インターネット・クラウドコンピューティング

クラウドコンピューティング

1:クラウドコンピューティングとは、何でしょうか。
@:パソコンや携帯端末等にプログラムやデータを置かずに、インターネット上に置いて、通信状態で使用する技術です。

2:クラウドという言葉の意味はなにでしょうか。
@:個々をつなぐ蜘蛛の糸(ウエブ)の全体を、雲(クラウド)という全体を包むもので表しています。

3:メリットは何でしょうか。
@:情報通信機能や、常時接続が標準になっている状態では、個々の作業も接続状態で行う方が、効率が良いという考えです。

4:プログラムの効率とは何でしょうか。
@:以前ではプログラム全体を、ローカルの個々のパソコンや端末が持っていました。
稼働率は低くて、効率が悪いです。
インターネット上のプログラムを使用するソフトのみが効率が良いです。

5:データの効率とは何でしょうか。
@:データベースの様に、ひとつのデータを共同で使用する事が多くなりました。
最新データが、ローカルの個人が保有している状態は効率が悪いです。

6:メリットは他にありますか。
@:スマートフォーンや、携帯情報端末等でハードが最低限で、記憶容量が少ない端末でも、利用出来ます。
端末がサポートしていない機能でも、動作が可能です。

7:複数メーカーの共同開発が多いですが?。
@:システムとアプリケーションやデータベースが同時に稼働する環境を利用者に提供する事が出来れば、そのシステムとソフト全体が利用が増えます。

8:利用者は何をすれば良いのでしょうか。
@:システムとして提供される前は、個々の開発が必要です。
システムとして、提供されれば、最適なシステムを選ぶ事が大切です。

9:いつごろから利用できるでしょうか。
@:スマートフォーンや、携帯情報端末等では、既に普及が始まっています。
パソコンレベルでは、開発中です。

10:パソコンのシステムが変わりますか。
@:動向は不明です。
パソコンは用途が、開発や大きなシステムようになり、簡単な作業が、より小型のスマートフォーンや、携帯情報端末等になる可能性もあります。
用途による棲み分けが、どのような形になるかは不明です。
(2011/04/25)

11:個別のパソコン等で必要なものは何でしょうか。
@:システムOSと、インターネット等への接続環境です。
最低のダウンロードデータは必要かも知れませんが必須ではないです。

12:アプリケーション等が不要でしょうか。コスト低減でしょうか。
@:原則不要です。クラウドシステムの使用料金体制が不明ですので、コストは不明です。

13:ウィルス対策ソフトも不要でしょうか。
@:原理的には不要なのですが、必要に応じてダウンロードする事が可能なシステムの場合等では必要となるでしょう。

14:データのバックアップも不要でしょうか。
@:ネット上で確実にバックアップされていて、共同使用でもデータを破壊しないならば不要です。
セキュリティや大規模災害等のリスクはありますから、重要度で判断が必要でしょう。
共同使用でデータを壊した場合は、復元機能の有無がポイントです。

15:バージョンアップは行えるでしょうか。
@:クラウド上は、機能が上位コンパチならば、逐次可能です。むしろこれが特徴です。
個別のOSシステムは、現在と変わらないでしょう。

16:操作マニュアルはどうなるでしょう。
@:現在、ほとんどがオンライン・マニュアルに移行しています。
それが一層加速されるでしょう。

17:使用者のレベルが低くなるのでしょうか。
@:直接には無関係です。
ただし、携帯情報端末アプリ等で、利用対象が広いものは自然と操作が簡単になります。

18:個人でレンタルサーバーで使用出来るでしょうか。
@:実態はシステムの内容次第です。
しかし制限が多すぎると、用途が広がらないでしょう。

19:寡占・独占になりませんか。
@:OSとアプリの一体化が進むという考え方と、そのシステムが複数存在できるという考え方があります。
ウインドウズの独占以上にはならないでしょう。

20:ネット環境の影響が大きいのでないでしょうか。
@:前提が常時接続・安価ネット使用量・高速通信です。
どれかがかけると、その影響は非常に大きいでしょう

21:セキュリティは問題ないのでしょうか。
@:プロの管理下で動作が建前です。
しかし、集中的に攻撃される可能性は高いです。
大きな課題となるでしょう

22:利用者制限、特定グループのみ利用はあるでしょうか。
@:現在のインターネットとイントラネットの関係のものは、多く存在するでしょう。
同時に、認証で会員制の利用も同様にあるでしょう。
(2011/05/26)

23:アップル・iphone4SのiCLUDが話題です。
@:iOS5 にバージョンアップされました。
それの追加機能で、このOSが動作する機種(比較的新しい)iphone・iphone4・iphone4S・ipad・ipad2・PC(itune10)等が動作します。

24:メリットは何でしょうか。
@従来は、PCにインストールしたituneと連動させる事が出来ました。
逆にはPCの保有が条件でした。
複数の機種で、データ等を共有する場合にitune経由でした。
デフォルトで、アップル提供の容量内でクラウド・サーバーに直接にアクセス出来ます。

25:容量は十分ありますか。
@:デフォルト提供はライトユーザー向けです。
ヘビーユーザーは、容量増加オプションが必要です。

26:利用方法は何がありますか。
@:共有したいデータ(カレンダー・スケジュール・音楽・写真・データ等)を自動バックアップ設定にしておくと、ひつつの機器にダウンロード・追加すると共有設定の機器全てで、使用可能になります。
(2011/10/23)

27:利用に注意点はありますか。
@:基本的にはサーバーと同じです。ネットワーク的には、差はありません。
セキュリティも、強いサイトレベルでしょう。
レンタルの場合は、管理者におまかせの形になります。

28:速度はどうですか。
@:回線速度は、ネックの一つですが、むしろ管理システムの動作が大きいです。
速さも大事ですが、管理・バックアップ・セキュリティのチェック等で充実するほど遅くなります。
    実際に、最初にチェックする時が転送速度は遅く、単純送信になると速くなります。

29:標準になるのでしょうか?。
@:少なくてもハードディスクを搭載しない、携帯端末等の機種では大きな容量のデータを扱う為には必要な方法です。
そして、パソコンの保有を前提にしていないという意味では必然でしょう。

30:無料サービスが増えるのでしょうか?
@:それは有りますが、データの置き場や廃棄場になる可能性もあります。
セキュリティ・保証はなく、長期使用なければ廃棄等のガイドラインになるでしょう。
OS・ソフト付属・ポータルサイト登録等の制約の下になるでしょう。
(2011/11/22)

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