四間飛車戦法17・実戦譜
後手四間飛車対棒銀・飛交換
後手は角道を止めてから四間飛車に構え、先手は57銀左戦法を選ぶ。
先手は棒銀から35歩と仕掛け38飛と攻めた、後手は32飛から51角と受けた、41金の動きを保留している。
先手は45歩と攻めたが、後手は同銀と応じて、飛交換となった、後手がわずかに有利となったが差は僅かだ。
攻め合いになるが形勢は膠着状態だ、61手目に先手は61竜と切って勝負に出るが、やや無理で32歩成がよかった。
後手は中断に玉を逃げて有利を広げて、先手の攻めは細い。
先手は81手目76銀とするが攻めが切れた、83桂成がまさるが既に苦しかった。