ボイス
- キャスト
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樋口彰吾(唐沢寿明)港東署ECU緊急出動班・班長
橘ひかり(真木よう子)港東署ECU・室長。ボイスプロファイラー。
石川透(増田貴久)港東署ECU緊急出動班・捜査員
沖原隆志(木村祐一)港東署強行犯係・係長
森下栞(石橋菜津美)港東署ECU。通訳センター員。
緒方拓海(田村健太郎)港東署ECU。ワイトハッカー。
落合智明(安井順平)港東署ECU・副室長
田所賢一(小市慢太郎)港東警察署・署長
森下葵(矢作穂香)森下栞の妹。
森下志津(YOU)居酒屋店主。
樋口未希(菊池桃子)樋口の妻。
- スタッフ
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原作:"Based on the series "Voice", produced and distributed by Studio Dragon Corporation and CJ ENM Co.,Ltd"
脚本:浜田秀哉
演出:大谷太郎・久保田充
- #01:2019/07/13:46m
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3年前に横浜で港東署強行犯一係係長・樋口彰吾(唐沢寿明)は仲間らと犯罪グループを張り込み、樋口は妻・未希(菊池桃子)からの着信を無視し、未希が追いつめられ110番に助けを求め、港東署緊急指令室で警部補・橘ひかり(真木よう子)は切れた通話にコールバックして犯人に居場所を知らせ、電話で惨殺状況を聞いた。
樋口らは犯罪グループを捕らえ、森下志津(YOU)の居酒屋で騒ぎ、後輩・石川透(増田貴久)の連絡で同期の強行犯二係・沖原隆志(木村祐一)を振り切り妻の死体を見た。
1月後に法廷で被疑者・相良卓也(平原テツ)は事件当日は泥酔状態で何も覚えていないと主張し、検察側証人のひかりは相良の声は電話の声でないと証言したが証拠には犯人の声は記録されなかった。
3年後に交番勤務の樋口は相良を探し続けかつての同僚らからも煙たがられた、実績を積んだひかりは港東署緊急指令室長に就任して「ECU(Emergency Call Unit)」の設置を港東警察署署長・田所賢一(小市慢太郎)や沖原ら幹部に提案した。
緊急指令室に萩原夏美(吉川愛)から誘拐されたと通報が入り、ひかりは自ら指揮を執り樋口に出動指示を出し、ひかりは夏美から連れ去られた後の目撃内容を聞き出し、3分後に樋口と石川は付近に着き、犯人が戻り夏美の指示で逃げた。
5分後に樋口は電飾と3階以上のビルを探し風俗店と知り、ひかりは前科者の該当者を見つけノイズを聞きハンマーと考え犯人は別と知り、犯人はひかりを見つけ襲い暴行し、ひかりは犯人が連続バラバラ事件の犯人と考え、樋口は計画犯罪から立入禁止場所と考え、ひかりは水槽の反射と音と気づきアクアショップと知った。
脚本:浜田秀哉
演出:大谷太郎
- #02:2019/07/20:46m
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橘ひかり(真木よう子)は被害者・萩原夏美(吉川愛)の監禁場所を電話の音を頼りに突き止め事件発生10分後に樋口彰吾(唐沢寿明)は現場に到着して犯人・川島武雄と格闘し、石川透(増田貴久)は被害者を保護し、樋口は犯人に憎しみを抱いたが思い留まり15分で、逮捕した。
港東警察署署長・田所賢一(小市慢太郎)は3ヶ月の条件付きでECUの設置を許可し、ひかりは被害者から励まされ、強行犯係係長・沖原隆志(木村祐一)は田所からひかりの狙いの調査を指示され、2時間後に樋口は音だけを頼りに監禁場所を突き止めたひかりを信用できず現場リーダーへの誘いを断った。
樋口と石川は森下志津(YOU)の居酒屋で飲み、樋口は息子・大樹(鳥越壮真)の病室に行き妻・樋口未希(菊池桃子)が殺害された事件を思い返した。
翌朝に樋口は石川からECU異動を知り、ひかりはホワイトハッカー・緒方拓海(田村健太郎)と科捜研・落合智明(安井順平)と県警本部・養課通訳センター員・森下栞(石橋菜津美)をECUに誘った。
樋口は電話から離れた音が聞こえたとひかりの耳を試すため、離れた距離からひかりに呼びかけると樋口の声を聞き取った、ひかりは樋口に自分の聴力の秘密を打ち明け、3年前に妻・未希殺害事件で殺害時の会話を聞き、ひかりの父(遠山俊也)からの被疑者目撃通報後に逮捕しようとして殺害され、犯人の声を聞いた、その後に容疑者・相良卓也が逮捕されたが声が違い、証拠の録音が消され、ひかりは真犯人は警察内部で操っていると考えた。 相良卓也の死体が見つかり、沖原らは自殺と考え、樋口とひかりは死体を調べ他殺を疑うが上部に隠蔽された、樋口はECUに入った。
森下栞はひかりにECUねの異動を断り、妹・森下葵(矢作穂香)からの電話で動画を配信され拉致されたと知り、ひかりは緊急通報で葵の拉致事件を聞き緊急指令した。
脚本:浜田秀哉
演出:大谷太郎
- #03:2019/07/27:46m
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県警本部員・森下栞(石橋菜津美)は妹・森下葵(矢作穂香)が拉致され、緊急指令室に通報した、港東署ECU室長・橘ひかり(真木よう子)は緊急指令を出し、緊急出動班・樋口彰吾(唐沢寿明)と石川透(増田貴久)は出動した。
ひかりは栞から動画漏洩を聞き、葵の携帯と通話が繋がるが口を塞がれたうめき声が聞こえた、ひかりは葵の携帯のGPS情報から車で移動中で詳細位置不明だったが、通話口の周囲の音に集中し車の車種や位置を推測し、現場で樋口は該当車を追跡した。
樋口は該当車を見つけ車両ナンバーを知らせ、所有者が葵のかつての交際相手・大森と判明した、樋口は犯人の車を停車させ説得を試みたが銃で撃たれ、葵の携帯が切られた、強行犯係・沖原隆志(木村祐一)はECUを潰す為に犯人確保に強行犯係を動員した。
樋口と石川はあることが気になり署に引き返し、ひかりはECU副室長・落合智明(安井順平)と情報が少ないと話し、栞は叔母・森下志津(YOU)と葵の恋人・新田(森永悠希)も署に来て樋口に妹の相談に乗らなかったと悔やんだ。
沖原ら強行犯係は大森の脅しを疑い、樋口は新田に話しを聞き大森以外を問い、事件発生後2時間にひかりは車内にスコップの音を気づき、緒方拓海(田村健太郎)に人物調査を依頼し、沖原らは練炭自殺した大森を見つけた。
緒方はネットのダークウエブに入り外語語が氾濫し、栞が参加して読み過激なレイプ動画配信サイトだと告げ、ひかりは出かけ新田とその車に会い、樋口は沖原に大森は他殺だと告げ、ひかりは緒方から通報を受け新田に気づかれ襲われた。
栞はひかりの拉致を知り緊急捜査指示を出し、緒方は新田がレイプ動画配信すると樋口に知らせ、ECU室で新田の車両を追跡した、沖原は緊急配備したが見つからず、樋口は山添いの抜け道を探し、新田らは山で穴を掘り動画配信の予告をネットで配信した。
ひかりは新田から主婦殺人事件の真犯人は自分と聞き声が違うと告げ、穴に埋められた、樋口は穴を埋める所を見つけ、新田らは警察に知られたと知り逃走した。
脚本:浜田秀哉
演出:久保田充
- #04:2019/08/03:46m
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新田(森永悠希)と仲間は逃走し、ECU緊急出動班・樋口彰吾(唐沢寿明)と石川透(増田貴久)は埋めた穴を掘り返し、袋に入れられ埋められていた橘ひかり(真木よう子)を見つけた。
樋口は強行犯係・沖原隆志(木村祐一)に警察無線が傍受されていると告げ、強行犯係は新田の逃亡ルートの港の張り込みに動き、ECUは強行犯係と対立し別行動で森下葵(矢作穂香)の捜索に全力を注いだ。
新田は海外への逃走資金を稼ぐために葵のレイプ動画のライブ配信の時間を早め、ECU・緒方拓海(田村健太郎)はネットの告示を監視し、樋口は盗聴マニアに傍受を調べさせ、ひかりは樋口に新田が樋口の妻・未希(菊池桃子)の殺害事件関与をほのめかしていて、新田と葵に他の関係があると告げた。
盗聴マニアは犯人と船との連絡を傍受し位置を知り、ひかりはECU・落合智明(安井順平)と連絡を取り、緒方は新田の過去を洗い意外な正体を突き止め本名・笹部優人と報告し、森下栞(石橋菜津美)はそれを聞いて葵は廃校の中学に監禁されていると告げた。
新田は仲間に逃亡を求められ争い倒し、樋口と石川とひかりは廃校で新田の車を発見し潜入し、死亡した共犯者を見つけ、ひかりは上階の音を聞き、聞こえた歌を送信し栞はその歌は葵だと告げた。
ひかりは歌の声を探しロッカーに閉じ込められた葵を見つけ、樋口と石川は爆弾を見つけ、ひかりと葵は新田に襲われ、樋口と石川が来たが新田は爆弾のスイッチを持ち逃げて樋口が追い、爆発に巻き込まれ、屋上で樋口は新田と争い倒し確保した。
栞は叔母・森下志津(YOU)と抱き合い、葵と通話し電話の声で支えられたと聞き、ひかりは新田から父の殺害を目撃したと聞き、沖原と強行犯係は新田を連行したが、トイレに行った新田が誰か(手塚とおる)に襲われ、ひかりは2人の声を聞き気づくが新田は殺された。
脚本:浜田秀哉
演出:久保田充
- #05:2019/08/10:46m
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容疑者・新田(森永悠希)が死亡し橘ひかり(真木よう子)は他殺を主張するが沖原隆志(木村祐一)は否定し、樋口彰吾(唐沢寿明)はひかりに3年前の事件の真犯人が新田を殺した証拠が無いと告げ、ひかりは顎を鳴らす音が同じで、強行犯係を疑った。
樋口とひかりは現場で証拠を探し、駐車した車のレコーダーを調べ真犯人の映像に特徴を見つけた、ひかりは署長・田所賢一(小市慢太郎)から3年前の再捜査を疑われた、森下栞(石橋菜津美)がECUに加わり、栞は6歳の子供・歩(正垣湊都)から母親(ソニン)に刺されたと通報を受け、ひかりは樋口と石川透(増田貴久)に出動を指示した。
ひかりは歩と通話し「洗濯機の中に隠れ、歩は母の名は知らず、部屋から出たことがなく住所も不明だった」、電話から「母親が戻り電話をかけた」。
樋口と石川はGPS情報で団地に駆けつけたが部屋を突き止められず、犠牲者は他にもいる殺害未遂事件と判り、樋口と石川は管理人(諏訪太朗)に幼児虐待を問うと住民がA-303号が疑わしいと聞き、鈴木友恵と子供・鈴木康太と判った。
樋口と石川はA-303号に向かい、歩はパパが来る音が聞こえると告げ、母親は警察を見かけ電話し部屋に歩がいると気づき、ひかりは背後の音を聞き風鈴と犬の声で、樋口と石川はA-303号で虐待母子を見つけるが現場でなかった。
ひかりは通報から10分後に歩の悲鳴を聞き、樋口に風鈴と犬と知らせ、緒方拓海(田村健太郎)と栞はペット禁止団地でのペットトラブルを調べ504号室で近くと知った。
ひかりは母親とスマホで通話し、母親も同じ経験があると告げ歩を救えと説得し、誰かが来て通話が切れた、樋口と石川は502号で母親を見つけたが歩はおらず、落合智明(安井順平)は音アハ一ノ瀬奈央で夫は悟で子は麗華と涼介と歩と調べ2人は死亡し、父・悟が歩を連れ去ったと考え緊急手配した。
ひかりは足音を思い出し身体の小さい小柄と考え、奈央に60才位の男で虐待した義理の父かと問い、樋口は管理人に隠せる場所を問い飲料を受け取り機械室に行き倒れた、管理人は薬を飲ませたと犯行を告げると、樋口は会話を録音していた。
管理人は歩が助からないと脅した、樋口は石川から歩を空き室・503号で保護したと聞き、樋口はひかりから犯人は管理人・荒木と聞き子は自宅近くの部屋と考えていた。
樋口は情報屋・はやみみから顎を鳴らす音の男の連絡を受け、ひかりに知らせ、はやみみと共に会いに行くがおらず、樋口は男らに囲まれ襲われた。
脚本:浜田秀哉
演出:大谷太郎
- #06:2019/08/17:46m
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樋口彰吾(唐沢寿明)が襲撃され消息を絶ち、橘ひかり(真木よう子)はECU室で携帯GPS情報を追い、ECU緊急出動班捜査員・石川透(増田貴久)に連絡し、強行犯係・沖原隆志(木村祐一)も出動した。
ECU・森下栞(石橋菜津美)は電波からの道筋が異常と告げ、ひかりはバイクと考え、石川はバイクの男を追った、樋口は廃工場に監禁され、ひかりは音からECU・緒方拓海(田村健太郎)と落合智明(安井順平)にライブハウスを検索し近くが監禁場所と考えた。
樋口は「カチカチと顎を鳴らす男(手塚とおる)と対面し、男は樋口の妻を殺しと告げ、部下に樋口の殺害を命じた、ひかりは新田が硫黄と言ったと気づきECUメンバーが調べ、製紙工場を調べさせた。
樋口は縄を解き、男の部下に囲まれ戦い続けたが、男の側近に銃を向けられた、そこに石川と沖原と強行犯係が来た、強行犯係は犯人を捕り逃がし、樋口は沖原に逃がし過ぎと告げ、ひかりは署長・田所賢一(小市慢太郎)から3年前の事件の勝手な再捜査の勧告を受け、新田の殺人と樋口の襲撃の被疑者の指名手配を求めた。
沖原は捜査の動向をある人物に報告した、大企業・本郷ホールディングス本社で会長・本郷辰夫(伊武雅刀)が再開発地区のリゾート建設の記者会見を開き、秘書が本郷にある人物の指名手配を告げた。
ひかりは樋口から聞いた男の言葉「イリュージュ」から高級クラブを調べ過去の映像に沖原を見つけ、樋口とひかりは情報屋・はやみみから沖原が嵌められホステス・明日香と会っていると聞き、樋口は沖原を問い詰め脅されて捜査妨害を認め、カチカチ男の裏に指示する者がいると聞いた。
樋口はひかりに3年前の事件の証拠隠滅は沖原でないと告げ、辰夫はカチカチ男に会い施設から引取ったが子と告げ、男は樋口大樹(鳥越壮真)を襲うと告げ、辰夫はクラブで接待した。
カチカチ男は病院の大樹を長坂(敬太)に襲わせ、樋口は電話で大樹と長坂の声を聞き、石川が長坂を止めて争い、長坂は逃亡し、樋口は出動しひかりは緊急体制を命じた、沖原は高級クラブに行き防犯映像を調べひかりに電話して樋口とひかりを呼んだ、沖原はカチカチ男を見つけたが男(伊勢谷裕介)に捕らわれ襲われた。
樋口は病院に着き石川から電話を受けたが襲われた音を聞いた。
脚本:浜田秀哉
演出:後藤庸介
- #07:2019/08/31:46m
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港東署ECU室長・橘ひかり(真木よう子)は強行犯係係長・沖原隆志(木村祐一)からの通知でバーに行き探しその殺害された死体を発見し、ECU緊急出動班捜査員・石川透(増田貴久)は病院で樋口大樹(鳥越壮真)を襲った男・長坂(敬太)と闘いそこにECU緊急出動班班長・樋口彰吾(唐沢寿明)が来て男を確保した。
ひかりは樋口とECU室に連絡したが、バーの客は去った、ひかりと樋口らは防犯カメラにカチカチと顎を鳴らす男(手塚とおる)が写り、バーの客は本郷グループ社長・本郷雫(伊勢谷友介)と会長・本郷辰夫(伊武雅刀)と国土交通省事務次官と都市整備局部長らだと判った。
雫は辰夫にバーで席を外し義理の兄に会っていたと告げ、凶器の鉄球を部屋に収集し飾り、樋口と石川らは人材派遣会社の家宅捜索でカチカチ男の名は上杉渉と知り、樋口はひかりに遺体処理リストを見つけて一連の事件の真犯人は上杉以外にいると告げた。
港東警察署署長・田所賢一(小市慢太郎)は辰夫から上杉を逃亡させると言われ、ひかりは泊まり込み調べECU・緒方拓海(田村健太郎)と森下栞(石橋菜津美)が手伝うと告げられ、ひかりは樋口の妻・樋口未希(菊池桃子)がソーシャルワーカーとして当時自立支援センターで働いて時の接点を探した。
ECUに人質を道連れに屋上から飛び降りようとする派遣の土木作業員・高木道夫から通報が入り、高木は取り囲む会社の男たちに「殺される」と騒ぎ助けを求めた、緊急出動班・樋口と石川が現場に出動し、DM建設現場責任者は高木は情緒不安定と告げ、樋口と石川が到着したが、会社の人間が強引に高木に近づき、樋口はひかりに違和感を告げた。
樋口と石川は作業現場を調べ高木は上杉の会社の派遣と判り、病院でDM建設で働く体調が悪いと話しを聞き未希を知っていた、強行犯係は上杉を逃がしたが手下と鞄を入手し、樋口は手下に派遣者と派遣先を問うが早川亮二は不明だった。
上杉は雫に会い助けを求めたが樋口殺害を要求され、樋口とひかりは森下志津(YOU)の居酒屋で未希が早川を探していたと告げ、公園で樋口は上杉から電話を受け取引を持ちかけられ呼び出され、そこで上杉の死体を見つけた。
脚本:浜田秀哉
演出:久保田充
- #08:2019/09/07:46m
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上杉(手塚とおる)は本郷雫(伊勢谷友介)に殺害された、樋口彰吾(唐沢寿明)は上杉の死体を発見し、橘ひかり(真木よう子)と石川透(増田貴久)は樋口を追い現場に来て真犯人への手がかりを失い怒る樋口を見た。
雫は殺人の凶器を自宅にコレクションし留守中に戸棚を開けた形跡に気づいた、樋口は妻・樋口未希(菊池桃子)に生前耳を傾けず悔やみ、真犯人逮捕を求め捜査再開し上杉の側近を取調べ「本郷ホールディングスが上杉の会社経由で路上生活者に違法な労働させた事が判った、雫が沖原が殺害の参考人聴取に応じていなかった。
本郷辰夫(伊武雅刀)は署長・田所賢一(小市慢太郎)を呼び出し捜査中止を命じ、樋口が失踪路上生活者の謎を追うと検察庁特捜部・滝沢の強制捜査が入った、ECUは解散の危機になり、ひかりはECU内部に内通者がいると考え、石川を疑った。
自宅に帰ったひかりは音声を調べ、ドアの外から鉄球を持つ人物の足音を聞いた、通報を受けた樋口は禁止を無視し出動し、ひかりはドアスコープで殺人鬼の目を見た、ひかりは廊下に出ると超音波が流れて聞こえず樋口が駆けつけた。
ひかりは樋口に犯人は楽しんでいて音声は作られて内通者が樋口の出動を報告すると告げ、特捜部・滝沢(村杉蝉之介)は樋口に起訴を告げると石川が来て否定する証言を提出し、樋口は滝沢の汚職を調べると告げ追い払った。
辰夫は雫から自分が殺害したと聞き、雫は警察に行き署長室に向かい、ひかりは未希の音声を正しく修正し樋口に聞かせ、ひかりと樋口は署長室に呼ばれ田所と雫に会い、ひかりは声で雫が真犯人で楽しんでいると判った。
樋口は雫に突っかかるが逆に扇動され、本郷ホールディングス絡みの暴動が起きECUに急報が入り、樋口と石川は緊急出動し、地下鉄駅拡張工事の現場でトンネル崩落事故が発生した。
脚本:浜田秀哉
演出:後藤庸介
- #09:2019/09/14:46m
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本郷ホールディングスの地下鉄駅拡張工事の現場でトンネル崩落事故が発生し、午後4時5分に樋口彰吾(唐沢寿明)は緊急指令室に救助要請を指示し、石川透(増田貴久)と作業員らとトンネル内に入り救助活動し、橘ひかり(真木よう子)はトンネル内からガス漏れ音に気づき爆発危険があった。
樋口と石川はひかりが聞き取る音を頼りに生存者を探し、指令室の落合智明(安井順平)と緒方拓海(田村健太郎)・森下栞(石橋菜津美)らが無線で指示を出した、本郷辰夫(伊武雅刀)は本郷雫(伊勢谷友介)に事故発生連絡し指示した、作業員・鳥山敦が行方不明でひかりが微かな呼吸音を見つけた。
爆発音が聞こえたが樋口らはぎりぎりで全員救出した、消防隊が消火を行い、樋口は開発反対派から本郷ホールディングスが絡む別の工事現場でも事故が起きていたと聞いた、そこに雫が現れて樋口と睨み合った。
ECUは本郷ホールディングスが絡む工事を調べずさんな管理体制を突き止め、樋口とひかりは雫逮捕の為の証拠を探す為に犯行現場を探し、樋口とひかりは樋口未希(菊池桃子)が残したボイスレコーダーを聴き微かな海の音を聞いた。
ひかりは内通の疑いで石川を外すと主張するが、樋口は石川が犯人に取り込まれた理由を探ると告げ下請けリストにある石川の父が勤めた会社を示した、石川は施設に父親(斎藤暁)を見舞った。
ネットで崩落事故の情報が流れ、辰夫は部下に報道を抑える対応を命じ、ひかりは緒方と栞から雫は11才で母・本郷千尋がペンションで死に自殺報じられたと聞き、樋口は石川の父の3年前の事故を調べ上杉(手塚とおる)が居たと知り会った。 樋口とひかりは「3年前に未希の死後に事故が起き、石川と父が上杉に脅され嵌められて人を殺した、石川は脅されて未希殺害時の通信データを削除した」と真相を知った。
石川は辰夫に呼び出されて署長・田所賢一との連携を要求された、石川は樋口から森下志津(YOU)の居酒屋に呼び出され理由を問われ、辰夫は雫から指図無用と言われた。
ひかりは千尋の妹から話しを聞き「千尋の死の前日に母子で別荘に行き、夫の殺人を警官に告発した千尋を辰夫が連れ帰り翌日に反対する建設会社社長の死体が見つかるが事故死となった、母子は辰夫の殺人を目撃した」と告げた。
石川は雫を呼び出し逆に殴り倒され、樋口は本郷の別荘に向かった。
脚本:浜田秀哉
演出:大谷太郎
- #10(e):2019/09/21:46m
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ECU緊急出動班・石川透(増田貴久)は本郷雫(伊勢谷友介)に捕らわれて暴行を受けた、ECU緊急出動班班長・樋口彰吾(唐沢寿明)は雫の別荘に駆けつけて車と血痕を見つけて、指令室の港東署ECU室長・橘ひかり(真木よう子)と通信した。
ひかりはECU・落合智明(安井順平)と森下栞(石橋菜津美)と緒方拓海(田村健太郎)らに監禁及び傷害容疑事件発生の緊急体制を指示し、応援隊と救急隊に出動要請し、樋口は家に侵入し室内に人気は無いが、現場音を聞いたひかりが地下室の存在に気付き、樋口は地下室を見つけ入り、雫は気づき通信を遮断した。
樋口は地下室で血まみれの石川を見つけた、雫が樋口を銃で狙い銃撃戦が起こった、通信が復帰し、樋口は雫と殴り合った、強行犯係が駆けつけて雫を確保したが、雫は樋口を挑発した。
ひかりは現場に行き、意識のない石川と、確保された雫は病院に搬送され、本郷辰夫(伊武雅刀)は配下に雫の奪還を命じ病院長・児島に連絡した、署長・田所賢一(小市慢太郎)は特捜部・滝沢(村杉蝉之介)から切り捨てると通達された。
現場でひかりと樋口は歪んだ父子関係により怪物を作り殺人鬼が生まれたと話した、ひかりと樋口は「雫の容態が急変し意識不明になり、湊労災病院に搬送される」と無線を聞き、児島は雫に辰夫の指示を告げ服毒自殺と診断した、ひかりと樋口は連絡に不審を持ち病院へ向かい、指令室に湊労災病院と本郷との関係を調べさせた。
指令室で児島と本郷の関係が判り偽装自殺の疑いを持ち、ひかりと樋口は病院内に入り音からストレッチャーが地下駐車場に向かうと知り、出発した車は所属不明車だった、雫は辰夫から海外逃亡を指示されたがひかりと樋口を狙った。
ひかりと樋口は指令室に海外逃亡への指示を出し、辰夫の秘書の船券購入が判るが樋口は雫の逃亡は疑問だった、辰夫は社員から雫を諦めろと言われ、強行犯係が港を張った。
ひかりは署長室に呼ばれ雫が現れ、指令室に雫から通信が入りひかり殺害を予告し、落合は橘室長拉致事件発生の緊急体制を指示し、雫はひかりを人質にして指令室に侵入して室員を追い出した。
警報から3分経ち雫はひかりを殴ろうとして、哀れみの目で見られ躊躇し、樋口は雫が狙いに来ると予想していて止めてひかりが与えた最後のチャンスを無視したと告げた、樋口は挑発した雫を殺さず生きさす事が一番の苦痛だと告げて逮捕した。
辰夫は護送中の雫を刺し殺し自殺した、3月後にECUは正式に運用を開始した。
脚本:浜田秀哉
演出:大谷太郎