ハゲタカ

キャスト

鷲津政彦(綾野剛)外資系投資ファンド『ホライズンジャパン・パートナーズ』>サムライファンド>帝都重工>
芝野健夫(渡部篤郎)三葉銀行>『あけぼの』>コンサルタント会社>帝都重工
松平貴子(沢尻エリカ)『日光みやびホテル』社長
アラン・フジタ(池内博之)ホライズンジャパン>社長>投資家G代表
松平珠香(木南晴夏)貴子の妹。日光みやびホテル従業員
芝野亜希子(堀内敬子)芝野の妻
芝野あずさ(是永瞳)芝野の娘
佐伯宗徳(杉本哲太)ホライズンジャパン>サムライファンド社長
中延五朗(光石研)ホライズンジャパン・パートナーズ>サムライファンド
(太田綠ロランス)ホライズンジャパン・パートナーズ>サムライファンド
飯島亮介(小林薫)三葉銀行常務>日本ルネッサンス機構>
宮部みどり(佐倉絵麻)三葉銀行>コンサルタント会社
諸星恒平(筒井道隆)『あけぼの』
滝本誠一郎(高嶋政伸)PCメーカー『ファインTD』
天宮光一(森崎ウィン)『スペース・フロンティア・ジャパン』代表
真壁達臣(伊武雅刀)『帝都重工』>

第1話:2018年7月19日:57m

芝野健夫(渡部篤郎)は経協連会長・西澤則之(山本學)にパートナーを求めた。
1997年に三葉銀行は回収困難な不良債権を投資会社に一括売りする日本初の「バルクセール」を実施し、外資系投資ファンド『ホライズンジャパン・パートナーズ』の代表・鷲津政彦(綾野剛)と部下・アラン・フジタ(池内博之)らが来て、三葉銀行資産流動化開発室室長・芝野とメンバー・宮部みどり(佐倉絵麻)らが対応した。
バルクセール交渉1回目で簿価総額は723億6458万円で、芝野は「最低でも300億円」を申し出たが鷲津は返答せず、三葉銀行常務取締役・飯島亮介(小林薫)は手応えを感じ、審査役・沼田透(藤本隆宏)は芝野の問い、鷲津とフジタらはホライズンジャパンで佐伯宗徳(杉本哲太)と中延五朗(光石研)らと資産内容を調べた。
東武日光で東京クラウンセンチュリーホテル・フロントマネージャー・松平貴子(沢尻エリカ)は日光の老舗ホテル『日光みやびホテル』で祖母・松平華(水野久美)を見舞い、日光みやびホテルは三代目社長・松平重久(利重剛)の失敗で経営危機だった。
三葉銀行常務・迫下平吉(国広富之)と沼田が会い、バルクセール交渉2回目でホライズンジャパンは65億円を提示し「債権回収不可な物件は1円と評価」「飛ばし物件が多数有る」と、迫下は飛ばし物件を含めさせていた。
飯島は外資の「ハゲタカ」に丸め込まれたと憤慨し、芝野は沼田から上司はバルクセールの目的は不良債権処理のポーズだと告げられ「銀行は生き残るが売った債券は外資に利用される」と告げた。
鬼怒川の老舗料亭『金色庵』社長・金田大作(六角精児)は鷲津らから支払い要求され、二週間以内の20億円での債権放置とゴルフ場の15億円での下取りを提示され、ホライズンジャパンは他も含め180億円で処理を進めた。
芝野は帰宅し妻・芝野亜希子(堀内敬子)から娘・芝野あずさ(是永瞳)の進路を相談され、飯島は迫下らに第2回目のバルクセールを自らが仕切ると告げオークション方式を提示し、入札業者の基準を下げ、違法行為を考え、三葉の利益だけを求めた。
鷲津は佐伯から次回のオークション方式の競争入札を聞き、金田に約束期間が過ぎたため『金色庵』の債券を売却したと告げ、騒いだ金田をフロントマネージャー・松平貴子が制止し、鷲津は金田に自らを許せない筈だと告げた。
飯島と芝野は大蔵省からバルクセールの方式を注意され情報がホライズンジャパンから流れたと知り、バルクセール入札当日に鷲津は資金を集め、締め切り間際に入札し、フジタは「鷲津は確実に勝つ為に手段を選ばない」と告げた、結果はホライズンが一位だが2位とは僅差だった。
3週間後に飯島は「沼田とホライズンの接触を疑い」、芝野は沼田の退職を問い「家庭崩壊を鷲津が救ってくれた」と聞いた。
鷲津は栃木にイヌワシを見に行き貴子に再会し、「戦う為に日本に戻った」と告げた。


原作:真山仁「ハゲタカ」
脚本:古家和尚
監督:和泉聖治

第2話:2018年7月26日:54m

三葉銀行が行なった日本で最初のバルクセールから4年後の2001年に外資系投資ファンド・ホライズンジャパン・パートナーズ代表取締役・鷲津政彦(綾野剛)は料亭で三葉銀行常務取締役・飯島亮介(小林薫)と会い、国内有数の寝具メーカー・太陽ベッドの債権をすべて譲渡を求めた。
鷲津はホライズンジャパン・アラン・フジタ(池内博之)と佐伯宗徳(杉本哲太)と中延五朗(光石研)らとオーナーの中森一族と創業者娘で社長・中森瑞恵(かたせ梨乃)らに会い、飯島は金融戦略部・芝野健夫(渡部篤郎)に「鷲津に300億円の債権を40億円で譲った」と告げた。
鷲津とホライズンは瑞恵とその息子・中森伸彰(渡部豪太)と太陽ベッド専務・百瀬和麿(半海一晃)と常務・青山大輔(伊藤正之)に、債権放棄を経営陣の撤退と民事再生法適用の申請を条件に提示したが、瑞恵は拒否した。
日光みやびホテルオーナー・松平重久(利重剛)と娘の支配人・松平貴子(沢尻エリカ)は三葉銀行で芝野と宮部みどり(佐倉絵麻)に追加融資の依頼に訪れ、芝野は経営状況悪化で経営責任を求め、貴子は近日中に経営再建計画書を提出すると約束し、日光みやびホテルでは貴子は、重久と妹・松平珠香(木南晴夏)とその夫・松平寿(池田良)に再建計画を求めるが珠香は不満だった。
鷲津らは瑞恵に債券回収の強制執行を警告し、鷲津らは飯島から三葉銀行に呼ばれ青山と百瀬と伸彰と会い建前の条件と別に瑞恵と対立する動きを聞き、鷲津は「ゴールデンパラシュート(報酬と交換に経営陣に買収を認めさせる)」を告げ、青山と百瀬に2億円と横領の証拠を提示した。
鷲津は芝野に「青山と百瀬は会社を食い物にし、責任を瑞恵に追いつける」と告げたが、三葉銀行の動きが気になった、貴子は重久が寿に社長を譲ると聞き、鷲津と佐伯は太陽ベッド栃木工場長・名高悟(北見敏之)に会い、日光みやびホテルに行き貴子と会った。
鷲津は太陽ベッドが債権者の鷲津らに無断で、民事再生法を申請してスポンサーを競争入札で決めようとすると知り、飯島と芝野と瑞恵と伸彰はアトムファンド社長・三枝万平(神尾祐)が相談し、入札当日に瑞恵がアトムに委任状を提出すると、鷲津は太陽ベッド従業員と組合員からの委任状を提出した。
交互に入札し予想上限を超え、鷲津は審査員に不正の調査を求め、ホライズンが落札し、瑞恵と伸彰の背任の証拠を提出した、重久は寿の名義で融資を考えたが寿は消え、社長に就任した貴子は芝野に再建計画書を提出し、鷲津が訪れ「ホライズンは日光みやびホテルを買収予定だ」と告げた。


原作:真山仁「ハゲタカ」
脚本:古家和尚
監督:和泉聖治

第3話:2018年8月02日:45m

ホライズンジャパン代表取締役・鷲津政彦(綾野剛)は日光みやびホテル社長に就任した・松平貴子(沢尻エリカ)と三葉銀行金融戦略部・芝野健夫(渡部篤郎)に日光みやびホテル買収予定を宣言し、三葉銀行以外の取引銀行から債権と株式を譲渡され、さらに貴子の妹・松平珠香(木南晴夏)の夫・寿(池田良)からもを譲渡され、34%の株で経営に口だしし、貴子に鷲津は「ホテルを奪うためでも壊すためでもない」と告げた。
ホライズンジャパンで鷲津はアラン・フジタ(池内博之)と佐伯宗徳(杉本哲太)と中延五朗(光石研)らに、貴子と三葉銀行の動きを見張らせ、貴子は会長・松平重久(利重剛)と珠香と話した。
三葉銀行常務取締役・飯島亮介(小林薫)は地方と企業を支援するプロジェクト『三葉ふるさとファンド』設立予定で第一候補で日光・鬼怒川地域を考え日光みやびホテルも支援を受けられと告げた。
ホライズンジャパンで鷲津らは訪問した貴子から方針を問われ、ホテル再建の最大の問題点を残し覚悟を求めた、飯島は三葉ふるさとファンドの説明会を開き参加を呼びかけ、芝野は部下・宮部みどり(佐倉絵麻)から三葉ふるさとファンドの正体は「地方からの再建回収目的の人員整理と子会社化で告訴も考える」と聞いた。
ホライズンジャパンで三葉ふるさとファンドの目的を調べ、芝野は帰宅しアルコール中毒の妻・芝野亜希子(堀内敬子)の代わりに娘・芝野あずさ(是永瞳)と過ごし、鷲津は飯島と料亭で会い「太陽ベッドの隠し口座の存在」を告げ牽制した。
芝野は貴子に三葉ふるさとファンドの正体を示し「外資に狙われる程に国を腐らせたツケが来た」と告げ、貴子は芝野に依頼しホテルの取締会を開き「ファンドに参加せず、重久の背任容疑を決議し」社員に再建へ協力を求めた。
貴子は鷲津を訪ねビルで寿を見つけ、珠香に寿が金を彼女に持ち逃げされた告げ、貴子は鷲津と栃木で会いホテル買収後に融資を受けてホテルを買いたいと第三の案を告げ、鷲津は覚悟を受け入れ「日光みやびホテルは亡き両親が出会った場所」「銀行にホテルを買収されたく無かった」と告げた。
鷲津は芝野に会いワープジャパン倒産報告書を見せ「虚偽の計画倒産の報告された」と告げ、芝野は飯島に「鷲津から国税庁が三葉の隠し口座を調査中」と告げ、飯島はホテルで鷲津に会い顧客リストを渡し「ワープジャパン社長・金井潤平(小木茂光)の息子」と告げ、芝野は飯島に自分の名が使われたと知ったと告げ、鷲津が隠し口座を公表した。


原作:真山仁「ハゲタカ」
脚本:古家和尚
監督:和泉聖治

第4話:2018年8月09日:45m

2010年にホライズンジャパン・パートナーズ社長・鷲津政彦(綾野剛)は芝野健夫(渡部篤郎)の『あけぼの』再生担当執行役員に就任を知り、総合電機メーカー『あけぼの』本社で社長・諸星恒平(筒井道隆)と芝野は再生計画を提示し会長・新見哲平(竜雷太)は反発した。
鷲津はホライズンでアラン・フジタ(池内博之)と佐伯宗徳(杉本哲太)と中延五朗(光石研)らに『あけぼの』の買収の一旦保留を命じたがアランは反発した、芝野は経営状態が悪い企業でリストラを断行し首切り屋と呼ばれたが企業を再生させてきた。
PCメーカー『ファインTD』社長・滝本誠一郎(高嶋政伸)は『あけぼの』買収に動き、芝野は娘・芝野あずさ(是永瞳)と食事し、鷲津は政府支援の産業復興の日本ルネッサンス機構を調べ、アランからホライズン本社と鷲津の対立を聞いた。
諸星と芝野は滝本との面会を警戒し、滝本は『あけぼの』の再生計画に対し業務提携計画を示し、芝野は滝本は最初は友好的な救済的買収を提案するが後で撤回すると拒否すると、滝本は態度を変えてTOBを宣言し再考を求めた。
ルネッサンス機構懇談会で鷲津と中延は滝本から話しかけられ、『あけぼの』レーダー開発部部長・中尾武(菅原大吉)は諸星に『あけぼの』で働き続けたいと告げ、鷲津はアランから本社指示「『あけぼの』から撤退」を聞き、滝本の背後に大物を知った。
鷲津らホライズンは芝野と諸星に会い「滝本の背後にアメリカ最大の軍需産業ファンド・プラザグループがレーダー開発部を狙い、資金は8兆円」と告げ判断を求めた、芝野と諸星は滝本に買収を断り鷲津はホライズンジャパンは『あけぼの』のホワイトナイトになりレーダー開発部を買収して非公開化すると告げた。
アランは鷲津と本社の意見の対立を考え、滝本は芝野のアルコール中毒の妻・芝野亜希子(堀内敬子)に酒を多数送りつけ娘・あずさの仕事クレームを付け、鷲津はホライズンからプラザグループに対抗したとして解雇され、アランはホライズンジャパンを引き継ぎ『あけぼの』のホワイトナイトを降りた。
鷲津は芝野と会い「これから戦線布告する」と告げ、新ファンド立ち上げを告げ、佐伯と中延らは鷲津に加わった。


原作:真山仁「ハゲタカ」
脚本:古家和尚
監督:和泉聖治

第5話:2018年8月16日:45m

2010年に総合電機メーカー『あけぼの』の買収を狙う『ファインTD』社長・滝本誠一郎(高嶋政伸)と、部下・アラン・フジタ(池内博之)の裏切りで鷲津政彦(綾野剛)はホライズンを解雇され、仲間の佐伯宗徳(杉本哲太)と中延五朗(光石研)と(太田綠ロランス)と新たに『サムライファンド』を立ち上げた。
『あけぼの』の再生担当執行役員・芝野健夫(渡部篤郎)は妻・芝野亜希子(堀内敬子)と娘・芝野あずさ(是永瞳)に詫び、芝野は『あけぼの』役員会議でレーダー開発部の売却を提案し、会長・新見哲平(竜雷太)は社長・諸星恒平(筒井道隆)に『サムライファンド』は否定し、滝本は『あけぼの』役員会議の情報で「あけぼの」株の争奪を考え、鷲津も株の争奪戦を準備した。
『日光みやびホテル』社長・松平貴子(沢尻エリカ)と松平珠香(木南晴夏)は、ホライズンジャパン社長・アランから株式売却通知を受け取り、鷲津はアランの暴走と考えホライズンからの買収を考え、貴子はアランから鷲津の解雇と2週間での51億円の用意を求められた。
芝野と諸星はレーダー開発部・中尾武(菅原大吉)らに通知を説明し反対され、料亭で新見は滝本にプラザグループとの係わりを問い資金調達への関与を持ち掛けられ、鷲津はホライズン本社から1200億円での企業株譲渡を聞き、滝本はレーダー開発部のプラザグループへの売却利益を考えたが鷲津は残す事での将来のより多くの利益があると答えた。
『あけぼの』製のコンピュータに不具合が生じ、芝野はプラザ・グループによる外部ハッキングと考え、株が大暴落してた、『サムライファンド』と『ファインTD』の株争奪戦が始まり、双方が5%程度買い拮抗した。
芝野は中尾を鷲津に会わせ社員株20万株を預け、鷲津は日本ルネッサンス機構の名簿を芝野に提示し特別顧問・飯島亮介(小林薫)に会いレーダー開発部の買取を持ちかけた、鷲津はアランに会い『日光みやびホテル』は売却済みと告げられ売却計画を破棄した。
『あけぼの』役員会議で新見は緊急動議で諸星解任し、新見は『ファインTD』が統合を告げ、芝野は新見に会社を私物化して壊したと告げた、鷲津は貴子に電話し迷惑を謝罪し「自分に何かできることはないか」と告げたが不要と言われた。
『あけぼの』とPCメーカー『ファインTD』が統合計画が動き、中尾が脳梗塞で倒れ鷲津は芝野と諸星に会い、記者会見を開き『あけぼの』へのTOBを発表した。


原作:真山仁「ハゲタカ」
脚本:古家和尚
監督:田村直巳

第6話:2018年8月23日:45m

サムライファンド代表・鷲津政彦(綾野剛)はPCメーカー『ファインTD』社長・滝本誠一郎(高嶋政伸)から大金を提示して手を引けと求め、泣き落としや恫喝して画策し、滝本はマスコミを使いネガティブキャンペーンを行い新聞や週刊誌にハゲタカ外資を批判する記事を載せた、サムライファンドで社員・佐伯宗徳(杉本哲太)と中延五朗(光石研)と(太田綠ロランス)らは鷲津から『あけぼの』株買い付け推進を求められた。
総合電機メーカー『あけぼの』元社長・諸星恒平(筒井道隆)は芝野健夫(渡部篤郎)から新見哲平(竜雷太)への社内クーデターを聞き、『日光みやびホテル』のオーナー・松平貴子(沢尻エリカ)は外資系ホテルグループ『クラウンセンチュリーホテル』に買い取られ条件は受け入れられず難航し、外資系投資ファンド『ホライズンジャパン』社長・アラン・フジタ(池内博之)は本社から判断を責められた。
鷲津はテレビの報道番組に出演し、「『あけぼの』を狙う『ファインTD』の背後に、アメリカ最大の軍需産業ファンドが潜んでいる」と告白し、マスコミに「外資に操られ日本の技術を売り渡そうとする輩は下劣な売国奴だ」と批判し、滝本はマスコミに国益よりも利益を優先すると告げた。
鷲津は芝野から『あけぼの』レーダー開発部に連れられ社員に会い、病院で中尾武(菅原大吉)と諸星に会うと中尾は新見を信じていた、軍需産業ファンド『プラザ・グループ』が直接『あけぼの』買収に動き出した。
サムライファンドはプラザ・グループのTOBに株が流れた、鷲津はFBI資料「プラザ・グループの動向」を入手し事実関係を調べさせ、『あけぼの』レーダー開発部員らと中尾は新見と話し『プラザ・グループ』との統合の意志を確認し将来を求め、新見は芝野に売却先探しを求め会長を辞任した。
貴子は栃木の高原で鷲津に会い「持ち主が変わってもホテルを守る」と告げ、鷲津はFBIへの協力弁護士グループ名簿を入手し、ホライズンを解雇されたアラン・フジタを呼び出しその父のジョン・フジタからの情報を入手した。
鷲津は日本ルネッサンス機構特別顧問・飯島亮介(小林薫)に『あけぼの』レーダー開発部の件での内閣総理大臣・望月康夫(角野卓造)の面会仲介を求め、鷲津は望月に『プラザ・グループ』に反対する声明を求め、賄賂リストの公表で脅した。
翌日に政府はプラザ・グループのTOBに遺憾を表明し、『あけぼの』はサムライファンドを友好的買収と受け入れ、サムライファンドは買付価格を上げた、鷲津は滝本に『ファインTD』の保有する『あけぼの』株の譲渡を求め、FBIは『プラザ・グループ』幹部を贈収賄容疑で逮捕した。
鷲津は滝本にプラザ・グループTOB完了前に不正告発が出来るかが鍵だったと告げ、鷲津はTOBを完了させ諸星を新社長に指名した、貴子はクラウンと契約を結びホテルを守ると告げた。


原作:真山仁「ハゲタカ」
脚本:古家和尚
監督:近藤一彦

第7話:2018年8月30日:45m

2018年の夏に名門重工業メーカー『帝都重工』で「データ改ざん事件」が発覚し、日本ルネッサンス機構会長・飯島亮介(小林薫)の力は官邸に及び、ファンド社長・鷲津政彦(綾野剛)は大学で講義し日本を憂い、『スペース・フロンティア・ジャパン』代表・天宮光一(森崎ウィン)は鷲津にあった。
飯島は芝野ビジネスパートナーズ社長・芝野健夫(渡部篤郎)に帝都重工の処理を依頼し、経協連会長・西澤則之(山本學)に芝野はパートナーが必要と答え、サムライファンド社員の中延五朗(光石研)と佐伯宗徳(杉本哲太)と(太田綠ロランス)らは帝都重工を噂した。
鷲津は帝都重工の子会社スペース・フロンティアを視察し天宮と桜井加奈(青野楓)に会い宇宙開発事業を見て、「夢に投資しない」「夢とは実現する意思のない人間が使う言葉」と告げた、芝野と飯島と会い、『帝都重工』社長・真壁達臣(伊武雅刀)から正式に『帝都重工』を買収を打診され、条件は「取得する株は最大でも三分の一」「株主として拒否権はあるが経営権を渡すつもりはない」と提示された。
鷲津は返事を保留し、芝野に飯島の関与を問い最後の仕事と言われた、鷲津はサムライファンドで慎重に『帝都重工』周辺の動きを探るように指示した、天宮と桜井は鷲津に新しい事業計画を見せると明確な目的が必要で自力で飛ぶ覚悟を持て言われた。
クラウンセンチュリーホテル経営会議で日光みやびホテル社長・松平貴子(沢尻エリカ)は役員を打診され、日本支部副統括・加瀬彰一(堀部圭亮)から飯島を紹介され日本ルネッサンス機構からの融資を聞いた。
帝都重工に内部告発により大規模な「不正会計」が発覚した、鷲津は芝野に内部告発した人物に会いたいと申し出て、財務常務・島田寛子(峯村リエ)に会い愛社精神からだと聞き、芝野は知っていたと告げた、天宮と桜井は帝都重工から業務提携解除通知を受け、鷲津はアメリカの機関投資家グループとの事前話し合いが有ったと知った。
鷲津はサムライファンドメンバーに情報共有は終わりにし、帝都重工のデータは破棄し、サムライファンドを辞めると告げた、鷲津は飯島と真壁に買収を断り、帝都重工の社長に就任すると告げ、芝野は飯島から鷲津社長就任と自身の入社を求められ、サムライファンドは証券取引等監視委員会に行きその後に別れ。
貴子は芝野からアジア各国の重工業メーカー会議開催協力を求められ、主催・帝都重工社長は鷲津と聞いた、3週後にサムライファンドは佐伯が社長に就任し、鷲津と芝野を貴子が訪れた。


原作:真山仁「ハゲタカ」
脚本:古家和尚
監督:近藤一彦

第8(e)話:2018年9月06日:58m

帝都重工社長・鷲津政彦(綾野剛)は執行役員・芝野健夫(渡部篤郎)と日光みやびホテル社長・松平貴子(沢尻エリカ)とアジア重工業会議開催を打ち合わせ、鷲津は日光みやびホテルの独立を問い日本ルネッサンス機構会長・飯島亮介(小林薫)の指示と聞くが開催を決め、鷲津は芝野に帝都重工を再建すると告げた。
スペース・フロンティア・ジャパン代表・天宮光一(森崎ウィン)はスポンサー探しに奔走し、広報担当・桜井加奈(青野楓)から帝都重工訪問を持ち掛けられ、鷲津は社長就任記者会見で「30日以内に帝都重工に革命をもたらす」と宣言した。
鷲津は飯島と帝都重工元会長・真壁達臣(伊武雅刀)に本気だと告げ、翌日に帝都重工の経営企画会議が行われ役員らは子会社の切り捨てを既存方針と告げた、その後に再生担当・芝野は帝都重工の管理職への聞き取り調査で面談を行うと告げた。
桜井はひとりで鷲津を訪れ「契約解除の撤回」を懇願し、鷲津は「近いうちに伺う」と答えた、やがて鷲津は帝都重工の子会社や関連会社の視察を開始し、芝野は宮部みどり(佐倉絵麻)と聞取り調査で「トップダウン指示で管理職は従わざるを得ない」と聞いた。
鷲津はスペース・フロンティアを訪れて天宮と桜井から取引履歴を聞き契約解除を2週間延長し、貴子はクラウンセンチュリーホテル日本支部副統括・加瀬彰一(堀部圭亮)から自身の独立を聞き妹・松平珠香(木南晴夏)に調べさせた。
サムライファンドの中延五朗(光石研)と佐伯宗徳(杉本哲太)と社員(太田綠ロランス)らは帝都重工の株価上昇とアメリカでの株価買い占めを知り、貴子が来て「日光みやびホテル独立支援は鷲津牽制」「隣接ホテルらも日本ルネッサンス機構から融資を持ちかけられ」裏の調査を頼んだ。
芝野は帰宅し妻・芝野亜希子(堀内敬子)や娘・芝野あずさ(是永瞳)や孫と話し、鷲津は飯島から日本ルネッサンス機構会長後継と帝都重工の仕事中止を持ち掛けられ、真壁は芝野に翌日のアジア重工業会議への鷲津の欠席を同意済みと告げた。
鷲津は貴子とアジア重工業会議を打ち合わせ、2018/09/06に日光みやびホテルで芝野と真壁らがメンバーを迎え、真壁は貴子に部外者立入禁止を命じた、会議で真壁はデータ改竄問題の解決で関連会社処分を告げると、会場に帝都重工の不正証拠が映されて「現状も続き歴代社長と役員の指示だ」と告げて鷲津が現れた。
鷲津は真壁に「株価主義で現場の声を殺した」と批判し、芝野は「鷲津の言葉は真実で証言を提供出来る」「次の世代の為」と告げ、鷲津は「破壊者と言われても国を改革する」と告げ、貴子は待機した報道陣を招き入れた。
鷲津は姿を消し、帝都重工の不正は広く報じられ、株価は低下しサムライファンドは帝都重工の株を買い集め、佐伯は電話で手を組みたいと申し出を受け、帝都重工の経営企画会議で株主のサムライファンドの佐伯らとアメリカのウォードキャピタル代表・アラン・フジタ(池内博之)がTOBを提案し「指示はないが鷲津の行動の意味は判る」と告げた。
貴子と中延は加瀬に「周辺ホテルと日光みやびホテルをクラウンセンチュリーの対抗先に売却を狙った」と告げ、貴子はクラウンセンチュリーから会議の騒動の違約金を求められ、中延は違約金はサムライファンドが負担し日本ルネッサンス機構からも引き継ぐと告げた。
飯島は日本ルネッサンス機構会長を私的資金流用での損害理由で解任され、サムライファンドらのTOBは成功し新社長に芝野を指名し、天宮と桜井らは資金集めに失敗したがアランと芝野と鷲津が来て新たな取引を依頼し、鷲津はビジネスに3億円出資し「経営権取得を目標にせよ」と告げた。
貴子は鷲津に日光みやびホテルの独立を告げ、栃木の高原に貴子が行くが、鷲津は空港にゆき日本から離れようとした。


原作:真山仁「ハゲタカ」
脚本:古家和尚
監督:星野和成

このページの先頭へ