最強のふたり・京都府警特別捜査班

キャスト

東雲尋八(橋爪功):京都府警捜査一課・夏木班・嘱託刑事。
夏木朝子(名取裕子):京都府警捜査一課・夏木班班長。警部。
大和田良太(和田正人):京都府警捜査一課・夏木班刑事。
吉田美緒(酒井美紀):京都府警捜査一課・夏木班刑事。
高田巌(田中要次):京都府警鑑識課・課長。
宮沢春子(原田夏希):京都府警鑑識課・課員
三好和夫(吉見一豊):京都府警捜査一課・庶務担当。
徳間葵(柳ゆり菜):東雲が暮らしているシェアハウスの隣人。
丸神敏明(羽場裕一):京都府警捜査一課長。

スタッフ

監督:黒沢直輔・猪原達三・
脚本:森下直・真部千晶・
2015年

第1話:2015/07/16:

捜査1課嘱託刑事・東雲尋八(橋爪功)は亡き妻の遺言で婚活でしシェアハウスの隣人・徳間葵(柳ゆり菜)の紹介で元教師・三田ゆり子(酒井和歌子)と見合いし放火魔が怖く婚活と聞いた。
捜査1課新班長・夏木朝子(名取裕子)が東雲に携帯電話で呼ぶが応答がなく、夏木班・大和田良太(和田正人)と吉田美緒(酒井美紀)があきれ、京都市内で6件連続放火事件が発生し7件目で独居女性・矢島せい(阪上和子)が死に捜査本部で課長・丸神敏明(羽場裕一)は同一犯の犯行と断定し、朝子は愉快犯の連続事件では生活エリアから半径2キロ前後が多いが放火現場はバラバラと考えた。
夏木班は聞き込みを割り振られるが、朝子は被害者の身辺調査を美緒に指示し、大和田と聞き込みに出た東雲はパン店で万引きする小学生・飯島翔(鈴木福)に出会い父・辰夫(若林久弥)に会い先生と聞き東雲と朝子はゆり子を訪ね、鑑識課課長・高田巌(田中要次)と宮沢春子(原田夏希)が現場の監視カメラ映像を大和田と美緒に持ち、すべてに翔が映っていた。
東雲と朝子は牛乳販売店長・川上(デビッド・伊東)から翔の配達ルートを聞き、朝子と東雲は翔から「今度は赤いドアの家が燃える」と聞き、東雲は休みで町を歩きまわり、ゆり子に会い翔を話題にし、朝子に赤いドアの家の場所を告げ犯人はせいを狙い、子供が消えたと言った。
<以下、隠し字>
朝子は大和田と美緒に東雲ネットワークの情報を告げ、朝子と美緒は放火犯を待ち伏せ川上を逮捕し元は自身の配達ルートと言い、東雲と大和田はゆり子の放火を消し部屋のドアから逃げる子・雅人を保護し父親・向井(池田政則)を警察に同行し、ゆり子は東雲に当時助けられず今は警察は相手にしないと言った。


脚本:森下直
監督:黒沢直輔

第2話:2015/07/23:

京都府警捜査2課が張込み中の振込め詐欺グループキーマン・音羽(成田瑛基)がビルから転落死し、夏木朝子(名取裕子)と吉田美緒(酒井美紀)と大和田良太(和田正人)が合同捜査本部に行き、東雲尋八(橋爪功)は連絡取れなかった。
音羽の爪の間から他人の皮膚片が検出され突き落とされたと考えられ、1課長・丸神(羽場裕一)は現場のビルに事務所がある府議会議長・春日井(冨家規政)から解決要請があり丸神は詐欺グループ内部犯行と言い、2課長・葛城(河相我聞)は個人的怨恨犯行を述べ、東雲が来て人探しを言った。
東雲は自身のシェアハウス隣人・山県(竜雷太)がSNSで知り合った女性・みゆきを探し、メールで悪質な有料メール交換サイトと思われたがみゆきから連絡を絶った事が東雲は引っかかり、鑑識課・高田(田中要次)と宮沢春子(原田夏希)が音羽と妹・悠の写真を見つけ朝子らは施設周辺を調べた。
東雲と葵(柳ゆり菜)と山県はみゆきを探し、朝子は葛城の手の甲の傷に不審を抱き、東雲は葵にみゆきが近くと言い、有力容疑者・御園(金井勇太)を張る葛城と朝子と大和田に会い、葛城は強引に逮捕しみゆき名の詐欺は認めるが音羽殺害は否定した。
<以下、隠し字>
朝子は葛城の手の甲の傷を聞くが答えず、東雲はネットワーク使い調べ音羽殺害犯を見つけたと朝子に言い、山県に女装の御園を連れると謝り山県は元気と知り安心し、朝子と美緒と大和田が音羽の妹・悠を連れると春日井を指し、春日井が悠を捨て施設に入れたが妻と仲が悪く、悠を連れ去ろうとして音羽と揉め突き落としたと自供した。


脚本:森下直
監督:猪原達三

第3話:2015/07/30:

嘱託刑事・東雲尋八(橋爪功)が名人花火師・相羽邦雄(有福正志)の死体を作業小屋で見つけ通報され、班長・夏木朝子(名取裕子)が取り調べ東雲は花火の弟子になりたいと言い、一課長・丸神敏明(羽場裕一)が1週間以内に結果を求め朝子と吉田美緒(酒井美紀)と大和田良太(和田正人)と高田鑑識課長(田中要次)と宮沢春子(原田夏希)が調べに行った。
東雲と朝子は花火職人の栗田(藤田宗久)と正木に会い、犯人が小屋に放火し被害者が消火したと思われ、犯人は邦雄に恨みを抱くと考え恨む花火職人・美乃部渉(本宮泰風)が浮かび邦雄の娘・恵利香(高橋かおり)との交際で10年前に破門になり、邦雄は最近に警備員の望月遼馬(金子昇)を養子に迎える予定だった。
美緒が美乃部のアリバイを調べ、遼馬は邦雄の跡取りになるため養子になったと言うが東雲は嘘だと見抜き、惚れた原口南海子(未来貴子)に会い、現場遺留品の空のカプセルトイの容器が謎で、東雲と葵(柳ゆり菜)が南海子を話し、東雲は花火師から邦雄がプログラムした打上予定を見て、横向きの花火を見つけ、大和田と美緒は遼馬を調べし、前科者の正木を村田班が逮捕した。
<以下、隠し字>
東雲は横向きの花火が正面に見える場所が病院と判りそこで遼馬と恵利香を別々に見かけ、遼馬の子供が心臓病で入院し、美緒は正木から犯行否定を聞き美乃部を再捜査し、東雲ネットワークで調べ朝子に邦雄が遼馬の共犯と言い、美緒は美乃部のアリバイを破り、朝子と美緒は栗田から美乃部と共にスパイし邦雄に見つかり揉めて殺したと自供を聞き、遼馬が恵利香の肝臓病を邦雄から聞いており、遼馬の子供が心臓病でその費用と遼馬の肝臓提供を約束し、遼馬と邦雄は違法と知っても養子したと言い、朝子と恵利香が東雲が打ち上げた花火を正面から見た。


脚本:真部千晶
監督:猪原達三

第4話:2015年8月6日

嘱託刑事・東雲尋八(橋爪功)は台湾旅行の忘れ物を大和田良太(和田正人)に尋ねると班長・夏木朝子(名取裕子)が事件と呼び吉田美緒(酒井美紀)と高田鑑識課長(田中要次)と宮沢春子(原田夏希)が調べ、被害者は看護師・菅野翠(内田慈)で自室で刺殺死体で発見され、美緒が写真の男を調べ、隣人・山内昌代(渡辺梓)がカレーの匂いがして男が月1度訪ねる日と思い、東雲はカレーにニンジンが入っていないと知った。
美緒が写真の男は翠の死んだ弟と言い、昌代の証言で交際相手の似顔絵を作成し、東雲が台湾旅行の添乗員・水原知也(石橋保)にそっくりで妻・公子(有森也実)の依頼で水原担当したツアー客に「かんのみどり」とがいたか調べを頼まれたと言い、朝子と大和田は公子を尋ね姑が施設に入院していた。
東雲はカレーを作り、病院でカレーを食べ被害者・翠がニンジン嫌いでなかったと朝子に言い、大和田は水原家に無言電話があると言い、朝子は現場に残された靴下のたたみ方が公子の姑が入居施設でも靴下を見つけた、東雲は公子から知也がニンジン嫌いで抜くと聞き、朝子が公子を知也も来ていたカレー屋に誘い、両親優先になり作らなくなり知也がニンジンを食べる様になり翠がニンジンを買ったが入っていなく公子が作ったと言った。
<以下、隠し字>
当日翠が公子を呼び部屋に入ると翠が死んでいてカレーを作り、東雲と大和田は知也確保に向かうが知也が逃げ、何故に月1度か考え東雲は知也の情報を集め、美緒が翠の勤務時間を調べ無言電話犯でなく知也が出頭し、東雲が朝子に2年前の事件を言い、東雲と美緒が知也と公子と会わせ誤解と言い、朝子と大和田は昌代の勤務病院に行き公子を翠と会わせ様とし揉めて翠を殺し、知也と翠は弟・菅野巧己の事故死を月命日に参っていた。


脚本:真部千晶
監督:黒沢直輔

第5話:2015年8月20日

嘱託刑事・東雲尋八(橋爪功)が会社経営者・土屋(堀内正美)と料亭で芸妓・鳴月(宮本真希)と飲み、帰途に土屋が刺され着衣で東雲と報告され夏木朝子(名取裕子)が現場に行き、土屋の娘とその夫・田村が確認し、東雲は土屋は旧友で前夜は料亭で芸妓・鳴月を呼び酌み、泥酔した東雲はタクシーに乗るがジャケットの取り違いもどこで土屋と別れたかも覚えていなかった。
タクシー運転手・嶋村真輔(駿河太郎)のドライブレコーダーで土屋は現場近くで降車し、大和田良太(和田正人)と吉田美緒(酒井美紀)は事件の夜に現場から走り去る男を見た目撃証言と「人違いだ!」の声を聞いたと知り狙いは東雲の可能性があり、東雲は間違えた土屋のジャケットから1枚のメモを見つけ鳴月の置屋の連絡先と、寺院の名が書かれ寺を訪ね土屋の墓参りに来ていた鳴月と遭うが事件の夜初めて会ったと話した。
鑑識課・宮沢春子(原田夏希)がドライブレコーダーで尾行者を見つけ、東雲はかって逮捕した元強盗傷害犯・森本(佐渡山順久)が出所し狙ったと考え、東雲は囮となり朝子が見合い相手になり、東雲は嶋村バネ工業が倒産し子が残されたと聞き込み、東雲と朝子がデートのふりで街を歩き会った高田鑑識課長(田中要次)と春子が簪を見つけ、朝子らに森本が襲い朝子が逮捕し、狙ったが東雲でなく止めたと自供し、東雲は土屋の娘とその夫・田村に嶋村バネ工業は優秀な特許を持っていたと聞き、大和田と美緒は簪を調べ鳴月の物で弟が受け取りに来たと知った。
<以下、隠し字>
タクシー運転手の弟・嶋村真輔が自首し土屋が特許を奪ったと言い、東雲は元郵便配達とあしながおじさんが居ると話し役所土屋が託そうとした事を知り、鳴月に両親の死後に力になった東雲の同窓の医師・関口を会わせ、関口は嘘を謝り土屋の鳴月姉弟への援助を言い、余命が短くなり謝罪に京都に来たがその前に殺され、東雲は嶋村真輔が鳴月が犯人と誤解し自首と言い、朝子が田村に車がドライブレコーダーに写り財産を鳴月姉弟へ残すと聞き殺害したと告げ、東雲は鳴月姉弟へ土屋の思いを伝え代わりに謝罪した。


脚本:安井国穂
監督:黒沢直輔

第6話:2015年8月27日

京都府警夏木班刑事・大和田良太(和田正人)と東雲尋八(橋爪功)がスーパーで馴染みのベテラン店員・玉井加寿代(角替和枝)から買物し若い店員・石原萌絵(末永遥)が店長・近藤潔(迫田孝也)から文句を言われ、近藤の死体が店の冷凍倉庫で見つかり高田鑑識課長(田中要次)と宮沢春子(原田夏希)が後頭部を殴られ冷凍倉庫に運ばれ閉じ込められたと言い、周囲に枯葉のような物体が散らばり東雲は京番茶の茶葉と見抜いた。
近藤の妻・円佳(小沢真珠)が府警本部に夫が使用のパソコンを夏木朝子(名取裕子)らに提供し吉田美緒(酒井美紀)が調べ、用意周到な行動に朝子は疑問で、パソコンで近藤が従業員のリストラ計画を進めベテラン・加寿代らは残留させ萌絵の解雇を決め、すでに解雇を言い渡され冷凍倉庫の暗証番号を知る萌絵を良太は怪しむが加寿代は萌絵はシングルマザーの従業員・三河洋子(遊井亮子)と共に自分の家にいたと証言したが良太は加寿代が萌絵を庇うと考えた。
東雲は京番茶が犯人のメッセージと思うが料理にも京番茶を使うと知り加寿代に聞き、洋子の子連れ出勤を知り、良太と美緒が萌絵を尾行しホストと会い当日も同じと言い洋子も同じと言い、東雲は店を手伝い良太と美緒が洋子を聴取し後で妻がいると知り騙され脅されたと言い、鰻屋でアリバイを確認し時間指定と聞き、朝子に美緒は円佳はジョーカーと言われた生活依存の夫を殺さないと言い、朝子は円佳の前歴を調べに東京に行き上昇指向の強く評判が悪く、東雲は靴修理や洋服店を調べ、良太は加寿代を調べると家族が無く、朝子は東雲と近藤が東京で売上不振の店舗を指導したと意見を交換した。
<以下、隠し字>
良太と美緒が円佳を聴取しパソコン提供で目を向けさせ生活を調べられない様にしたと言い、朝子は近藤と円佳が利用し合い、東雲と良太は加寿代に離れていた息子に久しぶりに会い東京に行き息子の店で京番茶を使っていると知り、朝子は近藤が円佳に毒性の食材を加寿代の息子の店に紛れさせ食中毒で息子が自殺し、加寿代が原因が近藤と円佳だと口喧嘩で知り近藤を殺したと自供した。


脚本:真部千晶
監督:長尾啓司

第7話:2015年9月03日

嘱託刑事・東雲尋八(橋爪功)がお茶屋で遊び、女子高生・斎藤楓(山口まゆ)と会い、夏木朝子(名取裕子)の指示で大和田良太(和田正人)が尾行し、工務店経営者・斎藤良助(篠井英介)と真奈(舟木幸)夫妻に娘・楓が誘拐の連絡が有り、3000万円の要求があり、東雲・朝子・吉田美緒(酒井美紀)・大和田ら向かった。
楓は15年前に実の両親を殺害された未解決事件被害者で楓と姉・渚(松浦雅)は難を逃れて施設へ入り、渚はすぐに里親が見つかったが楓は誘拐事件の1月前に斎藤夫妻の養子になったばかりで15年前捜査員の東雲は迷宮入り事件と楓のことを忘れ無かった。
斎藤は苦労の末に3000万円を用意し、身代金受け渡しに捜査員らが張り込むが、犯人が指定場所を変更し、捜査員らは発煙筒を炊かせ現金を奪われ、高田鑑識課長(田中要次)と宮沢春子(原田夏希)が防空壕利用と言い、東雲は楓が「古田さん」と呼ばれ15年前の事件の楓の姓で、彼女は15年前の事件の後苗字を変え、犯人が苗字を知っていたか疑問で、朝子は1月前に養子に迎えた楓に大金を用意した斎藤に違和感を抱いた。
<以下、隠し字>
東雲は15年前の事件を再度調べ、朝子は真奈から斎藤に3000万円の負債を聞き、東雲は渚を探し会うが知らないと答え、朝子は斎藤から金を借りる理由を聞き楓殺害と自供したが場所は言わず朝子は斎藤の自供が疑問で、美緒と大和田は連れ去られた場所と映像を見つけ東雲は疑問で調べ始め、朝子と美緒と大和田は渚と映像の男・佐川と組んだと言うと里親に騙されるなと注意したと聞くが佐川に騙されたと逮捕し、東雲は斎藤に楓が無事と伝え15年前の事件現場に連れ空き巣常習犯が見つかり殺したと告げた。


脚本:徳永富彦
監督:長尾啓司

第8話(最終回):2015年9月10日

資産家・継原光太郎(今田良一)が病室で劇薬のマブカニウムを注射され死に、夏木朝子(名取裕子)と吉田美緒(酒井美紀)と大和田良太(和田正人)と高田鑑識課長(田中要次)と宮沢春子(原田夏希)は嘱託刑事・東雲尋八(橋爪功)が早く現場に現れ、東雲が見合相手・古川トシコ(中田喜子)のパート先病院で、夏木班は毒殺事件捜査から外され告発状の連続殺人容疑の女の捜査を課長・丸神敏明(羽場裕一)に命じられた。
朝子は容疑者・トシコが3人の男性を殺害し莫大な財産を手に入れたと告発され、告発者のうどん店従業員・里中和子(山下容莉枝)はトシコは最初の夫・戸田省三(比留間由哲)と2番目の夫・宮間紀嗣(楠年明)と3番目の内縁の夫・成田安二郎(木谷邦臣)が心不全で死に計1億2000万円の遺産を手に入れ、成田の遠縁の和子はトシコを不審に思い探偵を雇い素性を調べ警察に告発状を送った。
夏木班は殺人としその手段が不明で3番目とのなり染めが不明で独居老人との生前契約会社を調べ3人が登録していて、継原殺害事件の捜査に加わるが関係者の東雲は謹慎になり美緒と大和田は何か隠していると考え、朝子はトシコに会い東雲を利用と言うと東雲は似ていると言い、朝子は東雲はトシコ自身を救おうとしていると考えた。
<以下、隠し字>
朝子は美緒と大和田から毒薬入手可能者を聞き、東雲からトシコに犯罪の臭いを感じ物証入手するので朝子に犯人逮捕を言い、東雲はトシコに戸田殺害を悩み続けていると言い毒は戸田自身が準備と言い、宮間は認知症で殺害し成田は金目当てで近づき殺したが、継原は手口が違い、東雲が毒死すれば毒の種類が証拠になると言い、トシコは東雲を止めた。朝子は継原毒殺は別の毒物で、大和田と美緒は和子だけが関係者入手可能だと告げた。


脚本:森下直
監督:藤嘉行

感想

ひらめきと独自の情報ネットワークの年長者。
オーソドックスな捜査の若手というやや反対の組み合わせ。
鑑識コンビも微妙に活躍する。

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