風林火山2

スタッフ

原作:井上靖『風林火山』
脚本:大森寿美男br />

第10回:3月11日:晴信謀叛

山本勘助(内野聖陽)は河原村伝兵衛(有薗芳記)と出会った。
板垣信方(千葉真一)は甘利虎泰(竜雷太)と飯富虎昌(金田明夫)に武田晴信(市川亀治郎)の言葉を知らせ、駿府で今川義元(谷原章介)と太原崇孚雪斎(伊武雅刀)と寿桂尼(藤村志保)は双方の書状を受け話し、信方は武田信虎(仲代達矢)追放を考え3者は一新同体と告げた。
伝兵衛は雪斎の返事を受け取り駿府を去り、勘助は庵原行正から金を受け取り庵原忠胤(石橋蓮司)が晴信を噂したと聞いた。
信虎は信濃に出兵し海野城を攻め、松尾城は村上勢に包囲され真田幸隆(佐々木蔵之介)と忍芽(清水美砂)は覚悟し、諏訪頼重(小日向文世)は領地確保を考え長窪城を攻め、晴信は佐久に止められ兵を温存し信方は雪斎からの2通の書状を受けた。
勘助は松尾城へ向かい虎昌と家臣の信虎追放の謀反を話しを盗み聞き、幸隆は家臣と別れ仮の主で生き残れと告げ、上州に落ち延び勘助と再会した。
信虎は甲府に凱旋し次の信濃攻めを考え、駿河の義元から招きの手紙を受取り出発した、晴信は大井夫人(風吹ジュン)と三条夫人(池脇千鶴)に謀反を告げ、勘助は庵原忠胤から信虎の迎え役を命じられた。


演出:清水一彦
宗泉院 山本勘助の供養塔(山梨県韮崎市)

第11回:3月18日:信虎追放

天文10年10月に武田晴信(市川亀治郎)は武田信繁(嘉島典俊)と小山田信有(田辺誠一)と諸角虎定(加藤武)に武田信虎(仲代達矢)追放を告げ、晴信は心で信繁を動かしたいと頼み、信繁は信虎が晴信を恐れていたと告げ追放を喜んだ。
今川館で信虎を招き今川義元(谷原章介)と太原崇孚雪斎(伊武雅刀)が迎え、山本勘助(内野聖陽)は義元らから命じられ、河原村伝兵衛(有薗芳記)と葛笠太吉(有馬自由)は国境に向かった。
晴信と信繁と重臣らは国境に向かい、小田原城で北条氏綱(品川徹)が死に北条氏康(松井誠)は家督を継ぎ、国境で家臣らを甲斐へ向かいいれ信虎のみを残し、晴信は追放すると告げた。
勘助らが信虎を迎えに来て信虎は従い、殺気を感じた信虎に刀を向け闘い、信虎は「甲斐は晴信がいて亡ばぬ」と告げた。


演出:清水一彦
万沢口(山梨県南部町)大泉寺(山梨県甲府市)

第12回:3月25日:勘助仕官

天文10年6月に武田晴信(市川亀治郎)は甲斐の国主になり御旗楯無の鎧に誓いを立てた。
駿河で山本勘助(内野聖陽)は青木大膳と仕官先を話し、諏訪で平蔵(佐藤隆太)とヒサ(水川あさみ)は矢崎十吾郎(岡森諦)から信虎追放を聞き、諏訪上原城で禰々(桜井幸子)は諏訪頼重(小日向文世)から晴信の謀反を聞き、夜に勘助は板垣信方(千葉真一)を襲った青木と斬り合い罠に誘い込み斬り、勘助は信方に武田への仕官を望むが見破られた。
信方は晴信に勘助の謀り事を告げ、河原村伝兵衛(有薗芳記)は勘助に使者に来て、勘助は庵原忠胤(石橋蓮司)と庵原之政(瀬川亮)に武田への仕官を告げた。
勘助は伝兵衛と甲斐に向かい、春日源五郎(田中幸太朗)の家に泊まり着物を受け取り、翌日に武田館で晴信と重臣らに会い、名を与えられ召し抱えられ、戦に勝つには合戦をしない事だと告げ、晴信は「5年前に海ノ口城で落とし結んでいた」と告げた。
勘助は家臣らから立ち合いを求められ、原虎胤(宍戸開)と真剣で立ち合った。


演出:東山充裕
久遠寺(山梨県身延町)下部温泉(山梨県身延町)

このページの先頭へ