警部補杉山真太郎
- キャスト
-
吉祥寺署・杉山真太郎(谷原章介)
吉祥寺署・永峰有(要潤)
長女・杉山美晴(本田望結)
長男・杉山海人(須田瑛斗)
次男・杉山岳(松浦理仁)
村田健一(石黒英雄)
鑑識・新垣進也(久保田悠来)
事務員・澤みどり(永池南津子)
署長・鎌本義夫(榎木孝明)
吉祥寺署・香川桜子(片瀬那奈)
課長・岡崎克彦(佐野史郎)
義母・青柳芳江(高橋惠子)
- スタッフ
-
脚本:もろさわ和幸
監督:伊藤寿浩・竹園元
2015年
- episode1:2015/01/12:95m
-
杉山真太郎(谷原章介)は警視庁吉祥寺署警部補で、入院中の妻・香織(酒井美紀)と長女・美晴(本田望結)と長男・海人(須田瑛斗)と次男・岳(松浦理仁)の子供の父で、コンビ・永峰有(要潤)が事件に呼び出し家族写真を撮らせて出かけた。
吉祥寺署管内で殺人事件が発生し被害者は裸足でボロ靴が落ち、苫米地(袴田吉彦)が見に来て、被害者は質屋老人で課長・岡崎克彦(佐野史郎)や刑事・香川桜子(片瀬那奈)と事務員・澤みどり(永池南津子)と杉山と永峰が打合せ、署長・鎌本義夫(榎木孝明)が苫米地を本庁の切れ者と連れて来た、杉山は鑑識・新垣進也(久保田悠来)から靴は被害者の物でないと聞き、杉山は被害者の店を調べ現場の途中で盆栽の破壊を知り署に戻ると苫米地が犯人を逮捕し岡崎や桜子とみどりや署長は驚いた。
杉山は香織を病院に訪ね現場を離れる相談をし、家に永峰が美晴らと居て苫米地の犯人逮捕の経緯が杉山推理の靴の分析で土の成分でホームレスを捕らえたと言うが杉山は疑問があり、杉山と永峰が犯人と裏付け捜査を行うが犯人が逃走し電話を落とし美晴が香織の急変を連絡出来なく、署長・鎌本は岡崎と杉山の責任を責め、電話が戻った杉山は美晴から香織の死を聞き、杉山は香織の葬儀に記者・谷崎(矢柴俊博)から苫米地が記者では評判が悪く所轄異動に裏があると聞き、香織の母・青柳芳江(高橋惠子)から子供らを預かると言われた。
杉山は結婚式場立て籠もり事件を聞き、犯人が逃走した江田と判り現場に行き、江田は結婚する娘に会いたいと要求するが拳銃の入手が疑問で、苫米地が勝手に狙撃班を連れ、杉山は江田の娘・美沙子から家族を返り見ない父に会いたくないと聞き、杉山は江田に会い美沙子の主張を告げ家族から逃げたと責め、狙撃班が射ち杉山も怪我を負った。
杉山は谷崎から事件に射殺許可が出て凶悪犯でなく異常と聞き、江田の意識が回復したが秘密にし、永峰らは杉山を撃った拳銃が暴力団事件の物と知り、署に猫が増え、苫米地が薬物事件を自分で解決すると言うが鑑識・新垣は苫米地が拳銃の出所を知っているのが疑問で、芳江が美晴らに杉山と家に帰るか尋ね、芳江は約束の学芸会に出席したら帰すと答えた。
<以下、隠し字>
苫米地が江田の病院に乗り込み、苫米地と吉祥寺署刑事課が暴力団工場の家宅捜査に行き、苫米地の指示のバイクを調べるが何もなく、杉山がバイクで来て一連の事件が苫米地の計画で質屋をはずみで殺害した江田を脅し立て籠もり事件を仕組み、手薄な吉祥寺署から麻薬を盗み口封じに江田の射殺許可を出し病院で殺害を企んだと告げ逮捕した。
岡崎は苫米地が本庁時から暴力団と繋がり出世指向を言い、苫米地は警察組織の腐敗を知り出世しないと何も出来ないと言い、・・・・・、杉山が学芸会に出席し芳江は香織の死は杉山のせいと言い、杉山は退職を願うが署長が受けず、・・・・・。
- episode2:2015/01/19:48m
-
杉山(谷原章介)は長男・海人(須田瑛斗)が欲しがった人気アニメおもちゃを少年に奪われ捕らえたが、病気の弟の為と少年が言うと譲り、美晴(本田望結)らから呆れられ、翌朝に杉山が岳(松浦理仁)と出掛ける所に、永峰(要潤)が死体発見を報告したが署長・鎌本(榎木孝明)に辞表を提出し杉山は捜査に難色するが永峰は現場へ連れた。
新人刑事・村田(石黒英雄)や鑑識・新垣(久保田悠来)が来て遺体を見ると昨夜おもちゃを奪った少年で山野辺健太(平岡拓真)と判明し、署でみどり(永池南津子)や桜子(片瀬那奈)らも迎え捜査に加わった杉山は、夜に美晴が閲覧のネットで健太に譲ったおもちゃがオークションで見つけ買い、出品男を取り調べ入所元を聞くがネットオークションで入手と言い、健太が児童養護施設・時風学園の出身と知った永峰らは学園出身者を追い小児ガンの弟がいた。
杉山と永峰は、看護師から健太が時々未承認薬やら持って来ると言い、弟・亮介も同じ事を言い、杉山は帰ると母・青柳芳江(高橋惠子)から刑事を辞めたかパソコン教室は行っているか聞かれ謝り、翌朝に永峰がボール紙でおもちゃと作ったと言い、桜子と村田は出品男の家宅捜査で宛名を知り杉山に連絡した。
<以下、隠し字>
桜子と村田は宛先を訪ねると子供の集団に囲まれ杉山が来て、商品購入の並び屋で木之元が中心で次第に商品が違法も含む様になり、杉山は子供らを食事させおもちゃの知識を聞き、警察嫌いの少年・永山に健太におもちゃを譲った話しをするが即座に信用出来ないと首謀者は言わず別れた。
新垣が証拠を見つけおもちゃの映像を復元すると首謀者が健太を誘い窓の風景が判り、永山は首謀者の言葉が嘘と気づき杉山に電話するが止められ、逃げようとする犯人を永山らが追い杉山が来て逮捕し、・・・・・。
- episode3:2015/01/26:48m
-
家庭を優先したいが家事は難しいと考えた杉山(谷原章介)は中島晴子(青山倫子)を家政婦と雇い義母・芳江(高橋惠子)に晴子の力量の見定めを頼み、署長・鎌本(榎木孝明)と課長・岡崎(佐野史郎)と永峰(要潤)が杉山の復帰を画策した。
杉山が連続放火犯で逮捕した矢吹(平岳大)が出所報告に杉山を訪ね、永峰が自動車工場で放火の疑いを杉山に告げ、杉山はその工場に車を修理に出していて、状況から被害が大きいのは杉山の車で、傍らに焼け焦げたラジコンカーのタイヤが落ちていた。
杉山は10年前にラジコン利用の自動発火装置の放火事件で杉山が逮捕したのが矢吹で簡単に疑えない杉山だが、美晴(本田望結)と海人(須田瑛斗)が通う学校のウサギ小屋で放火事件が発生しラジコンカーのタイヤが落ち、杉山は美晴と犯人逮捕を約束した。
杉山は10年前の放火は社長・青山が保険金詐欺で矢吹に放火させたと言い、手口は同じだが矢吹とは思えないと言い、岡崎は青山は証拠不足だったが自殺したと言い、杉山は工場で車が修理出来ているのを見て矢吹を見かけやる事があえうと聞き、永峰は保証人から連絡が取れないと聞き部屋から古い写真を見つけた。
<以下、隠し字>
芳江が晴子に矢吹から杉山への電話を間違いと切った知り聞くと襲われた、杉山は永峰から至急家に戻れと連絡を受け、修理工場が修理した車を運ぶと晴子があしらい、帰った杉山は家の家事を見つけ消し止めた。
晴子が岳(松浦理仁)を引き取りに行き養護士を襲うと岳が逃げ、矢吹が晴子を止め杉山が来るが、青山の死後に流産し杉山を恨み、矢吹が青山の指示で放火を行い自殺したと言い止め、杉山は青山が矢吹に託した手紙を渡した。
杉山は芳江に一緒に住んで欲しいと頼み、暮らす事になった。
- episode4:2015/02/02:47m
-
義母・芳江(高橋惠子)が美晴(本田望結)らと暮らし始め、吉祥寺署の岡崎(佐野史郎)に5年前の未解決誘拐事件の被害者・西野和真(竜跳)の母・絵里子(はしのえみ)が来て和真が誘拐のショックで苦しむと犯人検挙を訴えた。
杉山(谷原章介)は岳(松浦理仁)を迎え帰ると美晴が海人(須田瑛斗)を叱り、杉山は永峰(要潤)の連絡で老人介護施設で入居老人・今井(久保酎吉)の遺体発見現場に行き、第1発見者の職員・新田まひる(酒井美紀)から事情を聞くが、杉山と永峰はまひるが杉山の亡き妻・香織(酒井美紀/二役)に瓜二つで驚き、海人が課外授業で施設に来てから毎日の様に来ていると聞いた。
今井の死は誤ってベランダから転落した事故死と判断されるが杉山は少女の写真が気になり、署長・鎌本(榎木孝明)が他の地域の児童誘拐殺害事件捜査の本庁から犯人が連続誘拐犯の可能性が高く未解決の誘拐事件を洗い直すことになった。
和真が岡崎と絵里子の立会いで捜査1課刑事から尋問を受けるが答えが曖昧で本庁刑事は誘拐は和真の狂言と思い、岡崎が今井の遺留品に和真の名があるオモチャを見つけ、杉山は海人の怪我を見て美晴から香織がたった1人の母と言われ、芳江からは自分で考えろと言われた。
オモチャから和真の指紋が見つかり、今井と和真の事件の再捜査を始め、今井の過去を調べるとまひるが誤解で今井が自分の娘と間違い眼の前の子供を抱きしめたと言い、連続誘拐事件が逮捕されたが和真の事件とは無関係で、桜子(片瀬那奈)と村田(石黒英雄)が5年前の今井のアリバイを見つけるが和真のオモチャを持つ理由は不明で、まひるが関係すると疑われた。
<以下、隠し字>
杉山と永峰はまひると海人が帰宅と聞くがまひるの家に誰も帰らず、まひるが海人を杉山家に送り和真の事件で任意同行しオモチャを聞くが黙秘で和真は男だと否定した。
杉山がまひるに子供は正直で、和真が否定しているが嘘の苦しみを伝え、まひるはたった1つの希望の息子・知紀を無くした時に和真に声を掛けられ過ごす時間が延びてしまい騒ぐが大きくなったと打ち明け別れる時にオモチャを貰い、今井に相談し忘れる様にいわれ預けたと言った。
- episode5:2015/02/09:47m
-
吉祥寺署へ半年前の現金輸送車襲撃事件主犯で逃亡中の山崎淳平(米村亮太朗)の捜査協力の要請がきて、山崎と交際女性・早見エリカ(福田沙紀)が吉祥寺に住み現れる可能性があり、刑事課・岡崎(佐野史郎)の指示で杉山(谷原章介)と永峰(要潤)、香川(片瀬那奈)と村田(石黒英雄)の2人1組の2班体制でエリカのマンションを見張る部屋で張り込みを開始した。
エリカは山崎との生後4月の男子・タケシをもつシングルマザーで、IT関連会社経営者・佐久間(比留間由哲)との愛人関係が判り、杉山は芳江(高橋惠子)が弁当を作り美晴(本田望結)が永峰の弁当を作り、香川はエリカの息子に佐久間が怒鳴るのを目撃した。
エリカの部屋を監視しの杉山と永峰は、エリカを永峰がジョギングを装い追跡しトラブルに遭遇したエリカを永峰が助け顔見知りになり、杉山は永峰を自宅に連れ美晴が喜び、永峰はエリカと赤ん坊・タケシに必要以上に親身になり、永峰を杉山は心配した。
佐久間がエリカ親子を訪ね、永峰を見つけ怒鳴ると永峰と佐久間が言い争い、見張っていた杉山は親子を助けに部屋へと乗り込むと、永峰は身分を明かしてしまい、見張りがばれた杉山と永峰は岡崎と署長・鎌本(榎木孝明)に叱られ、香川は佐久間の態度に腹をたて、警察にエリカ親子が訪ねて来た。
<以下、隠し字>
岡崎はエリカに山崎の捜査協力を頼むと連絡するから監視は止めて欲しいと言われ、永峰は見張りを続けるとエリカが居なくなり、タケシが永峰宛てに置き去りにされ自分で決着したいという手紙があった。
永峰と杉山はスマホの追跡で追い、エリカは山崎と会いコンテナの鍵を渡し、金を奪った山崎にタケシの事を言うが無視され刃物で襲い、逃げる山崎を杉山が追い逮捕し、永峰にエリカは刃物を向け自分も死ぬつもりと言うが永峰は説得した。
- episode6:2015/02/16:47m
-
1月前に吉祥寺署管内で遊説中の江本代議士(五王四郎)の刺殺事件が起き、杉山(谷原章介)ら刑事課は署長・鎌本(榎木孝明)から犯人検挙を命じられていた。
小学校へ登校中の美晴(本田望結)と海人(須田瑛人)が通学路誘導係・奈良岡(中山仁)の轢き逃げを老女・野々宮妙子(冨士眞奈美)と目撃し、吉祥寺署へ呼ばれた美晴は香川(片瀬那奈)と村田(石黒英雄)に、杉山にひき逃げ犯人逮捕を頼むが岡崎(佐野史郎)から代議士刺殺事件を指示され、永峰(要潤)をひき逃げ事件担当にすると美晴は喜び永峰と村田とひき逃げの捜査を始めた。
永峰は目撃者・野々宮に車の色を聞くと美晴の証言と食い違い、美晴が永峰らと事故現場を調べ樹脂の欠片を発見し、鑑識・新垣(久保田悠来)の検査で欠片は車に装着するパーツの一部で光の加減で別の色に見える特殊な塗料使用の車と判明した。
義母・芳江(高橋惠子)と杉山は美晴を心配し、翌日に奈良岡の意識が戻るが話せず、村田が周辺で特殊な塗装を請け負うカーショップ店主・小山田(中村靖日)から顧客リストを得て美晴は車のカバーで隠すと考え店に行き、代議士刺殺事件捜査で刺殺現場を繰り返し調べた杉山と香川は血痕付着ポケットティシュを発見し、杉山はティッシュの広告でカーショップを訪問し偶然に美晴と永峰に遭った。
永峰と杉山はカバー購入者宅で美晴を残し、妻(森澤早苗)から主人と息子の車を見せて貰うが何も無く、ティッシュの血が江本の物で、野々宮から美晴へ連絡があり奈良岡とモールス信号で「みんな大好き」と言ったと永峰と杉山は聞き、ティッシュの血から親子関係のDNAが見つかり江本の妻(茅島成美)から愛人の子供らしき写真を見せられ弁護士へ問い合わせた。
<以下、隠し字>
永峰は奈良岡と野々宮と江本と女性が写る写真を見せ、江本と女性は別れたが女性は江本の子を産み、杉山は弁護士から江本の隠し子を聞き、小山田が隠した車に行き香川と村田が尾行し杉山と永峰も追い、小山田はスクラップ工場へ行くが杉山らが塗り替えを見つけ、杉山は小山田が江本を殺し気づいた奈良岡を故意に狙ったと言った。
- episode7:2015/02/23:47m
-
杉山(谷原章介)が保育園に岳(松浦理仁)を迎えに行くと、山口若菜(丸高愛実)が娘・うらら(梅崎音羽)がいないと騒ぎ、岳にうららが園の外と聞いた杉山は近隣を探し神社前でうららの姿を発見したが境内から悲鳴がし銃殺遺体を発見したのを見た。
被害者は迫田一樹(柿本光太郎)で物取り犯でないと推測し、杉山は義母・芳江(高橋惠子)と美晴(本田望結)らと岳に大事な物を隠す事を聞き、鑑識から迫田を撃った銃が1ヶ月前に隣町の強盗事件と一致と判明し、同一犯の可能性で杉山らは平行して強盗事件も視野に捜査した。
杉山に亡き妻・香織を担当の看護師・藤沢舞(奥村佳恵)から連絡があり、永峰(要潤)と病院に行き、入院患者の枕元に血痕の付いた札束があったと相談され患者は1年前に頭を打ち搬送され昏睡状態の大原紗枝(小林涼子)で、杉山は紗枝の首にマフラーが巻かれていてそれは、うららが誰かにあげたと言ったマフラーに類似していた。
杉山は紗枝の看病の柴田久美子(古村比呂)に札束とマフラーを聞くが返事はなく、血痕の付いた札束のDNAが迫田のDNAと一致し、若菜は杉山に刺青を見せ、うららは刺青のある男を見たと言い、犯人と迫田が同じ刺青を入れ迫田と紗枝は知り合いの可能性が出て、杉山と永峰が久美子に刺青の写真を見せると弟・望(大和田健介)の事を話し友人・紗枝も心配していたと言った。
村田(石黒英雄)が刺青師・佐伯竜二(山本竜二)から3人に彫ったと聞き、岡崎(佐野史郎)が香川(片瀬那奈)に3人組と言うが被害者は2人と証言し、杉山と永峰は柏木(長田成哉)の宿泊場所を見つけ、村田と香川は老人宅の配信サービスを疑った。
<以下、隠し字>
望は1年前の紗枝の事件を思い出し柏木に止めたいと言い、迫田にも頼むが銃を向けられ揉めて逆に殺し逃げる時にうららからマフラーを貰い紗枝に掛け、柏木は望を撃ち杉山と永峰が逮捕し、杉山は望を見つけ紗枝の伝言を聞き、望は命を取り留めた。
- episode8:2015/03/02:47m
-
杉山(谷原章介)と永峰(要潤)は風俗嬢・綾瀬リナ(入来茉里)殺害容疑者として早乙女耕介(忍成修吾)を自宅逮捕し、解決に署長・鎌本(榎木孝明)や上司・岡崎(佐野史郎)は喜ぶが、杉山は逮捕時の耕介に犯人の感情が見えず気になった。
杉山は学校に行きたくない海人(須田瑛人)をなだめ、美晴(本田望結)と芳江(高橋惠子)に後を頼み、迎えに来た村田(石黒英雄)から耕介が拘置所内で自殺をはかり病院へ搬送され、意識を取り戻した耕介は杉山と話したがっていると聞き、病室で杉山にリナを殺した経緯を耕介が告白した。
吉祥寺署刑事課で永峰が被疑者の取調べを行おうとすると、岡崎を訪ねた栄養ドリンクのセールスレディが刑事課の香川(片瀬那奈)やみどり(永池南津子)と被疑者らに包丁と爆弾を出し、女は耕介の母・マキ(あめくみちこ)で耕介の釈放と杉山を呼べと要求し、取調室の永峰が署長・鎌本に伝え刑事課に戻りマキに耕介逮捕経緯を説明すが、耕介を溺愛するマキは息子が殺人せず杉山に騙されていると主張した。
杉山と村田は病院で耕介に殺害の重大性と更生を説くと、リナが母に暴力をふるわれ売春したが耕介は自分は母が過保護で女性の知合が出来ず、リナに間違い母と呼ぶと笑いマザコンと言われ殺したと述べ、警察署で鎌本署長が指揮を執り囲むが、鑑識・新垣(久保田悠来)が耕介のハードディスクに爆弾設計図があると言い、マキは息子の優秀差を主張し、杉山と村田はマキの立て籠もりを知り耕介にマキの説得を求め警察署に連れた。
<以下、隠し字>
杉山と村田と耕介が警察署に来てマキ説得を言うと、耕介はマキは何も聞かないと言うが、杉山は耕介が拘置所を出ても母の檻から開放されないと言い、マキと耕介が電話で話し自殺理由はマキから逃げたかったと言い、永峰と香川らがマキを捕らえると爆弾が作動するが発煙筒で、病院に運ばれるマキに耕介が声をかけた。
杉山は留置されたマキに自立するように育てるべきと言い、耕介に罪を犯した人間の生き方を見せて欲しいと言った。
- episode9:2015/03/09:47m
-
娘・美晴(本田望結)の誕生日に家族でパーティー予定の杉山(谷原章介)は残業なしで帰宅すると刑事課の永峰(要潤)や香川(片瀬那奈)や村田(石黒英雄)らに宣言したが、吉祥寺署内のパソコンがシャットダウンし、警視庁からの緊急通達で吉祥寺署のサーバーに不正侵入の形跡があった。
署長・鎌本(榎木孝明)や岡崎(佐野史郎)は使用制限し、調べでサイバー攻撃犯が吉祥寺署の過去から現在全ての取調べ記録にアクセスと判明し、アクセス元へ杉山は永峰(要潤)と向い応対したのは小学生・狭山遥香(舞優)で美晴の同級生で母・祥子(渋谷飛鳥)は夕方から深夜までスナックで働きサイバー攻撃時間帯には自宅にいたらしく、杉山らは勤め先から祥子を任意同行するが酔い質問を誤魔化し仕方なく帰宅させた。
祥子の取調べが翌日になるが、殺人事件の一報が刑事課に入り被害者・日内誠(大内厚雄)で、翌朝に鑑識・新垣進也(久保田悠来)がサイバー攻撃は経由だけと調べを伝え、美晴が周囲にいじめられた遥香をアパートに訪ねると母が留守で自分で食事を作り、杉山と永峰が祥子を送ると美晴と会い杉山らが逮捕したからいじめられたと言った。
<以下、隠し字>
杉山と永峰は祥子の育児放棄を疑い児童放談所で男性の通報と聞き、遥香からにいちゃんと呼ぶ男と猫を飼っていると聞き、署で香川が取調べ記録から日内の名を見つけ被害者家族に河野亮太(窪塚俊介)の名が有った。
杉山と永峰は犯罪被害の会の小林(萩野友里)から妹・河野裕子(兎本有紀)の被害と自殺と、1月前の事件で河野と祥子母子を訪ねたと聞き、杉山は河野にサイバー攻撃と日内殺害を行い、復讐と共に遥香を守る目的と言うと、警察を動かす為に祥子の家からサイバー攻撃をしたと言い、杉山は自首を求めた。
- episode10:2015/03/16:47m
-
マンションの一室で住人のキャバクラ嬢・立花亜由(桐生あやめ)が遺体で発見され、杉山(谷原章介)は永峰(要潤)と現場へ向い、杉山と同じ刑事課・香川(片瀬那奈)は、署長・鎌本(榎木孝明)と課長・岡崎(佐野史郎)に頼まれ本庁勤務のキャリア・諸橋(野間口徹)とお見合いし、亜由殺害は状況から物取りは薄いと考えた。
香川はお見合い場所のホテルラウンジで、以前に好意を寄せた古賀昌也(前川泰之)と再会し思いが再燃し、杉山と永峰は現場の同じバッグが気になり、香川と村田(石黒英雄)が所轄で発生した連続窃盗事件の捜査で被害がホステスの部屋で、事件と杉山らの殺人事件とに繋がりを気付き同一犯の可能性に気づき、村田が被害ホステスらが客らのプレゼントを貰ったた誕生日直後に被害に遭い、亜由も誕生日直後と判った。
杉山と芳江(高橋惠子)の前で、美晴(本田望結)が海人(須田瑛斗)と岳(松浦理仁)と香川に働く女性のインタビューをして、デートを聞き出しみどり(永池南津子)と服の購入に出かけ、古賀と経営の店で会い別れた事情を聞いた。
永峰は杉山に被害者らの共通点を見つけ連絡し、亜由も窃盗被害に遭ったホステスらも、店は異なるが経営者が同一人物でその経営者は香川が好意を寄せる古賀で、杉山らが古賀を疑うが香川だけは古賀を信じた。
ホステス・坂下百合のマンションに侵入しようとした男が隣人に見つかり芳江にぶつかり逃げ、杉山と永峰は古賀の面通しでの同行を香川に命じ、香川と村田が古賀を訪ね同行しアリバイは無いが芳江は違うと言い、永峰は香川に相手が誰でも調べると言った。 <以下、隠し字>
香川は古賀の部屋を訪ね謝り香川が父と同じ嫌った刑事だと話し、杉山は村田にホステスらの前の店を調べさせ、香川は古賀の写真で亜由が持っていたネックレスを見つけ問うと帰れと言われ、永峰に写真を見せると古賀を再度同行し取り調べた。
村田が杉山にホステス全員が丸山弘毅(光山文章)の店で働いていたと伝え香川が逮捕し、杉山は署から出る古賀に香川は仕事をしただけと伝え、古賀に香川と歩き丸山は刑務所仲間と言い香川は仕事だからと謝り別れた。
- episode11(end):2015/03/23:46m
-
吉祥寺署管内で交番勤務・芹沢巡査長(吉永秀平)が襲撃され拳銃を奪われ病院に搬送されたが死亡し、交番勤務時代の先輩だったと村田(石黒英雄)と杉山(谷原章介)は遺族に会い、聞き込みをした永峰(要潤)と香川(片瀬那奈)がコンビニの防犯カメラに顔を隠した怪しい男が映り足を引きずり、乗った原付バイクに芹沢が解散に追い込んだ暴走族のマークのステッカーが貼ってあった。
捜査で多忙な杉山に、義母・芳江(高橋惠子)が予約した人間ドッグを断れず、捜査を休み芳江と共に検査を受け、単独で元暴走族のメンバーへ聞き込んだ村田が何者かに銃撃され、科捜研の調べで村田を撃った銃が芹沢の盗まれた銃と一致が判明し、芹沢の事件と同一犯である可能性が高まった。
芳江は美晴(本田望結)と海人(須田瑛斗)と岳(松浦理仁)を迎えに行き、篠原医師(山本圭)から杉山は一緒に検査した芳江の検査結果が悪いと聞かされ、芳江は入院し手術を受けることになり、永峰と香川が来て意識が戻った村田が犯人が足を引きずらないといい、署長・鎌本(榎木孝明)も襲われた。 <以下、隠し字>
杉山は手術に行くと、芳江から捜査に行くように言われ美晴にも言われて、捜査に向かい山根を任意同行し、川谷も警察の不満でそこに黒幕がいて元刑事・北原(清水紘治)と判り3人で交換犯行を行ったと考え逮捕し、北原は怪我で首になり組織との癒着も疑われ、警察を恨み警察官は詰まらないと教えるつもりと言うと、杉山はその意見を否定した。
芳江の手術は成功し、杉山はストレスのない生活が必要と聞き、記者会見で捜査員として杉山は家族の支えが重要で、仕事と家庭のバランスを向きあいたいと言った。
杉山はしばらく家庭の比重を高め、1月後に芳江が治り家族が杉山を仕事に送りだし、杉山は芳江から言われた子供に責任があるという言葉を思い出した。
- 感想
-
刑事ドラマとしての顔を持つドラマだ。
しかし、テーマは仕事と家族とのバランスの問題だ。
いやもっと広げて、多くの人の協力の上で仕事が出来ると言うテーマだ。