笹沢左保サスペンス4

タクシードライバーの推理日誌16「完全犯罪への抜け道」

夜明日出夫(渡瀬恒彦)は客(山田スミ子)にせかされ交通違反で止められ、夕方に乗せた女子高生・堀内美奈(三国由奈)が自宅で殺害され東山(風見しんご)や国代(小林健)らが調べ所轄刑事・牛山(佐渡稔)が父・堀内則文(田山涼成)が見つけ、ネクタイで絞殺と告げ、美奈の担任・岡部清志(木下ほうか)が直ぐに逮捕された。
岡部は裁判で否認し、夜明は裁判所呼出状をドライバー・城ノ島(片桐竜次)と読み、裁判で弁護士・永峰千鶴子(古手川祐子)が小学校教師で岡部の妻・岡部昌江(渡辺梓)にアリバイを聞き、検事・三田(河西健司)が異議を言うが千鶴子は夫婦の不和を立証し夫の暴力のカルテを提出し、三田が夜明を質問し、夜明は神谷(平田満)と東山らから岡部の借金を美奈が建て替え状況証拠は多く千鶴子は元検事と聞き、その後岡部は無罪となり夜明は神谷から再捜査で遺体写真を見せられ、夜明は娘・西村あゆみ(林美穂)と講師との付き合いを聞き喧嘩した。
1週後に夜明は千鶴子に呼ばれ、千鶴子は昌江に離婚裁判を忙しいと断り、千鶴子を群馬藪塚温泉に乗せ元夫で開業医・秋津彰一(下塚誠)の故郷で娘・茜(小笠原茉莉)と会う為で、岡部が則文に刺され逮捕され告発文とネクタイが届いていて、夜明は神谷からネクタイは偽だが殺人教唆と言われ千鶴子が弁護を引き受けたと聞いた。
東山は昌江の偽証言と告発者と疑い、浅草橋小学校教師(川俣しのぶ)に昌江を尋ね同僚教師・北川(山口粧太)を恋人と疑い、千鶴子が則文と岡部が有罪かで対立し殺人教唆人物をマスコミに非難し、北川は東山らに昌江の恋人は否定し昌江に付き合う人物がいると言い、夜明は木下(小倉一郎)から千鶴子の指名を聞き、藪塚温泉乗せ秋津医院で茜を待ち彰一の母・秋津(服部美也子)が送り、日光へ乗せ千鶴子は堀内の妹・松本道代(水木薫)に会い証言は断られ、夜明は茜に弁護士の仕事を伝え母娘が日光で過ごした。
夜明と千鶴子は藪塚温泉に泊まり、神谷と東山らは告発文が浅草で作られ昌江が則文に送ったと考え、昌江が自宅で死体で発見され、夜明は東山らから状況を聞き調べを頼み、あゆみが来て仲直りし、夜明は東山らから秋津彰一が昌江との付き合いを認め昌江事件にアリバイがあると聞いた。
<以下、隠し字>
夜明は美奈殺害犯を考え神谷と東山らに犯行現場に美奈が行き岡部が犯人で、告発状から細部に詳しい千鶴子を疑い藪塚温泉でタクシーで日光に行き深夜バスで昌江殺害可能と判り、夜明は東山に防犯カメラを探させコンビニカメラで千鶴子らしい人物を見つけ近くで証言を得て、夜明は千鶴子を藪塚温泉に連れ岡部が美奈を殺害したが無罪になり強請られ、殺人教唆で則文に岡部を殺させ、茜を利用しようとした昌江を殺害したと告げた


監督:吉田啓一郎
脚本:坂田義和
原案:笹沢佐保
出演者:渡瀬恒彦・林美穂・風見しんご・小林健・平田満・渡辺梓・古手川祐子・木下ほうか・田山涼成・小倉一郎・佐渡稔・片桐竜次・下塚誠・三国由奈・小笠原茉莉・深見亮介・藤下邦彦・川俣しのぶ・服部美也子・水木薫・河西健司・山口粧太
制作年:2002年


感想:

「殺人ツアーの乗客 信州松本・仕組まれた小京都旅行!!」

夜明日出夫(渡瀬恒彦)はおばさん客(大島蓉子)にアンケートをとるが聞けず、営業所で野村忠(鶴田忍)が娘・野村潮美(よしこさん)を紹介し、橋本(佐藤二朗)が長野ツアーの契約を告げ、夜明は逃げる女性を乗せ名詞を渡した。
夜明は指名で行き速水真琴(葉月里緒奈)と娘・女子高生の速水理沙(荒井萌)を乗せ、長野ツアーは旅行会社「JSツーリスト」社員の真琴の企画だった、イイヅカフーズお客様相談センター副室長・相沢孝之(大高洋夫)の死体が見つかり東山秀作(風見しんご)と国代義明(小林健)と馬場幸男(正名僕蔵)らが調べ発見者のキャバクラ嬢・三橋香奈枝(澪乃せいら)に聞いた。
東山らはイイヅカフーズお客様相談センター室長・新藤久美(あめくみちこ)から苦情処理客を聞き、JSツーリストへ行き西村あゆみ(林美穂)がバイトし真琴を聴取し「イイヅカフーズ」社長・飯塚雄三(春田純一)と相沢をツアーに誘ったと聞いた。
松本で山田恵子(草笛光子)が相沢の死亡を聞き、東山らは係長・神谷雅昭(平田満)に夜明の絡みを伝えた、出発日に夜明は真琴と理沙とあゆみと飯塚に会い車に真琴と飯塚を乗せた、東山らは相沢のパソコンデータ消去を知り新藤から香奈枝と会い相沢と組んだ詐欺と知った。
長野で飯塚は故妻・真由美(江口ナオ)の法要に出て、恵子が来て真琴を叱り理沙が来て長野で暮らす言った、宿に行き夜明は真琴から理沙の父・山田隼人(出合正幸)が自殺した警察官と聞いた、東山らが夜明に来たが飯塚の死体が河原で見つかった長野県警察刑事・辰巳清志(梨本謙次郎)に東山らが挨拶し妻と同じ刺殺で相沢が臨場と聞い、東山らは真琴を疑い、辰巳と恵子に会い飯塚と居たと聞いた。
真琴は理沙から父との関係を尋ね望まれていないといい、夜明は指名で真琴を乗せ悩むと知り自宅に連れ結論は急ぐなと言った、朝にあゆみが来て真琴と会った、東山らは「三立」店長・守屋紀彦(大鶴義丹)を真由美殺しで疑い、夜明は恵子と真琴を話し守屋に襲われたが捕らえた。
神谷が夜明に、守屋はアリバイがあり真由美の保険金の行方を疑い山田隼人が失態しなく恵子の復讐を疑った、東山らは相沢周辺を理沙が探ると知り調べた、神谷は恵子から庭の穴で絵が隠されていたと知り飯塚殺害を自供した。
<以下、隠し字>
神谷が夜明に真由美が遊び歩き飯塚が憎み殺害し強盗殺人に見せかけ恵子は真琴を庇うと言い、夜明は死亡推定時刻を疑い神谷に依頼し、真琴を隼人の中に長野に連れ2人殺害したと言い急性血腫でかなり後に悪化して死亡したと言うと、真琴は隼人の死は無駄で2人の話しを盗み聞き真相を知ったと言った。
夜明は相沢と飯塚が隼人を殺害して、理沙は皆に望まれて生まれたと言った。


監督:吉田啓一郎
脚本:塩田千種
原作:笹沢佐保
出演者:渡瀬恒彦・林美穂・風見しんご・正名僕蔵・小林健・平田満・佐藤二朗・鶴田忍・梨本謙次郎・斎藤清六・江口ナオ・澪乃せいら・出合正幸・荒井萌・大鶴義丹・大高洋夫・あめくみちこ・春田純一・葉月里緒奈・草笛光子・よしこさん・大島蓉子
制作年:2013年


感想:

タクシードライバーの推理日誌(39) スキャンダルな乗客!!

元刑事のタクシードライバー・夜明日出夫(渡瀬恒彦)は、劇団城塞の女優・三条亜希子(高橋ひとみ)を乗せ夜明の娘・西村あゆみ(林美穂)が待ち、劇団30周年記念書籍編集のアルバイトで、夜明は稽古場見学し演目・奇跡の人のヘレン・ケラー役の候補少女が稽古し、亜希子の付き人・森川時枝(中山忍)は27年前にヘレン役でデビューの亜希子が今度はサリバン役を演じると言った。
主宰・椎名(西岡德馬)と女優・長谷麻里子(筒井真理子)と助手・湯沢(隈部洋平)と亜希子がヘレン役で大手プロダクション所属アイドル・島本エリカ(尾碕真花)で劇団幹部の密約の噂で湯沢と麻里子が言い争い、椎名が記念公演後に引退と告げ、元城塞・ライター・戸川(土屋佑壱)が時枝に亜希子を恨むと言い、夜明は小林係長(徳井優)から指名の連絡で亜希子を故郷・堂ヶ島へ乗せ、沢田小百合(中島ひろ子)から鏝絵を見せられ伝統と聞いた。
翌朝お台場で戸川の撲殺死体が発見され、東山刑事(風見しんご)と馬場刑事(正名僕蔵)と国代刑事(小林健)らが臨場し、編集長・青山から城塞のスキャンダルを狙うと聞き時枝は死亡推定時刻の午後6時から8時に自宅に居て、神谷警部(平田満)に告げると戸川のアパートで馬場が亜希子がタクシーに乗る写真を見つけ夜明のタクシーでアリバイを聞き、湯沢と亜希子がヘレン役で沢田梓美(荒川ちか)とエリカを較べ、西伊豆松崎で小百合が壁塗りで落ち、夜明に指名が入り梓美を母・小百合の事故で松崎に送り、叔母の医師・井村照美(服部妙子)が骨折だけと言い梓美を夜明が取りなし照美から事情を聞き、東山が時枝の事件時の外出で麻里子と会うと知った。
梓美が歩道橋で突き落とされ重体で服から三池(深沢敦)の指紋が見つかり、ヘレン・ケラー役の最終オーディションに梓美が演じ、東山らが三池を逮捕し密約を認め、夜明は亜希子と小百合が幼馴染みと知り、亜希子と麻里子がヘレン役で対立し椎名が自分で決めると言い、麻里子に梓美と告げた。
椎名の墜落遺体が見つかり、麻里子が自分とエリカのキャストを発表し、湯沢は亜希子と時枝に独立を話し、亜希子が発作で夜明が病院に連れ、評論家・藤山(河西健司)が会見し椎名の留守電でキャストが亜希子と梓美と示し、伊豆漁港で麻里子が墜落死した。
<以下、隠し字>
椎名と麻里子殺害犯が同一と思われ、亜希子が会見で開催を伝え夜明は首に傷を見つけ、夜明は神谷から戸川のスキャンダルを疑い謎解明を頼まれ、亜希子にネックレスを落とした場所を尋ね、亜希子が椎名と梓美を産み小百合の実子にし、戸川に脅され殺害し戸川の車で死体を移動し、椎名が肝移植相手に梓美を望み自身も余命が短く許せなく殺し、梓美を認めない麻里子も殺したと聞いた。


監督:吉田啓一郎
脚本:安井国穂
原作:笹沢左保
出演者:渡瀬恒彦・平田満・風見しんご・高橋ひとみ・中山忍・筒井真理子・中島ひろ子・西岡德馬・正名僕蔵・徳井優・林美穂・隈部洋平・尾碕真花・土屋佑壱・荒川ちか・小林健・河西健司・深沢敦・服部妙子
制作年:2016年


感想: 夜明の事件への関与パターンが固定する事がプラスになってしまった。
刑事とのやり取りもパターンで、トリックも特に凝らない。
ただし、最新機器を出来るだけ持ち込まない内容は息が長い。

女取調官4

佐賀県警捜査1課取調官・水木庄子(賀来千香子)は安達斑班長・安達八郎(綿引勝彦)と県警に「東京のムナカタミサコ」からの「佐賀中央医大病院の不祥事」に関する不審電話を話し、6月5日にに唐津駅付近で宗方美紗子(霧島れいか)の遺体が見つかり、現場で安達と庄子は死顔の穏やかな微笑に驚き、司法解剖で死因は心タンポナーデと判明し、心臓を細い金属で正確な位置を突かれ容疑者は医学の知識をもつと考えた。
県警本部刑事部長・鷲峰(高橋英樹)と1課管理官・鳥海(神尾佑)は安達から事情を聞き、鳥海と安達と庄子は美沙子の姉・瀬川百合子(佐藤友紀)と夫・栄介(おかやまはじめ)から美紗子は5年前の伊万里市の瀬川覚殺害事件の被害者の叔母で一昨日に東京から長崎空港経由で戻り睡眠薬と癌が見付かり、警部補・松尾が携帯通話記録から横浜の友人・影山由美と通話後の3時殺害で、取調補佐官・矢島(中山麻聖)と庄子が話し、安達斑・井手が佐賀中央医大の心臓医らを示し、地元テレビコメンテーターの心臓外科医・高野真一郎(中村俊介)も含まれた。
美紗子がホテルから高野と出かけ、前夜も出かけ、高野は幼馴染みの美紗子と20年ぶりに再会し編集者・大西茜と会ったアリバイを述べ、庄子らは内科医・兵藤雅也(須田邦裕)のアリバイを嬉野市の医院で調べ不明で、東京組・山下と野中が高野が1月前に美紗子と会ったと伝え、庄子が高野を事情聴取に決まり、6月7日に庄子らが高野を聴取したが状況を楽しみ、美紗子の癌に驚き前夜に誰かと会っていた述べた。
庄子らと安達斑は兵藤のアリバイを調べ不明で、翌日に庄子が兵藤を取調べアリバイを聞き唐津の喫茶店で確認し男と会い何か隠すが釈放され、東京組が美紗子が預金2000万円を下ろし翌日高野が訪ねたと判り、鳥海が高野の逮捕を急ぎ高野の犯行の決定的な証拠はないが庄子は取調べで落とせると言い高野を逮捕し、庄子は高野を取調べ医療ミスと借金を疑い兵藤の隠し事を持ち出し、高野が疑問を列挙し否認し、庄子は異様な自身が不審で、高野は世間を気にした。
庄子は高野を送検したが検察から戻され瀬川覚を言うと面識を否定し兵藤を気にし、庄子は安達に高野と兵藤の関係調査を頼み、瀬川覚事件の緊急医で死後に揉め、安達が兵藤の薬の横流しを見つけ逮捕し、翌日兵藤逮捕を高野に知らせ動機がないと言われ、6月17日に高野の隣人・坂本が高野が自宅にいたアリバイを言い庄子は高野の安心感の正体と知り高野が思い出したと言い、庄子は安達に死体移動と高野の警察への敵意を考えるが、死体移動の痕跡がなく、鳥海は釈放を考え安達と庄子と鷲峰は裏を考えた。
庄子は高野に判らない事が多いと弱音を言うと表情が変わり、庄子は高野の動機が違うと再調査を行い美紗子を調べ長崎空港から福江島に行った事が不審で、瀬川覚事件で美紗子も来たと知り、当時の担当者(小倉一郎)から3日後に半月前事件の容疑者・安西が事故死し覚殺害も判り両親が安西逮捕が遅いと恨み高野も泣き覚の墓が福江島と聞き、庄子らが福江島に行き美紗子と高野と覚の関係を考え、伊万里市で覚が産まれた事を知り、安達と鳥海と鷲峰に伝えた。
<以下、隠し字>
庄子は高野に医療ミスが無く、瀬川覚が美紗子と高野の子で百合子が引取り、瀬川覚事件で高野が知り、美紗子は唐津で刺されたと嘘をつき協力し佐賀市で死に、美紗子が高野に求めた安楽死で痛みを感じさせない為に睡眠薬を使用し、利用し恨む佐賀県警を非難すると考えたと言うと認め、瀬川夫婦の怒りを自分らで果たそうと安楽死を頼まれたと言い、兵藤は警察の捜査通りと自白した。


監督:赤羽博
脚本:扇澤延男
原作:笹沢左保「遥かなりわが愛を」 出演者:賀来千香子・中村俊介・綿引勝彦・中山麻聖・神尾佑・霧島れいか・須田邦裕・高橋英樹・小倉一郎・梨本謙次郎・水島凉太・阿部亮平・片山亨・赤木悠真・武藤晃子・中原裕也・夏秋成美・上岡紘子・兼松若人・菅田俊・おかやまはじめ・佐藤友紀
制作年:2016年


感想: 容疑者逮捕から始まるミステリのひとつと言える。
動機・アリバイ共に不明だが、取調べと捜査を進める時間設定ミステリ。
思考を繰り返し、表だけに捕らわれない捜査が辿りつけるか。

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