風林火山4

スタッフ

原作:井上靖『風林火山』
脚本:大森寿美男

第28回:7月15日:両雄死す

甘利虎泰(竜雷太)は大井夫人(風吹ジュン)に武田晴信(市川亀治郎)は初めて勝算持たず戦うと告げた、天文17年春に武田軍は出陣し、村上義清(永島敏行)も佐久小県向かい上田原で対陣した。
板垣信方(千葉真一)は村上が地理に詳しいと告げたが晴信は引けず、真田幸隆(佐々木蔵之介)と馬場信春(高橋和也)は先陣を求めるが遺恨があり虎泰と信方が先陣となり、幸隆と相木市兵衛(近藤芳正)は虎泰を監視し、信方は山本勘助(内野聖陽)に本陣を任せた。
上田原合戦が始まり、平蔵(佐藤隆太)と矢崎十吾郎(岡森諦)が参戦し、板垣勢が敵陣に攻め入った、由布姫(柴本幸)と志摩(大森暁美)は祈り、信方は河原村伝兵衛(有薗芳記)を晴信の影武者にして敵陣を引き寄せ先鋒のみで終わらせようとし、生きて甲斐に戻らぬと告げた。
虎泰は配下・初鹿野伝右衛門(宮坂ひろし)に「敵に内応し、村上本陣に乗りこみ乱して引き上げさせ、終われば知らせろ」と命じた、虎泰は夜に義清に会い武田本陣に通すと告げ、晴信は市兵衛から虎泰の内応を聞き怒るが、勘助は謀ごとと考え虎泰は義清を狙うと告げた。
義清は板垣陣の夜襲で総攻めを狙い、虎泰は義清を狙い平蔵の矢で狙われ失敗し捕らわれた、晴信は板垣が夜討ちを受けたが退かず、勘助は虎泰と信方が闘いを終わらす狙いと告げたが、晴信は総攻めを考えた。 虎泰は逃げて信方に引けと告げ失敗したと告げた、信方は引かず影武者と攻め入り、武田は総攻めを行い、信方は囲まれると勘助は晴信を引かせようとし、信方は撃たれた。


演出:清水一彦
伝板垣信方の墓(長野県上田市)

第29回:7月22日:逆襲!武田軍

天文17年(1548)2月の上田原の戦いで板垣信方(千葉真一)と甘利虎泰(竜雷太)が死に武田晴信(市川亀治郎)は初めて敗北した。
晴信は陣を引き上げず、山本勘助(内野聖陽)は村上が陣を引いたと告げた、武田館で駒井政武(高橋一生)から大井夫人(風吹ジュン)に陣を引かないと聞き賞状を送り、晴信は兵を引き上げた。
諏訪で勘助は由布姫(柴本幸)に報告し四郎に会い、晴信は大井夫人から国を治める意味を聞き、守護・小笠原長時(今井朋彦)と高遠頼継(上杉祥三)は諏訪攻めを狙い、真田屋敷で勘助は真田幸隆(佐々木蔵之介)と相木市兵衛(近藤芳正)は小笠原一門の寵略を相談し自身の慢心を認めた。
晴信は三条夫人(池脇千鶴)に心を学んだと告げ、6月に諏訪西方衆が蜂起し小笠原が出陣し、晴信は本陣を国境の大井ヶ森に設け勘助は留まり敵を油断させ、諏訪での寝返りがあれば上原城は攻められないと告げた。
勘助は小山田信有(田辺誠一)と美瑠姫(真木よう子)の出産を話し、勘助は原虎胤(宍戸開)と馬場信春(高橋和也)に奇襲が狙いと告げ、小笠原陣は熱さで乱れ、7日後夜陰に武田軍は動き上原城に入り勘助は早朝に小笠原陣を攻めると告げ、諏訪満隣(小林勝也)は諏訪明神の旗に従い先陣を求めた。
塩尻峠の合戦で武田軍は奇襲し勝ち、長時は林城に敗走し、頼継は捕らわれ後に切腹した、武田信繁(嘉島典俊)は諸角虎定(加藤武)に最後まで兄・晴信を信じると告げた、河原村伝兵衛(有薗芳記)と葛笠太吉(有馬自由)は勘助から信方から貰った命だと告げられた。
晴信は由布姫に諏訪明神と信方が諏訪を守り人が甲斐を守ったと告げて、信方を思い出した。


演出:田中健二
勝弦峠(長野県塩尻市)首塚・胴塚(長野県塩尻市)

第30回:7月29日:天下への道

天文17年大晦日越後で長尾景虎(GACKT)は越後守護・上杉定実(鈴木瑞穂)に仲裁を求め長尾晴景(戸田昌宏)から家督相続した。
春日山城で景虎は姉・桃(西田尚美)を長尾政景(建蔵)の嫁がせ、日々毘沙門天に祈った、重臣・直江実綱(西岡德馬)は娘・浪(占部房子)に景虎の世話をさせ、景虎は周囲の欲を憂いた。
天文18年夏に景虎は宇佐美定満(緒形拳)の対応を実綱と柿崎景家(金田賢一)と本庄実仍(木村元)と話し、琵琶島城主・定満は大熊から景虎の様子を聞いた。
山本勘助(内野聖陽)は紀州・根来寺に鉄砲調達に行き津田監物(吉田鋼太郎)に発注した、葛尾城で平蔵(佐藤隆太)は矢の腕で村上義清(永島敏行)に召し抱えられ、小県に戻りヒサ(水川あさみ)と矢崎十吾郎(岡森諦)に会い須田新左衛門(鹿内孝)がヒサを側室に望むが断り、平蔵とヒサの婚儀を求めた。
勘助は今川義元(谷原章介)と寿桂尼(藤村志保)と太原崇孚雪斎(伊武雅刀)に港を借りたいと告げ、北条氏康(松井誠)は上州に兵を出し河越城で清水吉政(横内正)と上杉憲政(市川左團次)に援軍を出した景虎の狙いを悩んだ。
上州・平井城で憲政は箕輪城主・長野業政(小市慢太郎)に景虎を問い、勘助は寿桂尼から「今川は三河で織田と争い、義元の正室が病で新たな縁がいる」と聞き、武田晴信(市川亀治郎)は今川は西の天下に向くと知り、勘助は信濃から越後を制して海を狙う道筋を告げ、勘助は商人になり景虎を調べると告げた。
天文19年(1550)2月26日に定実が死に景虎は国主になった。


演出:清水一彦
上杉家廟所 法音寺(山形県米沢市)

第31回:8月5日:裏切りの城

武田軍は小笠原長時(今井朋彦)を林城から追いだして佐久を制した、武田晴信(市川亀治郎)と山本勘助(内野聖陽)は陣中で駒井政武(高橋一生)から「駿府の晴信の姉の死」を聞いた。
天文19年(1550)7月に武田軍は深志城に入り拠点に決めて馬場信春(高橋和也)を奉行にした、長時は村上義清(永島敏行)を頼り、義清は須田新左衛門(鹿内孝)に砥石城を固めさせ、松尾城で勘助は真田幸隆(佐々木蔵之介)と相木市兵衛(近藤芳正)と砥石城攻めを考え、幸隆と忍芽(清水美砂)は真田の領地回復を目指した。
武田館で晴信は三条夫人(池脇千鶴)と萩乃(浅田美代子)と子らに会い、駿河に送る新たな人質を話し、甲斐郡内で小山田信有(田辺誠一)は側室・美瑠姫(真木よう子)と子と話し、勘助は河原村伝兵衛(有薗芳記)から鉄砲を受取り晴信に見せて越後行きを告げた。
幸隆らは葉月(真瀬樹里)から城内の村上の間者がいると聞き、市兵衛は砥石城攻めの好機と考え、幸隆は家臣・春原惣左衛門(村上新悟)と宮下と深井らに春原若狭守(木村栄)が間者と告げ責め惣左衛門を試した、惣左衛門は義清に真田を攻めると告げ兵を求め新左衛門は好機と告げ、常田隆永は間者の深井を連れて偽りでないと告げた。
幸隆と市兵衛は若狭守と葉月と芝居だと話し深井が間者で敵を誘うと告げ、矢崎平蔵(佐藤隆太)はヒサ(水川あさみ)に砥石城攻めを告げ、矢崎十吾郎(岡森諦)は須田に命じられ出陣し松尾城で待ち伏せされ討ち取られた。
晴信は幸隆から謀略の成功を聞き砥石城に出陣した、勘助は名を変え春日山城で長尾景虎(GACKT)と重臣らに会い鉄砲100丁届くまで人質と命じられた。


演出:福井充広
根来寺(和歌山県岩出市)

第32回:8月12日:越後潜入

天文19年(1550)8月に春日山城で山本勘助(内野聖陽)と河原村伝兵衛(有薗芳記)は長尾景虎(GACKT)から最も嫌いな物は武田の旗印「風林火山」を木に貼り、長尾家家臣・直江実綱(西岡德馬)らの前で鉄砲で撃ち抜き、景虎は武田は越後に矛先を向けぬ限りは敵ではなく武田晴信(市川亀治郎)だけが気にくわないと告げた。
晴信は信濃小県・長窪城で駒井政武(高橋一生)と策を練り、村上義清(永島敏行)は鴨ケ嶽城で高梨政頼(大鷹明良)と対陣し、越後府中で伝兵衛は葉月(真瀬樹里)から「武田が出陣し勘助と戻れ」聞き、勘助は長尾家中を探り実綱の娘・浪(占部房子)に疑われた。
矢崎平蔵(佐藤隆太)とヒサ(水川あさみ)は父を弔い、葛尾城で義清は守護・小笠原長時(今井朋彦)と家臣・屋代越中守(大谷亮介)と大須賀久兵衛と常田隆永と軍議を開き高梨と和議を結び砥石城を囲む武田の背後を攻めると考え、長時に高梨との和議の仲立ちを頼んだ。
晴信は真田幸隆(佐々木蔵之介)と相木市兵衛(近藤芳正)から村上の北信濃出陣を聞き本陣を移し、春日山城で景虎は越後統一を目指し実綱と重臣・大熊朝秀(大橋吾郎)と本庄実仍(木村元)と柿崎景家(金田賢一)に宇佐美定満(緒形拳)と会うと告げた。
琵琶島城で景虎と勘助は定満と会い鉄砲を授け、国司として上杉再興を約束し侵略は望まないと告げ協力を求めた、景虎は勘助に人は人を治められず神仏のみと告げ、定満は俗世を否定するなと答え、忍びが武田が砥石城を囲むと報告し、勘助は定満に預けられた。
武田が砥石城を攻めたが落ちず、景虎は姉・桃(西田尚美)と長尾政景の対応を話し、1月後に景虎は勘助と定満に「高梨と村上の和議があり、鉄砲が武田に届き、村上軍が砥石城にに向かい、見た武田軍が退き敗退した」と告げた。
定満は勘助の正体を知っていた。


演出:東山充裕
市河氏館跡碑(長野県栄村)

第33回:8月19日:勘助捕らわる

武田は信濃で大敗した(砥石崩れ)。
天文10年秋に琵琶島城で山本勘助(内野聖陽)は宇佐美定満(緒形拳)と長尾景虎(GACKT)に当初から身分を知られ、越後の統一に利用されたと聞き、寝返りを求められた。
景虎は定満から仕えると聞き、長尾政景(建蔵)討伐まで鉄砲が届かないと勘助を撃つと告げた。
武田館で12月に武田太郎(木村了)が元服し守り役・飯富虎昌(金田明夫)と共に大井夫人(風吹ジュン)と三条夫人(池脇千鶴)から御曹司だと言われた、武田信繁(嘉島典俊)は諸角虎定(加藤武)は勘助の扱いを話し、大井夫人が倒れ武田晴信(市川亀治郎)が見舞い勘助の救助を問われた。
春日山城で定満は景虎と重臣・直江実綱(西岡德馬)と柿崎景家(金田賢一)と本庄実仍(木村元)と大熊朝秀(大橋吾郎)らに政景との和議を提案し、浪(占部房子)は実綱と話し、越後・坂戸城で政景は人質を要求され、諏訪で由布姫(柴本幸)と志摩(大森暁美)は駒井政武(高橋一生)から勘助の事を聞き案じた。
天文20年(1551)初夏に景虎は政景から和議を求められ姉・桃(西田尚美)に婚儀を求め、勘助は景虎から仕えろと言われ断り、木に縛られて鉄砲を向けられた、河原村伝兵衛(有薗芳記)と根来の津田監物(吉田鋼太郎)が来て鉄砲100丁を渡し、勘助を引き取った


演出:清水一彦
坂戸城館跡(新潟県南魚沼市)

第34回:8月26日:真田の本懐

山本勘助(内野聖陽)は信濃・深志城に戻り、武田晴信(市川亀治郎)はそこで村上義清(永島敏行)勢の平瀬城と対陣した。
天文20年夏に勘助は晴信と重臣・諸角虎定(加藤武)と小山田信有(田辺誠一)と馬場信春(高橋和也)と飯富虎昌(金田明夫)と駒井政武(高橋一生)と武田信繁(嘉島典俊)に長尾景虎(GACKT)は越後を統一したが他国を狙う欲が無いと告げた。
勘助は信春と政武から砥石城の敗戦は真田幸隆(佐々木蔵之介)の失態で策は失敗もあると聞き、松尾城で勘助は幸隆と相木市兵衛(近藤芳正)に砥石城の寵略を求め海野家の再興で常田隆永(橋本じゅん)を誘うと考え、深志城で晴信に幸隆は海野家再興を話し盲目の次男・龍法に海野の娘を嫁がせて海野家を継がすと聞いた。
幸隆と忍芽(清水美砂)は家臣・春原若狭守(木村栄)と葉月(真瀬樹里)に上州の海野家家臣・河原隆正(河西健司)への書状を託した、長く返事は無く忍芽は真田源太左衛門(森脇史登)は隆永を訪ねて幸隆への協力を求めたが疑われた。
幸隆と隆正が隆永を訪ねて来て会い海野家再興が叶うと告げて隆永は承知した、松尾城で幸隆は忍芽と源太左衛門を諫めたが許した、砥石城で葉月が火災を起こし、須田新左衛門(鹿内孝)は隆永から寝返りの書状を受け取り、真田軍と武田軍は砥石城に夜討ちを行い新左衛門の寝返りで収束した。
平瀬城で義清は小笠原長時(今井朋彦)に信濃府中で武田に負けたと告げ兵を引き、晴信は砥石城で新左衛門に領地安堵し信頼と改名させ、源太左衛門に信綱に改名させ、幸隆に約定通り領地を預け砥石城城代に命じた、春日城で景虎は宇佐美定満(緒形拳)から勘助に砥石城を取られたと聞き、幸隆と忍芽は領地を回復した。


演出:田中健二
平井城址公園(群馬県藤岡市)箕輪城跡(群馬県高崎市)

第35回:9月2日:姫の戦い

山本勘助(内野聖陽)は甲斐に戻り原虎胤(宍戸開)に平瀬城城代を告げ娘・リツ(前田亜季)に会い、数日後に勘助は諏訪への道で於琴姫(紺野まひる)と侍女・キヌ(絵沢萠子)を見かけ、油川信友の娘で晴信の第2の側室になると聞いた。
諏訪で勘助は由布姫(柴本幸)と四郎(斉藤圭祐)と志摩(大森暁美)に会い、越後を聞かれ、甲斐へ行きたいと言われた、武田館で武田信廉(松尾敏伸)が大井夫人(風吹ジュン)の絵を描き武田晴信(市川亀治郎)と話し、数日後に由布姫と四郎は武田館に来て大井夫人を見舞い、寅王丸は出家したと聞いた。
勘助は晴信に於琴姫を問い、晴信は由布姫の為に宴を催し、重臣・飯富虎昌(金田明夫)と小山田信有(田辺誠一)と諸角虎定(加藤武)と駒井政武(高橋一生)と虎胤は四郎の世継ぎと於琴姫とその子をを話した。
勘助は由布姫から寅王丸は出家を隠したと責められ、武田太郎(木村了)は四郎と過ごし、由布姫は三条夫人(池脇千鶴)と萩乃(浅田美代子)からどちらも側室で同じで理解せよと言われた。
勘助は由布姫から四郎を武田家跡取りにしたいと告げられ、於琴姫の子を問われ、信じるものが無いと言われ、勘助は積翠寺に於琴姫がいると聞き訪ねリツに出会った。


演出:福井充広
久能山東照宮(静岡県静岡市)

第36回:9月9日:宿命の女

山本勘助(内野聖陽)はリツ(前田亜季)から父・原虎胤(宍戸開)の命で於琴姫(紺野まひる)の世話をしていると聞き於琴姫とキヌ(絵沢萠子)に会い、武田館で由布姫(柴本幸)と志摩(大森暁美)は大井夫人(風吹ジュン)と会い諏訪と甲斐の為の安定の定めと言われ武田晴信(市川亀治郎)を好いてくれた事を感謝され、勘助は於琴姫に由布姫の子・四郎(斉藤圭祐)の存在を告げた。
武田太郎(木村了)と飯富虎昌(金田明夫)は四郎と剣の稽古し、勘助は晴信に今川との新たな関係を相談し太郎に正室を迎えると提案し晴信は後の戦の危惧を告げた、今川義元(谷原章介)と寿桂尼(藤村志保)と太原崇孚雪斎(伊武雅刀)は使者・武田信繁(嘉島典俊)と駒井政武(高橋一生)を迎え相談した。
勘助は郡内で小山田信有(田辺誠一)と北条への対応を頼み今川との戦の有無を問われ、美瑠姫(真木よう子)の子の疑いと受け入れを聞き、由布姫を思う勘助の気持が判ると言われた、美瑠姫の子・藤王丸が病で死んだ。
由布姫と四郎は諏訪に帰り、冬に於琴姫が姫を産み、天文21年(1552)正月に武田館で晴信らは小山田家嫡男・小山田弥三郎(浅利陽介)から美瑠姫が信有を殺して自害し、死んだ子は前夫・笠原の子の噂があったと聞き、晴信は笠原攻めの始末は自身の責任と考え信有を討ち死にとした。
勘助は漸く大井夫人に会った。


演出:東山充裕
鶏冠神社(山梨県甲州市)黒川金山遺跡(山梨県甲州市)

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