気分は名探偵:2

聖子（朝丘雪路）は津村浩三（藤岡琢也）と結婚して、探偵社を任すと言うがどちらも短気な圭介（水谷豊）と意見が合わず、圭介は止めると言った。
緑（岡江久美子）の担任の落合忠（石野健司）が行方不明で圭介に相談するが探偵を止めると無視し喧嘩し、圭介は酔って八田刑事（ケーシー高峰）らに諭された。
圭介は忠を調べ始め友人に聞くと、犬を飼いたいが母に反対されていると聞き、母（西川ひかる）に会うが聞き入れなく、忠と犬を見つけた圭介は緑との家に連れ帰った。
母が来て忠を連れ帰り、緑に責任を問い詰めるが、あるときに犬が病気になり聞いた忠が病院に駆けつけた。
連れ戻しにきた母は忠の様子を見て意見を変えて、犬を飼い、緑や学校への苦情も取り下げた。
圭介と浩三は互いに短気と認めて仲直りした。

圭介（水谷豊）は万引きを見つけた子供・森村祐司（柴田一幸）を連れて来るが屋根に逃げ、何も話さなかった。
八田刑事（ケーシー高峰）から捜索願いがあると連絡があり両親・森村（広瀬昌助）・母の紀子（立石涼子）が迎えに来たがうまく行っていない様だった。
かおり（佐野量子）が浩三（藤岡琢也）の行動を嫌い反抗していた。
祐司が汚れた自転車で来たので圭介は掃除を手伝うが、紀子が来て手伝うと祐司は逃げだし、圭介に前妻の買った自転車を捨て様としたので嫌われたと言った。
紀子が圭介・聖子（朝丘雪路）・浩三に事情を話すのをかおりは聞いていた。
祐司は紀子が掃除した自転車を壊して逃げ、圭介らは何か事情がありきっかけが必要と考えた。
圭介が森村を訪問すると紀子は実家に戻ったといい、本当は紀子が好きな祐司は迎えに行くが、圭介が紀子を訪問するとまだ来ておらず、そこに修理した自転車で祐司が来た。
浩三とかおりも通じ合えた。

緑（岡江久美子）を訪ねて祖母・草間フミ（初井言栄）が上京し、まだ話していなかった圭介（水谷豊）は事務所の2Fに移動するが黒原一朗（峰竜太）が緑を訪ねて来た。
フミは黒原の母（塩沢とき）の息子と緑を予定していたが、緑は好きな人がいると断り、フミは皆に相手が誰か聞いて廻り事情を知らない荒木（船越英一郎）が話した。
圭介が緑にフミは感づいていると話して戻ると一朗に会い、母が怖くて言い出せないが恋人がいて間もなく子供も生まれるので見合いを断って欲しいと言った。
圭介が黒原の母に話しても信用されなく、フミに全てを話し、圭介は一朗に自分から話すべきと説得するのをフミと緑は盗み聞いた。
圭介と一朗が一朗の恋人の妙子（木村弓美）にゆくと陣痛が始まり病院に運ばれ、黒原の母は怒るがフミが説得した。
フミは結婚前は別の部屋で過ごせと手紙を残し帰っていった。

圭介（水谷豊）は夜回り中にサラ金強盗緊急手配中の八田刑事（ケーシー高峰）と大藪刑事（片桐竜次）と会い、似た人物を見かけた。
杉浦（綿引勝彦）が津村を訪ねて来るが不在で聖子（朝丘雪路）は弟の弁護士・良平（財津一郎）を呼んで話を聞いた。
杉浦は良平の結果を待ち、かおり（佐野量子）に相談してぬいぐるみを購入するが、別の怪しい人物が加納（草野大悟）の店に来て、圭介（水谷豊）らは八田刑事（ケーシー高峰）に連絡して逮捕した。
圭介は聖子の指示で良平の元行くと、杉浦の前の妻との子供・里美（斉藤吏枝子）を今の両親が１回だけしか逢わせないと言った。
圭介は里美を杉浦の待つ加納の店に連れて行くが、杉浦は隠れてしか見ないので圭介らは話させようとするが時間が来て、杉浦は漸くぬいぐるみを贈った。
里美は送る圭介に杉浦に会った気がすると言った。

町内に現金を投げ込む事件が続き八田刑事（ケーシー高峰）らは探偵事務所に泊まり込みで調べるが理由も判らなかった。
マリー（順みつき）が加納（草野大悟）がいないと探していたが、夜の見回りで圭介（水谷豊）と大藪刑事（片桐竜次）と荒木（船越英一郎）はスーツ姿の加納に出会い、ギャンブルで儲けたからキャバレーに誘った。
八田刑事に妻・房子（白木万里）が様子を見に来るが、出掛けた3人が酔って戻りあきれて事情を聞くが、加納の様子が変で尾行すると現金を投げ込み犯だった。
緑（岡江久美子）や圭介が無理に聞き出すと、病院でガンと盗み聞きなごりにギャンブルをしたら儲かったらしかった。
マリーやが病院で聞くと、他人の病気を勘違いしたらしいが加納は気休めと思い信じなかった。
圭介は皆と相談して宴会を開き、翌日起きた加納は周囲が何も知らないので夢だったと思い込んだ。
大藪刑事がうっかりばらしてしまうが、金はマリーが寄附した後だった。

緑（岡江久美子）の17才の従姉妹の鎌田悦子（秋本理央）が結婚式後の披露宴から逃げ出し緑の元に隠れしばらくいると加納の店でアルバイトを始めた。
聖子（朝丘雪路）や緑は圭介（水谷豊）に理由を聞くか調べろと言うが、本人ははっきりしないし、母・直子（五月みどり）は自分が3回結婚しているから何も言えないし、結婚とはそういうもので時間が解決すると言った。
緑と圭介が新郎の倉本（柳沢慎吾）を訪ねると留守で、1日中パチンコをして帰って来て、どうしたら良いか判らないと言った。
緑と圭介は悦子からも似たことを聞き、ふたりとも不安があるようだったが、最後は倉本の所に戻った。

大藪刑事（片桐竜次）が八田刑事（ケーシー高峰）の娘・弘子（小林聡美）をディスコで補導して圭介（水谷豊）に相談に来た。
圭介は弘子を送るが、八田刑事と妻・房子（白木万里）が口喧嘩していたが、２人は娘の受験合格願いに毎日神社に参っていて、八田刑事は娘の行動を疑っていた。
大藪刑事がまた弘子を補導し、八田夫妻に見つかり訳を聞かれるが答えず、夜に家を出た。
房子は同級生の安西信二（松田洋治）が家出していると聞きその家で弘子宛てのラブレターの下書きが見つかり、3日前にも電話が有ったというと、八田刑事がそのラブレターを黙って捨てていた。
皆がディスコに行くと信二は毎土曜に来ており、弘子が信二と会って出て行っていた。
弘子が帰ってきて八田刑事が怒ると逆に手紙を捨てた事を咎め、圭介は信二の家出理由が手紙の返事が無かった事と言った。
信二が弘子に謝りに来て、圭介にちゃんと告白せよと言われ、いやがりながらも告白して弘子も好きと言った。
２人は受験すると言い、八田刑事は謝り、弘子も心配させたと謝った。

荒木（船越英一郎）が襲われたと八田刑事（ケーシー高峰）から圭介（水谷豊）に電話があった。
逮捕された野崎友吉（阿藤海）は駆け落ちした妹・真弓（千野弘美）を探していたが部屋を間違え、聖子（朝丘雪路）の事務所にまぐろを持って謝りに来て、船員次の出港の5日後までに妹を探す事を頼んだ。
圭介は不動産屋から妹・真弓の部屋を見つけ石井浩（梨本謙次郎）と一緒に住んでいるが、前に兄に暴力を受けおびえていたが圭介は2人に兄と話し合うように説得した。
荒木は野崎に不用意に部屋を教え訪れた時に、真弓は咄嗟に圭介と住んでいると言ってしまい、野崎は圭介に居酒屋で真弓の幸せを願うが突然で怒ったが長旅から帰ると部屋も相手も変わったと嘆いた。
翌日、野崎は圭介に出港までに結婚を頼み、圭介は石井と真弓を説得し聖子・緑（岡江久美子）らと式の準備をするが石井が遅れ野崎と会いもめたが、圭介が止め真弓が来て謝っり、野崎は結婚を認めて去り・・・・。

八田刑事（ケーシー高峰）が荒木（船越英一郎）に大藪刑事（片桐竜次）がいない事が多いと言い、教え子の三村信一（岩瀬威司）が緑（岡江久美子）に会いに来て誰かに尾行されていると言い、送った圭介（水谷豊）に中学生の姉・晴美（岩立絵美）は脅すなと言った。
信一が忘れた作文に「母が死に父は帰らず、2人の姉がいる」と書かれており、圭介は調べ始め大藪刑事から三村善造（三谷昇）は詐欺師と聞き、八田刑事には黙ってくれと頼まれた。
晴美・信一が圭介に刑事が姉を騙していると言い、圭介は大藪刑事にプレゼントしあう仲の姉・三村涼子（竹井みどり）を紹介させ本気で惚れており、刑事を止める可能性もあり悩んだ。
大藪刑事は涼子から父と会う連絡を受け、八田刑事に話し自首を説得する許可を頼み張り込むが、晴美・信一が圭介に涼子が嘘の場所を教え2人で会う様に言われたと話し、圭介は八田刑事に本当の事を話した。
涼子に父が来ないので真実を聞いた大藪刑事が駆けつけると、丁度善造が来て自首を勧めた。
後日、大藪刑事が家を訪ねると引っ越していた。

町内会長・久保寺（南利明）が圭介（水谷豊）に町内に公園を作る為に猫とのみ過ごしている老婆・種田（野村昭子）の説得を頼むが成功しないが様子が変だった。
ひったくりに遭った種田を圭介が助け八田刑事（ケーシー高峰）に犯人を引き渡したが、種田は圭介を養子にしたいというが断った。
度々来るので聖子（朝丘雪路）や緑（岡江久美子）も落ち着かないが、ある日から種田が部屋に閉じこもり、圭介や久保寺や町内の人が漸く隣の部屋から入ると猫がいなくなり気力を無くしていた。
動物病院医師は本人には区別がつくと言うが圭介や町内の人が色々な猫を持ち込むと、死んだと言ったが、本人は漸く元気になり・・・・。

生物研究所員の服部清志（長谷川諭）と弟のバーテンダー・光次（豊原功補）が轢き逃げで取り調げを受けアリバイがないが八田刑事（ケーシー高峰）と大藪刑事（片桐竜次）は決め手が無く、保険会社から聖子（朝丘雪路）に調査依頼があり圭介（水谷豊）は調べたが清志の海外留学が絡むと判り中止を言うが聖子は気にせずに無視し、度々事務所に同棲してた女性を離れさせた男から行く先を聞く電話があった。
夜に事務所の建物で火事騒ぎがあり大藪刑事は放火らしいと言い、翌日に圭介と緑（岡江久美子）の部屋にガラス窓を割って石が曲げ込まれ圭介は男の後姿を見た。
圭介に手紙で清志の留学を邪魔するなの内容の手紙が届き、荒木（船越英一郎）に光次を見張らせ、圭介が清志と話し合うと母・静江（柳川慶子）に追い出された。
荒木が男に襲われ腕時計が落ちていて、圭介が光次と放火や手紙を話し腕時計を見せると急に自分の物と言い自供するが、清志は時計は自分の物で盗難届けも出していると言った。
大藪刑事は時計盗難犯人は松崎真司（山田隆夫）言い、圭介は度々女性の行方を聞いてきた男と知り訪れて、大藪刑事と逮捕した。
光次が釈放され清志と仲直りをした、大藪刑事はその後に逮捕した暴走族が轢き逃げ犯と判ったと言った。

加納（草野大悟）やマリー（順みつき）が妙な人影を見、聖子（朝丘雪路）は死んだ夫に不明の領主書を見つけた。
星野露子（山本みどり）が事務所を訪れ20年前の良平（財津一郎）探しを依頼するが寄った良平は露子に引かれてしまった。
死んだ筈の聖子の夫・健作（塚本信夫）が来て露子を連れて来たのは自分で良平が女にだらしないので死に切れなく、良平を連れてゆくといった。
マリーが魔除け札を貼るが良平が剥がして健作と露子といなくなり、あとをつけた圭介（水谷豊）とともに三途の川で、消えかけた良平の蝋燭を長いものに帰ると、幽霊2人は消えた。
圭介は緑（岡江久美子）と目を覚まし夢と思うが、次ぎに墓で目を覚ました。

圭介（水谷豊）は誰かに尾行されたが聖子（朝丘雪路）に取材を申し込んだ新米記者・清水理恵（岡本舞）で探偵の密着取材をすると言い、聖子は簡単と思われると困ると言うが圭介は邪魔だった。
ヤクザとやりあう圭介を理恵は尊敬するが、老人・沢村（花沢徳衛）が泥棒に入られ全国から募金が集まったが競馬をしているという噂があった。
圭介と理恵が沢村に会うが何も答えず、理恵は怒って記事にすると言うが圭介は確証もない事を感情と噂で書いてはいけないと言った。
圭介は沢村を尾行すると理恵も来て、沢村がラジオで予想を楽しむだけで賭けないと知り理恵は間違いに気づいた。

佳恵（秋谷陽子）から聖子（朝丘雪路）に死んだ姉の子・平野大輔（小林健一）を長崎の実家の父・平野洋平（小林稔侍）に送ってとの依頼を受け、圭介（水谷豊）が担当になった。
八田刑事（ケーシー高峰）と大藪刑事（片桐竜次）は覚醒剤取引の目撃者の子供を探し大輔と判り、長崎に追うことになり大藪が行った。
圭介と大輔を姉・淳子（早瀬悦子）が迎えるが、父は夜で、大輔を覚醒剤取引犯が狙ってついて来た。
父・洋平は一度家を出た大輔が途中で戻る事に反対で、大藪は覚醒剤取引犯が長崎に来ていると知り、大輔を探すが行方不明で、圭介は淳子から母の墓のある天主堂を聞き駆けつけるが、覚醒剤取引犯が襲うが圭介と大藪が間にあい逮捕した。
圭介は洋平に大輔の希望を聞いてと言うが、洋平は大学出すのが母との約束と答え、翌日に圭介は沖へ行く船に大輔に直接呼びかけさせ、洋平もようやく受け入れた。
緑（岡江久美子）と荒木（船越英一郎）が長崎へ来て、緑と圭介は結婚式をあげ、東京へ戻りパーティを行った。

サスペンスというよりもたんてい事務所を舞台にした色々な話と言える。
今は中途半端と言う人もいるが、テレビという不特定多数相手の娯楽として適当と思う。レギュラーが多いのは当時の常套なのだろうか。