ストベリーナイトサーガ
- キャスト
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警視庁捜査一課
姫川玲子(二階堂ふみ)第十係主任
菊田和男(亀梨和也)第十係
石倉保(宍戸開)第十係
湯田康平(中林大樹)第十係
葉山則之(葉山奨之)
井岡博満(今野浩喜)
今泉春男(山口馬木也)係長
橋爪俊介(岡田浩暉)管理官
勝俣健作(江口洋介)5係主任
姫川瑞江(菊池桃子)
國奥定之助(伊武雅刀)
- スタッフ
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原作:誉田哲也「姫川玲子シリーズ」
脚本:徳永友一・ひかわかよ・関えり香
- 第1話:「ストベリーナイト」:2019/04/11:91m
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警視庁捜査一課巡査部長・菊田和男(亀梨和也)は第十係・姫川玲子(二階堂ふみ)が率いる通称・姫川班に任命され、亀有北署「水元公園内殺人・死体遺棄事件特別捜査本部」に向かうと玲子不在で捜査会議が始り、管理官・橋爪俊介(岡田浩暉)と係長・今泉俊介(山口馬木也)が説明し「発見者・平田康子が溜池付近で被害者・金原太一の死体を発見し出血性ショック死で、凶器は薄型刃物で無数の傷があり、死後にみぞおちから股関節までを切開された。」
ようやく姫川が到着し「被害者が死後に腹を割かれた理由は池に沈めるため、沈められなかったのは犯人側にトラブルが発生した」と言い、「事件の1月前に同公園の溜池にのみ存在する寄生アメーバに感染死亡者・深沢康之がいた」「池に腹部を割かれた別の犠牲者がいる」と言い、捜査本部は溜池を再捜索すると新たな死体が発見された。
姫川と巡査部長・石倉保(宍戸開)と巡査・湯田康平(中林大樹)と巡査・大塚真二(重岡大毅)は菊田の歓迎会を行い「はったりで言った」と告げ、所轄・井岡博満(今野浩喜)が来て研修中キャリア・北見が志願して参加していると告げた。
姫川と井岡は金原の職場で聞き込み、菊田らは妻・明子を聞き込み、5係主任・勝俣健作(江口洋介)は姫川に情報を求め疑問を告げ、姫川は勝俣の言葉で過去を思い出し倒れ休養した。
姫川と井岡は深沢康之の調書を調べ前科を知り、妹・由香里は入院し病院で会い、康之の手帳の「SN」の意味を考え、2つ目の死体が滑川幸男と判り、姫川と井岡は滑川の職場を聞き込み、姫川と勝俣が競い調べ意見衝突した。
大塚は康之の友人・田代智彦から電話で「ストベリーナイト」を聞き、姫川にネットの殺人ショーのアングラサイト・「SN」と告げ、橋爪と今泉と勝俣にネット掲示板の内容を報告し、姫川と井岡と大塚と菊田は「ストベリーナイト」を調べた。
戸田ボート場で6体の遺体が発見され姫川と姫川班は確認に行き勝俣班が合同捜査になると告げ、大塚は北見と捜査したが別れ単独で辰巳に会い掲示板の人物特定を金で頼み、菊田は姫川と大塚を心配し、大塚は辰巳から情報を得て警告され、電話で誘い出されて撃たれ、今泉は姫川班に大塚の遺体発見を告げた。
姫川班は大塚のノートで調べ、井岡は勝俣と組むが別れ、菊田は姫川に電話した辰巳に会い情報を知り田代智彦の名が有り、会った田代は「ストベリーナイト」に個人情報を知られ招待されて参加し、生け贄は参加者で主催「F」だ」と聞いた。
<以下、隠し字> 勝俣は辰巳に協力を求め、姫川と北見はライブハウスに入り、菊田は病院で勝俣と由香里に面会を求めたが消え、医師は「虐待を受けて精神障害を起こし、自身が女の事を憎んだ」と告げた、姫川は戸田ボート場での遺体発見理由を考え北見に研修期間を問うと銃で襲われ手錠で拘束され、大塚殺害犯だと知ったが由香里が現れた。
由香里は北見に違う「殺したい訳でなく生きていると感じたい」と告げ、菊田と勝俣は姫川に張り付く井岡に連絡し現場に駆けつけ、菊田は北見と争い、由香里は姫川を助けようとし菊田も加わった、勝俣は北見を逮捕し、姫川は由香里に自分も同じだと告げた。
姫川は警察病院に入院し、勝俣は「姫川は感で犯人が判り、は思考が近く危険だ」と告げ、姫川は退院して大塚の死亡現場で2人分闘うと告げた。
原作:誉田哲也「姫川玲子シリーズ」
脚本:徳永友一
演出:石川淳一
- 第2話:「ソウルケイジ:前編」:2019/04/18:47m
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工事現場事務所で高岡賢一(寺脇康文)は死んだ作業員・三島の息子に会った、2018年12月4日に多摩川土手の路上のスクーターの荷台から男性の左手首が発見された。
捜査一課は事件が無く、第十係主任・姫川玲子(二階堂ふみ)はイライラし、菊田和男(亀梨和也)や湯田康平(中林大樹)と石倉保(宍戸開)は不謹慎と諌め、橋爪俊介管理官(岡田浩暉)と今泉春男係長(山口馬木也)は蒲田西署に特別捜査本部を立て、井岡博満(今野浩喜)が異動で姫川班に加わり蒲田西署・葉山則之(葉山奨之)を紹介した。
捜査本部で今泉が「発見者・三島耕介(堀井新太)の証言と指紋から手首は高岡と判明し、高岡は工務店経営で従業員は三島のみ、朝に工務店のガレージが血の海で高岡を探した」と告げ、早速に姫川は体などは川に遺棄されたと発言し、日下守(神保悟志)は予断は捜査の妨げになると告げ、姫川は反論を橋爪に止められた。
姫川と井岡は現場を調べホームレスが寝込み、日下は河川敷の捜査が不充分と姫川を責め三島の恋人・中川美智子(山谷花純)の取調べ担当を求め、5係主任・勝俣健作(江口洋介)が別件捜査本部で署に来た。
日下は三島を取調べ、姫川と井岡は自宅で中川を聴取し美容学校に通い両親は死に、日下は「三島は父が鴨下総業現場で事故死し高岡に出会い、中学卒業後に高岡の店で働く」、姫川は「中川の父も2月前に鴨下総業で事故死し、三島が近づいた」と告げ、橋爪は日下に鴨下総業の捜査を命じ、姫川班は高岡の元勤務先高林建設を捜査、菊田は高岡の保険捜査を告げた。
姫川は姫川班に中川が暴力被害者の疑いを告げ、日下は鴨下総業を調べ、菊田は高岡の保険受取人は三島と内藤君江と調べ、姫川と井岡は高林建設に向かい勝俣から田島組のフロント企業と聞き、日下は鴨下から担当・戸部真樹夫(波岡一喜)が出向と聞いた。
内藤は病院に行き内藤雄太が13年前の爆発事故から入院し、姫川と井岡は高林建設出入りの松本から「三島の父と中川の父が一緒と告げた高岡と三島が対立した」と聞いた、石倉はガス爆発で内藤和敏は重傷で妻・麻子は死亡雄太は重体で君江は和敏の姉と考えた。
翌日に姫川と井岡は高岡の過去を調べ実家が高林建設の地上げに遭い、日下は鴨下総業事務員から戸辺がヤクザで社員にレイプし12月3日以降出社しないと聞き、姫川らは過去の高岡が別人と聞き、菊田は内藤和敏の自殺を知った。
(続く)
原作:誉田哲也「姫川玲子シリーズ」
脚本:ひかわかよ
演出:山内大奥
- 第3話:「ソウルケイジ:後編」:2019/04/25:47m
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(承前)
捜査本部で姫川玲子(二階堂ふみ)は殺害者・高岡賢一(寺脇康文)が生命保険受取人・内藤君江の弟・内藤和敏と考え、刑事・菊田和男(亀梨和也)は和敏は12年前に自殺しており本物の高岡賢一と推察し、姫川は過去になんらかの理由で内藤と高岡が戸籍ごと入れ替わったと告げた。
管理官・橋爪俊介(岡田浩暉)は全て勘で裏付けがないと反論し、刑事・日下守(神保悟志)は保険担当・戸部真樹夫(波岡一喜)が失踪し入れ替わりがあるなら動機があると告げた、「1月前三島耕介(堀井新太)は中川美智子(山谷花純)の家の前で戸辺を見かけ、三島は中川から父親の死と保険金で戸辺と付き合うと聞いた」。
刑事・石倉保(宍戸開)は日下と家庭での親父の役割を話し、姫川は菊田と石倉と湯田康平(中林大樹)と父性が動機と考え、5係主任・勝俣健作(江口洋介)は田島組の情報を集め日下から戸部のネタを求められ、日下と菊田らは戸部の部屋を家宅捜査し麻薬を見つけ女を検査した。
姫川と刑事・井岡博満(今野浩喜)は中川に戸部を聴取し12月4日を問い、菊田は日下から女から戸部の情報を引き出したいと聞き、姫川は井岡に何かがおかしいと告げ、高岡賢一の胴体が見つかり死因不明で姫川は頸椎の傷を疑った、姫川は帰宅し父(猪征大)が眠り、翌朝に母・姫川瑞江(菊池桃子)から父は酒を止めたと聞いた。
三島は高岡賢一を思い出し、姫川は勝俣から「昔に日下は勝俣の情報を鵜呑みにして誤認逮捕し、一切の予断を排除するようになった」と聞き、姫川は國奥先生から情報を聞き、菊田と葉山則之(葉山奨之)から胴体の違和感を聞き和敏にしては綺麗過ぎた。
<以下、隠し字> 姫川は係長・今泉春男(山口馬木也)に高岡に死因は感電死で和敏の13年前の傷が無く手首のDMA判定は偽装の疑いを告げ胴体は戸部と考え、日下は戸部の女を取調べ手術痕を聞き、姫川は「高岡が戸部を殺し自らの左手を切り落とした」と告げた。
姫川と日下は三島に高岡の居場所を問い、「戸部と中川の事で揉め逆恨みされた、一番自分が会いたい」と聞き、姫川は現場をの小屋を思い出した、「高岡は戸部に襲われ保険金詐欺を手伝ったと責められ、逆に感電死させ、成り変わりの偽装した」。
姫川と日下はホームレスの小屋で高岡を見つけたが死んでいた、日下は石倉に「高岡は2度人生を捨て共感出来ない」と告げ、三島は中川を訪ね、姫川は帰宅し父と酒を飲んだ。
原作:誉田哲也「姫川玲子シリーズ」
脚本:ひかわかよ
演出:山内大奥
- 第4話:「右では殴らない」:2019/05/02:47m
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11年前に夜に女子高生が襲われて刺された。
第十係主任・姫川玲子(二階堂ふみ)と刑事・葉山則之(葉山奨之)は女子高生・下坂美樹(山田杏奈)を取調べ、十係刑事・菊田和男(亀梨和也)と石倉保(宍戸開)と湯田康平(中林大樹)は隣室で観察した。
前日に東京都監察医務院に姫川と菊田が呼ばれ、監察医・國奥定之助(伊武雅刀)から「男の死因は劇症肝炎と判断されたが体内から覚せい剤が検出された、同じ頃に劇症肝炎で死亡した別の男から同じ成分の覚せい剤が検出された」と聞いた。
西ヶ原・杉並署連続殺人事件共同捜査本部で管理官・橋爪俊介(岡田浩暉)と係長・今泉春男(山口馬木也)は被害者・綱島信彦と三沢光浩の死を説明し、接点と薬物入手ルートの解明を命じた、姫川は帰宅し妹・たまきから母の入院を聞き連絡しないと責められた、翌日に病院に姫川瑞江(菊池桃子)を見舞い「過去の暴行を受けた事件」は見合いしない事と無関係だと告げた。
姫川と葉山らは電話番号から下坂一家を調べ使用者の下坂美樹を確保した、姫川は美樹を取調べ被害者2人の携帯電話に共通に番号があり重要容疑者だと告げ、美樹は反抗的で挑発的な態度を取った。
「過去に姫川玲子(八木優希)は暴行を受け、捜査刑事・佐田倫子(古谷彩子)が姫川を聴取し、毎日訪れ自分の身の上と仕事を語り、犯人逮捕の協力を求め、立ち直りを求めた」「犯人が逮捕されたが佐田が殉職したと聞いた」。
姫川は美樹に売春する者に刑事になった理由は話す価値がないと告げ、反論する美樹に社会を否定するなら暴露すると告げ、名誉毀損・未成年と主張する美樹にルールを守れと告げ、美樹は「被害者と出会い系アプリで知り合い売春し薬を渡した」と告げた。
<以下、隠し字> 「姫川は佐田の母から日記を渡され犯人逮捕への思いと自分への思いを読み、裁判で合意で仕方ないと告げる相手弁護士(河野洋一郎)に姫川は「ナイフで脅された事は合意にならず、佐田の死は覚悟の上でも当然でもなく、警察全員の思いを無視するな」と主張し、傍聴した警官全員が姫川を指示した」。
石倉は容疑者を取調べ薬の入手を聞き出し「美樹に付き合いを求め拒否され、薬をプレゼントし、殺せば自分のものになると考えた」と聞き、隣室で姫川と菊田は美樹に面通しさせ、美樹は自身の殺人を否定したが姫川は「危険と知り渡し悪質な殺人だ」「警察を嘗めるな」と告げて手を上げるがドアを殴り右手を怪我した。
原作:誉田哲也「姫川玲子シリーズ」
脚本:関えり香
演出:石川淳一
- 第5話:「左だけ見た場合」:2019/05/09:47m
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第十係主任・姫川玲子(二階堂ふみ)は刑事・葉山則之(葉山奨之)と菊田和男(亀梨和也)と石倉保(宍戸開)と湯田康平(中林大樹)に霊能力者を全て否定した。
板橋区のアパートで50代男性の死体が見つかり、姫川班は出動し高島平南署・相楽康江巡査部長(宮地雅子)が状況を説明し、「被害者は住人・吉原秀一(小林隆)で死因は全身所刺されての外傷性ショック死で指紋が拭き取られた包丁が凶器で、印が付いた折りたたみ式携帯電話があり、入力途中の番号「0456666*」が表示されていた」と告げた。
姫川は部屋にマジック関連の書籍やグッズを多数見つけ、吉原はマジシャンだが超能力者の噂があった、高島平南署の捜査本部で管理官・橋爪俊介(岡田浩暉)と係長・今泉春男(山口馬木也)が怨恨を考え、姫川と相楽は吉原の携帯電話の登録人物から聞き込みを始め、リストに名前がある捜査一課・勝俣健作(江口洋介)に問うが答えなかった。
菊田と湯田はマジック店で聞き込み、姫川らは青木から谷口を聞き、葉山らは事務所を聞き込み、姫川らは斎藤から結婚相手は死んだと聞き、姫川は相楽から風邪対策のテッシュを貰い蒲田西署・井岡博満(今野浩喜)に超能力者を否定した、鑑識で吉原が最後に閉じた携帯電話を触ったと判った。
<以下、隠し字> 姫川と菊田らはマジシャン・谷口を任意同行し「吉原の悪口を言いふらした」と聞くがアリバイがあった、相楽が風邪で休み姫川と菊田が組み佐藤を聞き込み共に石膏ボード盗難に遇い渡辺繁が盗み転売した容疑を聞き、張り込み指紋を採取し一致し任意同行した。
姫川に渡辺は「吉原が22年前の盗難で怒鳴り込み揉め殺し、正当防衛と主張した」姫川は無責任と思った、菊田は勝俣に「吉原は22年前に会社をたたみ、声をかけられた刑事の名を登録した」と告げ、姫川は菊田に「0456666*」は左手で入力すると「ワタナベ」だと告げ、菊田は文字入力方法は不明と告げた。
原作:誉田哲也「姫川玲子シリーズ」
脚本:関えり香
演出:石川淳一
- 第6話:「夢の中・闇の色」:2019/05/16:47m
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10係刑事・葉山則之(葉山奨之)は小学生時代み目の前で家庭教師・有田麗子(新実芹菜)が通り魔に殺された過去があった、10係刑事・菊田和男(亀梨和也)は葉山に昇進試験勉強を問い、10係刑事・石倉保(宍戸開)と湯田康平(中林大樹)も噂し主任・姫川玲子(二階堂ふみ)も同調した。
係長・今泉春男(山口馬木也)が連続刺傷事件の捜査命令を伝え、「被害者は3人で1人死亡で、容疑者確保したが計画的犯行か通り魔かが定かではなく、事件解明が必要」と告げた。
上本所署で姫川班は担当係長・越野忠光(田中啓三)から「容疑者が最初に襲った峰岡里美(黒沢あすか)は数カ所刺され通行中の菅沼久志(市川貴之)と尾崎彩美(横田美紀)に助けを求めた、二人は会社同僚で峰岡と同様に切りつけられ、菅沼は失血死した。容疑者は自殺を図り意識不明の重体となり身元や犯行動機が困難」と聞いた。
葉山は尾崎に会いたいと告げ姫川は葉山と湯田に担当させ、姫川と菊田は意識回復したばかりの峰岡に会うが何も聞けず、葉山と湯田は尾崎を訪ねるが断られ、姫川は峰岡のアパートを聞き込み勤務先スナックやよい(小林美江)で聞き込み、菊田は峰岡に子・重樹がいるが父は不明で修学歴は不明と知った。
翌日に葉山と湯田は尾崎を訪ね断られ、姫川らは容疑者は峰岡を狙ったと知った、翌日に姫川と菊田と湯田と石倉は峰岡の千葉の本籍地に行き廃屋があった、葉山は尾崎に「菅沼の手当てした」と告げた、姫川らは破屋で幼児の死体を見つけた。
<以下、隠し字> 姫川らは峰岡に死体を問い「放置して置いたら死んだ」と聞き、菊田は重樹の側に誰か居たと疑い、千葉県警捜査で死体の年齢が小さいと思われ、葉山は尾崎から「容疑者は峰岡にヒロに謝れと叫び、顔見知り」と聞いた。
翌日に意識回復した容疑者(今井悠貴)を姫川と菊田が取調べ「重樹は内田茂之の名で、刺した、弟・ヒロと千葉で3人で暮らしヒロが死に、峰岡は重樹にせいにし捨てた」「見つけた峰岡にヒロに謝れと告げたが無視され、刺した」と聞いた。
原作:誉田哲也「姫川玲子シリーズ」
脚本:関えり香
演出:潤功二
- 第7話:「インビジブルレイン 前編」:2019/05/23:47m
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2019/06/15に十係・姫川玲子(二階堂ふみ)と菊田和男(亀梨和也)と葉山則之(葉山奨之)と石倉保(宍戸開)と湯田康平(中林大樹)らは暴力団六龍会構成員・小林充(古野陽大)の殺害現場で顔は傷だらけで凶器は幅広刃物と推測し、致命傷は胸部だが怨恨より刃物に慣れない者が切りつけたように見え、殺害アパートは同棲・志村恵実(玉井らん)の部屋で事情聴取した。
中野北署で刑事課・和田課長(羽場裕一)と宮崎組対課長と管理官・橋爪俊介(岡田浩暉)と係長・今泉春男(山口馬木也)は刑事課と組織犯罪対策課の合同捜査だが別々に捜査を進める事になった。
特捜本部にタレコミ電話が入り「小林を殺したのは“ヤナイケント”」と告げ、刑事部長・長岡征治(小市慢太郎)と和田と今泉と橋爪に石倉は「柳井健斗(寺西拓人)の姉・柳井千恵は9年前に殺害され小林と交際し、健斗の父・敦史の被疑者死亡で決着していた」と告げ、長岡は健斗の捜査はするなとと命じた。
組対は西堂組の内部権力闘争で小林を利用しようとしたと考え、姫川は小林は小者過ぎると考えたが否定され、姫川は今泉から柳井健斗を追及するなと命じられ和田を守る為と言われた、石倉から9年前の事件を聞いた、姫川は捜査資料が抑えられ菊田と週刊誌資料を読んだ。
姫川は単独で捜査し健斗のアパートを見つけ張り込んだ、菊田は石倉と湯田と葉山に姫川の動きを知らせ、長岡は5係主任・勝俣健作(江口洋介)の電話し、翌朝に姫川は健斗の居場所を探す小野塚不動産・槇田功一(山本耕史)と出会い、健斗のバイト先のネットカフェを聞き携帯電話番号を交換した。
姫川はネットカフェ店員(永瀬莉子)から健斗は無断欠勤と知り、翌日に捜査会議で組対は仁龍会会長・藤元英也(鈴木隆仁)と大岸会会長・三原鉄男の確執と報告し、姫川は張り込み槇田が訪ね来た、菊田は姫川に会っていた槇田を問うた。
姫川はネットカフェ店員に会い付き合っていたと聞き、姫川は健斗の部屋で勝俣に会い言い争うと今泉から電話で藤元が殺されたと聞いた、姫川は本部に戻り姫川班メンバーから「藤元殺害状況を聞き跡目候補の極桜会会長・牧田勲が絡む」と聞き、姫川は今泉から勝俣が握り潰しに動く危険案件だと聞いた。
姫川は菊田に「健斗の部屋からパソコンが消えていた」と告げ、翌日に菊田は勝俣から姫川は危ない男に会うと言われ、姫川は槇田と会い健斗の事を話し仁龍会との関係を問うが答えはなく、仁龍会員が槇田に挨拶しろと絡み、槇田は姫川を連れて去り、菊田は二人を目撃し、槇田は姫川に素性を偽った事を謝り健斗を本当に心配していると告げ極桜会会長・牧田勲と明かした。
(続く)
原作:誉田哲也「姫川玲子シリーズ」
脚本:ひかわかよ
演出:山内大典
- 第8話:「インビジブルレイン 後編」:2019/05/30:47m
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(承前)
10係主任・姫川玲子(二階堂ふみ)は極桜会会長・牧田勲(山本耕史)から素性を聞き、姫川は牧田の29年前の事件調書を読み、姫川は刑事・菊田和男(亀梨和也)に牧田は情報提供者と告げ、翌朝に姫川は管理官・橋爪俊介(岡田浩暉)と係長・今泉春男(山口馬木也)から仁龍会会長・藤元英也(鈴木隆仁)殺害の拳銃が見つかり指紋が柳井の部屋で勝俣健作(江口洋介)が採取したものと一致したと聞いた。
姫川は再び牧田と接触し柳井健斗(寺西拓人)との関係を問い、人を殺したいと思った人間の匂いがすると言われ、柳井に小林充(古野陽大)と藤元の殺害容疑を告げ、牧田から柳井から情報を買ったと口座を聞き菊田に知らせた。
姫川は牧田と車で出かけ抱かれ、菊田からの口座情報で牧田は不動産入居情報を得て向かい、姫川は牧田に中に死臭を感じ「去れ」と告げ、今泉と刑事課・和田課長(羽場裕一)は刑事部長・長岡征治(小市慢太郎)に部屋の捜索許可を求めた。
今泉と和田は姫川と菊田は大家が開けた部屋で柳井の首つり死体を見つけ、室内に盗聴設備があり暴力団への捜査情報を流したと考え、遺書には「自分が姉・柳井千恵殺害犯人・小林と藤元を殺害した」とあるが姫川は別の真犯人の存在を確信した。
翌日に菊田は刑事・葉山則之(葉山奨之)と資料を見直し、姫川と今泉と和田と橋爪と勝俣は長岡から3件は別件処理を求められ、菊田は葉山と石倉保(宍戸開)と湯田康平(中林大樹)に柳井への偽装を疑い、菊田らは監察医・國奥定之助(伊武雅刀)と検証し、石倉は聞き込み、葉山は勝俣から指紋は偽装と言われた。
<以下、隠し字> 姫川は10係メンバーと國奥から柳井の犯行の不審点を聞き「犯人はプロで小林殺害後偽装した」、姫川と菊田は柳井の恋人・内田貴代(永瀬莉子)から柳井が残した音声ファイルを聞き、そこに小林殺害現場音源が収録されていた。
姫川は声の主は牧田と考えて、問い詰めると牧田は殺害していないと否定した、そこに牧田の舎弟・川上義則(田邊和也)が突然刃物を持ち突進し、姫川を庇った牧田を刺し、菊田らに逮捕された。 (続く)
原作:誉田哲也「姫川玲子シリーズ」
脚本:ひかわかよ
演出:山内大典
- 第9話:「アンダーカヴァー」:2019/06/06:47m
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(承前)
極桜会会長・牧田勲(山本耕史)の舎弟・川上義則(田邊和也)は10係主任・姫川玲子(二階堂ふみ)を刃物で襲うが誤って牧田を殺害した。
10係刑事・葉山則之(葉山奨之)と菊田和男(亀梨和也)と石倉保(宍戸開)と湯田康平(中林大樹)らは川上を取調べ、その供述で事件の全貌が明らかになり、四人の死で一応の解決をみた。
姫川は自宅で母・姫川瑞江(菊池桃子)に心配され、柳井健斗(寺西拓人)の恋人・内田貴代(永瀬莉子)に柳井の思いを話し、姫川は菊田に後悔と責任を告げ班メンバーを裏切ったと告げ、5係主任・勝俣健作(江口洋介)は係長・今泉春男(山口馬木也)と捜査一課長・和田徹(羽場裕一)の事を話した。
刑事部長・長岡征治(小市慢太郎)は和田と管理官・橋爪俊介(岡田浩暉)と今泉に「柳井を触れず、川上と牧田のみ発表する」と命じ、警察は記者会見を開き和田は「柳井の嘱託殺人」と告げ記者の質問に「9年前の暴力団六龍会構成員・小林充(古野陽大)の殺害が発端」「当時の関係者は責任を取るべき」と謝罪した。
姫川は和田から警察組織にとっても隠してはいけないと告げられ、人事が発表され和田と橋爪と今泉と姫川ら10係メンバーは所轄に異動になった、姫川は菊田に自分自身の問題だと告げ、姫川は新居に引越し、石倉と葉山と湯田と居酒屋で呑みバラバラになったと話し菊田と歩き別れた。
1年後に変装した姫川は白鳥の名で八田商事で店員に大量の闇取引商品集めを求め、古物商に闇ルートを問い、姫川は八田商事・塚本から3人組が探すと聞き、北野に電話で接触し尾行し捜査2課・土井(石井正則)も追っていた、姫川は住居を見つけた。
姫川は池袋東署課長・東尾(宮川一郎太)から独断を責められ、「トキワ硝子・赤木芳弘社長死亡事件で妻・赤木文子が知らない大口取引きがあり、融資先今川商事・黒沢を疑った」と告げた。
<以下、隠し字> 姫川は土井から北野の本名は吉田真純と聞き、真純の兄弟2人を仲間と疑い、姫川と土井は文子から詐欺犯の黒沢・大島・北野だと聞いた、姫川は吉田勝也を取調べ価値観の違いと聞き、否定し周囲に支えられていて一人でないと答えた。
原作:誉田哲也「姫川玲子シリーズ」
脚本:ひかわかよ
演出:城宝秀則
- 第10話:「ブルーマーダー」:2019/06/13:46m
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千住中央署刑事課刑事・菊田和男(亀梨和也)は妻(犬塚千弘)に起こされニュースを見た、池袋東署係長・姫川玲子(二階堂ふみ)は池袋の貸しビル内の秋庭組組長・河村丈治(湯江タケユキ)遺体発見現場に行き、銃創・刺創は無く出血もないが、内臓は破裂し27箇所の骨折があった。
池袋東署刑事課長・東尾警視(宮川一郎太)は拘束されての長時間暴力受けたと考えるが後頭部の死因の鉄パイプらしい凶器は不明と告げ、組対4課との協力を指示し、姫川は生活安全課・江田(久保田創)と組織関係者以外への聞き込みにあたった。
5係・勝俣健作(江口洋介)は笹塚署組対課・下井正文警部補(陰山泰)に呼び出され、河村殺害を問われ、勝俣は秋庭組だけでなく池袋界隈の組組織が急激に息を潜め始めていると話し、勝俣は警部補・葉山則之(葉山奨之)と去った。
組対4課長・安東智寛警視正(大谷亮介)は秋庭組内の谷崎と白井の勢力争いを告げ姫川に組長がよく殺され所にいると告げ姫川は誰でも犯人を逮捕すると答え、姫川は石倉保(宍戸開)と湯田康平(中林大樹)と居酒屋でぼやき井岡博満(今野浩喜)が来た。
姫川は江田と繁華街で聞き込むが河村殺害はチンピラや半グレは誰も口を開かず、新東京連合OB・小池からも聞けず、下井は飲み屋女将・安江に諸矢との連絡を頼み、姫川は江田と大塚真二(重岡大毅)死亡現場に花を供え菊田と会った。
菊田は目白北署地域課・高橋から指名手配犯・岩淵時生の目撃情報を聞き、姫川は新東京連合OB殺害を聞き、練馬区で中国団体の死後数日の元メンバー撲殺死体発見を聞き、西池袋路上でパトロール警官・大竹の負傷を聞き、東尾は安東に通常の殺人捜査に変えたいと告げ、菊田は千住中央署で報告し今泉春男(山口馬木也)に会い、姫川は石倉と湯田と呑み菊田と婦警の結婚を聞いた。
姫川と江田は大竹から「不審者を職務質問し多数殴られたが重くて小さい凶器」と聞き、同一犯と考え聞き込み女性が保護を求め「ブルーマーダーと呼ばれる謎の仮面の男、その名は池袋界隈に轟き行方不明の裏社会の人間は何十人もいる」と聞き、河村のケータイから写真が復元し谷崎と白井の写真がありブルーマーダーの存在を示していた。
姫川は監察医・國奥定之助(伊武雅刀)から手口を聞き、諸矢組組長・諸矢勇造(大河内浩)を男が見張り、菊田は似顔絵から岩淵を追い萱場組に行き男(要潤)(相島一之)らを見かけ、下井は諸矢と会い木野一政を問い警察のスパイだが認めず消えたと聞き、姫川は葉山からブルーマーダーの正体がわかったと連絡を受けた。
下井は部屋に戻り諸矢組員が倒れていて諸矢が殴られブルーマーダーこと木野(要潤)と再会し情報を求められた殴られた、勝俣が来て下井を助け、木野は逃げ葉山を殴り逃亡した、姫川は東尾と安東らにブルーマーダーの正体を報告したが、池袋界隈での警察官を含む殺害事件を聞き出動した。
(続く)
原作:誉田哲也「姫川玲子シリーズ」
脚本:徳永友一
演出:石川淳一
- 第11(e)話:「ブルーマーダー」:2019/06/20:46m
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(承前)
池袋東署係長・姫川玲子(二階堂ふみ)と生活安全課・江田(久保田創)は池袋のホテルで警察官も被害を受ける発砲事件が発生し現場に急行し、警察らが追跡する裏社会の者らを殺害したブルーマーダーこと元警察官・木野一政(要潤)を追跡し、姫川は公園の駐輪場で木野を発見し確保した。
姫川と江田は捜査本部で勝俣健作(江口洋介)に現場に下井正文(陰山泰)といたことを問い、勝俣は池袋東署刑事課長・東尾警視(宮川一郎太)と組対4課長・安東智寛警視正(大谷亮介)に木野の取り調べは自分が行うと言い張った、
姫川と江田は勝俣と葉山則之(葉山奨之)に木野の取り調べの代わりに情報を求め、病室の下井は「巡査部長が違法営業見逃しの見返りを受け、知った木野は許せず、木野は立件事件を揉み消され退職した」「下井が利用し諸矢組に2年間潜入させ、木野は組長・諸矢勇造(大河内浩)にリンチを受けた」と聞き、姫川は「秋庭組組長・河村丈治(湯江タケユキ)が木野の元警察官の情報」の入手先を問い、下井の話から姫川と勝俣は木野が元警察官の情報を組織に流したのは組外部の人間と思った。
千住中央署刑事・菊田和男(亀梨和也)は指名手配犯・岩渕時生(木下ヒロト)の潜伏先の茅場組を張り茅場元組長・茅場肇(相島一之)といた男が姫川が確保した男に似ていたと気になり、姫川と江田は勝俣と葉山とブルーマーダーの共犯者を話した。
勝俣は木野を取調べ姫川と東尾と安東が見守り、姫川は河村以前の20人の殺害を問い、裏社会を牛耳るのでなく天敵を目指したか問うた、姫川と勝俣は葉山から木野が末期癌との情報を聞いた。
<以下、隠し字> 辰巳がブルーマーダーの手口で襲われ、姫川と江田と勝俣と葉山は現場で凶器の金槌を見つけ、池袋東署で東尾から茅場と木野と岩渕の目撃情報を聞き、岩渕の調書を読み虐待されていたと判り木野に出会い憧れたと考えた。
菊田らは茅場を聴取したが岩渕に襲われ、姫川らは茅場らが菊田らを人質にして立て籠もったと聞き、現場で警察が特殊班の到着を待ち、姫川は東尾に部下の死を防ぎたいと告げ、下井は安東を呼び出し「木野を河村に売った」と告げ組織再編と言われ勝俣は木野に聞かせた。
姫川は江田から銃を借り説得に向かい、岩渕と茅場を説得し話し合いを求め、隙に銃を向けて、「普通の刑事でも女でも無く銃を撃てる、17才にレイプされ愛する資格も無い、呪いはその男を殺し解けると考えて来た。受け入れた警察で仲間が出来た、殺意は愛情の裏返しだ、銃を下ろして欲しい」と告げ、菊田は岩渕を倒して確保し、茅場は岩渕を心配した。
姫川は勝俣から木野の入院を聞き、菊田は病院に見舞った。
原作:誉田哲也「姫川玲子シリーズ」
脚本:徳永友一
演出:石川淳一