未解決の女 警視庁文書捜査官

キャスト

矢代朋(波瑠)警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)刑事。
鳴海理沙(鈴木京香)特命捜査対策室第6係(文書解読係)刑事。警部補
古賀清成(沢村一樹)特命捜査対策室長
財津喜延(高田純次)特命捜査対策室第6係長
草加慎司(遠藤憲一)特命捜査対策室第6係刑事
吉田治郎(西銘駿)特命捜査対策室第2係刑事
由比雄一(植木祥平)特命捜査対策室第2係刑事
庄野仁(簑ジョンヨン)特命捜査対策室第2係刑事
桑部一郎(山内圭哉)第3強行犯捜査・殺人犯捜査第5係
岡部守(工藤阿須加)第3強行犯捜査・殺人犯捜査第5係
川奈部孝史(光石研)第3強行犯捜査・殺人犯捜査第5係

スタッフ

原作:麻見和史『警視庁文書捜査官』
脚本:大森美香
演出:田村直己・樹下直美

第1話:2018/04/19:59m

無鉄砲な捜査で負傷し1月後奇跡的に復帰した警視庁捜査一課強行犯係刑事・矢代朋(波瑠)は第3強行犯捜査・殺人犯捜査第5係・川奈部孝史(光石研)から異動を聞き、特命捜査対策室第6係長・財津喜延(高田純次)から地下の文書保管庫の「特命捜査対策室」第6係に連れられた。
殺人犯捜査第5係・桑部一郎(山内圭哉)と岡部守(工藤阿須加)は特命捜査対策室第6係刑事・草加慎司(遠藤憲一)と特命捜査対策室第6係(文書解読係)・鳴海理沙(鈴木京香)から「連続変死事件被害者・太田碧と加藤篤子の遺書から犯人像と犯行動機を解析結果」を聞いた。
特命捜査対策室長・古賀清成(沢村一樹)は特命捜査対策室第2係刑事・吉田治郎(西銘駿)と由比雄一(植木祥平)と庄野仁(簑ジョンヨン)に指示し、川奈部は古賀に「被害女性2人の部屋に10年前の日付のミステリー作家・嶋野泉水(中山美穂)のサイン入り自著があった」と告げ、矢代は資料から「泉水は10年前に密室状態の自宅マンションで腹部を刺殺され未解明」と知った。
矢代と草加は篤子の部屋を調べ篤子の恋人・Mizuki(風間俊介)に会い、泉水の家で夫・山本則夫(渡辺いっけい)に断られ、新海プロダクション代表・新海雄二(半海一晃)から「泉水とバーテン・恭一との不倫」を聞き、鳴海は矢代から聞き込み捜査で直感した推理を聞き興味を示した。
矢代は山本の家を訪ね、鳴海に電話で室内の本名を伝えその指示で山本に棚に無い本は「他が書いた疑い」を告げ、山本は「泉水は書けなくなり新海は業績の為にゴーストライターを提供し評判になり、泉水は訪ねて来た男に断った後で殺された」「泉水の名誉の為に事実を隠した」と告げた。
矢代は岡部から「碧と篤子は同じサイトでフェイクニュースで報酬を得ていた」「看護師・鈴村美咲(芹那)が姿を消しその恋人・石井卓司が記事で被害を受け自殺していて、容疑者と考えた」と聞き、草加は宮下恭一は泉水より前に病死していたと調べた。
<以下、隠し字> 矢代と草加は新海から「Mizukiら3人をライターに使った」と聞き、古賀に伝えると6係は捜査するなと言われた、鳴海は泉水の原稿で気づき、矢代は現場に行き、美咲とMizukiが争い矢代が止め川奈部らが逮捕した。
美咲は自白し、Mizukiは黙秘し、矢代はイヤホーンで鳴海の指示を受け取調べ「泉水の恋人の息子・Mizukiがゴーストライターになるが遠ざけられ殺害した」と告げ「Mizukiは原稿用紙が燃えた事を知る事が証拠で、密室は泉水が死ぬ前に自ら作った」「泉水とMizukiの筆跡が似ていて親子で、性格も似ていた」と告げた。


原作:麻見和史『警視庁文書捜査官』
脚本:大森美香
演出:田村直己

第2話:2018/04/26:46m

12年前に主婦・坂下菜々美(高岡早紀)の3才の娘・芽衣が誘拐され解決しなかった。
IT企業社長・幸田雅也(戸次重幸)は誘拐犯から電話で中学生・幸田遥花(畑芽育)の「かもめ」の声を聞き、「特命捜査対策室」第6係・矢代朋(波瑠)は特命捜査対策室長・古賀清成(沢村一樹)から捜査本部加入と聞き、第6係長・財津喜延(高田純次)は召集は警部補・鳴海理沙(鈴木京香)で12年前の事件との類似を告げた。
捜査本部で捜査第5係・川奈部孝史(光石研)と第5係・岡部守(工藤阿須加)と桑部一郎(山内圭哉)は身代金の受け渡し役を矢代に命じ、矢代は雅也の秘書に扮して指定場所に行き電話の指示で走り移動させられ、最後に橋で「本物の秘書は早く走れない」と犯人の指示で金を投げた、翌日に8km下流でバッグが見つかり金は奪われ矢代は解任された。
古賀と鳴海と第6係刑事・草加慎司(遠藤憲一)は犯人との会話を解析し、草加は12年前の未解決事件でも被害者が「かもめ」と告げ捜査員だった鳴海が父・坂本健治(朝倉伸二)の浮気を暴き夫婦が離婚し母親に非難され人間嫌いになったと告げた。
矢代と草加は菜々美に避けられ、矢代と鳴海と草加は犯人の会話で「人質を娘と呼んだ」と知り、矢代と鳴海は雅也に「犯人は遥花が雅也の娘で無い事を知る」「部屋から見える看板『久留米かすり和もめん』の自分の名前の「かもめ」だけ読めた」「遥花の腕の黒子が同じ」と告げ、雅也は「娘が急死し、家を出た妻・幸田美由紀(中村映里子)が女の子を抱いて帰宅し、取りあげられず子にした」と告げ。
<以下、隠し字> 古賀と特命捜査対策室第2係刑事・吉田治郎(西銘駿)と由比雄一(植木祥平)と庄野仁(簑ジョンヨン)は幸田の友人・榊原を疑うがアリバイがあり、草加と鳴海は犯人の声は女で矢代が話した相手は男で言葉が違うと知り、岡部は鞄発見場所の清掃業者・内藤茂の電話録に菜々美を見つけたが消えて男と金と手紙が残っていた。
矢代と鳴海は菜々美の置手紙で「黒子の中学生に会い、夫妻へ復讐の為誘拐した」と読み、川奈部らと矢代は菜々美の勤めた工場跡で遥花と心中を図る所を止めた。


原作:麻見和史『警視庁文書捜査官』
脚本:大森美香
演出:田村直己

第3話:2018/05/03:46m

大学教授・塚本秀平(吉田栄作)で百人一首を研究した大学生・舞阪佳織(福原遥)が刺殺されたが未解決となった。
5年後に特捜対第6係・矢代朋(波瑠)と捜査第5係・岡部守(工藤阿須加)は柔道を稽古し、特捜対第6係・鳴海理沙(鈴木京香)は第5係・桑部一郎(山内圭哉)と鑑識・権藤巌から「MISEBAYANA」のタトゥーの男・与田秀樹(深水元基)の殺害を聞き、特捜対第6係長・財津喜延(高田純次)と刑事・草加慎司(遠藤憲一)と矢代は鳴海からタトゥーは百人一首で与田は佳織の彼氏だと聞いた。
特捜対長・古賀清成(沢村一樹)は捜査第5係・川奈部孝史(光石研)に再捜査を伝え、草加と矢代は古賀から文書捜査の域を越えた捜査だと言われたが続け、矢代は鳴海の指示で佳織の父・舞阪繁夫(遠山俊也)に佳織の日記を借りに行き、百人一首の箱に51番札が余分に有ったと聞き、鳴海は日記に頻出する言葉を分析し彼が二人いると考え、さらに89番が抜けていると気づいた。
矢代は鳴海と古賀と第2係刑事・庄野仁(簑ジョンヨン)と塚本に会い、佳織の友人・石井加恵(秋月三佳)から与田は強かったと聞き、矢代は雑誌で与田は柔道選手と知り、与田の後輩・山崎雄太(清水優)から怪我を負わせたが責められなかったと聞いた。
矢代は石井から塚本が佳織のストーカーの可能性を聞き、草加と矢代は塚本に会い鳴海からの無線指示で心理テストして駅名を書かせ、鳴海は文字を解析した、鳴海らは古賀に解析結果で塚本が佳織の事件に関わり、佳織が塚本に恋し89番を贈り、与田は振られてストーカーになったと考えた。
<以下、隠し字> 矢代は山崎が与田に恩義を感じていたと考え、川奈部らは塚本を探し、塚本は山崎が佳織を殺したと考え殺害しようとし矢代と古賀らが制止し、塚本は与田殺害したと認めた、古賀らは山崎を確保し、鳴海と草加は塚本に佳織とで贈った札を見せ、塚本は「塚本の講義を聴いた佳織が好意を持ち札を贈りあった」と告げ、捜査課が塚本を確保した。


原作:麻見和史『警視庁文書捜査官』
脚本:大森美香
演出:樹下直美

第4話:2018/05/10:46m

15年前に代議士・藤田晃一(堀部圭亮)の妻・藤田里美(真飛聖)は息子2人と祭りに行き神隠しのように姿を消した、現在にショップ店員・長瀬真智(吉井怜)が山中の橋から転落し意識不明の重体になり、特捜対室長・古賀清成(沢村一樹)は第5係・桑部一郎(山内圭哉)と岡部守(工藤阿須加)から真智の車から採取された毛髪のDNAが里美と一致し、9桁の数字が羅列された文書があったと聞いた。
古賀は特捜対第6係・矢代朋(波瑠)と草加慎司(遠藤憲一)と財津喜延(高田純次)と鳴海理沙(鈴木京香)に脇役だと告げ、矢代は殺人犯捜査第5係・川奈部孝史(光石研)と岡部から数字文書を聞いた。
矢代と草加は紙の裏面の記述から山梨県草見公園を調べ、移動図書館のチラシだと知り鳴海は「9桁の数字が蔵書の資料コード」と考え、番号に該当する蔵書と資料を集めさせ、それらは失踪事件に関する書籍だった、古賀は晃一に再捜査を伝えたが消極的だった。
矢代と草加は里美の自宅で長男・藤田颯太と次男・陸人に会い、古賀と川奈部は真智が15年前の事件現場の神社で神子をしていたと知り、矢代らは「里美が息子らに料理を教えた」と知り、鳴海は里美の手書きレシピを見て「字が泣いている」と告げ科捜研に廻し、絵馬の文を解析し息子への距離感が違うと考えた。
矢代は古賀から陸人は里美の姉・川村綾子の子と聞き、鳴海は「里美は別れを予感した」と知り、草加と矢代と鳴海は川村綾子の字を岡部のメールで読み、晃一が15年前に時効を待っていたと知った。
<以下、隠し字> 草加と矢代と川奈部は息子の学校前で川村綾子こと里美に会い連行するが黙秘し、鳴海は「筆跡を隠すが次第に癖が出る」と告げ、里美は「綾子を転落死させ、晃一は隠蔽し時効を待ち不安な里美を失踪させ綾子として生きさせた」「時効が廃止になり、失踪宣告した晃一と別れ」「真智に見つかり脅迫され橋から突き落とした」と自供した。
矢代と鳴海は里美と晃一に障害致死とは時効が異なると告げ、真智は意識を取り戻し、息子らは里美に「生きてくれてありがとう」と告げた。


原作:麻見和史『警視庁文書捜査官』
脚本:大森美香
演出:樹下直美

第5話:2018/05/17:45m

2013年に「松河総合病院」で松河正一(植草克秀)と弟・松河森次(宮迫博之)は厚生労働省官僚・須賀勇蔵(児玉頼信)の大腸がん手術を行い、1週間後に放射線技師・中尾勲(町井祥真)が刺殺され血文字「も」を残したが未解決だった。
特捜対第6係刑事・矢代朋(波瑠)は撃たれる夢を見て、特捜対第6係(文書解読係)・鳴海理沙(鈴木京香)の部屋に泊まり込み、第6係長・財津喜延(高田純次)と刑事・草加慎司(遠藤憲一)が出社し、矢代は第5係・桑部一郎(山内圭哉)と岡部守(工藤阿須加)から須賀が腹部大動脈りゅう破裂で死亡し原因は体内の「モスキートペアン」小型鉗子と聞いた。
捜査第5係・川奈部孝史(光石研)と岡部は正一を聴取し、矢代と鳴海は未解決事件で中尾は「術後のレントゲン撮影で体内のモスキートペアンに気づいたため」で「も」はモスキートペアンと推察し、手術は執刀医・正一と第一助手・森次と麻酔医・難波達也と第二助手・候小蓮(上野なつひ)と器械だし・山本敦子と看護師・藤本琴子で行われ、森次と候は病院を移り、他は中尾殺害時のアリバイがあった。
矢代は森次は数月前に重傷の自分を救った恩人だと知り、矢代と草加は中央医療センターで森次と候に会い、闇金業者・茂木進也は中尾はSNSゲームで借金と聞き、元経理担当・寺井文蔵(中園了)は須賀にコンサル料を払い反対者がビラを撒いたと聞き帳簿を提出した。
特捜対室長・古賀清成(沢村一樹)は捜査を捜査係に任せ、矢代は森次に捜査協力を依頼し須賀のカルテ入手を図り、川奈部は正一を取調べ、鳴海は指の震えを見て執刀していないかと問い、正一は森次が行い後で手術を止めろと言われたと告げた。
<以下、隠し字> 鳴海は正一と森次共に疑い中国語の可能性を考え、川奈部らと矢代は候がモスキートペアンを体内に残し須賀への復讐が理由と考え、候は中尾殺害を告げると鳴海は犯人を庇うと告げた。
矢代は森次を6係の部屋に連れ、鳴海は候の行動を見たが見逃し、右利きの正一のカルテの文字を問い右手が震え左手で書いたと告げ、草加と矢代は正一に「も」を右手で書けるか問い、正一は中尾に脅迫され殺害し茂木に罪を着せようとしたと告げた。
鳴海は森次がペアン残存を知っていたか疑い、矢代は院長になった森次に会い真実を問い「正一は森次を助ける為に中尾を殺した」と告げた。


原作:麻見和史『警視庁文書捜査官』
脚本:大森美香
演出:田村直己

第6話:2018/05/24:45m

2012年にダンサー・遠藤千鶴(板野友美)が鉄パイプで頭部を殴打され殺害された、犯人は財布を奪い逃走し未解決となった。
6年後の現在に特捜対第6係・矢代朋(波瑠)は鳴海理沙(鈴木京香)と話し草加慎司(遠藤憲一)が側で気にした、都立弓ケ丘高同窓会で矢代の同級生・袴田高一郎(榊原徹士)は旧姓丸山の吉井友莉子(入山法子)と山川いちかと、西島圭人(桐山漣)を噂し、矢代が参加し磯野賢治(柳下大)に会い、千鶴に献杯した。
殺人犯捜査第5係・桑部一郎(山内圭哉)と岡部守(工藤阿須加)は矢代らを見つけ、矢代らは友莉子を迎えに来た夫・吉井洋平(マギー)を見た、矢代は磯野から千鶴を殺害犯人が分かったと聞き、雇われ店長をしているカフェバーへ行き同窓会グループのSNSページに登録する中に犯人がいると聞き、西島と袴田が来店し矢代は帰宅した。
矢代は草加と第6係長・財津喜延(高田純次)に6年前の事件を話し、岡部から磯野が刺殺されたと聞き現場で第5係・川奈部孝史(光石研)らが調べ、矢代は磯野が友莉子と口論したと聞き、特捜対室長・古賀清成(沢村一樹)らは千鶴の事件を調べ始め、矢代は動揺し、草加は資料を入手して鳴海に捜査を持ち掛けた。
草加と財津と鳴海は千鶴の投稿文を読むのを見て、矢代は常連投稿者は西島と袴田と千鶴と友莉子といちかの5人と告げ、鳴海は投稿文に暗号を見つけ出し、千鶴の文は縦読みの変形の連絡文と考えた。
矢代は友莉子を取調べ、友莉子の書き込みににおわせから不倫を疑い、友莉子は相手は西島で磯野から止めろと言われたと告げ、第2係刑事・吉田治郎(西銘駿)と由比雄一(植木祥平)と草加は千鶴を聞き込み相手は西島と知った。
矢代は磯野が友莉子に「大変な事になる」告げた事が気になり、矢代と草加は西島とその妻・雪乃(西原亜希)と会い「付き合い同時に千鶴と秘密で通信した」と聞き、「磯野が残した暗号メールから西島は千鶴を殺し疑われた磯野を殺した」と疑った。
<以下、隠し字> 西島は殺人を否定し、鳴海は古賀らに解析内容を告げ、鳴海は矢代に西島の字を分析し殺害者でないと告げ、矢代は千鶴がモーションキャプチャーでアニメのキャラを演じ、磯野と交際始めたと知り、吉井洋平が刺されて病院に運ばれ、鳴海は磯野のアカウントで暗号メールをSNSに送った。
雪乃は友莉子を襲うと矢代が変装していて古賀らが待ち伏せ、矢代は「雪乃は西島のメールを盗み読み千鶴を殺害し、気づいてメールを送った磯野を殺害した」と告げ、雪乃は「洋平に西島と友莉子を罰し殺そうと持ち掛け否定されて刺した」と告げた。


原作:麻見和史『警視庁文書捜査官』
脚本:大森美香
演出:樹下直美

第7話:2018/05/31:sp:58m

2003年秋警備会社の現金輸送車が襲われ現金3億円を強奪されたが迷宮になった。 2018年に男の死体を見つかり、警官は行くと死体は消え不可解なカードと2000円札が落ち1キロ離れた路上で死体が発見され、第3強行犯第5係・川奈部孝史(光石研)と桑部一郎(山内圭哉)と岡部守(工藤阿須加)らが調べ死体は中古品の転売ビジネス・藤枝信也(長谷川朝晴)で2000円札は15年前に盗まれたものだった。
特捜対室長・古賀清成(沢村一樹)に特捜対第6係・矢代朋(波瑠)と草加慎司(遠藤憲一)は特捜対第6係・鳴海理沙(鈴木京香)からの情報を伝え、強行犯から藤枝の殺害現場のカードの解読が鳴海に依頼された、鳴海はアルファベットと記号が1字ずつ印刷された全9枚のカードを精査して「RISK(危険), HELP(助けて)」のメッセージを読み取った。
第6係長・財津喜延(高田純次)と矢代はメッセージの発信者が誘拐されている可能性を川奈部らに告げ古賀らと捜査方針で対立し、別の場所で同じ種類のカードがまた9枚見つかった鳴海は解読を始めた、草加は2人の警備員・水口栄一(梨本謙次郎)と戸塚正秀(大谷亮平)を調べ、古賀は警視庁の元・刑事部長・野々村慎太郎(岩城滉一)から電話を受けた。
藤枝の通話履歴から秋田昇(岡田浩暉)が浮かび、鳴海は翌日に矢代と解読し最初の9枚は使えなく「I」を「!」で代用したと知り「ADUCTION(拉致・誘拐)」だと考えた。
矢代は古賀と捜査員らに解読結果を示し、第3のカード3枚が発見され、ある会社の名前「MJG」と考えた、問い合わせで社員・百々瀬佐智(谷村美月)が一昨日前から無断欠勤していると判明し藤枝殺害現場に居合わせた可能性が有った。
矢代と草加はコーヒーチェーン「MJG」社長・百々瀬博昭(石黒賢)から佐智が娘と聞き、身代金要求電話が掛かった、博昭が金を運び強行犯と共に矢代は取引場所に行き、クレーンが佐智を吊り自動運転し、矢代は秋田を見つけ追い、強行犯らが佐智を救助した、矢代は秋田を追いつめたが中で撃たれた。
(続く)

<以下、隠し字> 西園寺と美佳は関係者を集め、マーブルは非番の七瀬に会うために脱走し、転落させられた七瀬を噛み引き上げ、七瀬は崖から悪質なパピーミル(子犬工場)を観察し、所有者の平沼を撮影し告発を準備し、マーブルはものを近くの穴に隠しそこに平沼の腕時計が見つかった。


原作:麻見和史『警視庁文書捜査官』
脚本:大森美香
演出:田村直己

第8話:2018/06/07:sp:58m

(承前) 百々瀬佐智(谷村美月)を誘拐しその父・百々瀬博昭(石黒賢)から身代金を奪った秋田昇(岡田浩暉)が「特命捜査対策室」第6係刑事・矢代朋(波瑠)を銃で撃ち逃走した、第6係刑事・草加慎司(遠藤憲一)と殺人犯捜査第5係・岡部守(工藤阿須加)は弾が本で止まっていると知った。
第6係長・財津喜延(高田純次)は無謀と告げ、特捜対室長・古賀清成(沢村一樹)は矢代を撃った拳銃と4日前に藤枝信也(長谷川朝晴)を撃った拳銃が同じと知り、同時に拳銃は15年前に登録されている晴海東署のものと同じと判り部下に箝口令を発令した。
殺人犯捜査第5係・川奈部孝史(光石研)と桑部一郎(山内圭哉)らは秋田を追い、潜伏先のホテルで秋田は胸を刺殺され、秋田の自宅から藤枝の現場の二千円札と続き番号の札が見つかり、川奈部と矢代は意識回復した佐智を聴取した。
矢代と草加と財津は病院で鳴海理沙(鈴木京香)に会いびっくり腰と聞き、矢代は第5係の捜査会議で秋田殺害犯が右足を引きずり警備員・戸塚正秀(大谷亮平)と疑い、矢代は古賀に鳴海は「三億円強奪事件の捜査資料に目を通して、警備員・水口栄一(梨本謙次郎)の調書の担当刑事・関俊文のサインが異なると気づき、水口は犯人は警察と同じ機種の銃を持っていたと供述した述べた」と告げた。
古賀は「元刑事局長・野々村慎太郎(岩城滉一)が銃の捜査を中止させ、第6係解散を考えている」と告げ、戸塚はビル屋上で確保され「メールで知った犯人の秋田に復讐した」と告げ、鳴海は戸塚は洗脳されたと考え、草加は藤枝と秋田と百々瀬の繋がりを見つけた。
<以下、隠し字> 古賀は百々瀬を取調べ、矢代は無線の鳴海の指示で問い「戸塚を洗脳し心を操作した」と告げ、百々瀬は自供したが、矢代と鳴海は反応が疑問だった。
矢代は佐智に会い「佐智は藤枝に秋田殺害を狙わせ、失敗し偽装誘拐させカードで警察を呼び、戸塚に秋田を殺害させた」と告げ、「15年前に中学生の佐智は父に犯罪計画を伝えた」と告げたが証拠が無いと言われた。
鳴海は古賀に野々村が刑事の息子の拳銃紛失を隠蔽したと告げ古賀は公表した。


原作:麻見和史『警視庁文書捜査官』
脚本:大森美香
演出:田村直己

SP(e) 『未解決の女 警視庁文書捜査官-緋色のシグナル』

2014年都内でIT企業のミヤマ開発・美山孝雄とフタバソフト・海老沼寬也が殺害され「蟲」と「品」が残され捜査本部は業界内怨恨を捜査したが未解決となった。
2019年警視庁捜査一課特命捜査対策室第6係・鳴海理沙(鈴木京香)と刑事・草加慎司(遠藤憲一)と矢代朋 (波瑠)は京都府警を訪れ府警刑事・国木田哲夫(谷原章介)に3日前の京都での武村勇介(河相我聞)の遺体と「男」が3つ赤インクで発見された事件を聞き、鳴海は同じ漢字が3つ連なる「品字様」と考えた。
鳴海と矢代は東京の特捜対室長・古賀清成(沢村一樹)と第6係長・財津喜延(高田純次)に電話で5年と同一犯の可能性を告げるが、古賀は「こじつけ」と告げ、草加はインクは同じメーカーの別の種類と告げ、鳴海ら3人と国木田は武村事件を調べるが、国木田は文書捜査に懐疑的で、矢代は店のIT化を考え、草加は国木田に武村のIT業界との関連捜査を求めた。
鳴海らは東京に戻り、矢代は殺人犯捜査第5係・川奈部孝史(光石研)と事件を話し国木田から「武村は4年前に東京のソフトウェア企業「Wテクノス」で働く」と聞いた。
矢代と草加は元ミヤマ開発・峰川光司に会い、フタバソフト部長・藤田亮平(近江谷太朗)に会うが何も聞けず、国木田は「武村は殺される2日前に「Wテクノス」社長・涌井徹(中村俊介)と会った」と告げ、矢代の同窓生・吉井友莉子(入山法子)の夫・サイオーシャン社長・吉井洋平(マギー)との写真がネットに有った。
矢代と国木田は「Wテクノス」で秘書・米須雅人(武田真治)から断られ、矢代は吉井と友莉子に会い涌井が曰く付きシステムを稼働させると聞き、第6係メンバーは特捜第5係・岡部守(工藤阿須加)から都内で殺人が発生し赤インク文字が有ったと聞いた。
矢代と鳴海と国木田は現場で裏紙に書かれた品字様を見て、鳴海は模倣犯と考え、矢代は吉井から「Wテクノスが首都圏広域救急搬送システムを開発するが稼働目処が立たず開発中止になり、最近に涌井は新システムを開発し今月稼働する、2014年武村が担当した」と聞いた。

<以下、隠し字> 川奈部はフタバソフト社員・三田村を逮捕して取調べ「Wテクノス社員・辻井に責任を問われ殺害した」と聞き、矢代と草加は藤田に当時の担当女子社員・香取を問い、国木田は「Wテクノス」で涌井と米須に問うが答えず、藤田は「ミヤマ開発の納期が遅れ、Wテクノスからクレームが入り、上司・海老沼は助けず、香取晶(小林涼子)は過重労働で交通事故死した」と告げた。
鳴海は終わっていないと考え、草加と国木田は香取の恋人を知り、矢代は捜査会議で捜査1課長・大岩純一(内藤剛志)と管理官・小山田大介(金田明夫)らに犯人が次の犯罪を起こすと告げた。
第2係刑事・由比雄一(植木祥平)と庄野仁(簑ジョンヨン)と吉田治郎(西銘駿)と矢代は東京消防庁でシステムトラブルを聞き、古賀らは東京消防庁周辺を探し、矢代と国木田は米須を見つけ、米須は「香取の復讐を行い3人目が不明で入社し探し、京都で武村を見つけ殺した」と告げ、矢代らは米須を逮捕した。


演出:田村直己
脚本:大森美香
原作:麻見和史『緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ』
102m

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