探偵・由利麟太郎

キャスト

由利麟太郎(吉川晃司)
三津木俊助(志尊淳)
等々力警部(田辺誠一)
山岸克平(木本武宏)
波田聡美(どんぐり)

スタッフ

原作:横溝正史「由利麟太郎シリーズ」
脚本:小林弘利
演出:木村弥寿彦

第1話:「花髑髏」:2020/06/16:57m

由利麟太郎(吉川晃司)は捜査一課長をある事件をきっかけに退職し、現在は京都に住み犯罪心理学者で活躍して、警察からの依頼で事件捜査を手伝う。ハンターから学んだトレース技術で捜査する。骨董品店主・波田聡美(どんぐり)の家を拠点にしていた、ミステリー作家志望・三津木俊助(志尊淳)は編集者・山岸克平(木本武宏)から小説執筆を求められた。
由利にある日「花髑髏」から殺人予告のメールが届き、由利は三津木と指定場所の二本榎へ行き、由利はそこの家電廃棄場で血が滴る冷凍庫を発見し中に女性がが全身を縛られて血を流して閉じ込められていた、由利は息があると確認して救急車を呼び、冷凍庫の持ち主・日下の屋敷へと向かった。
由利と三津木は京都府警・等々力警部(田辺誠一)と合流し、湯浅教授(佐戸井けん太)と出会い、屋敷の二階の部屋で大量の血が付着したダウンコートを発見した、被害女性が日下瑠璃子(新川優愛)で部屋は兄・日下瑛一(長田成哉)と思われ、さらに研究室で日下瑛造(中村育二)が短刀で刺殺されていた。
由利は遺体の側に血で染まった頭蓋骨を見つけ、八十川藤吉38才と書かれていた、そこに治療を受けた瑠璃子が来た。
瑠璃子は犯人の顔を見ず、等々力は瑛一が養子・瑠璃子との結婚を認められず瑛造を殺したと疑い、湯浅は実験の協力依頼を受け呼ばれて来て「20年前に湯浅と瑛造は遺伝子超音波治療を研究し、凶悪強盗犯・八十川に治療したが副作用で自殺した」「八十川に脳を調べたが原因不明で、髑髏を保管した。瑛造は八十川の妻子を探したが見つからなかった」と告げた。
屋敷には瑛造と瑠璃子の他に日下魁太が引きこもり、魁太は部屋におらず、瑠璃子のアトリエで奇妙なイラストを見た。
夜に瑠璃子は瑛造に迫られていた事を思い出し、瑛一から殺害を否定され、瑠璃子は襲われたら反撃すると答えた、三津木が来て瑠璃子を励まし瑛造が魁太を研究すると聞いた、由利は研究室で隠し部屋を見つけた。
由利は八十川の息子・アキラを捜し墓地で僧侶に会い、等々力は鉄材圧縮場で魁太らしき死体を見つけ、由利は側の物置を調べ、三津木はパソコンデータからゲームを解析し「キャラクターはデビと頻繁に話した」、警察は魁太が人体実験に絶えきれず瑛造を殺し自殺したと考えた。

瑠璃子は瑛造に魁太への人体実験の協力を求められ瑛造を刺した、瑠璃子は瑛一を誘い出かけた、由利は三津木と等々力に「瑠璃子は瑛造の研究室で毎日父の髑髏に向き合った」「僧から八十川の子は娘・アキラだ」「瑠璃子は自分を刺した」「瑠璃子は瑛造との子・魁太を産み、ゲームの中でデビとして話した」と告げた。
瑠璃子は瑛一を瑠璃堂に連れ、瑛一はDNAを調べ真実を知り瑛造と魁太を消そうとし、瑠璃子は瑛一を襲い来た由利らが止め「瑠璃子は魁太を守る為に自殺を偽装した」と告げた。
湯浅が瑠璃子が仕掛けた絵の顔料を吸い死んだ。


演原作:横溝正史「由利麟太郎シリーズ」
脚本:小林弘利
演出:木村弥寿彦

第2話:「憑かれた女」:2020/06/23:46m

祇園のクラブ「マダムシルク」マダム・の梶原絹江(山口香緒里)はパーティ案内状を渡し、僧侶の小松四郎はホステス・吉岡エマ(水上京香)と話し、ホステス・神崎美沙子(柳ゆり菜)は井出圭一(尾上寛之)の相手をした、五月翔太(赤楚衛二)は危ない取引した、等々力警部(田辺誠一)は帰宅し、探偵・由利麟太郎(吉川晃司)は音楽を聴いた。
エマは最近に黒い影に襲われる悪夢に悩まされ、恋人・五月にも黒い影が目の前に現れると告げた、五月はエマを心配するが五月の元恋人の美沙子はエマを敵視した。
由利は三津木俊助(志尊淳)からミステリー作家になるため学びたいと言われ、エマは天井から切り落とされた女の腕が落ちてくる幻覚を見た、由利は大家・波田聡美(どんぐり)に花束を渡し、三津木は由利に過去に書いたトリックを忘れたと相談して誰かに読ませた筈と言われた。
「マダムシルク」のパーティで五月と小松と井出らは話し、エマは悪夢を見て美沙子に貶され五月が怒るが絹江が取りなした、後日にエマは海外ドラマのオーディションに目隠しで連れられ洋館で黒い影を見て気を失い、その後バスタブで死ぬ美沙子を見た。
三津木とミステリー同好会の旧友・井出は、道端で放心状態のエマに出会い、井出の部屋でエマは「女の死体を見た」と言うが幻覚に悩まされ現実の確証がないと告げ、由利が来てエマから道筋の記憶を聞いて洋館の場所を突き止めた、だが死体も殺人の痕跡も無く、五月が追って来た。
翌日には絹江が美沙子が来たと証言した、その頃に由利と三津木は洋館のバスタブから美沙子の死体が発見されて等々力らから聴取され、エマと井出と五月も現場に呼ばれた、エマは混乱していた、由利は等々力と話し、五月が逃げた。

由利は殺人現場を探し、井出は父親から遊びを責められ、エマは電話で呼び出された、三津木は井出と推理しエマが消えたと知り、由利と三津木は五月とエマを追い、由利はホラー映画の場面を井出が再現しようとすると考えた。
井出はエマを拉致して「見守っていたが無視された」と告げ絹江を凍らせ切断しようとし、由利と三津木は倉庫が現場と知り「井出が持ち物のマンションに仕組みを作りエマを脅していた」「エマの監視を知られた美沙子を殺害した」と告げた。


原作:横溝正史「由利麟太郎シリーズ」
脚本:小林弘利
演出:木村弥寿彦

第3話:「殺しのピンヒール」:2020/06/30:46m

モデル事務所社長・鮎沢慎吾(金山一彦)はポスターと靴を見て、三津木俊助(志尊淳)はポスターを見て、モデル・名越優美(村川絵梨)の夫で料理研究家志望・名越恭介(浅利陽介)は電話を受け、モデル・白川珠喜(島居香奈)はモデル・川瀬文乃(阿部純子)に起こされ、等々力警部(田辺誠一)は出勤した。
仮装パーティーで三津木は編集担当・山岸克平(木本武宏)と別れ取材し、優美はVIPブースで香水の小瓶を持つピエロに遇い手に取るが珠喜に小瓶を取り上げられ、香水を浴びた珠喜は突然倒れた、三津木は偶然に珠喜のピンヒールを拾い持ち主を探し、VIPブースで珠喜の死体を発見して、殺人容疑で逮捕された。
店の裏口で文乃がピエロを目撃した、優美は帰宅してパーティーの惨劇を恭介に話しなぐさめる恭介にきつい言葉を浴びせた、翌朝に由利麟太郎(吉川晃司)は等々力から俊助逮捕を聞き、拘留された三津木に会い、珠喜の死体を調べ、現場を調べ同じ靴を履いた女性が3人いたと判り、移動の足跡を調べた。
文乃の家にピエロが忍び入り湯沸かしに仕込み、文乃は蒸気を吸い朦朧とした、由利は等々力と助手が必要と告げ、三津木は留置場で由利との出会いを思い出し今回の事件を整理した。
恭介は優美に教室を作る計画を知られて責められ、由利と等々力は優美から靴や香水の宣伝を聞き、由利は壊れた懐中時計を見ながら過去の事件を思い出した。
恭介は賃貸物件を見に行き、由利と等々力は優美と恭介から靴の盗難を聞き、次ぎに鮎沢から靴の宣伝に失敗したと聞き、由利は文乃におアパートに行きガレージでピエロに襲われた、文乃の死体を見つけ靴を履かされていた。

由利は恭介を疑い、三津木は釈放され、恭介は優美と鮎沢の仲を疑い「香水を珠喜に渡したので失敗した。優美は恭介を裏切った」と告げた、由利と等々力は名越家を捜索し三津木から不倫の動機を聞き恭介を追跡して確保した、優美を助けて「恭介は優美を狙うが失敗し、珠喜が死に連続殺人に見せかけ目撃された文乃を殺した」と告げた。


原作:横溝正史「由利麟太郎シリーズ」「銀色の舞踏靴」
脚本:小林弘利・仲井陽
演出:木村弥寿彦

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