ハード・ナッツ
- キャスト
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難波くるみ(橋本愛)
伴田竜彦(高良健吾)
権藤法学部教授(大河内浩)
- スタッフ
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監督:河合勇人・橋本光二郎
脚本:蒔田光治・山浦雅大・徳尾浩司
- 第1回「天才数学科女子大生VS爆弾テロリスト(前編)」2014年6月24日
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大学の数学科学生・難波くるみ(橋本愛)は全て数式が支配していて、それを使ってあるものに復讐するためだった。
文学部生・浅尾奈津子(橋本真実)が賭けポーカーに負け助けを求め、試合に応じるが、高額掛け金で低い確率の勝負で300万円負けた。
連続爆破事件が発生し、刑事・伴田竜彦(高良健吾)も担当になり、課長(矢島健一)に刑事(波岡一喜)が犯人が名乗り出たが15年前に事件を起こして服役中の湯沢(嶋田久作)と言い、獄中の湯沢を小林管理官(勝村政信)と刑事(波岡一喜)が訪ねると外部との連絡手段がなく差し入れは数学の本だが一部の紙質が違っていた。
伴田は健康診断に行かされ、くるみの研究室に森崎教授を訪ねるがアメリカ出張中だが数字は円周率の2倍で実物を見て、くるみは湯沢と同じ環境の獄中で解き始め、くるみは数列はダミーで栞が信号で鉄格子に巻き付けると内容が解けた。
伴田が気になるくるみはアプローチ法を考え賭けポーカーを相談すると賭けは犯罪でいかさまだと実演され確率は意味がないと言われ、くるみは多額の借用書を書き自分でカードを配り見破られると配り直し、いかさまに目を向けさせ二重のいかさまで勝った。
湯沢は解いた者に会う事を要求し警察は山崎刑事で誤魔化し場所に行くが、くるみは伴田にメッセージがダミーではないかと呼び出し、湯沢は監視刑事を爆弾で脅かし逃亡した。伴田とくるみは湯沢の車とすれ違い追うが乗り捨て逃げ、くるみは工事通行止めの場所を避け教える事は車の盗難者だけと言った。
(続く)
監督:河合勇人
脚本:蒔田光治
- 第2回「天才数学科女子大生VS爆弾テロリスト(後編)」2014年7月1日
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(承前)
服役囚の湯沢(嶋田久作)が連続爆破事件の捜査に協力するフリをして脱走し、湯沢に車を奪われた滝田(森下能幸)が共犯者だと疑ったくるみ(橋本愛)は、伴田(高良健吾)と滝田が経営する工場に行くと滝田は殺されていた。
警察は。工場に爆発物製造痕跡がなく、15年前の連続爆破事件で湯沢に息子を殺された滝田が共犯者でないとくるみの推理を否定した。
くるみは帰宅し権藤教授の部屋に入り湯沢の論文を探し、自分の部屋に戻ると荒らされていて伴田に電話で知らせると、湯沢に捕らわれた。
湯沢はくるみがメッセージ解読者としり、手を組まないかと持ちかけ、くるみは湯沢の論文の誤りを指摘した、伴田が携帯のGPSで助けに来たがなぜ携帯電話を残したが疑問で爆弾がセットされている可能性を言い逃げ出すと、爆発した。
くるみは警察に、湯沢は明日仕事があると言っていたと告げ、伴田は自分が重病だと言い、くるみは湯沢が自分らを恐れていると考え複雑な事を刑務所に知らせた事が不思議で再度本を見て文字列がメッセージと考え解読した。
<以下、隠し字>
警察は会議場に爆弾を仕掛けられたと考え、警備員に客を移動させるが爆発し、伴田は湯沢を見つけたが背後から襲われ周囲に爆弾がセットされ、くるみも駆けつけるが警備員が制服を奪われ、湯沢から電話が掛かりパスワード解読のテストを持ち掛けられた。
くるみは伴田の説得で外に出ると湯沢がいて、論文が間違っていたと言い去ると車が爆発し、パスワードを入力すると会場の爆弾が爆発する事になっていた。
くるみは伴田に、いつ来るか判らなかった筈で入力させる計画と知ったと言い、暗号から襲われた警備員が犯人と判り、滝田と湯沢の車に爆弾を仕掛け殺したと言った。
監督:河合勇人
脚本:蒔田光治
- 第3回「ダイイング・メロディーの哀しき解法」2014年7月8日
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京南大の小板橋教授(斉木しげる)の授業を聞き訪ねたくるみ(橋本愛)は不快な音楽制作を言われ引き受けピアノ調律士がいて、数日後くるみはまだ出来ていないと言い後5日と言い奈津子(橋本真実)にコンパに誘われた。
くるみと奈津子が忘れ物を取りにゆくとピアノの音がして、小板橋の撲殺死体を発見し准教授・堤彩葉(中越典子)が来て、警察が来て伴田刑事(高良健吾)はくるみと奈津子に会った。
小板橋の隣の研究室の彩葉は絶対音感でメロディーを再現し、助手・坂下学は次の授業で取りあげる予定で、くるみは意味があると言い、小林管理官(勝村政信)と刑事(波岡一喜)は、容疑者は堤彩葉と坂下学と出版社・三条文也で伴田はメロディーに意味の可能性を言った。
伴田がくるみを訪ねると不快音楽を作成中で、くるみは数学と音楽の関係を説明し、残されたメロディーの解析を依頼された。
<以下、隠し字>
くるみは坂下から小板橋の研究資料を借り、彩葉に会い単調と聞きミニコンサートに誘われ、資料に生前聞いていた円周率の音楽のCDを聞き、教授のメロディーを数字に置き換え三条文也が犯人と指摘した。
伴田は三条が遺書を残し自殺したと聞き、コンパ先で詐欺捜査中の伴田と会い、くるみは歌がずれていると言われ思いだし、彩葉がピアノ調律を疑うと発言の疑問を言い小板橋のピアノは旧音律が再現されダイイングメロディは作り話しと言った。
監督:橋本光二郎
脚本:山浦雅大
- 第4回「ラブレターと企業恐喝テロ」2014年7月15日
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サエキ浄水器製カートリッジに異物混入で多くの被害者が出て、犯人から次は毒混入の脅迫状が届き、小林管理官(勝村政信)らが調査指示を出した。
くるみ(橋本愛)はラブレターに悩み計量文献学の本を参考にしようとし、サエキ浄水器製カートリッジの水を飲み意識が薄れ新聞記事に気づき伴田(高良健吾)に助けを求め、商品は販売・使用が控えられ会社の株価は落ち、目覚めたくるみは寝不足原因だった。
テレビが浄水器からの毒発見を報じ、サエキ浄水器社長・佐伯隆弘(目黒祐樹)が誘拐され脅迫状で身代金要求があり、副社長(富家則政)は支払いを警察に伝え犯人の指示で次々と移動したが接触に失敗した。
くるみはニュースで身代金要求脅迫状の文章を読み違和感を感じ伴田に連絡し、2つの脅迫状が異なる人物が書かれたと示したが犯人しか知らない内容が含まれていたと言われ、現場に行き何故遅れたか疑問と言った。
<以下、隠し字>
警察へのたれ込みで佐伯社長が見つかり従業員・秋山が犯人と言い遺書を残し死に、商品販売と株価が戻り、くるみは伴田に4つの手紙を較べ最初以外は同一人物と言った。
伴田は秋山が内部告発をしようとして解雇され、情報屋からヤクザ竜頭会が事件で大儲けしたと知り、くるみは直接に佐伯に会いに行き文書は社長が書いたと知るが見つかり連れさられ、伴田が来て佐伯に殺害を言い、情報屋がくるみらを尾行し、くるみが気がつくと伴田に助けられ、そこに佐伯から電話があり録音し・・・・。
監督:橋本光二郎
脚本:蒔田光治
- 第5回「ワインと殺意の方程式」2014年7月22日
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くるみ(橋本愛)は料理も数式が支配していると考え、数式料理研究家・里中舞の本で料理し奈津子(橋本真実)は試食で微妙で、サイン会で伴田(高良健吾)とあった。
伴田らはワイン評論家・夏目(小須田康人)の死亡現場のワインセラーに行き、発見者は妻・里花子(原沙知絵)だった。
伴田はくるみの家で、夏目殺しの意見を聞くとワインの落下破損がおかしいと言われ、小林管理官(勝村政信)らにワインの品質を予想する方程式を夏目が日本向けにアレンジしていて、日本ワインを投資対象のファンド会社の社長・里中(岡田浩暉)を訪ね方程式を聞くがしらないと言った。
くるみはワイン方程式が未完成と考え、貴重ワインをのんだと権藤教授に言われ里花子にわざとぶつかり、そのワインを入手し、里中夫妻と家族くるみの付き合いを知った。
伴田は里中に会い夏目からワイン方程式から低品質ワインを売っていると脅迫されていたと言うが経営状態は悪く、夏目を送る会が行われ刑事達が行き、伴田はくるみを見つけたが、舞台上で夏目の残した新しいレシピのワインを里花子が試飲し、その後に里中が飲んで毒殺された。
<以下、隠し字>
里中舞の荷物から毒物が見つかり、方法を考えくるみは解け伴田に連絡し、里花子と舞を呼び夏目のワイン方程式は舞のブランドを不正に評価するためで、犯人は里花子で氷に毒を仕込み、溶ける前に試飲した。
里花子は夏目を殺し、里中に目撃されワイン方程式で脅され・・・・・。
監督:河合勇人
脚本:山浦雅大
- 第6回「対決!!未来を読む男」2014年7月29日
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くるみ(橋本愛)はビッグデータの力を考え、警視庁で犯罪予知システムCPSが試行され、統計を元に犯罪が起きる確率が高い地域ホットスポットに警官を配備するもので、多くの事件を現行犯で捕まえることに成功したニュースを見た。
教授を訪ねてきた開発者の貴島(吉沢悠)と知合い、伴田(高良健吾)がくるみにシステムCPSを尋ねに来て、貴島が説明しくるみを優秀と言い、翌日もう1人の熱川が死体で見つかるが、伴田はあるグループが活発に事件を起こしている情報を得て事件は、自殺・他殺両面で調べられた。
翌日、ホットスポットで盗難が起き精度に驚くが、貴島はより多くを望み小林管理官(勝村政信)らは個人情報か犯罪防止かと言い、くるみは高い確率にどんなデータかを考え、貴島が大学に向かう途中に襲われ、くるみは伴田を呼び、貴島はホットスポットの中で尾行されている気配を言った。
<以下、隠し字>
伴田は情報屋・望月から春日に関する連絡を受けるが途中で切れ、翌日ホットスポットで望月の死体が見つかり伴田が捜査から外され、CPSが当たり過ぎと疑い、わざとホットスポットで事件を起こす可能性とホットスポットを知る方法を考えた。
システム導入日に、くるみは春日らがシステム導入させ初日にホットスポットから遠い位置での犯罪を考え美術館での宝石強盗を考え配置しくるみは貴島にデータの漏れと作意と、目的を言い春日を逮捕し、貴島を自供させた。
監督:橋本光二郎
脚本:徳尾浩司
- 第7回「恐怖のウイルスとくるみの秘密(前編)」2014年8月5日
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防疫研究所が武装集団に襲撃されて、研究者・西尾聡(正名僕蔵)が誘拐され研究材料が盗まれ、小林管理官(勝村政信)らが所長・長部(小木茂光)と助手・三沢加奈(池津祥子)とに聴取したが所長は不明で、助手は研究異常を探っていたが西尾に口外を止められていた。
くるみ(橋本愛)の周囲で鈴虫が鳴き変化点分析を始め、伴田(高良健吾)からの電話は最近全くなく、電話で何かの前兆と言い、他でも動物の大量死があった。
くるみが原因を調べに行き、出会った川島(徳井優)は電話を受け倒れ、病院で検査の結果で川島は新型ウイルスに感染し、くるみも調べられたが感染していなかった。
感染者が増え聞いた西尾の助手・三沢が伴田に内密の話の電話をかけてきて研究所には知られたくなく、指定先に伴田が向かうと三沢は他殺死体で見つかったが、新型ウイルスは西尾が研究したという文書を残し、所長・長部は知っていたが西尾が止めなかった。
警視庁公安部長・鶴橋(梶原善)には情報がなく進展要求を刑事課に求め、感染者の接点を探したが共通接点が見つからず感染者3人が死に、くるみは変化点を調べ伴田から3人の感染ルートを相談され、それぞれに空白の時間があり往復可能範囲から共通場所を見つけ行った。
<以下、隠し字>
伴田は調べ始め、くるみと奇妙な数字看板を見つけ辿るとバーの案内場所で麻薬の密売場所を見つけ、尾行し伴田が廃工場に侵入し西尾を発見し、応援を呼ぶがくるみが勘違いし工場に入り3人共に見つかり逃げ、警察が来て包囲するが犯人は自爆した。
西尾にウイルスを誰が知ったが不明で、鶴橋が終結宣言したが、自宅にウイルス入りの小包が届き鶴橋の妻が感染し・・・。 (続く)
監督:河合勇人
脚本:蒔田光治
- 第8回(最終回)「恐怖のウイルスとくるみの秘密(後編)」2014年8月12日
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(承前)
公安部長・鶴橋(梶原善)の自宅と初音署とにウイルスが送られ感染者が出て、伴田(高良健吾)は危険な状態と聞き、くるみ(橋本愛)は伴田に連絡が取れなかった。
警察は背後の組織の存在を知り、伴田は古い仲間・黒沼(升毅)から闇の世界より大きな巨悪が背後にいると聞かされ、過去は斬り捨てられないと言われ3日以内に日本がパニックが起きると聞いた。
伴田は西尾(正名僕蔵)に方法を聞くが難しいと言われ、くるみが伴田に連絡し大量の感染者を作る方法を聞くと、会議会場で天井から撒く方法をいわれ高さが必要と言い、全国経営者会議会場が該当と分かった。
伴田は西尾と会場に行き前日の強盗の目的を疑い、風船が天井のライトに当たり爆発しウイルス封鎖し開放が遅れ、くるみは社長・大出(斉藤洋介)を見つけ昔父が世話になったと言い、伴田は時間が掛かり過ぎでくるみは外に犯人がいると考えた。
<以下、隠し字>
くるみは大出を介抱し、鶴橋が内部に話すが、西尾は裏口で外部の連絡で逃げようとし伴田が見つけ頼まれたが誰かは言えず、くるみは直前に酸素が送られ西尾も殺そうとし、死んだと伝えその後に皆が外に出れば、犯人は西尾を殺す気と言った。
外に避難になり、伴田は西尾に証明されたと言い、病院で感染していなかった伴田にくるみは大出が父の死の原因と告げ、鶴橋が会見しくるみは裏口と西尾に伝えれた犯人と判り西尾が死に罪をかぶせたと知り、黒沼も鶴橋が黒幕だと言い最初に被害者を装い、伴田は黒沼から拳銃を得てくるみに電話し駆けつけ、伴田は撃つ時間がなく・・・・。
監督:河合勇人
脚本:蒔田光治
- 感想
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数学好きというより、妄想好きだ。
当たったり外れたり、ブラックユーモア的だ。
例によって警察組織は無力で辛い。