トレース　科捜研の男

警視庁科学捜査研究所
真野礼二（錦戸亮）
沢口ノンナ（新木優子）
相楽一臣（山崎樹範）
水沢英里（岡崎紗絵）
海塚律子（小雪）
市原浩（遠山俊也）

捜査１課
虎丸良平（船越英一郎）
猪瀬祐人（矢本悠馬）
江波清志（篠井英介）

鑑識課
沖田徹（加藤虎ノ介）

沢口カンナ（山谷花純）
壇浩輝（千原ジュニア）刑事部長
早川尚文（萩原聖人）

演出：松山博昭・相沢秀幸・三橋利行
脚本：相沢友子・岡田道尚
原作：古賀慶『トレース　科捜研法医研究員の追想』

大学院で遺伝子の研究をした沢口ノンナ（新木優子）は警視庁科学捜査研究所に入り、警視庁捜査一課刑事・虎丸良平（船越英一郎）と猪瀬祐人（矢本悠馬）と鑑識員の沖田徹（加藤虎ノ介）らが来て法医科科長・海塚律子（小雪）と法医研究員・真野礼二（錦戸亮）はイベント会場で発見された切断左手の鑑定結果を「付着物から珪藻と通常の20倍のマンガンが検出」と伝え、虎丸は多摩川の捜索に向かった。
真野は臨場の準備で珪藻の生息域でマンガン鉱山の跡地がある日原川に向かうと告げ、研究員・相楽一臣（山崎樹範）や市原浩（遠山俊也）が反対するが律子はノンナに真野に付き学べと告げ、現場に到着した真野とノンナはバラバラ女性遺体を発見した。
虎丸は解剖結果で多数の暴力痕が見つかり、署に確認に来た五十嵐千鶴（森口瑤子）と千鶴の再婚相手の教育評論家・康信（吹越満）を聴取し、千鶴のDNAで親子鑑定し娘・五十嵐美加と確定した、ノンナは歓迎会で焼き肉が食べられないが研究員・水沢英里（岡崎紗絵）らは平気で相楽と市原は真野が全てに拘るおたくだと告げた。
真野はノンナに現場にあった花の遺伝子工学分析を大学に依頼させ、虎丸は真野らと被害者の同棲相手・越智俊一を疑い泊まったホテルを鑑定したが浴槽に血痕は無かった、真野はなおも調べた。
虎丸は上司・江波清志（篠井英介）から急がされ、真野は遺体現場の花と同じDNAの種子をホテルの部屋で見つけ、同時に部屋で千鶴のDNAを見つけた、虎丸は千鶴から「呼び出された」と聞き、美加は一人で康信に会いに消えたDVを受け殺害されたと疑い、千鶴もDV被害と考えた。
真野は憶測だと考え虎丸と対立した、ノンナは美加のインスタを調べ、真野は考え得る全てを調べて見つけると告げ火傷は美加と千鶴が同じ時と知り、翌日に虎丸は鑑識とノンナと家宅捜索で血液反応は出ず、ノンナは千鶴に火傷の理由を問い虎丸に止められた。
＜以下、隠し字＞ ノンナは虎丸から千鶴が提出した証拠品の灰皿を調べ、虎丸は康信を取調べ否定され、真野は追加鑑定でマンションの廊下を調べて見つけた。
虎丸は「康信のDVで、美加は千鶴を助けようとし、一人で康信に結婚を告げ暴力を灰皿で殴られ受けて去り、廊下で隣人の襲われ連れ込まれた」「隣人が盗聴していて、拉致して揉めて殺害して、バラバラにして運びだした」と告げた。

演出：松山博昭
脚本：相沢友子
原作：古賀慶

科捜研研究員・沢口ノンナ（新木優子）は相楽一臣（山崎樹範）と水沢英里（岡崎紗絵）と市原浩（遠山俊也）から仕事の不備と遅さを急かされ、海塚律子（小雪）がノンナを心配した。
捜査一課・虎丸良平（船越英一郎）と沖田徹（加藤虎ノ介）と鑑識・猪瀬祐人（矢本悠馬）が東凛大学病院外科医・真田和寿（名高達男）殺害事件のDNAの照合鑑定を依頼し、「真田の教授就任パーティーで娘・真田有里（関めぐみ）がバルコニーから転落死体を見つけ逃走者・宮永渉（篠原篤）をも目撃した」「逃走経路に血痕が残り真田の靴跡があった」がDNAが不一致だった。
虎丸は捜査一課長・江波清志（篠井英介）から早期逮捕を命じられたが、宮永が犯人と主張し、科捜研法医研究員・真野礼二（錦戸亮）とノンナを連れて事件現場のレストランを調べ直した、作業中にノンナが意識を失い倒れワインをこぼして有里が東凛大学病院に運ばれ、有里は心臓病を患っていて、真野はバルコニーの靴跡が気になった。
ノンナは沢口カンナ（山谷花純）に辞めたいと告げ、真野はノンナと現場を調べ窓下に折鶴を見つけ血と宮永の指紋が見つかり、通夜で有里に三井敦子（阿南敦子）が動機を話しかけ、有里が遺品から見つけた折鶴からも血が見つかった。
虎丸は公安にDNA照合を依頼し、岸田哲也（遠山俊也）を見つけが身体検査で傷はなかった、真野は折鶴を調べ紙に文字を見つけ、宮永が寄った薬局で硬貨から血を見つけた。
＜以下、隠し字＞ 真野は宮永が骨髄移植でのキメラで岸田が提供者と考えた。
虎丸は家宅捜索から宮永が有里を襲うと考え、15年前に真田が宮永の彼女・中原の命を救えなかった事が動機と考えた、宮永が有里を襲い逮捕された。
真野と有里は病室で有里に「事故に遇った宮永の彼女が脳死し、医師・三井が帰国し「真田が有里の心臓ドナーを期待し中原を脳死させた、宮永は真田から罪を聞き突き落とした」「宮永は有里を殺せなかった」と告げた。

演出：松山博昭
脚本：相沢友子
原作：古賀慶

刑事・虎丸良平（船越英一郎）は科捜研・海塚律子（小雪）と真野礼二（錦戸亮）と沢口ノンナ（新木優子）に「9歳の少女・松戸ココ（高松咲希）は、同級生・三島唯（稲垣来泉）と公園内で遊び、夕方に唯が先に帰り、母から帰宅しない通報があり、翌朝に窒息死遺体で発見された」と暴行等の鑑定を依頼した。
真野とノンナは鑑定するが性的な暴行形跡は無かった、虎丸の先輩刑事・鶴見茂（大地康雄）が来て「20年前と10年前の連続幼女殺人事件を追い、今回の犯行手口が酷似する」「被疑者・西内智幸（池内万作）は証拠不十分で逮捕出来なかった」と告げた。
虎丸と刑事・沖田徹（加藤虎ノ介）はココの両親・松戸志津香（松本若菜）と松戸直樹（永岡佑）に会うが互いに責任をなすりつけた、真野らは現場に行き鶴見がいた、木の枝が折れ周辺でタバコの吸い殻があり、DNA型は西内と一致した。
虎丸と鶴見は西内を取調べ、真野は枝が気になり現場で唯に会い、吸い殻に水分と塩素をを検出し捏造と知り鶴見が認めた。
虎丸は真野とノンナと海塚に謝罪して鶴見の持つ捜査記録を見せた、真野と虎丸は鶴見に会い10年前の動画を問い、真野は動画を調べてジーンズの記事の模様を調べ西内が保有するズボンと一致した、虎丸は西内を逮捕し連続殺人は認めたがココ殺しは否認された。
＜以下、隠し字＞ 真野はココの衣服のルミノール反応を調べ、血痕を見つけDNAから女性と判り、付着場所から女性は遺体を片を持ち引きずればく足首を持って引きずったと考えた、虎丸はココの両親に「衣服の血は唯と一致」「ココは両親を仲直りさせるために自殺を装い、枝で練習して枝が折れて首が絞まり意識を失った、唯がロープをほどいたが死んでいて、移動して隠そうとした」と告げた。

演出：相沢秀幸
脚本：相沢友子
原作：古賀慶

科捜研法医研究員・相楽一臣（山崎樹範）は兄・相楽浩司（やべきょうすけ）の遺体をアパートで大家と発見し、翌日に科捜研で海塚律子（小雪）は真野礼二（錦戸亮）と沢口ノンナ（新木優子）と水沢英里（岡崎紗絵）と市原浩（遠山俊也）に告げた。
真野とノンナは臨場し、死因は頸動脈の失血死で凶器は包丁で財布や預金通帳等が無いが、刑事・虎丸良平（船越英一郎）は首以外の傷がなく顔見知りの犯行と主張し、室内から被害者以外のDNA型は見つからず、事情聴取で相楽は浩司と何年も会わず殺されても仕方ない野郎と告げた。
真野は引き出し内の飛沫血痕が気になり、虎丸らは浩司が残した借金相手と金額リストから犯人を絞ろうとし、浩司が3000万円の定期生命保険に入り受取人の浩司の元妻・千尋（瑛蓮）を疑うが実際の受取人は浩司の叔母に変更され叔母も3年前に死んでいた。
ノンナは相楽に報告すると、相楽は鑑定依頼のない作業をするなと怒った、虎丸は浩司の携帯電話履歴から相楽への電話が判明し会っていたと判り、ノンナは仕事後に相楽に真野の思いを話し、虎丸は相楽を疑い完全犯罪が可能と考え調べた。
真野は浩司の髪に大麻成分を見つけ、虎丸はリストの富岡翔平（波岡一喜）を探し、真野は怒る相楽に鑑定を拒む理由は浩司の大麻使用を隠したと告げ、相楽は3日前に浩司から金を見せられ川にばらまき捨て大麻保持を隠した告げ辞職願いを海塚に渡した。
＜以下、隠し字＞ ノンナは川に捨てた金を探しに行き真野と集め英里と市原も手伝い、真野は虎丸から容疑者は富岡だけと聞き再度臨場して血の飛沫状態を調べ、真野とノンナは虎丸と相楽に「犯人がいなく自殺で期限が近い保険金目当てで殺人に偽装し」「浩司は働らき、癌の痛み止めに大麻を使った」と告げた。

演出：相沢秀幸
脚本：岡田道尚
原作：古賀慶

捜査一課刑事・虎丸良平（船越英一郎）と猪瀬祐人（矢本悠馬）は科捜研・ 真野礼二（錦戸亮）と沢口ノンナ（新木優子）に鑑定依頼し、被害者のスナック勤務・海東奈津美（滝沢沙織）が黒鷹山山道で頭部脳挫傷で死に被害者以外の毛髪が見つかり、ノンナは毛髪DNA鑑定で18年前に誘拐され行方不明の幼児のものと知った。
18年前に鶴竹町幼児誘拐事件では、母・島本彩花（矢田亜希子）の娘・島本優が誘拐され、彩花と父・島本彰（山中聡）は誘拐犯の指示で身代金を届けたが、優は指定のコテージに居なく誘拐犯らしき暴力団準構成員・神崎徹（石垣佑磨）の遺体があった。
虎丸は今も娘を探す両親に事情を伝え協力を要請し、被害者・奈津美が18年前に鶴竹町に住んだと判り、真野は休日にノンナを誘い調べに行き掘られた土を採取し、虎丸らは18年前に奈津美が中絶していたと知り神崎殺害犯だと疑った。
優が出頭して奈津美殺害を自供した、警察は優と島本夫妻の親子鑑定を行い、虎丸は児童保育園園長・上野幸子（安藤玉恵）から捨て子を遠藤麗花の名で育てたと聞き、真野は優は彩花の子だが彰の子でないと鑑定した。
虎丸らは優が罪を被ろうとしたと考え、上野と奈津美の関係を疑い、真野は優が3日後に死体を掘り返した理由を考え他の目的を探しに優の部屋を調べ、虎丸らは上野を取調べて奈津美から誘拐した子を金を受け取り預かったが後の脅迫されたと聞いた。
＜以下、隠し字＞ 彩花が虎丸と真野らに「自分が優を父親の神崎に脅されて預けた」と告げ、虎丸は「足の悪い上野が奈津美を殺し優に助けを求めた」と考えたが真野は「優は母・彩花の過去を隠して守るために死体発見させた」と告げた。
優が全て自供して上野が逮捕された。

演出：松山博昭
脚本：岡田道尚
原作：古賀慶

真野礼二（錦戸亮）は「兄・源義一（倉悠貴）の話」で電話で呼び出されたが指定場所に誰も現れなかった。
河川敷でホームレス・新妻大介（伊藤高史）の変死体が発見され、高校3年生に失踪し捜索願も出ていた、死因は溺死で肺や喉鼻に液体が残るが体は濡れなく、現場に軍手が落ちていた、刑事・虎丸良平（船越英一郎）は科捜研・海塚律子（小雪）に検査と臨場依頼し、海塚は水沢英里（岡崎紗絵）担当を考えたが沖田徹（加藤虎ノ介）が危険と告げ真野が担当になった。
真野と沢口ノンナ（新木優子）が鑑定し、液体は水道水で鉄錆成分が検出され、軍手には小穴が開き、男性1人と女性2人の血液が付着したが身元不明で、皮膚片のDNA鑑定では被害者と別人だった。
真野らは現場を調べ、水道水を採取し、新妻の高校時代の担任・早川尚文（萩原聖人）が献花に来て「新妻失踪理由は、新妻の友人が家族を刺殺して自殺し、ショックを受けた」と告げ、事件は25年前の真野の家族が殺された「武蔵野一家殺人事件」だった。
ノンナは市原浩（遠山俊也）と相楽一臣（山崎樹範）と水沢と沖田から「武蔵野一家殺人事件」を聞き、虎丸らは裕福なホームレスの金の出所を探り、真野はホームレスに聞き込み襲われ早川に助けられ、虎丸らはホームレスらが試験薬の違法販売を見つけ、虎丸は上司・江波清志（篠井英介）から違法薬物での事故死での終結を命じられた。
＜以下、隠し字＞ 真野は25年前の事件の資料を読み鑑定者・藤田慎太郎（伊藤正之）の家を訪ね海塚を見かけ、藤田の妻・藤田早緒（長野里美）から癌で15年前に死んだと聞き、真野は早川から25年前に兄を救えの謝罪を聞いた。
真野は海塚に25年前の事件を問い、軍手の血痕が真野の父・母・姉と知り、海塚に何を隠すか問い「資料全ての提出を要求され、改ざんされた資料を渡された」と聞き資料のコピーを見せられた。

演出：三橋利行
脚本：相沢友子
原作：古賀慶

真野礼二（錦戸亮）は25年前に殺害された姉・仁美（夏子）が妊娠していたと知り、高校教師・早川尚文（萩原聖人）に情報を求めた。
沢口ノンナ（新木優子）は科捜研・水沢英里（岡崎紗絵）と科捜研物理科・坂上亜希（木原実優）に誘われて合コンに参加し、帰途に公園で男らに絡まれる女性を助けたが姿を消した。
虎丸良平（船越英一郎）はホームレス事件の捜査打ち切りを命令され、捜査一課長・江波清志（篠井英介）から都議会議員・伊集院和明（徳重聡）と秘書の交通事故捜査の手伝を命じられ、真夜中に認知症の高齢者・小宮藤吉が、伊集院の秘書・住井葉子（河井青葉）の運転車にはねられ死亡し伊集院も同乗していた、英里とノンナは昨夜の公園近くと知り、虎丸と所轄刑事・柏原依子（宇野実彩子）は真野らに事故車の調査を依頼した。
事故発生から通報まで1時間のタイムラグがあり、伊集院と葉子は事故の衝撃で意識を失っていたと主張した、真野とノンナらは事故車とエアーバッグを調べたが特定できなかった。
亜希が階段から突き落とされバッグを奪われ、すぐ後に英里が襲われバッグを奪われた、依子は伊集院のパワハラ疑惑を知り、真野は防犯カメラ映像で事故状況を再現し運転者に痣が残ると考えた。
虎丸らは伊集院と葉子に確認を求めたがどちらも無く第三の人物の運転を考えた、ノンナが自宅で襲われ、鑑識と真野が犯人を引っかいたノンナの指を調べ、真野は事故車の芳香剤に香水成分を見つけ、ノンナはパスケースが入れ替わったと知った。
＜以下、隠し字＞ 虎丸らは伊集院の妻を調べ、真野らは香水を調べノンナはパスケースの持ち主の匂いと思い出した、真野はパスカで使用したコインロッカーから荷物を見つけた。
虎丸と依子は伊集院に元ウグイス嬢・小貫（中村静香）が愛人で車を運転し事故し、伊集院と葉子は事故以外は否定した、虎丸はロッカーから違法薬物を発見したと告げ、小貫は伊集院から渡され隠し、伊集院はノンナらを襲ったと判った。

演出：相沢秀幸
脚本：相沢友子
原作：古賀慶

警視庁に通報が入り、自首した御手洗治（渋谷謙人）は夜9時半に帰宅後口論で同居友人・根岸秀司（落合モトキ）をナイフで刺したと告げた、２日後に沢口ノンナ（新木優子）は妹・沢口カンナ（山谷花純）から高校時代からの友人の女優・橋本梨央（石井杏奈）を紹介され実は「梨央は御手洗や根岸と同じ児童養護施設で育ち、殺人事件の理由がわからず調べ直してほしい」と頼まれた。
ノンナは科捜研で真野礼二（錦戸亮）と相楽一臣（山崎樹範）と水沢英里（岡崎紗絵）と市原浩（遠山俊也）らに相談し「死亡推定時刻は夜9時から11時で死因は出血性ショックで、凶器には御手洗の指紋が有った」、真野が捜査資料の鑑識現場写真の血が完全に乾くが量からは最低２時間は必要」と告げた。
真野とノンナは刑事・虎丸良平（船越英一郎）と猪瀬祐人（矢本悠馬）と共に捜査を始め、殺害現場で珍しい種類のネコの毛を発見しペットショップから購入者のフリーライター・益山英彰（弓削智久）を見つけた、虎丸らは益山のマンションで益山の殺害死体を発見し5日前と判った。
御手洗は根岸が益山を殺し奪った金を埋めたと自供し、橋本が虎丸と真野とノンナに御手洗と根岸を切り捨てたと告げ、真野と海塚律子（小雪）は飛沫血痕の不審を話し、虎丸らは益山の周辺を調べ弟・益山優太（阿部亮平）を聴取し、益山の叔父の殺害事件の調書を調べ、真野らは飛沫血痕から根岸は金庫を触らず御手洗が金を奪ったと知った。
＜以下、隠し字＞ 真野らは橋本に根岸の益山殺害理由は「益山は御手洗と根岸に、叔父に虐待された飯塚連は叔父を殺害して養護施設に預けられ、今は橋本梨央だと告げ脅し、払えなくなり殺害した」、「死ぬ間際に益山は弟に連絡し、弟は根岸を刺した」「御手洗は根岸から動機偽装のために殺害を求められ、２つの現場を偽装した」と告げた。
虎丸は御手洗に動機不明で処理すると告げた。

演出：松山博昭
脚本：岡田道尚
原作：古賀慶

真野礼二（錦戸亮）は25年前の武蔵野一家殺人事件を調べ、高校教師・早川尚文（萩原聖人）から妊娠していた姉・仁美（夏子）の情報を聞くが解明糸口を掴めなかった。
刑事・虎丸良平（船越英一郎）らはアパートで胡桃沢綾乃（美山加恋）殺害事件を捜査し死因は脳挫傷だが凶器は見つからず頬にひっかき傷があった、携帯電話の指紋や目撃から被疑者の元恋人・富樫康太（和田正人）が浮かび、富樫は傷害致死罪で７年間服役し仮出所したばかりだった。
虎丸は「富樫は7年前に結婚のために企業に就職したが暴力団と悪質な事業する会社で、脅され仕事を続け、相手から暴行を受けて恐怖心で相手を刺した」虎丸が逮捕していて、綾乃の同じ会社の関口章太郎が婚約者で、痴情のもつれが原因と思われた。
真野と沢口ノンナ（新木優子）は着衣の血痕と付着物の鑑定を行い、着衣にバラの花粉が付着し、頬の傷はバラのトゲによる可能性があった、虎丸は当夜に富樫がバラの花束を購入したと知るが犯行を信じられなかった。
富樫らしい男が暴行事件を起こした通報が入り、虎丸は富樫から電話を受け、持主・石崎重夫は入院中だった、課長・江波清志（篠井英介）は虎丸を外し横山に任せ、虎丸は真野に非公式に依頼し、虎丸はノンナから真野は武蔵野一家殺人事件を調べると聞いた。
＜以下、隠し字＞ 真野は虎丸に「綾乃の傷は富樫が購入したバラでない」と調べ、電話で富樫に復讐相手が犯人の根拠を問い、目撃した証言を聞き「顔に光が当たっていた」、現場でドアが開いていてクローゼットに犯人が隠れていたと知った。
科捜研と虎丸は富樫の電話を解析して発信先を探し見つけた、真野はクローゼットに犯人の関口の耳紋を見つけ「関口は片思いで断られて刺した」と自供したと告げた。
虎丸はノンナから真野の過去を知りたいと言われた。

演出：三橋利行
脚本：相沢友子
原作：古賀慶

25年前の「武蔵野一家殺人事件」を追う真野礼二（錦戸亮）は協力者の高校教師・の早川尚文（萩原聖人）に会い、早川は「数日前に歩道橋で転落死した元テニスプレーヤー・原田恭一（上杉柊平）は2年前にライバル・春日部芳彦（柾木玲弥）のドリンクに禁止薬物を混入させたドーピング事件でテニス界から追放された。原田や春日部の所属実業団チームのオーナー・佐保優作（袴田吉彦）が早川の教え子だ」「佐保の高校時代の名字は「倉本」だが、佐保は変死体で発見された新妻大介（伊藤高史）と、真野の兄・義一（倉悠貴）を苛めた主犯のひとり」と告げた。
刑事・虎丸良平（船越英一郎）は真野と沢口ノンナ（新木優子）に「新妻の件が武蔵野一家殺人事件と関連するなら真相を突き止めたい」と告げ、ノンナは真野に協力を申し出たが真野は断り、真野は虎丸に佐保の件と姉・仁美（夏子）の司法解剖医・島谷正和（藤田宗久）を探していると伝えた。
真野は虎丸から佐保の行方と原田の捜査資料を聞き、現場の歩道橋を調べ油性塗料を見つけ、原田の周辺を調べ春日部を聴取したが黙秘された、虎丸は海塚律子（小雪）から解明は無理と言われた。
ノンナは油性塗料の出所を調べ看板を見つけ、真野と虎丸とノンナは付近の工場でテニス練習跡を見つけ側に誰かが居たと考えた、虎丸らは春日部に原田がトレーニング場で毒を飲まされ、新田清美（奥田恵梨華）のイヤリングが見つかり犯人と告げた。
＜以下、隠し字＞ 春日部は会見し自身のドーピングを認め「チーム上層部から原田が罪を被る取引を求めた」と告げた、「佐保は脅した清美と取引し原田を毒を飲ませた、原田はもうろうとして歩き歩道橋で転落した」と明かした。
捜査一課長・江波清志（篠井英介）は佐保の逮捕を認めず、真野は海塚に連れられて島谷に会い姉の胎児の組織を受け取りDNA鑑定で「真野の両親と姉の殺害犯は、胎児の父親」と判った。
真野と早川は四葉食品のイベントに行き、ボイラー室で爆発が起きて佐保の死体を見つけた。

演出：相沢秀幸
脚本：相沢友子
原作：古賀慶

武蔵野一家殺人事件を追う真野礼二（錦戸亮）は早川尚文（萩原聖人）と食品会社社長・佐保優作（袴田吉彦）に会いに行くと佐保はボイラー室のガス爆発で死んでいた。
科捜研で真野は刑事・虎丸良平（船越英一郎）と沢口ノンナ（新木優子）と海塚律子（小雪）にこれまでの経緯を話した。
真野は虎丸から佐保の血液を預かるが姉・仁美（夏子）の胎児と親子関係は無く、真野とノンナと虎丸は事件ボイラー室に臨場してガスの元栓に手袋の皮革を発見し、持主と思われる人物の皮膚片のDNA型は武蔵野事件の軍手のDNA型と一致した。
真野とノンナと虎丸は25年前の仁美の交際関係を調べ直し、早川と卒業アルバムを調べ、真野は壇浩輝を見つけ、現在は刑事部長で父は25年前は警視総監だった。
翌日に科捜研に刑事部長・壇浩輝（千原ジュニア）が突然視察に訪れ、相楽一臣（山崎樹範）にDNA採取道具の実演をして真野に渡し真野から科捜研のペンを記念に持ち帰った、真野は鑑定し不一致だった。
真野は早川が妊娠3月と知り疑い、虎丸に鑑定で姉・仁美の胎児の父親は早川と判ったと告げ、真野と虎丸は退職した自宅で遺書を見つけ、筆跡は同じだったが疑問点があり調べた、真野は壇に会い「遺書は科捜研のペンを使い、仕組んだ」と告げた。
ノンナと虎丸と猪瀬祐人（矢本悠馬）は真野と壇の車を追い軽井沢に行き、虎丸は壇の別荘に乗り込むが居なかった、真野は壇に自分の推理を話し、虎丸は１課長・江波清志（篠井英介）にNシステム捜査を求めたが断られ、猪瀬は江波からNシステムデータを受け取り、科捜研で水沢英里（岡崎紗絵）と市原浩（遠山俊也）と相楽と海塚らが解析した。
＜以下、隠し字＞ 真野は壇から「25年前に早川の犯罪を壇の父が隠蔽し、その恩で壇が早川を使い事件を行わせていた、そして真野に25年前の真相を掴ませて早川を切り捨てた」と聞いた。
ノンナと虎丸は海塚から解析結果を聞き真野の兄・義一（倉悠貴）事件現場のアーチェリー競技場に向かい、壇は「新妻大介と佐保に義一をいじめさせ楽しむが不登校になり、仁美から教師・早川に捨てられた復讐を依頼され、新妻と佐保に早川を苛めさせた」と告げた。
「壇は早川に仁美が子を産むと脅し、早川が仁美を殺害しその後で両親を殺害し、壇と早川は義一に自殺を求め遺書を書かせ、新妻と佐保に自殺に見せかけ殺させた」と告げ、真野は壇に銃を向けさせられ「汚名は晴らせない」と言われ、去ろうとした壇は現れた早川に刺された、真野は早川の自害を止め、ノンナと虎丸が来た。

演出：松山博昭
脚本：相沢友子
原作：古賀慶