くりぃむしちゅーのベタドラマ
- くりぃむしちゅーのたりらリラーン
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2005年4月から2006年3月までテレビで放送されていたバラエティ番組。
途中で内容が変わり放送した「クイズよくあるパターン ベタの世界」のベタな恋愛ドラマが大好評であった。
2006年7月から「くりぃむしちゅーのたりらリでイキます!!」として復活し、2007年3月終了。
2009年8月に「帰ってきたベタドラマ」として復活。
「ベタ」はありふれた・予想される展開を意味する。
「ベタドラマ」を取り出して、選択してクイズ形式に編集して、DVD化した。
DVD搭載順。ただし、DVD掲載のみ。
- 「ベタな片想い」>(「すてきな片想い」)片想いドラマのベタ
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ベタ代(遠藤久美子)は田舎から出て来てレストランで働くが失敗が多く、客に水をかけたが、ベタ郎(藤重政孝)に助けられ「眼鏡なしが可愛い」の言葉を聞いた。「ヒロインは恋をするとコンタクトに変える」「家で練習する」
言い出せないヒロインの代わりに職友が食事に誘った。「友はお節介」
ベタ代は田舎の母と電話で話した。「突然方言で話す」「見合いを薦められる」
準備をした。「服をベッドに並べて選ぶ」
*問題1*この後の展開は?。
「ベタ郎は仕事に忙しく、待ちくたびれたベタ代が帰った後に待ち合わせ場所に来た。」ベタ代は夢でベタ郎を見て電話した。「慌てて留守電に話す」
ベタ代は弁当を作りベタ郎に持って行った。「ヒロインは弁当を作る」
*問題2*この後の展開は?。
「ベタ郎を見かけたが女が親しく駆け寄り、弁当を渡せなく去った。」
部屋で悩み、携帯電話の記録を消した。「電気をつけない」「携帯電話記録を消す」
故郷へ帰る事にしてバスに乗った。
*問題3*この後の展開は?。
「動き出したバスの後をベタ郎が追いかけ、降りたベタ代と結ばれる。」
感想:基本的な展開が並ぶ。
- 「ベタに二人で」>(「いつもふたりで」)幼なじみ恋愛ドラマのベタ
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2人は幼馴染みだった。「回想シーンから始まる」「ヒロインはおてんば」
ベタ乃(三倉茉奈)のとなりに幼馴染みのベタ介(桐島優介)が住み、いつも憎まれ口を言った。「判り易い心の声」
ベタ乃は遊び好きでベタ介を誘おうとした。「噂をするとくしゃみをする」
2人で食事に行きしゃべりまくり、口喧嘩になったり、恋の相談をされた。「ヒロインとヒーローには行きつけの店がある」「しゃべりのテンポが速い」
ベタ乃は酔ったベタ介を送りラジオをつけ、告白しようとした。「ラジオをつけるといつも番組の最初から始まる」
*問題1*この後の展開は?。
「告白してから見ると寝ている。」
回想シーンで幼馴染みで結婚の約束をしていて、ヒロインはぬいぐるみを貰い、今も持っていた。
2階の部屋が隣り同士で、恋敵へのプレゼント選びを頼まれた。「ヒロイン達は2階の窓ごしに話す」
買い物先で楽しみ、プレゼントを決めた。「いつもサングラスで遊ぶ」「タイミング悪く電話がかかる」
*問題2*この後の展開は?。
「ベタ介はついでに昔を憶えていなく、新しいぬいぐるみをベタ乃に買おうとして、怒られる。」
ベタ介は憧れの女性・ベタ子(村井美樹)に会った。「脇役女は性格が悪い」
ベタ乃は放心状態で昔約束した場所にむかった。「ヒロインは放心であちこちにぶつかる」
*問題3*この後の展開は?。
「ベタ介がラジオをつけると匿名の幼い頃の思い出の投稿が読まれ、ベタ乃との昔の事を思いだし、約束した場所に行き、2人は結ばれた。」
感想:短くドラマをすると、ベタ度が下がる気もする。
- 「ベタ者のすべて」>(「若者のすべて」)青春恋愛ドラマのベタ:※上田晋也監督・脚本
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ベタ也(上田晋也)・ベタ男(加勢大周)・ベタ代(遠藤久美子)はラグビー部で一緒だったが3人で河原を歩いていた。「何故かボールが転がってくる。」「回想写真には無理がある。」
3人で飲む、昔を語り、ベタ也がベタ代を送る事になった。「馴染みの店がある」「決まりの昔話がある。」
ベタ代はベタ男が好きと、本当はベタ代が好きなベタ也に相談し、酔ったベタ代を背負って告白しようとするが寝ていた。「好きなヒロインから相談される。」「ヒロインはコントの様にふるまう。」
ベタ也が家に戻るとベタ男がいてビールを飲み始めた。「親友は勝手に部屋に入る。」「缶ビールは投げてよこす。」
ベタ男は卒業時に怪我をしたが、そっちのけでベタ代は盛り上がり、母校のグラウンドに3人で行った。「挫折した男がいる。」「夜の忍びこんだグランドに灯りがついている。」
*問題1*この後の展開は?。
「都合よくボールがあり、マドンナは無茶な提案をして、男は女を賭けて勝負した。」
ベタ男はバーに行き、ベタ子(村井美樹)に会い好くが帰りに周囲の男に殴られ、ベタ代には何も言わなかった。「殴られるとゴミ箱に投げられる。」「ヒロインは転んだと言い訳する。」
ベタ代はベタ男と喧嘩して、偶然見つけて後をつけ、ベタ子と話すベタ男にコップの水をかけた。「偶然に尾行を始める。」「ヒロインは怒るとコップの水をかける。」
ベタ也が家に戻るとベタ代が待っており、抱きつかれて手の行き場に困った。
*問題2*この後の展開は?。
「ベタ也はバーのベタ男を殴るが、本心をつかれると黙ってしまう。」
ベタ也はベタ代を訪れ、ドアこしに好きと言った。「回想シーンは無理がある。」
ベタ男がベタ也を訪れ、ニュージーランドへ行くと言い、翌日グラウンドに呼び出し去った。「わざわざ外に連れ出す。」「旅立ちは急。」
*問題3*この後の展開は?。
「ベタ也がグランドで待つと呼び出されたベタ代が来て、ベタ也が告白して抱き合い、10年かかったといい、ベタ男は遠くで見て去る。」
感想:ヒロインがどちらが好きかが判り難く、ベタ状態になりにくい。
- 「101回目のベタポーズ」>(「101回目のプロポーズ、バスストップ」)恋愛ドラマのベタ:※有田哲平監督・脚本
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自動車修理工場で、ベタ平(有田哲平)は工場長(平泉成)から見合い話を薦められ、賢児(半田健人)から雑誌の占いで白い靴の女性との出会い占い内容を聞いた。「もてない男は見合いを薦められる。」「意味深な前ふりがある。」
OL・ベタ美(星野真里)の車がエンコし、そばに自動車修理工場があった。「ありえない偶然。」
ベタ平は最初は断るが、ベタ美を見て急に修理をはじめた。「てのひらを直ぐに返す。」
ベタ平はベタ美からハンカチを貰うが名前も聞かなく、家でも妹・ベタ子(村井美樹)があきれる程ハンカチを見ていた。「頼りない兄にはしっかり者の妹がいる。」
仕事で大会社を訪れたベタ平は、千秋(坂下千里子)と出て来たベタ美を見てあわてて自己紹介するが、ベタ美は漸く思い出した。「ありえない偶然。」「堅すぎる自己紹介。」
ベタ美は自宅マンションで指輪を見ながら5年前にロンドンに行った彼氏を思い出した。「ありえない高級マンションに住んでいる。」「ヒロインには忘れられない男がいる。」
ベタ美は仕事でミスして落ち込むが、ベタ平は知らずに待って一方的にしゃべるが千秋にベタ美が落ち込んでいると言われた。「男は第1声の練習。」「空気を読めず長しゃべり。」
ベタ平はベタ美を励ます為、会社に電話して一方的に桟橋で待ち合わせを言った。「どこまでもバカ。」「男は早く来すぎ。」「千秋は全て知っている的な脇役的な発言。」
ずっと待っていると雨が降って来た。
*問題1*この後の展開は?。
「ベタ平は濡れながらいつまでも待ち、ベタ美はまさかと思いながらおそい帰りに立ち寄るとまだいた。」
ベタ美はベタ平を電話で食事に誘った。「男の分かり易い動揺。」「家族の電話の盗み聞き。」「男のほっぺたをつねる反応。」「兄妹の意を決しての豚の貯金箱の割る動作。」「女の友人はなんでもお見通し。」
ベタ平とベタ美はフランス料理店で会い、ベタ美はあやまり、ベタ平は指輪をほめる、帰り道にベタ平はどうしても告白出来なかった。「男はメニューが読めない。」「だじゃれ的な言い間違い。」「店員が気になり食べられない。」
ベタ平はベタ子と賢児から色々言われ、ベタ美は指輪を見つめた。「年下に説教される。」
ベタ子の誕生日パーティにベタ平はベタ美を連れてきて、皆が驚き、ベタ平が紹介し楽しみ、指輪をはずしたベタ美は妹と話した。「驚く声が揃う。」「紹介口調がよそいき。」
ベタ美を送るベタ平は好きと告白し、ベタ美はどれ位と聞き、ベタ平は宿題にした。
飛行機が着陸した。
*問題2*この後の展開は?。
「ベタ男(加勢大周)が成功して5年振りに帰国した。」
ベタ平は宿題の答えをラブレターに書き、渡しに行くとベタ男がベタ美を待ちロンドンに誘い抱き寄せる所を見て、告白を取り消して去った。「口ベタは手紙を書く。」「最悪のタイミング。」
ベタ美は言い訳にベタ平に電話したが、ベタ平は勘違いを気づかずにあまり好きでなかったと言った。「さみしいのに強がる。」
ベタ美は旅の準備をし、ベタ平は周囲の忠告を聞かず、妹にも無理に明るく振る舞ったが妹は破れたラブレターを見つけた。
*問題3*この後の展開は?。
「妹はベタ美に兄が思う気持ちは世界一と言い補修したラブレターを渡した。ベタ美に毎日会うのがどれだけ楽しいかが書かれていた。ベタ美はベタ男に同じ質問をし、旅立たずに自動車修理工場を訪れた。ベタ平は傷つけられた事はないと抱き合った。」「妹の仲立ちで2人は結ばれる。」
感想:偶然が度々重なるという典型な話でも、慣れてしまっている。
女性の突然気持変わりもかなり強引。
- 「木曜ベタペンス劇場」サスペンス劇場はラストが崖篇
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昔に使用人が自殺した家のある村で、首つり死体を老婆が見つけそこへ、ベタ田一耕助(船越英一郎)が通りかかった。
タイトル:鬼武者伝説殺人事件 呪われた首切り村を襲う落ち武者の霊 愛と悲しみの惨劇の果て。「村の名前は恐ろしい」「たたりじゃと叫ぶ」「主役は船越」「タイトルが長い」「オープニングでストーリーが大体判る」
西園寺権三の死体をべた男刑事(加勢大周)らが調査をするが耕助も勝手に立ち入り、野次馬が村の伝説を話し、西園寺ベタ子(村井美樹)が来るがショックで気を失った。「主役は事件に出会う」
次男・竹蔵と長男・松男(海道健)は金の話ばかりだが、ややこしい人間関係があった。「屋敷も登場人物も怪しい」「怪しい人物は犯人でない」
夜に松男が武者人形の部屋に居た。
**問題1**
「松男が武者人形姿に刺された。」
耕助は子供の歌う童歌に注意が向き、過去の伝説を聞いた。
落ち武者伝説は500年前、落ち武者の財宝を盗む為に村人が落ち武者を殺した。
10年前に西園寺にいた家政婦のサチエが家主にいじめられた自殺していた。
**問題2**
「わらべ歌殺人と気づくが、竹蔵が3番の歌詞どうり殺された」
*問題3**
べた男刑事が歌詞は4番まであると言い、ベタ子が行方不明でべた男刑事が探しに行った。
耕助は気づき後を追った。
べた男刑事はベタ子を崖に呼び出して殺そうとするが、耕助がぎりぎり間に合った。
べた男刑事は自殺したサチエの息子で復讐を狙ったと告白し崖から飛び追りた。
「主人公がぎりぎり間に合い犯人が分かる」
「ラストは崖」「犯人に同情する理由がある」
感想:横溝シリーズのパロディとも言える。
確かに昔の伝説は多い。
- 「ひとつベタの下」(家族愛篇)
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長男のベタ郎(山崎樹範)・長女のベタ代(サエコ)・次男の二郎(土屋シオン)・末っ子のタケシ(武井証)の両親は他界していた。「長女が母代わり」「長男が両親の後を継ぐ」「末っ子がしっかり者」
第1話
主人公の長男はふとん屋を継いで町内の人気者だったが、商売が甘く長女の家計は赤字が多かった。
次男は零点の試験用紙を持ち帰り、末っ子は友達が塾通いで一人だったが公園でボール箱を見つけた。
夕食で末っ子が食事を残した。
**問題1**
夜中に公園に行き段ボールに居た子犬のチビに餌を与えた。
「タケシの願いで犬を飼う」
第2話
犬小屋を作り、タケシの誕生日が近いが遠慮して何も欲しいと言わなかった。
タケシは鉛筆で絵を描くのが好きだったが鉛筆は長く使っており、気づいた長男は新しい色鉛筆をプレゼントにした。
誕生会の日に女性・さつきが訪ねてきた。
**問題2**
「タケシは捨て子で、母が返して欲しいと言ってきた」
最終話
タケシは兄と姉の大事な話を聞いてしまった。
皆は別れたくないが、長男は心にない考えを言った。
**問題3**
「母に行ったタケシは、1ヶ月後に家に戻って来た」
感想:仲良し兄弟のひとりが、血のつながりのない話は定番だ。
それでも、仲良く暮らす方が多い。
- 「がんばれ!ベターズ」:スポーツ根性ドラマのベタ
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第1話
弱いチームのベターズは存続の危機であり、ベタ美(水野裕子)は何とかしたいが監督が頼りなく指導者を探していた。
伝説の野球選手が現れたが酒におぼれてやる気を無くしていた。
選手にも尊敬する者がいた。
**問題1**
「伝説の選手・ベタ男(加勢大周)は監督を頼まれるが断った」
第2話
酒びたりのベタ男は偶然にスイングをする選手・ベタノリ(土屋シオン)を見かけた。
ベタ美は、ベタ男のサインバットでアドバイスを守って毎日スイングしていると言い、ベタ男に熱い気持ちが戻った。
ベタ男はベターズの監督になり、厳しい練習で信じられない速さでチームは強くなった。大会で勝ち進み、ジャガーズと決勝で当たるが、偵察に来ていたそこの監督(萩原流行)は悪たくみを謀った。
**問題2**
「過去のベタ男の八百長スキャンダルを理由に出場停止を謀り、ベターズは試合に負けると解散になる事に・・」
第3話
試合はゼロ対ゼロで最終回に3点取られて、裏の攻撃も2アウトになった。
ベタ男の最後まで諦めない言葉で3連打で、ベタノリに打順がまわった。
「サヨナラ満塁ランニングホームランで勝った。」
感想:信じられない程急に強くなるのは、最近のスポーツ根性ものでは無くなっている。
ベタを通りこした話になりすぎている。
- 「ベタの嵐」>(「華の嵐」)昼ドラのベタ
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ベタ男(加勢大周)と麗子(川合千春)の婚約が両家で政略的に進んでいたが、ベタ男はお手伝いのベタ子(村井美樹)を密かに好いていた。「主人公は政略結婚」
ベタ子は麗子やベタ男の母親にいじめられていたが、耐えて辞めなかった。「判りやすい背景設定」
何故か度々、パーティーが行われ、金持ちの仕事の内容はあいまいだった。
ベタ男とベタ子の話を盗み聞いた麗子は、パーティーでネックレスの盗難騒ぎをわざと起こした。
**問題1**
ネックレスを麗子はベタ子のバッグから取り出し非難した。
「意地悪女の自作自演の濡れ衣」
第2話:二人の運命
ベタ男の父の趣味は猟銃だった。「ありえない設定」
ベタ子へのいじめは益々酷くなり、手を傷つけられるがベタ男が介抱して、2人は結ばれた。「主人公同士のベッドシーンはいつも抽象的」
ベタ男の父は2人は一緒になれないと思わせ振りに言い、麗子がそれを盗み聞いた。
**問題2**
麗子は2人に、母が違う兄妹だと言い結婚出来ないと言った。
「主人公は兄妹と発覚」
第3話:真実の愛
またパーティが開かれて麗子とベタ男の婚約発表の予定だったが、ベタ男は結婚出来なくてもベタ子への愛は変わらないと言った。
麗子は猟銃を持ちだしベタ子を狙った。
**問題3**
「ベタ男は間に入って撃たれてベタ子を助けて死んだ」
2年後、ベタ子はベタ男の墓参りで永遠の真実の愛を誓った。
感想:たしかに、昼ドラマの定番の展開だ。
ハーレクイン・ロマンス風の量産ドラマになりそうだ。
- 「パパとベタちゃん」>(「パパとなっちゃん」)親子愛ホームドラマのベタ
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1話
娘・ベタ子(村井美樹)とパパ(田山涼成)は母が死んだ2人家族だった。
パパはいつまでもベタ子中心の生活だったが、ベタ子には恋人がいた。
そして既に子供が出来ており、相手は結婚しようと言い、ベタ子は父に言うがパパは怒った。
飲み屋で愚痴るが逆にさとされ、相手が挨拶に来る事になった。
**問題1**
「思わず、相手をパパは殴ってしまう」
2話:
娘とパパのあいだに無言の日が続き、娘を殴り「嫌い」と言われたパパはついに相手を待ち伏せた。
**問題2**
2人でしんみり飲みながら、「娘の結婚を許した」
3話:
結婚前夜、パパは娘の挨拶を避けて別の部屋に逃げた。
探した娘は眠ったふりのパパを見つけた。
**問題3**
「娘は、母がいなくてもさびしくなかったと感謝の気持ちを語りかけた。」
2年後、孫を抱いて喜ぶパパがいた。
感想:かなりスムーズに進むが、テーマ的には妥当な展開だ。
ハッピーエンドの典型だ。