三間飛車戦法19

三間飛車戦法19・実戦譜

後手陽動三間飛車対急戦


43銀型振飛車模様で、先手68玉に後手は84歩と突いた。
だが結局は三間飛車にした、陽動振飛車だ、先手は構わず急戦模様に組んだ。
後手はさらに94歩と突く、普通ならば72玉だが、本譜では居玉だった。
先手45歩の仕掛けに、後手は対応に追われる、55歩以下紛れを求めた。
後手は飛交換も難しい形勢だ、先手は飛交換から43歩成で優勢がはっきり」した。
先手はそこから金銀の駒得となり、後手が投了した。

後手三間飛車から袖飛車


43銀型三間飛車から35歩と伸ばす、先手は55歩から56銀として66歩と突く。
後手は52金が遅れているが64歩と位を保ち、63銀と受けた。
後手は34飛を指さず72飛と展開した、先手は後手の動きを無視して金銀を盛り上げる。
後手は32金とバランスを取り、さらに52飛から72金と囲う、ただし玉近くの金銀は先手よりは少ない。
先手は86角から65歩と開戦した、後手は64の地点の数が足りないが引かずに攻め合う、だが桂損になり玉も弱くなった。
先手は24歩から歩切れを解消して、玉頭を攻めかかる、最終的に後手は玉が弱く受けがなくなった。

先手三間飛車から中飛車


67銀型三間飛車から後手が仕掛けて、先手は中飛車で受ける、さらに向飛車に回る。
先手58銀は後手86歩に備えたが、後手は強行して飛に交換になる。
後手は優勢だが、先手61飛kらの攻めに、受けが中途半端だった。
後手は攻め合いで勝ちだったが、5筋に歩が打てなくなり、逆に難しくなった。
後手24香は急所だが詰めろでない、だが先手は34金として香を外す。
先手は中段に玉を逃げるが、竜を外されると攻め合い負けとなった。