逃亡者 おりん:2

キャスト

おりん(青山倫子)(少女期:村崎真彩)
植村道悦(榎木孝明)

倉沢弥十郎(宅麻伸)(少年期:大同翔音)
佐介(伊藤訓敏)

古坂妙・如春尼(梶芽衣子)
古坂平九郎(大出俊)
宇吉(左とん平)
お鶴(遠藤由実)

田安宗武(倉田てつを)
森川土佐守(田中健)
徳川家重(小林隆)
大岡忠光(あおい輝彦)
田沼意次(井澤健)

お幸の方(野田よし子)
草薙新八(高城薫)
植村道斎(池田謙治)
房蔵(小峰隆司)
葉月(山本亜希子)
蘭(琵琶弓子)

スタッフ

脚本:藤井邦夫・井川公彦・尾西兼一・西井史子・篠原高志・沢橋凛・西川つかさ・佐藤五月
監督:矢田清巳・井上泰治・上杉尚祺・和田圭一・森本浩史

第11回:1月12日:裏切りに哭いた愛

おりん(青山倫子)は船が満員だが佐久間奈津(小田茜)が船頭に知人だと言い乗り桑名に向かい、船中で筆頭家老・佐久間内膳(原田清人)の息女と聞きばあやが土産の根付を見せた、手鎖人・藤次(及川達郎)と手鎖人・尚蔵が同乗し皆殺しも考え、知ったおりんが殺した。
桑名に到着して、おりんは秦野屋を襲う武士を見かけ、手代・五兵衛(薗田正美)が次席家老・脇田外記(杜澤たいぶん)が殺させたとおりんを疑い、内膳は筧喬之助(夏原遼)から秦野屋が襲われたと聞いた、外記は大内(山田永二)に五兵衛を探させ手鎖人・百舌(朱花)と手鎖人・小平太(青木哲也)からおりん殺害の協力を求められた。
おりんは倉沢弥十郎(宅麻伸)から足止めを聞き、奈津は喬之助に事情を尋ねた、大内が喬之助を襲い、内膳が城で死に目付・大原主馬(西村達弥)が外記を斬りつけたと閉門を命じた、おりんが外記の不正を知り襲われ五兵衛が死に証拠を預かった。
おりんは佐久間屋敷に忍び入り、奈津に外記の不正の証拠を渡し、奈津は喬之助と出かけ、百舌と小平太がおりんを襲い、奈津は裏切った喬之助に襲われ内膳を殺したと聞きおりんに恨みを話し死んだ、弥十郎が喬之助を襲い、喬之助は外記に証拠を渡すとおりんが外記を斬り、百舌と小平太と争い殺した。
弥十郎が証拠を松平下総守(水上保広)に公儀御徒目付と言い見せ、おりんは逃げた喬之助を襲い殺害した。


脚本:沢渡凛
監督:上杉尚祺

第12回:1月19日:母子・涙の仇討ち

手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)は手鎖人・十兵衛(大河内浩)におりん(青山倫子)殺害を命じた、おりんは新庄藩・柴田新之助(佐藤晴彦)と母・柴田茜(平淑恵)を野盗が襲うのに会い佐介(伊藤訓敏)が助け逃げた。
おりんと新之助と茜は、お民(河野由佳)と与平(うえだ峻)に助けを求め医師・清庵(高橋長英)に会い、お民が新之助を治療し、茜が清十郎と呼び新之助が父・柴田敬之助(松浦達也)の仇・秋山清十郎と言った、与平がおりんに清庵を5年間留まってもらったと言い、不法者が鉱石・辰砂を狙い村を襲うと聞いた。
清庵が村人に剣を教えて村を守り、不法者らは十兵衛におりんと邪魔者を聞き手を貸し村を直ぐに襲うと言い、新之助は茜と清十郎の関係を疑い、お民は新之助から「敬之助を清十郎が殺し、祖父・柴田敬太郎(田中弘史)が仇討ちを命じた」と聞き止めて欲しいと頼むが断られた。
お民は清庵から逃げないと聞き、おりんは清庵から辰砂を見せられ毒の水銀から良薬を作れると聞き、茜は目覚め清庵に真実を問うた、おりんは清庵から薬籠を受取り出発したが戻ろうとして倉沢弥十郎(宅麻伸)に会い十兵衛と不法者が襲うと聞いた。
新之助と茜が清庵に仇討ちを望むと、十兵衛と不法者が村を襲い清庵と新之助が闘うが清庵と茜が斬られ、おりんが助けると十兵衛が狙い、弥十郎と佐介が助けに来た、清庵が茜に礼を言い茜は新之助に父は清庵と言い、おりんが十兵衛を殺し、茜と清庵が死んだ。


脚本:西川つかさ
監督:和田圭一

第13回:1月26日:伊賀・道悦の野望

手鎖人・多聞天(寺尾繁輝)らが傷を負ったおりん(青山倫子)を追うと襲われ手鎖人・弁天(井上紀子)と手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)が伊賀の結界を破れば命が無いと言い、道悦は伊賀の頭領に会いに行き、傷を負ったおりんを伊賀忍者・左源太(北原雅樹)が見た。
道悦は伊賀の屋形・藤森長門(長門裕之)と蜻蛉(大竹一重)に会い、藤森は蜻蛉におりんを探させ、蜻蛉は左源太からおりんと持つ人形を聞き、少女の蜻蛉(小酒井円葉)が会った道悦を話し手鎖人頭領だと言い嫌うと聞いた。
道悦は藤森に吉宗が父・植村道斎(池田謙治)を闇の殺人組織にしたと恨み非情になり天下を操ると告げ、藤森は伊賀を配下にさせないと断った、道悦は手鎖人に戻った。
おりんは気づき蜻蛉に連れられて藤森に会い道悦が伊賀を狙うと聞き、宇吉(左とん平)が作った人形を見せた、道悦は弁天を伊賀に潜入させ、倉沢弥十郎(宅麻伸)と佐介(伊藤訓敏)は伝書鳩を飛ばし、大岡忠光(あおい輝彦)は森川土佐守(田中健)から田安宗武(倉田てつを)の登城を求められ断った。
おりんと蜻蛉は左源太から女が忍ぶと聞き弁天を見つけ捕らえるが説得出来ず、藤森はおりんと蜻蛉を西に向かわせ、藤森は左源太と道悦に会い弁天と去れと言うが襲われ自爆を謀るが弁天に阻止された、道悦は弁天を見捨て左源太を狙うと弥十郎が邪魔した。
おりんは蜻蛉から藤森の死を聞き、多聞天に襲われ闘い倒した。


脚本:藤井邦夫
監督:和田圭一

第14回:2月2日:弥十郎悲しき再会

手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)は手鎖人・烏丸(ブルート一生)におりん(青山倫子)捜索を命じた、倉沢弥十郎(宅麻伸)は佐介(伊藤訓敏)におりんを探させた、おりんは足を蝮に噛まれ怪我を負い、お梅(水野久美)と使用人・多吉(石沢徹)が助けて村に連れた。
大岡忠光(あおい輝彦)と田沼意次(井澤健)が浪人が行方不明で探させ、田安宗武(倉田てつを)と森川土佐守(田中健)が道悦を働かすと話し、弥十郎はお志乃(長谷川真弓)とその息子・小太郎(大八木凱斗)を追っ手・及川達之介(前田耕陽)と駒崎忠兵衛(柴田善行)と小野田伝六(いわすとおる)から助けた。
弥十郎はお志乃から事情を聞き及川は烏丸と藤次郎(伊庭剛)から手助けを持ち掛けられた、おりんは村でお梅に看病された、弥十郎はお志乃をお梅の娘だと思い出した、おりんはお梅にその娘を尋ねて親子の愛を聞いた。
弥十郎とお志乃らは及川らに家を継がぬと書状を書くが弥十郎はしびれ薬を盛られて、お志乃らをお梅に逃がし、及川らを斬るが烏丸に捕らわれ、お志乃らが多吉に助けを求め母・お梅と会い弥十郎に助けられたと告げた、おりんはお梅から話しを聞き、お梅は藤次郎に捕らわれて弥十郎に会った。
烏丸と道悦が村のお志乃に来ておりんを探し、おりんは藤次郎から弥十郎とお梅を助けたが道悦がお志乃らを人質にして襲いお梅を斬り、おりんと弥十郎は道悦と烏丸らと闘い烏丸を斬り道悦は逃げた。


脚本:尾西兼一
監督:森本浩史

第15回:2月9日:涙の姉弟酒場

おりん(青山倫子)を餓えが襲い、手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)は手鎖人・鉄鬼(城春樹)と手鎖人・六道(加藤久雅)におりんを追わせた、為吉(佐藤亮太)が病の大和屋主人と丁稚から財布を奪い、姉・おせん(有森也実)の店で財布を見つけられ、親分・吉次(工藤堅太郎)と配下が財布を探し来ておせんが拾ったと返した。
おりんはおせんを泥棒から助けて店で食事し家に泊まり、為吉はおりんがお尋ね者と知るがおせんは否定した、おりんは手鎖人を見かけて隠れ店を手伝った、為吉がおりんを想い、博打で負けて払えなく痛め付けられ証文を作られた。
吉次は配下にお尋ね者・おりんを探させ、鉄鬼と六道が引き渡せと持ち掛けた、おりんは為吉とおせんにお尋ね者と知られ無実と話した、倉沢弥十郎(宅麻伸)と佐介(伊藤訓敏)はおりんと道悦を探し、吉次は為吉を脅し褒美を持ち掛けたがおせんが誤魔化し、吉次は鉄鬼らに半々と知らせた。
鉄鬼らが為吉を追い脅し斬り、吉次が見て脅すと斬られた、おりんとおせんが為吉を見つけたが死におせんも斬られ、おりんは鉄鬼らを斬り殺した、道悦が襲うと弥十郎が助けておりんを逃がした。


脚本:佐藤五月
監督:森本浩史

第16回:2月16日:闇を裂く柳生の剣

おりん(青山倫子)は巡礼姿で大和に入り、田安宗武(倉田てつを)と森川土佐守(田中健)は柳生を使うと話し、柳生藩総目付屋敷で柳生陣十郎(伊吹剛)が坂本平八(遠藤憲一)らにおりん殺害を命じ、坂本は八門遁甲の陣を引いた。
おりんは関所を避けて進み、倉沢弥十郎(宅麻伸)は佐介(伊藤訓敏)と関所を避けて八門遁甲の陣と知り、おりんは陣十郎らに待ち伏せられた、手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)と手鎖人・孔雀(星野マヤ)と手鎖人・蔵王丸(両國宏)らが陣十郎らを襲い争い、おりんは逃げて弥十郎と佐介が探した。
おりんはお駒(今村雅美)に会い、逃れて旅し旅の武士と道連れ一緒になり柳生藩家来だと聞き、おりんは道悦が来ていると告げたが泊まれと誘われた、おりんは坂本が帰り刺客と知った。
お駒は坂本からお尋ね者・おりんを追い道悦と斬り合い、手練れだが討てば重職につけると聞き、道悦は蔵王丸におりんを探させた、お駒は坂本に誰かいたかと問われ昔馴染みの女と答えたがおりんと知られ命の恩人だと言った。
おりんは坂本に追われて闘うとお駒が助け、手鎖人だったが逃げ出したと言い頼むと、坂本はお駒とおりんを逃がした、おりんはお駒に娘を探すと言い去り、陣十郎は道悦殺害を坂本に命じ、坂本は道悦と闘い斬られた、お駒は坂本に会い道悦に斬られたと知った。
お駒が道悦を襲い孔雀を斬るが道悦に斬られた、おりんは蔵王丸らに襲われて闘い殺した。


脚本:藤井邦夫
監督:上杉尚祺

第17回:2月23日:母娘哀しき大和路

おりん(青山倫子)を手鎖人・破道(大島宇三郎)と手鎖人・邪道(小川敏明)が追い、おりんは根来里の組頭・仁兵衛(和崎俊哉)とお篠(田川惠理)と剣吉(水野純一)と辰次(渡辺文章)に出迎えられた、倉沢弥十郎(宅麻伸)と佐介(伊藤訓敏)が見て急がせ道が違うと疑うが大和路へ向かった。
大和郡山藩城代家老・脇坂大膳(河原崎建三)は手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)とおりんを捕らえると配下に約束し、頭と言い指示を仰いだ、おりんは里に来られると迷惑だと言われ去った、鎌倉・琳香院に女が逃げ込み宇吉(左とん平)が助け、如春尼(梶芽衣子)が宇吉からおりんが娘に会うと聞き先の住職・寂蓮尼(伊吹友木子)に諭されて仏の道に入りおりんへの罪滅ぼしと幕府中枢に近づき夫の罪をそそぐためと言った。
おりんと弥十郎は莫大な報奨金が疑問で、根来衆はおりんを逃がし手鎖人と藩士に殺され捕らわれた、お篠は脇坂に問われお篠は手鎖人と言い仁兵衛は脇坂が勝蔵と気づくがお篠はおりんを連れろと要求され、おりんを娘に会わすと言い連れだした。
宇吉は見張りを問うと如春尼と側の尼・葉月(山本亜希子)と蘭(琵琶弓子)が殺し大岡忠光(あおい輝彦)がお幸の方(野田よし子)との繋がりを嫌うと聞いた、おりんは手鎖人に襲われたが弥十郎が助けた、脇坂が宿を焼き討ちにするとおりんと弥十郎は脇坂と道悦らに来て手鎖人を倒し、お篠は道悦に斬られた。


脚本:井川公彦
監督:上杉尚祺

第18回:3月2日:争奪!姉様人形

おりん(青山倫子)は紀州にさしかかり手鎖人らに襲われたが逃れた、手鎖人統領・植村道悦(榎木孝明)は手鎖人・風鬼(棚橋幸代)から倉沢弥十郎(宅麻伸)を手鎖人・火鬼(岡元次郎)と手鎖人・水鬼(縄田雄哉)が見張ると聞き殺害を命じ、弥十郎は火鬼と水鬼に襲われたがおりんが助けた。
おりんは怪我の弥十郎と逃げ、佐介(伊藤訓敏)が風鬼に捕らわれ、おりんは弥十郎を治療した、森川土佐守(田中健)は道悦と田安宗武(倉田てつを)との結託の噂を聞き側用人・大岡忠光(あおい輝彦)と会い、田安屋敷で宗武と側室・八栄(大江麻理子)に忠光が噂を流したと告げ、忠光は田沼意次(井澤健)とおりんの密書を話した。
おりんは弥十郎に借りを作ったままで旅を出来ないと言い、借りで手鎖人でなくなったと言われ、おりんは聞かれて密書は知らないと答え、娘が道悦の子捨て生きていると知らず会いたいと言った、おりんは弥十郎から信じて助け合おうと言われた。
佐介は水鬼の術をかけられた、おりんは様子を見に行き佐介を見かけ、弥十郎は佐介と会うと火鬼と水鬼に襲われ小屋に閉じ込められた、おりんが助け小屋を開けて手鎖人を殺し佐介を襲うと弥十郎が止めて佐介が正気に戻った。
弥十郎が風鬼と道悦に、姉様人形は娘への土産というが道悦は否定し、弥十郎は取引をした、おりんは弥十郎が密書を狙うと知り道悦との取引を聞くが信じなかった、姉様人形を弥十郎と道悦とおりんが奪い合い、おりんが持って逃げた。


脚本:尾西兼一
監督:和田圭一

第19回:3月9日:母と呼べぬ子・根来前篇:45mm

おりん(青山倫子)は紀州和歌山に着いた、手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)は手鎖人・白虎(千葉哲也)と手鎖人・赤竜(由地慶伍)に殺害を命じ、和歌山藩付家老・安藤帯刀(安井昌二)は倉沢弥十郎(宅麻伸)から植村道斎(池田謙治)の密書と道悦の企みを聞き、加納半蔵(中野剛)に道悦とおりんの始末を命じた。
おりんは手鎖人と加納に狙われ逃げて根来に入り、お鶴(遠藤由実)と会い連れられて桔梗(遠野凪子)の家に行き、古坂平九郎の娘だと村民に襲われたが桔梗が止め従姉妹と聞きお咲(八木優希)と会い、おりんはお鶴から宇吉(左とん平)の風車を受取った。
桔梗がお咲におりんが母と言うがお咲は戸惑い、母になるのは時間が掛かると言った、おりんは追われる身で子と別れる運命だと桔梗にお咲を頼み、白虎ら追っ手が来て3人が逃げて、おりんは争い抜け穴から逃げて龍願寺に行き無辺老師(津嘉山正種)に会い人形と風車を見せると、風車に密書が有った。
無辺は読み「吉宗が道斎に暗殺を命じた密書」だと言い、弥十郎が来て密書が明らかになると吉宗以降の将軍の威光が薄れて天下が乱れると言い、道悦が利用を狙い渡すなと言い渡して欲しいと頼んだ、おりんは無辺と桔梗の勧めで密書を弥十郎に渡し、弥十郎は江戸に向かい、道悦と安藤が狙った。
弥十郎は白虎らに襲われると無辺ら根来衆が助け、弥十郎は道悦と赤竜らに襲われるとおりんが助け赤竜を斬り、弥十郎は道悦と闘うと加納らに鉄砲で撃たれて崖から川に墜落した、徳川家重(小林隆)が弥十郎から密書を手に入れた知らせを受けた、おりんは赤竜にお咲を人質にとられ刀を捨てたが手鎖で倒した、お咲がおりんを母と呼んだ。


脚本:藤井邦夫
監督:井上泰治

第20回:3月16日:運命の対決・根来後篇:45m

おりん(青山倫子)はお咲(八木優希)から母と呼ばれた、江戸城で田安宗武(倉田てつを)と森川土佐守(田中健)は将軍・徳川家重(小林隆)から登城を許された理由を考え、家重は大岡忠光(あおい輝彦)と宗武らに自ら話した。
手鎖人頭領・植村道悦(榎木孝明)は手鎖人・白虎(千葉哲也)に倉沢弥十郎(宅麻伸)とおりんを調べさせた、
おりんは桔梗(遠野凪子)と無辺老師(津嘉山正種)から道悦の居場所を聞き道悦殺害を狙うと言った、白虎は根来龍願寺を襲い根来衆らが迎え撃ち、おりんは道悦と闘い刺すが追いつめられるとお咲が庇い、子と聞いた道悦は躊躇して去った。
おりんは無辺に決着をつけると言うと家老・安藤帯刀(安井昌二)が殺し合わせると注意された、安藤は加納半蔵(中野剛)から状況とおりんの子・お咲を聞いた、忠光は家重の心変わりは弥十郎の知らせと考えた、如春尼(梶芽衣子)は葉月(山本亜希子)と蘭(琵琶弓子)とおりんの悲しみを思い死を賭けて道悦と闘うと考えた。
おりんは道悦の寺に乗りこみ、佐介(伊藤訓敏)は田沼意次(井澤健)に待ち伏せられ殺害され密書を奪われ、おりんは白虎と闘い倒し道悦を刺すが他に首謀者がいると聞き、道悦は和歌山藩鉄砲隊に囲まれ安藤を刺すが鉄砲で撃たれて爆発させ死んだ。
おりんは桔梗とお咲とお鶴(遠藤由実)に手当てを受けて傷を治し、宇吉(左とん平)が来て密書が奪われたと知り、それが母からの知らせで如春尼として生きていると聞き、密書を取り戻し父の無念を晴らすと言い、桔梗にお咲を託した。


脚本:藤井邦夫
監督:井上泰治

最終21回:2007/3月23日:江戸城大乱!明かされる陰謀

おりん(青山倫子)は宇吉(左とん平)と鎌倉・琳香院で如春尼(梶芽衣子)は江戸に行ったと聞き、刺客が待ち伏せると知り江戸に向かい高輪で別れた、田安宗武(倉田てつを)と森川土佐守(田中健)は吉宗暗殺者を話すとおりんが来て植村道悦(榎木孝明)ではなく、手は組まないと言った。
大岡忠光(あおい輝彦)は田沼意次(井澤健)から密書を見せられた、甲賀組統領・鵜飼孫六(川野太郎)から如春尼が探り宗武も野望を持つと告げた、寛永寺で御台所・お幸の方(野田よし子)と如春尼らの行列が鵜飼らに襲われるとおりんが助けた、おりんは倉沢弥十郎(宅麻伸)が助けられて逃げた。
甲賀・藪八(宍戸勝)が如春尼とお幸の方の話しを聞き、土佐守が忠光がお幸の方を襲ったと疑い、忠光は土佐守を謹慎させ罪を被せ、土佐守は評定所で意見を述べ自害した。
如春尼はお幸の方と徳川家重(小林隆)に会うが話せず、忠光は稲葉敏之介(加藤久雅)に陰謀を命じた夢を見て、孫六に探させた、忠光は家重とお幸の方に会うと土佐守切腹を咎められ、手鎖人侵入を聞き門を閉めさせ、宗武も城に入れず捕らえられ、おりんは孫六らに襲われ逃げた。
敏之介が孫六に現れ、孫六は将軍の命で忠光を狙うは筋違いと言い、敏之介は聞き去った、如春尼は家重に吉宗殺害は古坂平九郎でないと言うと、忠光が来て如春尼を殺害犯と言い、家重と忠光が対立すると忠光が密書を見せて脅した。
おりんは江戸城に忍び入り、道悦と手鎖人らが江戸城に侵入し忠光らを襲い支配し戦国に戻すと言った、おりんは宇吉と抜け道から大奥に入り道悦が生きていると聞き忍びよけを避けて進み、宗武は意次から道悦の企みを聞いた。
手鎖人・地獄丸(田上晃吉)と手鎖人・極楽丸(稲田龍雄)がおりんと宇吉を襲い、おりんを助けた宇吉が死に、道悦と忠光が言い争うと宗武が来て3者で争い敏之介が覆面を取ると弥十郎で「暗殺は忠光と孫六が命じた敏之介でお庭番の仕業に見せた」と言った。
おりんが如春尼らを助けに行くと、地獄丸が如春尼を刺し、おりんが手鎖人を殺そうとすると如春尼が制止した、如春尼がおりんに修羅の旅は終わりだと言い、家重に古坂の思いを話し書き付けを見せ真犯人・敏之介だと告げた。
家重は皆を控えさせて弥十郎に探らせたと、忠光が企みを責めた、忠光が嫡男を人質にしたが家重は徳川家は壊れないと言い、孫六は家重の命だと信じて忠光に従ったと手を引いた、おりんは多くの者が死んだと忠光らを責め、道悦は恨みを晴らすと家重を襲うとおりんと弥十郎が止め、おりんと弥十郎が道悦と手鎖人と争い、おりんは道悦に手鎖人を辞めろと言うが、道悦は壁を落ちた。
家重は宗武らに弥十郎は弟と言い、如春尼とおりんに苦労をいとい、おりんは人として生きると言った。


脚本:井川公彦
監督:矢田清巳

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