧勝した。
ロケットの打上が成功し、「アルファ1」は「ランドクロウ」と名を変えて燕市でテスト走行し、佃はメンバーにギアとシャフトの新設計の特許申請を告げた。


原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」
脚本:丑尾健太郎・吉田真侑子
演出:福澤克雄

特別篇:2019/01/02:117m

佃製作所・佃航平(阿部寛)と山崎光彦(安田顕)は無人トラクターの発売1月後にギアゴースト&ダイダロスの「ダーウィン」は販売好調だが、佃製作所と帝国重工の「ランドクロウ」は売れないと話し、佃は経理担当・迫田滋(今野浩喜)から不調が続くと会社が危ないと言われた。
的場俊一(神田正輝)は販売不振は小型化原因と告げ奥沢(福沢朗)に命じて、ダーウィンチームに力を貸しかつ帝国重工の取引先の下請け企業に圧力をかけた、その結果で徐々にダーウィンチームから離脱企業が増え、ついにダーウィンは出荷停止になった。
重田登志行(古舘伊知郎)と伊丹大(尾上菊之助)は対応を協議し、佃と山崎と島津裕(イモトアヤコ)は的場のやり方に心境は複雑で、財前道生(吉川晃司)は的場に目的が違うと言うが無視された、佃利菜(土屋太鳳)は佃に「的場が圧力を掛ける程に反発は強くなる」と告げた。
戸川譲(甲本雅裕)は重田と伊丹の的場への敵意を批判し、重田は中川京一(池畑慎之介)を顧問にし、中川は下請け20社と共に公正取引委員会に提訴し、雑誌やネットに帝国重工と的場の批判が掲載された。
佃は弁護士・神谷修一(恵俊彰)から中川が首謀者で社会的制裁を狙い「ダーウィン」と帝国重工の不毛な争いと聞き、重田は的場に勝ちを宣言した、的場は沖田会長(品川徹)から辞任を要求され、社長・藤間秀樹(杉良太郎)は的場の辞任を発表し謝罪した。
佃と山崎は重田と伊丹の執念を感じむなしいと思い、1週間後にダーウィンチームに下請けが戻ったがギアゴースト・氷室(高橋努)はクレーム多発を通信バグと誤魔化し、帝国重工は的場の後任に水原重治(木下ほうか)とプロジェクトリーダーに財前を選び、無人コンバイン開発を進めた。
佃らは教授・野木博文(森崎博之)から雑誌の記事「専門家が「ダーウィン」と「ランドクロウ」の性能を比較し「ランドクロウ」が優れる」を見せ、「「ダーウィン」の通信機能は1昔前だ」「ダーウインにトラブル多発」と知り、伊丹は始めて報告を受けなかったトラブルを知り柏田宏樹(馬場徹)から氷室は原因が判らず逃げると知り「ランドクロウ」のリバースエンジ二アリングを考えた。
帝国重工と佃製作所は無人コンバイン「ランドクロウ」を開発し発売を決定した、伊丹は「ランドクロウ」のシャフトの差を知るが特許が取られていた、中川は佃製作所の特許に隙がないと知り、重田は伊丹に佃製作所とのライセンス契約を求めた。
佃と山崎と津野薫(中本賢)と唐木田篤(谷田歩)は伊丹から特許のライセンス契約を求められ、佃は「ダーウィン」の通信コードは野木から盗んだ物でトランスミッションも島津の技術だと批判し「ランドクロウ」に関する技術は帝国重工の許可が必要と断り、佃は利菜からアメリカ行きを相談され、島津と佃は悩み、反対する立花洋介(竹内涼真)と話した。
帝国重工と佃製作所は無人コンバイン「ランドクロウ」を殿村直弘(立川談春)と殿村正弘(山本學)の農地で試験運転し、財前は佃らに災害対策での対応手段を話し、農地で「ダーウィン」の故障に出会い、2週間後に大型台風が来て佃は財前から無人コンバインの進路への初出動を聞いた。
殿村は正弘の判断で量は減るが先に収穫を決めた、佃と山崎と島津と立花と加納アキ(朝倉あき)は現地に行き無人コンバイン「ランドクロウ」で収穫を行い、台風進路が変わり新潟を直撃と判り、財前は出動するが進路が変わり中止になった。
稲本彰(岡田浩暉)は殿村にコンバインの借用を求め旧式を借り、真夜中に「ランドクロウ」が作業し、殿村と佃ら3人は稲本と「ダーウィン」の地図データの変換を考え、佃は野木と財前にキャラバン出動を依頼した。
正弘の作業が終わり、野木はデータ変換し「ランドクロウ」が遠隔操作で動き、キャラバンの6台が着き作業を開始した、3号機に異常が発生したが地図データを書き換え修正した、1時間後にテレビで一部の農家の無人コンバインでの収穫を告げ、夜明けに作業が終わった。
立花らは佃に農業を救いたいと告げ、佃と財前は相談し、「ダーウィン」参加企業会議で伊丹と重田はトランスミッションの欠陥を告げ、帝国重工会議で財前はキャラバン派遣の責任を告げ「ダーウィン」リコールでの佃製作所ライセンス提供を望んだ。
佃は「ダーウィン」参加企業会議で発言し、参加企業の思いとプライドはあるが、購入した農家の苦境を救いたいと告げ、帝国重工の財前は国家プロジェクト「やたがらす」精神から社会的責任と告げ藤間は承認した、佃は帝国重工と野木教授の承認を告げ、島津は伊丹から佃の下町の心意気を忘れていたと聞いた。
「ランドクロウ」は財前の戦略で売上げを回復し、同時に「やたがらす」の推進に繋がり藤間の追い風になり、佃製作所エンジンを載せた2号ロケットの打上げられた。


原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」
脚本:丑尾健太郎
演出:福澤克雄

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