デザイナー渋谷直人の休日
- キャスト
-
渋井直人(光石研)デザイナー
杉浦ヒロシ(岡山天音)渋井のアシスタント
内田茂造・モード内田(ベンガル)雑誌デザイン界の大御所
新井くりこ・アレグリ(森川葵)風船を持った新アシスタント
ピータードッグ店主(池松壮亮)渋井の通う古書店兼カフェ、「ピータードッグ」の店主三浦カモメ(黒木華)彼女?
- スタッフ
-
監督:松本佳奈・久万真路・桑島憲司
脚本:ふじきみつ彦・松本佳奈
原作:渋谷直角『デザイナー 渋井直人の休日』
- 第1回:「渋井直人の新年」:2019年1月17日:25m
-
渋井直人(光石研)は52歳の独身で個人事務所のデザイナーで、周りから「拘りの人」と呼ばれた。
新年早々に古書店兼カフェ・ピータードッグで店主(池松壮亮)から、ムサビ大生・木村ひる美(川栄李奈)が渋井に抱かれた程の好意を持つと聞いた。
渋井はアシスタント・杉浦ヒロシ(岡山天音)と大御所イラストレーター・真田シンイチ(岩松了)の作品集のデザインを担当するため編集担当・高田(夏帆)と会った。
真田の事務所に行き渋井は真田の本が好きだと言うと他人がデザインした嫌いな本だと言われ、表紙のデザイン案を本人にプレゼンしたが真田は気に入らないと告げ、自分が書いたイラストを2つ示され決められないと怒られた。
渋井は高田と別れ、杉浦から真田は性格が悪いと言われた、渋井はピータードッグで店主から聞いた展示会に行くと木村は名を憶えていなかった。
監督:松本佳奈
脚本:ふじきみつ彦
原作:渋谷直角『デザイナー 渋井直人の休日』
- 第2話:「渋井直人の下心」:2019年1月24日:25m
-
渋井直人(光石研)は独身生活が長く料理を作り、渋井はアシスタント・杉浦ヒロシ(岡山天音)と編集者・高田(夏帆)とライター・甲本ヒロミ(柳英里紗)と飲み、高田と甲本は杉浦に渋井の女性関係を問い大御所で女性が引くと告げ、渋井は満更でなく、渋井は杉浦から料理がうまいと褒められ、自宅で手料理を振る舞うことになった。
甲本と杉浦は都合が悪く、渋井は高田のために凝った料理を朝から準備した、そこに高田から電話がかかり来られないと言われた、渋井は一人で食べた。
渋井は杉浦に残り物を食べさせ高田が来なかったと知られ、渋井は街でテレビで観たアイドルのCDを物色し、渡辺梨加(欅坂46)が目に留まりネットで検索し隠れファンになり、高田と出会い編集部の後輩・仁藤を紹介された。
渋井は梨加の写真集を見かけて買おうとし、高田らに見られ資料と言いかけ、ファンだと言い直し、引かれた。
監督:松本佳奈
脚本:ふじきみつ彦
原作:渋谷直角『デザイナー 渋井直人の休日』
- 第3話:「渋井直人の炎上」:2019年1月31日:25m
-
渋井直人(光石研)は休日に資料や仕事の道具を探しに買い物に行き大量に買い込み、路上で警官に職務質問をされた、自称デザイナーと言われて鞄のナイフや人体模型や欅坂46のグッズなどで怪しまれた。
渋井は解放されたが落ち込み、アシスタント・杉浦ヒロシ(岡山天音)から「シンガーソングライター・京川夢子(池田エライザ)のアルバムジャケットデザインのパクリ疑惑」を聞きネットで調べた。
渋井はボブディランのポスターを元にジャケットデザインを作り、パクリではなくオマージュだと告げ、京川は「希望はリスペクトではなくオマージュが欲しい」と望み、多数作った中で一番元ネタに近いデザインになったと告げた。
渋井は匿名のアカウントでネットで論破を考え投稿したが直ぐに炎上した。
渋井は顔を隠して買い物し、街で京川に声をかけられライブを問われ見に来たと偽った、渋井はライブに行き観客が疑惑を話した、歌が始まり聴いて良かったと思い、終演後に楽屋で会ったが忘れられていた。
監督:久万真路
脚本:ふじきみつ彦
原作:渋谷直角『デザイナー 渋井直人の休日』
- 第4話:「渋井直人の名声」:2019年2月07日:25m
-
渋井直人(光石研)はピータードッグ店主(池松壮亮)とアシスタント・杉浦ヒロシ(岡山天音)の前で「クリエイターの休日」インタビューを受けた。
渋井は家の近くの創作料理店「らんちま」に初めて行き内装もメニューも好みで、女将(山口紗弥加)が美人で気に入った、浮かれた渋井に杉浦から仕事の電話が入り、全手直しの話しだった、デザインの話しをするが理解されなかった。
モデル・IZUMI(小室安未)と業界人風のチャラ男・ルカニ可児(村上淳)が店に入って来て女将と親しく話し同業の有名なデザイナーと判り、ルカニは渋井に気づき記事が掲載された雑誌を話題にし、ルカニはデザイナーの気持ちを熱く語り渋井は感動した。
渋井は帰宅して、徹夜でデザインの修正を行い、「らんちま」に忘れた本をとりに行き、親しく抱き合う女将とルカニを見た。
監督:久万真路
脚本:ふじきみつ彦
原作:渋谷直角『デザイナー 渋井直人の休日』
- 第5話:「渋井直人の渋谷」:2019年2月14日:25m
-
渋井直人(光石研)は最近インスタグラムを始め、アシスタント・杉浦ヒロシ(岡山天音)とインスタ映えな写真を写し、フォロワーの若い女子・miyukibeef(内田理央)からご飯の誘いが有った。
渋井はデートのお洒落な店を探すがまだ予約できず焦り、やっとの思いで店を予約した、待ち合わせにmiyukibeefが現れ「本物だとテンションをあげられ」、ビストロ・エンジェルに行くと予約がないと言われ、電話番号の間違いだときずいた。
渋井は店が見つからず、歩き探すが混んでいて気に入った店が見つからず、店すべりになり、杉浦から電話が入り台湾料理の店を聞くが、昼に食べたと言われた。
miyukibeefは友人に誘われたと告げ、渋井はホテルの店を考えたが言うと誤解されて去られた。
渋井は近所の中華料理店に行くと、杉浦とその仲間・新庄新太郎(久道成光)が食事し炎上おじさんと渋井を噂し、杉浦は褒めてくれ学ぶ事が多いと告げた。
監督:久万真路
脚本:ふじきみつ彦
原作:渋谷直角『デザイナー 渋井直人の休日』
- 第6話:「渋井直人の優しさ」:2019年2月21日:25m
-
デザイナー・渋井直人(光石研)は「手づくり市」の陶器ブースで斬新なデザインの陶器を見つけ褒めると、穴熊道子(平岩紙)が夫の陶芸家・穴熊茂雄(大森南朋)の作品と告げた。
渋井は茂雄から勤めや民族音楽好きで陶芸修行を次々辞めた過去を聞き、偏屈なダメ人間だったと思った、道子は夫の助けにイラストを書くと告げたが売り物にならなかった。
渋井は茂雄からいくつか購入しようとしたがプライドが高すぎて値段が異様に高く、値切り色々購入した。
アシスタント・杉浦ヒロシ(岡山天音)は購入したイラストを見て心配し、渋井は杉浦とその友達のヒカル(穂志もえか)と食事に行き、二人が緊張していると思った渋井は勘違いして欅坂46の事を話し始めた。
杉浦はヒカルを渋井の彼女にと考えていたが、話題が違う事ばかりになり、杉浦は変えようとするが渋井は気が付かない、ヒカルは帰ってしまい、渋井は杉浦から「年上好みのヒカルを渋井の彼女にと考えた」と謝られた。
監督:松本佳奈
脚本:松本佳奈
原作:渋谷直角『デザイナー 渋井直人の休日』
- 第7話:「渋井直人のダンス」:2019年2月28日:24m
-
渋井直人(光石研)はDJを楽しむがアシスタント・杉浦ヒロシ(岡山天音)は乗らないが、仕事が忙しくなると告げ、大きな仕事が決まり浮かれる渋井はアシスタントを募集した。
女子大生・木村ひる美(川栄李奈)とはピータードッグ店主(池松壮亮)は渋井に、元かの女だと妹分のスタイリスト・川口チワワ(臼田あさ美)が来たと噂した、渋井は連絡がきて数年ぶりに再会すると告げた。
渋井は期待をもって、チワワと会うと会話が弾み、妹分と思っていたチワワに好意を抱いた、そこに偶然に雑誌ライター・甲本ヒロミ(柳英里紗)とその夫・奈良礼生(岩瀬亮)が来て先輩後輩から夫婦になったと告げた。
渋井はチワワと楽しみバーに行くと、チワワは「昔に戻りたい」「不倫していたが実は踊らされていた」「話せる相手が他にいなかった」と告げた。 渋井は自分もチワワに踊らされていたと感じ、帰宅して杉浦とダンスした。
監督:桑島憲司
脚本:ふじきみつ彦
原作:渋谷直角『デザイナー 渋井直人の休日』
- 第8話:「渋井直人の未来」:2019年3月07日:25m
-
渋井直人(光石研)はピータードッグ店主(池松壮亮)と、昔から付き合いがあるカメラマン・得部(杉本哲太)を訪れた。
得部は蔵書を売り払い、カメラマンを辞めて、デジカメを使わなく需要が無いと告げた、そこに得部の知り合い・ニャオコ(三浦透子)が帰ってきてネコ語でのやり取りが始まり、得部は一緒に暮らしたと告げた。
渋井は蔵書運びを手伝い、店主から最後に残るのは「愛」と言われ、渋井は「愛」に悩み、帰りに居酒屋「檸檬」に寄りぶっきらな女将(伊勢志摩)と話し、来た常連の三浦カモメ(黒木華)と意気投合した。
翌朝に渋井は目覚めると横にカモメが寝ていて、カモメがため口で話し、カモメは渋井の自宅に押しかけて盛り上がった。
監督:松本佳奈
脚本:松本佳奈
原作:渋谷直角『デザイナー 渋井直人の休日』
- 第9話:「渋井直人の彼女」:2019年3月14日:25m
-
渋井直人(光石研)は三浦カモメ(黒木華)と焼鳥屋でデートし、その帰途に渋井がこれからも付き合いたいと告白して了解された。
渋井はアシスタント・杉浦ヒロシ(岡山天音)と仕事し彼女が出来たと告げ、電話で募集していたアシスタントに24歳女性・風間葉月が来たが、内田茂造(ベンガル)というおじさんだった。
内田は渋井よりも一回りも年上で、超大御所のデザイナー・モード内田だが、偏屈でパソコンのソフトも使えず、即戦力にならないと断ろうとするが内田に泣きつかれた。
渋井はカモメと公園で遊び、仕方なく1月で内田を採用したと告げ励まされた、内田は仕事が出来ず直ぐに休憩して邪魔し、被害妄想で周囲を非難し、渋井は逆に仕事が遅れ、もう一人アシスタントが必要と考えた。
監督:松本佳奈
脚本:ふじきみつ彦
原作:渋谷直角『デザイナー 渋井直人の休日』
- 第10話:「渋井直人の窮地」:2019年3月21日:25m
-
渋井直人(光石研)はモード内田(ベンガル)にパソコンソフトの操作を教え、杉浦ヒロシ(岡山天音)に内田の指導を頼み、新たなアシスタントの面接に3つの風船を持った新井くりこ(森川葵)が現れた。
新井は風船は精神安定剤で何時も持ち、名は「アレグリ」と呼んで欲しいと告げた、雑誌「エリーゼ」の作業を4人で行うが内田が風船で遊び、渋井は仕事が忙しく三浦カモメ(黒木華)と会う時間が無かった。
杉浦の道具が紛失し他の3人を疑い、渋井は疑心安気になり、突然に内田が癇癪を起こしたが何も出来ていなかった。
渋井は公園でカモメに会い遊び悩みを話し、そこに雑誌「エリーゼ」の担当者から不穏な呼び出しを受けた。
渋井は「エリーゼ」編集部・小笠原(中村無何有)からコンペに変えると聞き、原因は癇癪持ちの内田と物を盗むアレグリで曰く付きの評判で、編集長が嫌ったと聞いた、渋井は帰宅し、アレグリは盗みは仕方ないと告げ内田と喧嘩した。
杉浦は友達の歯科助士・ヒカル(穂志もえか)と食事して「渋井は駄目な人間に甘い」とぼやき、デザイナー・久保川ジャスール(内藤正記)が仲間に「エリーゼ」のコンペを頼まれていると話した。
監督:桑島憲司
脚本:ふじきみつ彦
原作:渋谷直角『デザイナー 渋井直人の休日』
- 第11話:「渋井直人の仲間」:2019年3月28日:25m
-
渋井直人(光石研)はアシスタント・杉浦ヒロシ(岡山天音)から彼女・ヒカル(穂志もえか)から「コンペは実は出来レース」だと聞いたが、最高のものを目指すと決めた。
渋井は書店で新アシスタント・アレグリ(森川葵)のコーピングしての悩みを見た、翌朝早くにモード内田(ベンガル)が来てキータッチの練習を行い、渋井は新アシスタントを含めて仕事すると決めた。
渋井は三浦カモメ(黒木華)に会い現況を伝え励まされ、アレグリの文字のアイデアをロゴに使用し、内田は印刷所に透かしデザイン変更によるコスト交渉し、事務所一丸となってコンペに挑んだ。
完成した夜に渋井はメンバーと中華店で打ち上げし、その店で欅坂46の渡辺梨加と出会い声を掛けたが握手できなかった、メンバーは誕生日を祝うとネットの書き込みが間違いだと告げた。
監督:松本佳奈
脚本:ふじきみつ彦
原作:渋谷直角『デザイナー 渋井直人の休日』
- 第12(e)話:「渋井直人の休日」:2019年4月04日:24m
-
渋井直人(光石研)はコンペが終わり、杉浦ヒロシ(岡山天音)とアレグリ(森川葵)とモード内田(ベンガル)と打ち上げを行い、そこに三浦カモメ(黒木華)から電話があり2週間ぶりに会うことにした。
待ち合わせ場所に行くといつもと違うカモメがいて、元彼からよりを戻すと別れ話しを持ちだされて渋井は応じた。
渋井は電話でコンペの結果が通達され「編集長以外が押すが、駄目の結果」だった、アレグリはフリーで活動すると決め、内田はデザイナーを止めると決めた。
渋井はふたりずれのカモメとすれ違い、ピータードッグ店主(池松壮亮)を訪ね死亡説があると言われ、開店した下馬やでペルー育ちの店員・メグミ(横田真悠)からペルー料理を出され話しこんだ。
渋井はペルー民芸品の人形の木彫りを始め、杉浦は不審で彼女と考えた。
監督:松本佳奈
脚本:ふじきみつ彦
原作:渋谷直角『デザイナー 渋井直人の休日』