逃亡者 おりん:1
- キャスト
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おりん(青山倫子)(少女期:村崎真彩)
植村道悦(榎木孝明)
倉沢弥十郎(宅麻伸)(少年期:大同翔音)
佐介(伊藤訓敏)
古坂妙・如春尼(梶芽衣子)
古坂平九郎(大出俊)
宇吉(左とん平)
お鶴(遠藤由実)
田安宗武(倉田てつを)
森川土佐守(田中健)
徳川家重(小林隆)
大岡忠光(あおい輝彦)
田沼意次(井澤健)
お幸の方(野田よし子)
草薙新八(高城薫)
植村道斎(池田謙治)
房蔵(小峰隆司)
葉月(山本亜希子)
蘭(琵琶弓子)
- スタッフ
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脚本:藤井邦夫・井川公彦・尾西兼一・西井史子・篠原高志・沢橋凛・西川つかさ・佐藤五月
監督:矢田清巳・井上泰治・上杉尚祺・和田圭一・森本浩史
- 第1回:2006年10月20日:哀しみの母子草:90m
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手鎖人・おりん(青山倫子)は九代将軍・徳川家重(小林隆)と側用人・大岡忠光(あおい輝彦)の狩を見守り、家重を鉄砲で狙った刺客をおりんが殺し、おりんは手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)から手鎖人は将軍を守る役と言われた。
江戸城で家重と忠光は御三卿・田安宗武(倉田てつを)と一橋宗尹(平井力)と老中・森川土佐守(田中健)と若年寄・堀田備前守(楠年明)と目付・榊原内膳正(下元年世)と会い、家重御台所・お幸の方(野田よし子)と宗武生母・お牟の方とが反目し、忠光は家重が嫡男・竹千代(新角友輝)を後継者とし次男・万次郎を清水家養子とし御三卿とすると告げた。
おりんは宴席後に榊原を暗殺したが逃亡道が塞がれ追われ逃げ道悦の屋敷へ逃げ、道悦と手鎖人・不動(松田優)から流石お庭番頭領・古坂平九郎(大出俊)の娘と言われ、手鎖人・曼珠(亜呂奈)が抜け道を塞ぎ試したと聞いた。
おりんは「父・平九郎が少女・おりん(村崎真彩)に吉宗暗殺容疑を告げ、母・妙(梶芽衣子)とおりんの前で平九郎が斬られ、逃げた」と思い出し手鎖人・宇吉(左とん平)が見守り、薬種問屋・三河堂仙右衛門(小林稔侍)がお留(島田佳子)とお叶(谷広子)とお袖(福井瑠璃)らに薬草を話し、おりんは備前守暗殺の指示を手鎖人・お駒(今村雅美)から受け屋敷に忍び込み、倉沢弥十郎(宅麻伸)が目撃し、備前守を殺すが気づかれ倉に逃げるが火を掛けられた。
道悦と曼珠におりんが戻り水路伝いに逃げたと言い、おりんは弥十郎の尾行を知り、宇吉からお鶴(遠藤由実)の母になれと言われ亡き娘を思い出した、道悦と不動が暗殺を計画しお駒は「おりんとの修行を思い出し」、おりんはお鶴に懐かれ「母と別れ宇吉と道悦へ逃げ、鍛えられ女にされ死産した事」を思い出した。
仙右衛門が来てお鶴と遊び、おりんは宇吉と会いお鶴の母と告げると倅夫婦の養女にしたいと寮に誘われてお袖とお鶴が遊び元武士で悪事をしたと聞き、お鶴が高熱を出し医師・順庵が診ておりんが看病したが宇吉が情け不要と言い、道悦と宗武と土佐守が企みを話し、弥十郎が黒幕に道悦の動きを話し真相追求を命じられた、おりんは仙右衛門に平九郎を感じたがお駒から獲物が仙右衛門と聞いた、おりんは忠光の行列で直訴人に不動を見かけ忠光を斬るが無事で探索を言った。
おりんは宇吉から始末を急がれ、手鎖人の役目を疑うと仙右衛門が父の仇の片割れと言われ、道悦は吉宗の密書が盗まれたとしり宇吉を疑い忠光に暗殺は仙右衛門とおりんに仕業と伝えさせ、おりんが仙右衛門を狙い平九郎が友と聞き、道悦の企みを知り平九郎の娘の為に命を捨てると言い仙右衛門がおりんを逃がし斬られた。
おりんは宇吉から紀州根来の里に娘・おさきが生きていると聞き織紙を渡され、刺客に囲まれ宇吉とお鶴と別れ道悦一味から逃げお駒と争い川に突き落とし不動を斬り、道悦に追いつめられると弥十郎に助けられ、おりんは逃亡者となった。
脚本:井川公彦・藤井邦夫
監督:矢田清巳
- 第2回:10月27日:哀しみの上意討ち:45m
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手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)は手鎖人・金剛(キラー・カン)に小田原のおりん(青山倫子)殺害を命じ、おりんは金剛に襲われ傷つくが逃げ、箱根関所で小屋に逃げ稲葉総十郎(大高洋夫)と大貫八兵衛(野仲イサオ)が来て逃げ崖から落ち、田安宗武(倉田てつを)が森川土佐守(田中健)と道悦が邪魔者を消すと話した。
おりんは望月綾乃(麻乃佳世)と生地師・望月佐平次(石橋保)夫婦に助けられ怪我での山越えは無理と言われ、佐平次が出かけ綾乃から子が羨ましがられ元侍と聞き、佐平次は総十郎を見かけ宿に尾行し、総十郎が佐平次とおりんを探し八兵衛が息子の上意討ちを話し、倉沢弥十郎(宅麻伸)が佐平次を尾行した。
佐平次は綾乃に親しい総十郎と八兵衛が追うと藩主の恨みを話し、おりんは上意討ちの討ってを知り、総十郎はおりんがお尋ね者と知り探し、手鎖人が襲い上意討ちと知りおりんを尋ね、佐平次がおりんに逃げるのが疲れたと言い、金剛らが佐平次宅を襲い総十郎と八兵衛が佐平次夫婦を襲い、見たおりんに弥十郎に助けず逃げると咎めた。
綾乃が斬られ佐平次が狙われるとおりんと弥十郎が助けるが死に、おりんは手鎖人らと争い鉄砲で撃たれ金剛と闘い斬り殺し奉行所役人から逃げた、道悦は金剛が失敗したと知った。
脚本:藤井邦夫
監督:上杉尚祺
- 第3回:11月3日:哀しみの乙女恋唄
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おりん(青山倫子)は三島で手鎖人・源太夫(菅田俊)らに追われ五色豆を見つけた、手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)はおりん殺害を命じた、おりんは藤七(長門勇)と孫・お初(岡あゆみ)からけ父・古坂平九郎(大出俊)の元配下で宇吉(左とん平)の繋ぎを聞き、隠密宿で休んだ。
おりんはお初が子を身ごもると知るが口止めされた、源太夫と配下(木下通博)は元締・久兵衛(木谷邦臣)におりん捜索を依頼した、藤七がお初の子を知り茂平(松田悟志)に会うなと言うがお初は茂平と会い子を告げるとおりんの人相書を見せられた。
配下が隠密宿のおりんを見つけ源太夫は藤七が元お庭番と思い出し、茂平が藤七に頼み祝言を認められたがおりんが金になると誘い出させた、藤七は源太夫がおりんを追い茂平が仲間と知るが見つかり襲われて倉沢弥十郎(宅麻伸)が助けた。
おりんはお初が茂平に利用されていると知り、斬られた藤七から源太夫が襲うと聞き、お初と逃げ藤七は火薬を爆発させた、おりんは待ち伏せた源太夫らと争うと弥十郎が助け、源太夫が茂平を斬り、おりんは源太夫を倒したがお初がおりんを恨んだ。
おりんは弥十郎に人の心を取り戻す為に我が子を探すと言った。
脚本:尾西兼一
監督:上杉尚祺
- 第4回:11月10日:哀紡ぐ女の里
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おりん(青山倫子)は舞衣(吉野紗香)が山賊・赤峰の熊蔵(三夏紳)の子分らに襲われるのを見て助けた、倉沢弥十郎(宅麻伸)は佐介(伊藤訓敏)からおりんが野党に狙われる千住の里に向かったと聞き、手鎖人・早瀬源之助(藤堂新二)が弥十郎を見た。
おりんは舞衣と千住の里に行き、お藤(彩輝なお)らは警戒したが村に入れた、おりんは千住織が糧で男は3月離ればなれで熊蔵が狙い奉行が来ないと聞き、鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)は早瀬からおりんの行方を聞き熊蔵の利用を命じた、大岡忠光(あおい輝彦)が諸侯におりんを捕らえよと命じ田沼意次(井澤健)を側衆にし田安宗武(倉田てつを)と対立した。
熊蔵一味が村を襲うとおりんが阻止した、弥十郎が熊蔵一味に腕を売り砦に入り狙いを探り洞窟に信玄財宝があると聞き、お藤は熊蔵から女を1人差し出せと言われ舞衣が犠牲になると言うが反対しおりんがお尋ね者と言った、舞衣が熊蔵に向かった。
おりんが舞衣の代わりに行き罠に掛かり捕らわれた、お藤はおりんが代わりに行ったと知り、おりんは砦に連れられたが逃れ争い、弥十郎が現れおりんを逃がすが早瀬の毒矢を受け傷つき捕らわれた、おりんは千住の里が襲われると知り戻り、里に侵入した熊蔵一味と闘い熊蔵を斬り殺した。
おりんは道悦から襲われたが弥十郎が来て助け、お藤らが取り囲むと道悦は逃げた。
脚本:井川公彦
監督:矢田清巳
- 第5回:11月17日:母が守った花嫁御寮
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府中で巡礼姿のおりん(青山倫子)は宿で相部屋の手鎖人・鷹男(伊藤高)と朧(巴里絵)に襲われたが斬り逃げた、手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)はおりんを追わせ、おりんは溝口多聞(本宮泰風)に襲われ怪我させた、役人・前田信吾(西村和彦)と配下・吉次(高井清史)が殺害された娘を調べ連続と言い、疲れたおりんは信吾から辻斬りを聞き倒れ家に運ばれ、母・前田照枝(宮園純子)に看病された。
おりんは妹・小雪に似ていると聞き、照枝が信吾が女と縁が無いと言いおりんに小雪の花嫁衣裳着て欲しいと頼んだ、おりんは信吾に子を探すと話し発ち、信吾は代官・溝口玄馬(西園寺章雄)から辻斬り逮捕を言われた、おりんは照枝に戻り花嫁衣裳を縫うのを手伝い母・妙(梶芽衣子)を思い出した。
信吾がおりんがお尋ね者と知り、多聞が奉行所でおりんが辻斬りと言い手配書が出され信吾が見て気にしたが辻斬りが出て目撃者・お糸(永田沙紀)から聞き、おりんは信吾から辻斬りの疑いがあり罠と知り、信吾は代官子息・多聞が辻斬りと知り代官に調べを頼むが斬られ怪我した。
信吾は帰りおりんと照枝が治療し、多聞はお糸に信吾を狙うと言い鷹男と朧と会った、照枝がおりんの花嫁衣裳を見て信吾の嫁に頼み夢と言った、多聞と鷹男と朧が襲い照枝が斬られ信吾が庇い斬られ、おりんは助けに来た倉沢弥十郎(宅麻伸)と手鎖人を斬った。
おりんはお糸を斬った多聞を殺し去った。
脚本:西井史子
監督:矢田清巳
- 第6回:12月1日:雨の親子情話
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おりん(青山倫子)はヤクザから逃げる飯盛り女・お美津(高松あい)を助けた、お美津は父の死に間に合わず母(志乃原良子)から居場所が無く帰れと言われた、おりんは川に飛び込んだお美津を助けに行き、本陣主人・樋口清兵衛(山田明郷)と番頭・佐平(野口貴史)が助けた。
掛川宿関所で清兵衛はおりんと盗賊・夜鴉の吉三(近童弐吉)の手配書を見た、本陣で清兵衛はおりんを泊めてお美津を引取り働かせた、お美津はおりんに人足・新八(渋江譲二)が助けに旅籠に乗りこみ隙に逃げたと言った。
夜におりんは町で役人に追われる吉三を見かけ、殴られて問屋場に戻った新八に会った、倉沢弥十郎(宅麻伸)と佐介(伊藤訓敏)が本陣を見張り吉三を見つけた、吉三が清兵衛を訪れ佐平が吉三が清兵衛の旧知だとおりんに告げた、吉三は清兵衛に金を要求したが断られ言い争った、おりんは清兵衛から昔遊び子が出来た女から逃げ掛川でやり直したと事情を聞いた。
吉三が新八に父が清兵衛と言い本陣襲撃に誘った、手鎖人・夜叉丸(大森貴人)らがおりんを探した、おりんは弥十郎から新八が清兵衛の息子で恨み利用されると聞いた。
盗賊らが本陣に押し込み、おりんが争い吉三を斬ると新八が清兵衛を人質にした、おりんが清兵衛に息子だと告げ、清兵衛は憶えていてくれてうれしいと謝りお美津が新八を止めた、新八と清兵衛は和解した。
おりんは去ろうとして清兵衛から感謝され、娘に会うために旅をすると言った、おりんは夜叉丸一味に襲われたが倒し自爆から逃げた。
脚本:尾西兼一
監督:井上泰治
- 第7回:12月8日:忍び草
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おりん(青山倫子)は倉沢弥十郎(宅麻伸)と手鎖人らと闘い逃げた、尾張藩江戸屋敷で徳川宗勝(阿南健治)は手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)と紀伊との遺恨を話しおりんを狙わせた、道悦は手鎖人・毘沙門(高杉勇次)を差し向けた。
浜松でおりんは賞金稼ぎから尾張柳生流の村上平蔵(伊吹吾郎)に助けられた、村上楓(辻沢杏子)がおりんを迎え息子・村上和馬(倉本発)と会い泊まった、手鎖人・弁天(井上紀子)が有馬を暗殺し田沼意次と大岡忠光(あおい輝彦)が話した。
おりんは旅立ち和馬が送り、役人から逃げ別れて宇吉(左とん平)に助けられお鶴(遠藤由実)と会った、和馬が役人から逃げられ無いと屋敷に連れた、忠光が宗勝と話しおりんの密書を探すと知った、平蔵は楓におりんはお尋ね者だが訳があると告げた、平蔵は和馬にお側組同心の証しを見せて忍び草の役目を知らせ男の定めで、密命でおりんの密書を狙い役人は自分が仕組んだと言った。
おりんは宇吉から平蔵が忍び草で足止めを仕組んだと知り屋敷を去り、平蔵がおりんを待ち伏せ追いつめると宇吉が助けておりんが斬り殺した、おりんは和馬に平蔵の死を告げ人を切れないと言い姿を隠せと言い、おりんは毘沙門らと闘うと、毘沙門が和馬を人質にして狙い、弥十郎が助けて一味を斬り殺し和馬から去った。
脚本:藤井邦夫
監督:井上泰治
- 第8回:12月15日:裏切り者の掟
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おりん(青山倫子)は手鎖人・無双(冨家規政)らに襲われ倒し、手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)が誘い込んだと言った、鬼丸(永澤俊矢)とお花(宇津井香織)と仁太(小川拓哉)と三吉(渡辺圭)とツウ(梅原真子)は里に住み、鬼丸は刺客と考えおりんを襲い百姓だと言い互いに誤解していて逃れ者だと言った。
鬼丸は家族に戻り消えたと心配された、2年前に逃げて崖から落ちてお花に助けられていた、おりんは倉沢弥十郎(宅麻伸)から村が手鎖人に囲まれると聞いた、鬼丸は三吉を探し道悦から武器を渡され三吉を質におりん殺害を命じられた。
おりんは鬼丸が母を殺し手の血が取れないと悩み優しさは命取りと言われたと思い出した、鬼丸は三吉を探し無双からおりんを殺せと言われおりんを忍び笛で呼び寄せた、鬼丸はお花に別れを告げて出かけ、おりんを襲い闘うと道悦が連れた三吉を見つけ事情を知り、追い込まれるが無双が鬼丸を斬りおりんを狙うが殺された。
道悦が三吉を質におりんを襲うと弥十郎が助けて道悦は逃げた、鬼丸は三吉を抱いて死にお花らが見送り、おりんは去った。
脚本:篠原高志
監督:上杉尚祺
- 第9回:12月22日:激闘!御三家の陰謀:90m
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東海道を避けて木曽・今渡の渡し場で、おりん(青山倫子)は尾張藩士・大河内逸馬(若林久弥)と多治見屋(はりた照久)とおきよ(足立悠美加)らと黒瀬村百姓・栄次(倉沢学)と美濃吉(川鶴晃裕)と三平(平口泰司)に満員の宿をのっとられた、尾張藩家老・桧垣将監(亀石征一郎)は黒瀬村の犯人の要求を無視したが、逸馬とおりんと浪人らは黒瀬村百姓を捕らえ家老の悪行を聞いたされせた。
家老の命で鬼塚左内(宮内敦士)が調べ、逸馬と別れたおりんを朱里(岡安由美子)が尾行した、前尾張藩主・徳川宗春(栗塚旭)は配下から手鎖人の侵入を聞いた、逸馬は黒瀬村百姓らの殺害死体を見つけたが鬼塚ら一味に襲われ、手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)らが殺害してれ訴状を奪い鬼塚を脅し手を貸させ、佐介(伊藤訓敏)が目撃した。
道悦は桧垣におりん引き渡しを求めた、草薙新八(高城薫)らが郡奉行屋敷で大河内久美(桜井美妃)らが逸馬の死体を見たが郡奉行・大河内静秋(田村亮)が軽挙を抑えた、おりんは静秋に会い逸馬の傷で道悦の仕業と知り滞在した、倉沢弥十郎(宅麻伸)は隠れ金山を知り、手鎖人・運慶(天乃大介)と快慶(太田雅之)が尾行した。
桧垣らの評定で田沼意次(井澤健)がおりん引き渡しを求め、静秋はおりんを探させた、おりんは木戸で見つかり逃げた、大岡忠光(あおい輝彦)と森川土佐守(田中健)が対立し徳川家重(小林隆)はお幸の方(野田よし子)と忠光と遊んだ、鎌倉・琳香院で如春尼(梶芽衣子)がお幸の方の手紙を読み尾張の異変を聞き葉月(山本亜希子)に鐘を打たせ聞いた朱里は尾張異変を知りおりんを助けた。
意次一味がおりんと朱里を襲うと弥十郎が逃がした、おりんは静秋に古坂平九郎(大出俊)の娘と言い吉宗暗殺は無罪と言い、静秋が「桧垣が吉宗襲撃を命じ静秋と平九郎が対立したが火事消火で領民を助け友人になった」と思い出し話した、桧垣と鬼塚が静秋を捕らえ幽閉し、おりんは道悦の罠と知り宗春が幽閉される御花屋敷に逃げた。
おりんは宗春と佐平次(長江英和)に傷を治療されて、宗春が道悦から将軍乗っ取りを誘われ桧垣の隠し金山を聞き、宗春が桧垣に争わすと言い道悦と取引し、おりんは密書を聞き宇吉(左とん平)の折雛を思い出すが無かった、静秋が解かれおりんが事情を話し、おりんは朱里から母が生きていると聞いた、静秋が宗春に自重を望むが断られた。
静秋は桧垣の罠で鬼塚殺害容疑を掛けられ争うとおりんが助け、道悦と運慶と快慶が桧垣を殺し、おりんは道悦一味と争い朱里が斬られて弥十郎が助けた、宗春は野望が夢と知り配下に道悦を襲わせたが逃し、おりんが運慶と快慶を殺した。
脚本:井川公彦
監督:井上泰治
- 第10回:2007年1月5日:初恋は刃に散った:45m
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傷ついたおりん(青山倫子)は手鎖人・木猿(奥深山新)と幻魔(佐川満男)と才蔵(村井克行)と乙音(矢松亜由美)に襲われて逃げた、お喜久を家に帰すと才蔵が病人だと薬を渡した、才蔵が幻魔におりんが逃亡者になった理由を尋ねるが使命と言われた。
乙音が才蔵におりんに惚れていつと尋ね、幻魔は乙音に才蔵を見張らせた、病のおりんを百姓・友吉(佐野圭亮)とお玉(緒方美穂)とお喜久が看病した、才蔵が薬売りになりおりんに来て逃亡者になった理由を尋ねるとおりんは全てを語り植村道悦(榎木孝明)が狙うと言った。
おりんは旅に出ようとして、お喜久を乙音が質に取り脅すと倉沢弥十郎(宅麻伸)が助けて争い追い払った、才蔵は幻魔に問うが否定され争うが乙音が取りなした、才蔵は誰が敵か悩み道悦を疑い、幻魔は乙音を質にして才蔵におりん襲撃を求めた。
才蔵は木猿らからおりんを逃がし、人の心を取り戻したいと言うと乙音を捨ててて逃亡者になるのかと言われた、幻魔は乙音を襲い才蔵が逃亡者になったと言い、乙音を囮にして才蔵とおりんを狙い呼び寄せた、才蔵はひとり乙音救出に向かい、弥十郎はおりんに才蔵が死ぬ積もりだと言った。
才蔵は幻魔を襲うと木猿らに襲われた、おりんが助けに来たが才蔵が斬られた、弥十郎が来て助けて闘いおりんが幻魔を殺した、才蔵が人として死ぬと言い死んだ、乙音が逃亡者になり、おりんは旅立った。
脚本:尾西兼一
監督:上杉尚祺