五番目の刑事
- 登場人物・感想
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原田康二刑事(原田芳雄)
山田隆三部長刑事(中村竹弥)
庄田作造刑事(常田富士男)
牛山善吉刑事(桑山正一)
立花邦夫刑事(工藤堅太郎)
野呂一平刑事(殿山泰司)
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感想:
新宿が舞台のヤクザ闘争主体の警察ドラマ。
謎や捜査よりも、カーアクションやアクションが主体。
時々、準レギュラーの脇役が登場するが間違う。
- 1:1969年10月2日・「真昼のアスファルト」
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ドンガメ(左とん平)が原田刑事(原田芳雄)に鞄を取られて殺されると来たが、洋子(浅見比呂志)が手配犯・半田(上野山功一)目撃と連絡し、出掛けた。
山田部長刑事(中村竹弥)に知らせ立花刑事(工藤堅太郎)と出掛け逮捕し、戻るとドンガメが殺されていた。
原田は無くした物が靴墨でバイトらしく麻薬を疑い佐山組を疑うが、立花はヤクザがドンガメに運び屋させると思わず暴走族ライダー・ケン(杉山俊夫)と知りあい、麻薬を少数ずつ運ぶバイトを知るが相手はドンガメを知らなかった。
原田は情報屋・源さん(左卜全)から西沢(今井健二)を聞くがドンガメ殺しは否定した。
原田は洋子に何故ドンガメが来るのを知っていたか聞くと逃げて、田村(神田隆)に射殺され、薬の元締めを狙ったか聞き・・・・。
脚本:池田一朗
監督:石川義寛
- 2:10月9日・「けだもの狩り」
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原田刑事(原田芳雄)は鈴木刑事(信欽三)と離れた時に鈴木が襲われ拳銃を盗まれた。立花刑事(工藤堅太郎)は情報屋・源さん(左卜全)から鈴木の息子・武(寺田農)と本多(木原典之)のネタを得た。
春恵(太地喜和子)は鈴木に、武に金の心配させ子供が出来た事を語り、鈴木は武を探した。
ヤクザばかりが連続射殺され、立花はしかも同じスナックの常連と今戸(倉光和彦)と知りヒロミ(小磯マリ)はオートレーサーの笹内(石川俊郎)だと言った。
春恵は武が何か隠していると言い、鈴木が部屋を調べると手帳と地図があり、鈴木と原田刑事は次が市村(星北男)と考え待つと帰った市村が撃たれ、追うと武が撃たれ、鈴木と原田は笹内を逮捕した。
脚本:石森史郎
監督:永野靖忠
- 3:10月16日・「夜の牙」
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原田刑事(原田芳雄)と立花刑事(工藤堅太郎)は犯人・黒崎(仙波和之)と邦子(南風洋子)を追いつめ、逃走した黒崎を追うが射殺され、大塚(仲谷昇)が邦子を引き取り捜査協力は断った。
大塚は商売を広げるために邪魔な地域の人に立ち退きを迫り苦情があり、横沢(桔梗恵二郎)の盗みを見つけた杉本(睦五郎)は邦子に大塚社長が会いたいと告げ、節子(三条葉子)を連れていった。
原田らはなぜ大塚が名義書換が必要か不明で邦子と部屋に帰ると節子がいて黒崎の事を聞いた。
邦子が殺害され、女犯人?・移動?・酔う?等疑問が多く、原田は単独行動で節子をドライブに誘い、大塚は杉本と原田を消す相談をして節子に原田を誘い出させた。
原田は逆に杉本らを捕らえ、取り調べで杉本に節子が話したと言い、横沢は大塚の命令と言い、大塚を山田部長刑事(中村竹弥)らが逮捕した。
脚本:津田幸夫
監督:今村農夫也
- 6:11月6日・「ジュクに張り込め」
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多くのバー等を経営する矢島(加藤武)に息子・保(渡辺一夫)誘拐で金の要求があり警察に届けるかどうかで妻・厚子(牧紀子)と揉めた。
痴漢捜査中の原田刑事(原田芳雄)は継続で、山田部長刑事(中村竹弥)ら残りが誘拐事件に当たり、要求通りに新聞紙に包み置くが取りに来た男が横取りしようとし、頼まれたと言い最初の計画通りに続けるが、喫茶店で逃げられた。
残った手掛かりはモンタージュ写真と偶然混ざったおもちゃの紙幣だけだったが、原田が捕らえた痴漢犯人の所持したおもちゃの紙幣が折り目まで同じで、入手先をたどり寺沢(遠藤征慈)が「新」のつくアパートにいると判った。
山田らが踏み込むと寺沢と綠(小川万里子)がいたが保が居なく、綠に裏の筋書きを漏らした矢島の商売仇の仙波組幹部の佃(高杉玄)が判り、逮捕して保を救った。
脚本:安藤日出男
監督:石川義寛
- 8:11月20日・「その玩具に手を出すな」
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麻薬取引人・古谷(太刀川寛)の巻添えを嫌ったユリ(夏海千佳子)はボスを狙えと言い、戦車模型の中に隠していた麻薬を爆薬に詰め替えたが古谷はタクシーに戦車模型を残して逃亡し、タクシー運転手・伊沢(江戸屋猫八)は代金の代わりに持ち帰った。
原田刑事(原田芳雄)・立花刑事(工藤堅太郎)らは古谷が死に少ない手掛かりから爆弾に時限装置が付いている事を知りタクシーの捜査を始め、立花は伊沢とは会えないが娘が戦車模型を持っているのを見た。
ユリの張り込みから河合(大辻伺郎)興行と八木(森山周一郎)にたどりつき踏み込むが、戦車模型に時限爆弾が仕掛けられていると知った。
伊沢は妻(阿部寿美子)に入院中の息子に戦車模型を渡し、伊沢の娘が戦車模型を持っているのを想い出した立花と原田は、病院と戦車模型を探しあて、ぎりぎり遠くへ放り投げた。
脚本:北一郎
監督:吉川一義
- 10:12月4日・肝っ玉少年
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おたね(菅井きん)・岩田(城所英夫)・明(雷門ケン坊)・良夫(中村靖)は当たり屋グループだったが良夫はまだ上手に出来なかった。
良夫は高級車に当たりそこね追跡中の原田刑事(原田芳雄)に当たりそうになり源さん(左卜全)も接触していないと見ていたが良夫はいなくなり、原田に轢き逃げの疑いが残った。
山田部長刑事(中村竹弥)らは聞き込みをはじめ、原田は捜査中の大垣(武藤英司)殺害事件でその情婦・牧悦子(森秋子)は3月前に会ったと言った。
原田は現場で見た明が姉(神鳥ひろ子)の店から出てくるのを見て話を聞き、家に送ったが、そこには実際は住んでおらず当たり屋と疑った。
岩田ら当たり屋一味は大垣から金を脅しとっていたが、良夫が失敗し、原田は明を尾行して岩田解体工場に着いた。
明は良夫の失敗で当たり屋が出来なくなり岩田らに轢き逃げされたが奇跡的に助かり、牧悦子から大垣との車で子供を当てずっと強請られていたと連絡を受け相手の岩田が大垣殺しの犯人と知り、皆で乗り込み逮捕した。
脚本:伴田充
監督:永野靖忠
- 13:12月25日・テレビ指名手配129号
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荒島勇(高津住男)が桂小金治のテレビに山田部長刑事(中村竹弥)が出て公開捜査したが、荒島は巡査から拳銃と警察手帳を奪い逃走中だった。
宿「一直」の幸子(関みどり)は客が荒島と警察に連絡したが荒島は逃げ、山田らは指紋から荒島と知り名古屋に電話していると判り、庄田刑事(常田富士男)は札束を調べ、原田刑事(原田芳雄)は名古屋の電話先に向かった。
金が無くなった荒島は幸子を誘拐し、山田らに金とテレビで犯人は自殺の放送を要求し、庄田は札から名古屋の金貸し強盗と知った。
原田は電話先の木村靖子(葵三津子)が東京に向かいそれを追い同じ車両に乗り見つけた。
山田はテレビ放送を最終時間まで引き延ばし、野呂刑事(殿山泰司)は靴から犯人がセメント工場に出入りしている可能性を知り手配した。
原田は靖子から荒島との会う場所を聞き出し、幸子を助け、靖子を人質に逃げようとする荒島を逮捕した。
脚本:本田英郎
監督:吉川一義
- 14:1970年1月8日・夜霧に散った女
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脱獄があり原田刑事(原田芳雄)が逮捕した根岸竜二(高田直久)もおり、冤罪をきせた相手を狙っていた。
山田部長刑事(中村竹弥)は松村幸雄(河村弘二)と小倉健作(明智十三郎)とヤクザ幹部・高山(立川雄二)が狙われると考えた。
原田は所轄の権藤刑事(伊藤雄之助)からアパートの情報を得ようとするが正確でなく、権藤は部下を使い似た場所を探し、大沢みゆき(佐藤友美)とそこに竜二を見つけた。
竜二は兄は殺されたというがみゆきは物証がないと言い逃げたが、原田はみゆきを尾行し常磐(梅沢昇)の会社で松村に小倉を犠牲にするしかないと言い、他では逆を言った。
竜二が松村を呼び出すと高山らが来るが小倉に撃たれ、竜二の代わりにみゆきが小倉に撃たれ、原田らは全員を逮捕し、みゆきは原田に証拠の録音テープを渡した。
原田は松村も捕らえた。
脚本:西条道彦
監督:北村秀敏
- 15:1月15日・傷だらけのタイトロープ
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原田刑事(原田芳雄)は麻薬の疑いで杉本(水村泰三)の家宅捜査をするが何もなく暴力団担当刑事・影山(青木義朗)は既に移しただろうと言い、原田は内部の通報者を疑った。
暴力団幹部が殺され発見者・桜井節子(白木マリ)は杉本を目撃と影山にいうが証拠がなく、原田と立花刑事(工藤堅太郎)は組が杉本を隠したと考え、ロブソンを尾行して杉本を逮捕したが、杉本は影山の絡みというがロブソンに奪い返された。
山田部長刑事(中村竹弥)は影山を信じ、影山は節子と結婚の約束だったが組長に邪魔されていて、一人で杉本を探し原田の車を奪い追い、原田らは、影山と組との取引前に杉本を確保したかった。
原田らと影山と、組と杉本と撃ち合いになるが、杉本が逃走する車に影山が飛び乗り衝突事故で殉死した。
脚本:柴英三郎
監督:松島稔
- 21:2月26日・さらば、白銀の荒野
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野口つとむ(渡辺篤史)がユミ(夏海千佳子)に手をだすのを原田刑事(原田芳雄)が止めた。
組長が襲われ板倉(山本武)が死に犯人はびっこだが豊岡(南広)が見逃した。
原田はユミを探す野口に会い、のみ屋が原田に野口が2人組に連れてゆかれケン(杉山俊夫)が尾行した。 板倉は野口に会長・田所(内田朝雄)殺しを命じ、ケンが原田に野口の行方を知らせたが既にいなく、スキーに行ったと聞いた。
鬼怒川に原田と立花刑事(工藤堅太郎)らが行き、野口はユミを騙されていると説得し、田所を狙うが、田所は木村(石井竜一)に板倉を殺す機会と言い、野口はユミと逃げるがユミが撃たれ、駆けつけた立花刑事らが木村らを捕らえ、逃げた田所を原田が追い捕らえ・・・・。
脚本:長野洋
監督:永野靖忠
- 23:3月12日・紅バラは真夜中の匂い
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交通事故で少年と男が逃げたが車内から首なし死体が見つかり、原田刑事(原田芳雄)は死体の盲腸跡を聞き、ケン(杉山俊夫)が乗船員・高見(岡本藤太)の女・道子探しを原田に頼むが急がしかった。
組長・青山(戸田皓久)は今戸(早川研吉)に組織の女に手をだすなと言い中川(山村晋平)に言い、ムショ帰りの小山(森山周一郎)は青山にLSD商売を知っているので金を要求し、青山は今戸に女の殺害を命じた。
今戸は女殺しを失敗し、原田・立花刑事(工藤堅太郎)らはフーテン・マコ(水樹リカ)を調べ薬中毒で釈放すると、青山は今戸・中川にマコ殺害を命じ、原田は発見された死体の腕の傷を高見に尋ね、お時(荒砂ゆき)からコールガールの道子だと知った。
原田・立花・高見が青山の秘密パーティに潜入し映画を見ると高見が道子だと言い、警察は青山らを全員逮捕した。
脚本:石森史郎
監督:鈴木敏郎
- 25:3月26日・さらば! わが街新宿
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原田刑事(原田芳雄)は張り込み中にマサミ(小林千枝)に絡まれ、2人組を2人で追跡すると転倒して1人が死に1人を捕らえ拳銃が見つかるが改造品だった。
おもちゃ会社社長・伊原(増田順司)が橋本(太刀川寛)の逮捕を言い、ヤクザの戦いで殺し屋・菅沼(浜田晃)が黒沢(高松孝雄)を撃つが弾にライフルマークがなく、若尾(中庸介)は偽造品を掴まされたと気づき柳興業の取引を菅沼に見張らせ、2人を殺した。
マサミが菅沼の事で原田を呼び出し部屋で誘惑し写真を撮られ、父・伊原は娘が警官を誘惑した容疑で来て、原田がマサミに本当の伊原の事を聞くと撃たれた。 原田は伊原を訪ね、連絡を受けた立花刑事(工藤堅太郎)らは自分を囮に罠を仕掛けたと知りマサミの部屋の2人に会うが原田の頼みで待ち、鈴村(小瀬格)がドアに爆薬を仕掛け爆発させて撃ち合いになり、原田が鈴村を撃った。
原田以下全員が囮捜査で退職願いを出し山田部長刑事(中村竹弥)も出し・・・・。
脚本:池田一朗
監督:吉川一義