陽炎の辻

キャスト

坂崎磐音(山本耕史)
おこん(中越典子)
品川柳次郎(川村陽介)
奈緒(笛木優子)
おきね(原田夏希)
今津屋吉右衛門(渡辺いっけい)
お艶(檀れい)
金兵衛(小松政夫)
笹塚孫一(佐藤B作)
竹蔵(高橋克実)
由蔵(近藤正臣)

第1回「友よ」

1772年江戸、坂崎磐音(山本耕史)は両替商今津屋の奥女中・おこん(中越典子)に出会い浪々の身と言った。
2月前、豊後関前藩の中老の跡取り・坂崎磐音は、江戸で剣術修業をした親友・小林琴平(塩谷瞬)と河出慎之輔(柏原収史)と国に戻り藩政改革を志し、磐音の妹・伊代(尾高杏奈)が迎え、慎之輔の叔父が慎之輔の妻・舞(菊池麻衣子)が山尻頼禎(尾関伸嗣)と不貞を犯したと言った。
磐音の両親は隠居すると言い、磐音は琴平の妹で許婚・奈緒(笛木優子)を思いだした。慎之輔が舞を手討ちにし、舞の兄の琴平が聞き慎之輔を諫め叔父が慎之輔をたぶらかしたと言い、舞の亡骸を引き取ろうとし止めた慎之輔を敵討ちにした。
磐音は目付・中居半蔵(鶴見辰吾)から状況を聞き、琴平を仮閉門にしたが出ていっそうの仇討ちをして、家老らより磐音は上意で琴平討伐を命じられた。
磐音は伊代から、山尻の狙いは舞ではなく奈緒で、舞が山尻と会い諫めたが噂が立ったと話し、磐音は奈緒に別れを告げ琴平に真実を告げ勝負をして討ち果たし藩を出奔した。
金平衛長屋におこんは磐音を連れて行き、金貸し・権造(徳井優)を追い返しおそめ(瓜生美咲)を助け、大家・金兵衛(小松政夫)やおきね(原田夏希)や磯次(中本賢)や幸吉(田中碧海)や松吉(内野謙太)ら徳三(深沢敦)やおいち(悠木千帆)らと会い、長屋衆と親しくなり、ねぐらが決まった。
翌日、磐音は鰻を見事にさばくが侍向きでないと言われ、おそめが頼んで鰻屋の鉄五郎(河西健司)の店で働く事になった。



第2回「絆」

磐音(山本耕史)は金兵衛(小松政夫)から用心棒の仕事を言われ、ヤクザが両替商今津屋の元締め・由蔵(近藤正臣)を強請るが、皆蹴散らし目明かし・竹蔵(高橋克実)が身分を聞くが磐音は答えないが、由蔵に剣の腕を買われて今津屋吉右衛門(渡辺いっけい)に品川柳次郎(川村陽介)と共に用心棒に雇われた。
今津屋は 田沼意次の理想に共鳴し南鐐二朱銀の流通に協力し嫌がらせや脅迫を受けていたが、伊勢屋の見張りがうろつき、与力・笹塚孫一(佐藤B作)に会い由蔵は阿波屋が糸を引いていると言った。
品川が伊勢屋の用心棒に怪我をされたが、今津屋殺害の狙いを知り、吉右衛門と由蔵に磐音が同行したが、舟で襲撃にあい負傷するが品川の弓で逃れ、磐音は怪我の手当てをするおこん(中越典子)に豊後関前での事をすべて語った。
由蔵はおそめの借金用の金を渡し、磐音は値段交渉し決着させた。
今津屋に南鐐が持ち込まれ始め、磐音は逆襲を献策し謀略の噂を瓦版で流し、金兵衛たちが客に化け阿波屋に1万両を持ち込み、笹塚が乗り込み偽金を見つけた。
伊勢屋の用心棒が磐音を襲うが、斬り返した。



第3回「謎の女」

磐音(山本耕史)は鰻屋で仕事をし、部屋に泥棒が入ろ金兵衛(小松政夫)やおこん(中越典子)やおきね(原田夏希)らが駆けつけたが、心当たりは無く、品川柳次郎(川村陽介)が老婆・おとく(岩崎ひろみ)の用心棒の仕事が重なり頼まれた。
目明かし・竹蔵(高橋克実)は妻・おしまに頭が上がらず、磐音と品川がおとくに会い理由を聞くが答えず夜の用心棒になり、磐音は神田の佐々木道場で佐々木(榎木孝明)の相手をし中居(鶴見辰吾)と会い、入来為八郎(武智健二)から若者が作った会が潰されたと聞いた。
磐音が用心棒をしているとおとくに史吉(水橋研二)が訪ね、おそめ(瓜生美咲)と幸吉(田中碧海)がおとくが長屋に来て若く見えると言い、おきね(原田夏希)の矢場を訪ね、磐音はおとくに野ざらし殺害を頼まれ、竹蔵と笹塚(佐藤B作)は鯛造を思い出し、おとくは密告で処刑された盗賊がいた。
磐音はおこんを通し奈緒(笛木優子)の文を受け取り、磐音との再会を信じる奈緒の心を読み、お艶(檀れい)はおこんに奈緒が気になるかと聞いた。
磐音はおとくは盗賊頭の娘で老婆に扮し仇討ち狙うと聞き、おとくから前金を受け取りその気持を考え、その夜押し込んだ仲蔵(塩野谷正幸)らを迎え撃ち仇討ちをさせ、笹塚らが来て残党を捕らえた。


演出:

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