隕石家族

キャスト

門倉久美子(羽田美智子)
門倉美咲(泉里香)
門倉結月(北香那)
森本翔太(中尾暢樹)
(ブラザートム)
片瀬浩人(中村俊介)
門倉正子(松原智恵子)
門倉和彦(天野ひろゆき)

スタッフ

演出:竹村謙太郎
原作・脚本:小松江里子

第1回:2020年4月11日:44m

隕石衝突まであと半年!?笑って泣いて本音爆発!スペクタクルホームサスペンス!

20XX年に「1年後に巨大隕石が地球に衝突する」と発覚して半年後、終末の日が迫り、日本は持ち前の国民性でギリギリの秩序を保っていた。
東京・世田谷の門倉家で家族が目覚め、次女・門倉結月(北香那)は最後の受験に落ち予備校を考え、長女・門倉美咲(泉里香)は今さら遅いと告げ、同居する姑・門倉正子(松原智恵子)は林檎の値上がりを聞い、主婦・門倉久美子(羽田美智子)と夫・門倉和彦(天野ひろゆき)らはテレビニュースで隕石情報を視た。
渋谷で暴徒が騒ぎ結月の彼氏・森本翔太(中尾暢樹)はアパートを焼かれ宿無しとなりスナック店長(ブラザートム)と結月と話した、和彦の会社はマッサージチェアのみが売れて働くが社員が辞めて行き、久美子はスーパーで働き、正子は施設で老人らと麻雀し家族らの噂した。
夜に家族5人がリビングに集まり、結月は翔太を連れて来て同居を頼み込んだ、唯一彼氏の存在を知らなかった和彦は不満を告げたが、久美子が説得し多数決で翔太を納戸に住まわせた、和彦は「家族と一緒に最後の時をこの家で迎える」と夢を告げ、久美子が手製ビーフシチューを出して「好きな人と一緒に暮らしたい」と告げた。
高校同級生でテニス部キャプテン・片瀬浩人(中村俊介)に想いを打ち明けたいと言った久美子は片瀬に会うために家を飛び出した、家族はそれぞれ異なる反応を示し和彦は寝込んで会社を休んだ。
1週間後に結月は近所の主婦・御園(光浦靖子)から久美子を問われ、和彦は起きて来て元気を装い、夜に久美子が家に帰って来て「会ったら理想と現実が違った」と謝り、和彦は許し和解した、翌日にいつもの生活に戻ったかに見えたが、結月が片瀬からのメールを見つけた。
久美子は片瀬と会い楽しみ、結月と翔太は目撃して久美子を責めるが「家族と純愛の両方が欲しい」と言われた。
和彦は鉄道ファンの片瀬と会い、購入した模型を見せた。


演出:竹村謙太郎
原作・脚本:小松江里子

第2回:2020年4月18日:44m/ルールは守りましょう

巨大隕石の地球到達まであと145日の朝に、門倉久美子(羽田美智子)は門倉和彦(天野ひろゆき)と門倉美咲(泉里香)と門倉結月(北香那)と同居人の森本翔太(中尾暢樹)を見送った。
久美子はゴミ袋集積所に行くと、近所の主婦・御園(光浦靖子)が後片付けしていた、門倉正子(松原智恵子)は遺品整理した、御園は分別されないゴミ袋を田中家へ持ちルールを守れと言うが断られ、穴を掘り埋めた。
久美子はバイトに行き冬物商品を整理し、和彦はパノラマのハンドル名で鉄道模型趣味でネットの知り合いキャプテンこと片瀬浩人(中村俊介)と親しくなり、結月は翔太とバーで皆が変わると話し店長(ブラザートム)が万引きしたと告げ、中学教師の美咲は未成年の生徒から結婚を親に説得を頼まれた。
和彦は片瀬と居酒屋で会い鉄道模型を語ると不倫についての相談まで受けた、和彦は自分の気持ちに正直に生きるべきとアドバイスした、その様子を翔太が偶然目撃した。
和彦は帰宅途中に「助けて」の声を聞いて、自宅の久美子と結月と正子を連れて裏庭に戻ると、田中(氏家恵)が穴から顔と手を出していた、そこに御園が現れ、田中は御園が呼び出して穴に埋めたと告げ、御園は「ルールを守らない人がいけない」と主張して警察に連行された。
正子は表情が青ざめ、子どもの頃の忌まわしい記憶が蘇り「山奥の人里離れた村で、みんなが穴を掘って埋めるのを見た」と告げた、美咲は中学時代の恩師の教師仲間・森山(遼河はるひ)から電話を受けた、結月は翔太に正子の言葉を話し場所と時代で異なると言われた。
翌日に結月と正子の村をネットで探し映画「惨劇の子守唄」を店長から聞き、久美子は正子に「嫁は他人」と告げて「7才の時に村の風習を破り友・ヒサが米を盗み、正子の為におにぎりを作り、正子はそれを話し。友とその家族が囚われ埋められた」と聞いた。
久美子は結月と翔太に頼み、ヒサが正子を訪ねて来た、後で久美子は久子に礼金を払った、ヒサは生きていたが何も憶えていなく替え玉を頼んでいた。
留置所が満員で釈放された御園が田中と久美子にルールは守ってと告げた。


演出:竹村謙太郎
原作・脚本:小松江里子

第3回:2020年4月25日:44m/エースを狙え

門倉和彦(天野ひろゆき)はマザコンでいまだ母・門倉正子(松原智恵子)のいいなりで、正子に高血圧を心配された、巨大隕石の地球到達まであと137日だった。
和彦は正子から電話で高血圧の検査を求められた、門倉久美子(羽田美智子)は娘・門倉結月(北香那)に片瀬浩人(中村俊介)との仲を相談し和彦への不満を告げ、森本翔太(中尾暢樹)は店長(ブラザートム)からクラウドバンドへの手書き原稿応募を聞き、久美子と結月も応募を考えた。
和彦は正子に連れられて病院へ行き、検査結果で数値が高く正子は食事は自分が管理すると宣言した、それからは和彦は低カロリー&減塩生活に嫌気が差したが断れず、久美子と門倉美咲(泉里香)と結月は「だらしない」と容赦なかった。
和彦は片瀬に相談すると「それも奥さんが家を出た理由」と言われそして自分が片瀬に言った「自分の気持ちに正直に」と励まされた、結月は翔太に家族の不安を告げると2人の様子を知らされ「復讐でパパは何か企む」と結月は疑った。
帰宅した和彦は原稿用紙に積年の不満を書き、正子に反抗して「クソババア」と呟き原稿用紙を読み上げ「母さんが嫌いだ」と家族の前で言い放った、結月は翔太に53才の遅すぎる反抗期を心配した。
翌朝に正子は家を出て行き、心配になった家族は総出で探したが見つからず、夕方に漸くバッティングセンターで見つかり話題になりネットに載って和彦に見つけて貰いたかったと判った、和彦の初の反抗期は終わった。
美咲は中学時代の恩師で中学の教師仲間・森山(遼河はるひ)からお見合いを薦められ、森山は田舎に疎開すると聞きショックを受け、久美子は結月と翔太から和彦と片瀬の写真を見せられた。


演出:千葉行利
原作・脚本:小松江里子

第4回:2020年5月02日:44m/どうにも止まらない

衝撃で地面が揺れて全国各地で停電して電波が一時不通になった、電波が繋がるとニュースで「隕石が多摩地区に落ち、それは巨大隕石と無関係で、直径80㎝から数mの物複数個だった」と知らせ、門倉和彦(天野ひろゆき)と門倉久美子(羽田美智子)と門倉美咲(泉里香)と門倉結月(北香那)と門倉正子(松原智恵子)と森本翔太(中尾暢樹)は「もし、数キロの隕石なら、こんなものでは済まない」と最後の時の実感を持った。
久美子は和彦と片瀬浩人(中村俊介)が密かに会うと知り、正子は物忘れが多くなり、結月は翔太から「姉妹が全然似てない」と言われ過去に美咲に「貰われっ子」疑惑があったと話し、家族間で子育てが悪いと言い合った。
久美子はバイト先のスーパーで同僚に客が来ないから帰ると告げ、和彦の会社は益々マッサージチェアが売れ、正子は老人らと生命保険の解約殺到と話した。
久美子は片瀬に和彦が自分の夫だと打ち明けると、片瀬は「ネットで趣味で知り合い互いに本名も知らない」と告げた、久美子は「二人が週末に鎌倉に行き、和彦が片瀬のそばに居たいと言った」と知った。
美咲は森山(遼河はるひ)にお見合い写真を突き返したが、教師を辞めて田舎に疎開して最後を一人で過ごすと言われた。
正子は生命保険解約が順番待ちで会社が潰れるかも知れないと聞き、久美子と和彦の様子が変だった、美咲が帰宅して家を出ると告げた、家族が反対したが美咲は「好きだから、最後の時に先生の側に居てあげたい」と告げた、家族は告白に戸惑った。
翌朝に家族は多数決を行うと全員賛成し美咲が家を出て行った、翔太はボイスメモを残すと考え、結月は久美子から「和彦は人を好きになる気持は止められない」と言ったと聞き、片瀬は和彦に会い真意を問い「好き」と言われた。
ニュースで「地球に向かっていたはずの巨大隕石が突然向きを変え、地球は救われた」と報じた、人は元の暮らしに戻り始めた、和彦は違った。


演出:竹村謙太郎
原作・脚本:小松江里子

第5回:2020年5月09日:44m/リセット家族

地球に向かっていた巨大隕石の向きが変わり落ちてこないと判り世間は一気に日常が戻り、門倉結月(北香那)は定員割れでA判定だった東大受験もE判定になり、疎開していた人が続々と東京へ戻りだしたが売った家は10倍の価格に上がり、停電はまだ続き、森山(遼河はるひ)を追って家を出た門倉美咲(泉里香)も戻ってきた。
門倉久美子(羽田美智子)と門倉正子(松原智恵子)と結月は「森山は教師に戻るが美咲は自分のやりたいことをする」と聞いた、門倉和彦(天野ひろゆき)は人生最後の告白を片瀬浩人(中村俊介)にしたショックで「自分探しの旅」お遍路の旅へ出ていた。
久美子は片瀬から和彦の告白を聞き、和彦は寺で多くの人と座禅を行い、結月は森本翔太(中尾暢樹)に和彦と久美子の三角関係を告げ、喫茶店『イスカンダル』の店長・古代鉄郎(ブラザートム)は弁護士から「半年どう生きるか」作文当選者への「隕石が逸れた場合は返金の義務がある」と求められた。
久美子の勤めるスーパーに客が殺到し、老人ホームに見学者が殺到し、正子が物覚えが悪くなり、和彦は寺で写経した、久美子は前と同じ自分に戻れないと考え、結月は翔太から改まったメールを受取り、和彦は家に戻り久美子と結月らに何もなく迎えられた。
和彦は出社してマッサージチェアが全く売れなくなりリストラが噂された、久美子は翔太の結月への結婚告白を予想した、品不足と値上がりが増え銀行から引き出せ難くなり、門倉一家は結月の結婚に盛り上がり、翔太が戻り「家を出る」告げ理由も言わず門倉家を出ていった。
結月は和彦を責めて「片瀬との密会と告白」を家族にばらした、和彦は久美子に「復讐目的で片瀬に近づいたが惹かれた」「隕石での気の迷いで、愛しているのは久美子だ」と告げた。
結月は喫茶店で店員から店長が1億円返せず行方不明と聞き、久美子は正子がボケたと知り、和彦は会社で部署縮小と自身のリストラを聞き、電話で正子がボケたと聞き、そこに片瀬が現れて心配され金がないと言われた。


演出:竹村謙太郎
原作・脚本:小松江里子

第6回:2020年5月16日:44m/勝手にしやがれ

隕石がそれたが世の中は元に戻らず、門倉正子(松原智恵子)はぼけ始め、門倉結月(北香那)は門倉和彦(天野ひろゆき)のせいで森本翔太(中尾暢樹)が家を出て行ったと怒り、和彦はリストラされた事を家族に隠した。
結月は門倉美咲(泉里香)から慰められ、門倉久美子(羽田美智子)からも心配された、和彦は収集品を買取店に持って行ってはお金に換えて片瀬浩人(中村俊介)に金を渡し頼りにされ「秘密の共有者」と言われた。
結月は喫茶店の差し押さえを知り店員に借金取りと間違われ、店長(ブラザートム)は逃げ戻り、和彦がハローワークに行くと長い行列が有り、片瀬は借りた金で久美子を食事に誘い会い再びアプローチし、久美子は正子の認知症であえないと告げた。
和彦は会社へ行くフリして公園で弁当を食べると美咲に目撃され慌て、美咲は自分は働くと告げ結月と翔太を別れさせたと非難し、和彦は家族には公然の非公開だと言うが呆れ、正子は久美子に認知症だと思われ気に入らないと怒った。
そこに翔太の父親の秘書・木下(浜田晃)が来て「実は翔太が大資産家の息子で父親が急逝した。遺言で父親が翔太と2人分の火星移住プロジェクトを申し込んだ。隕石が向きを変えて3月以内に地球に衝突するので結月に翔太と2人と地球を脱出してほしい」と告げた。
門倉家は隕石衝突の準備を始め、結月は生き残れると喜ぶが結月は断固拒否した、翌朝に勧める家族に結月は邪魔かと怒り家族は鎮まった、翔太は喫茶店で店長に結月と別れた経緯を話すが煮え切れず、店長に発破をかけられた。
翔太は門倉家に来て家族に謝罪して、結月と地球を脱出すると説得したが、結月に拒絶された、美咲と和彦が本気のふりで揉め、久美子は閉じこもる結月を説得した。
和彦は収集品を買取店で売り片瀬に金を渡し、リストラを告げると友情と言われ、門倉家に和彦が片瀬を連れて来てキャンピングカーを売り今夜から泊まると告げ、政府が隕石は再び地球へと向きを変えたと報じ、正子は片瀬を見て夫・和夫が帰って来たと思いこんだ。


演出:トミー・チャン
原作・脚本:小松江里子

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