ロングバケーション
- キャスト
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瀬名秀俊(木村拓哉):音楽教室講師で生計を立てるピアニスト。
葉山南(山口智子):本作のヒロイン。モデル
クラブ「テアトロン」
葉山真二(竹野内豊):南の弟で、氷室と交際。
氷室ルミ子(りょう):インテリアデザイナー。
日本芸術大学
奥沢涼子(松たか子):日本芸術大学2年で、瀬名の後輩。
倉田保(井上豪):瀬名が通っていた音大の友人。
佐々木教授(森本レオ):日本芸術大学教授。
G.N.D Promotion
小石川桃子(稲森いずみ):南の後輩で、G.N.D Promotion所属のモデル。
斉藤哲也(小林すすむ):G.N.D Promotionマネージャー。
椎名いづみ(建みさと):G.N.D Promotion所属のモデル。
瀬名の関係者
斉藤貴子(広末涼子):瀬名の音楽教室の教え子。
小田島和久(津嘉山正種):佐々木教授が瀬名秀俊に紹介した音楽家
その他
杉崎哲也(豊原功補):プロカメラマン。
- スタッフ
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脚本:北川悦吏子
監督:永山耕三・鈴木雅之・臼井裕詞
1996年
- 第1回:1996年4月15日:なんだよ! この女:85m
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1996年春、花嫁姿のモデル・葉山南(山口智子)がピアニスト・瀬名秀俊(木村拓哉)を訪ね、ルームメイトだった朝倉を探すが既に退去し置手紙に結婚破棄と書かれ、結婚式の身代わりを持ちだすが断られ戻った。
南の弟・葉山真二(竹野内豊)が恋人・氷室ルミ子(りょう)と過ごし、南は瀬名の部屋に押しかけ部屋もなく金も持ち去られて荷物を運びこみ取り合えず住み、互いに興味はないと言った。
南は後輩・小石川桃子(稲森いずみ)の撮影に出て、瀬名は友人・倉田保(井上豪)から後輩・奥沢涼子(松たか子)と佐々木教授(森本レオ)の事を聞き、桃子は南の部屋に押しかけ瀬名と会い去り南は瀬名と互いの仕事を話し、南はマネージャー・斉藤哲也(小林すすむ)にまともな仕事を頼むが現実を言われた。
瀬名は音楽教室で働き、佐々木教授から感情を出すのが恥ずかしく聞き手との間に壁を作ると言われ、誰かに聞かす事は無かったと答え、大学2年の涼子の演奏を聴いた。
南は瀬名に結婚式の引き出物の洋酒を飲もうと誘い、涼子を話題にし瀬名は出会いを話し、南は朝倉との出会いからを話し、翌日に瀬名は涼子と会いコンクールを聞かれ音楽教室で教えている人でないと言われ、南は朝倉を忘れきれず電話に出て、瀬名は約束と違うと言い涼子からの電話というと状況は説明出来ないと言われ、コンテストの不合格を知らせ、音楽教室の学生の親からの電話を伝えた。
クラシックを知らない南は無責任な言葉で瀬名を傷つけ、ぶつかり部屋を出て、外で瀬名のピアノ演奏を聴き戻った。
監督:永山耕三
- 第2回:1996年4月22日:彼女の涙:46m
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南(山口智子)が電話に出ると弟・葉山(竹野内豊)で切るが恋人・氷室(りょう)と押しかけ、瀬名(木村拓哉)を結婚相手と間違え儲け話しを持ち掛けたが、南は朝倉のルームメイトで逃げられたと言った。
瀬名は倉田(井上豪)に葉山の押しかけとピアノが上手と言い、涼子(松たか子)を見かけ昨日の電話内容を聞き、南は小石川(稲森いずみ)とマネージャー・斉藤(小林すすむ)にバストアップ機器のモデルはしないと言うと椎名いづみ(建みさと)のマネージャーに誘われた。
瀬名は涼子をコンサートに誘うが日にちが違い遊園地に誘われデートか悩み食事に行くと、南と小石川がいてラブホテルの半額チケットを渡し涼子が直ぐに帰り、瀬名は南にがさつで無神経と言った。
氷室はバーで働き、瀬名は斉藤貴子(広末涼子)の母からピアノレッスンを頼まれるが貴子に繋ぎと言われ意見が異なり、涼子は葉山にナンパされたが断り、瀬名がピアノを弾いていると南が聞きながら戻り「長い休み」と言った。
南に朝倉から「結婚した」葉書が来て瀬名が隠し取りあげた南は破るが読み泣いた。
監督:永山耕三
- 第3回:1996年4月29日:彼の純情:46m
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小石川(稲森いずみ)に南(山口智子)は朝倉の結婚を言われ、斉藤(小林すすむ)は新人売り込みに忙しく、瀬名(木村拓哉)は貴子(広末涼子)のピアノが一律で不満と言うが本人は納得しなかった。
南は椎名いづみ(建みさと)のマネージャーをやるが喧嘩になり、小石川は自分のデビューと同じと言い、瀬名は貴子の忘れ物にシャランQのCDを見つけ預かり、南は小石川と葉山(竹野内豊)を会わせ、部屋に帰り、貴子が取りに行き瀬名がシャランQを弾こうとすると帰ろうとし自転車で送り音楽を楽しむと伝えた。
瀬名は涼子(松たか子)からコンクールを言われたが今は試す時でないと答え、南はマネージャーを首になり、瀬名は涼子と南・小石川に誘われ葉山の店に行きコラボし、瀬名は心配だが何も言えなかった。
南は訪ねてきた貴子(広末涼子)と会い、遅く瀬名が帰り貴子は海外留学を伝えた。
夜中に氷室(りょう)が来て、葉山が涼子を送り帰って来ないと告げた。
監督:永山耕三
- 第4回:1996年5月6日:君の噂:44m
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瀬名(木村拓哉)と氷室(りょう)は帰らない葉山(竹野内豊)と涼子(松たか子)を心配し、南(山口智子)は大丈夫だと言うが自信が無くなった。
翌朝に南が仕事の面接に行き小石川(稲森いずみ)が椎名(建みさと)のマネージャーをやり、プロカメラマン・杉崎哲也(豊原功補)とドッジボールをした、氷室が葉山が駆け落ちで帰らない事を心配し帰り、南と小石川は帰りに涼子に会うが要領を得なかった。
葉山が氷室に帰り何もしていないと言い、涼子は南と小石川に相談があると言うと瀬名と佐々木教授(森本レオ)が来て会話が混乱し、涼子は瀬名に自分が好きだったかと聞き覚めた感じで判らないと南に相談すると付き合いと勧められた。
気になった瀬名は涼子にデートを申し込み、涼子は言葉で言えない人のためにピアノがあると言いキスを躊躇する瀬名を意気地無しと言い、瀬名は傷つき南に相談した。
面接後に南は杉崎とぶつかり憶えていて、瀬名は南に涼子との対応を教えられ練習をして、翌日に瀬名は涼子と話すが盗み聞いた南と小石川に性格が違うと言い、帰ろうとする涼子を瀬名は漸く抱きしめた。
監督:鈴木雅之
- 第5回:1996年5月13日:愛の告白:46m
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涼子(松たか子)は瀬名(木村拓哉)の側にいると答え、南(山口智子)は葉山(竹野内豊)に釘を刺した。
翌日、瀬名は涼子とのデートにでかけ、南は面接後に杉崎(豊原功補)にぶつかりカメラを壊しモデル時代ファンだったと言われ誘われた、瀬名は涼子と映画を見るが印象の場面が食い違い、次のデートは涼子のコンクールの後になり、瀬名に南は浮かれ杉崎の事を話し、瀬名は涼子とのデートを話した。
南は小石川(稲森いずみ)に別れて暮らすのが常識と言い、瀬名は自分から涼子にデートを誘い、杉崎とライブに行った南は涼子と会い、葉山と氷室(りょう)にも会った。
瀬名は涼子から前日の夜の話しがあると呼び出され、南はライブの事を話し、涼子は他に好きな人がいると言った。
監督:鈴木雅之
- 第6回:1996年5月20日:KISS:46m
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瀬名(木村拓哉)は涼子(松たか子)から好きな人がいてつきあえないと言われ、南(山口智子)と帰り、瀬名は音楽教室も上の空で、佐々木教授(森本レオ)に変わりたいと話すと人間は自然に変わり芸術は心に憧れると言われ、南は杉崎(豊原功補)からアシスタントに誘われた。
瀬名はピアノに迷い、南はカメラのアシスタントの仕事を相談し、葉山(竹野内豊)は氷室(りょう)から様子が変といわれ否定すると結婚を求められ、瀬名の音楽教室に小石川(稲森いずみ)が来て南の仕事と杉崎との関係を話し佐々木教授の連絡先を聞かれ、倉田(井上豪)から涼子の様子が変と相談され振られたと答え、瀬名は涼子に電話するが出なく留守電にメッセージを残し、小石川が涼子を訪ね真面目過ぎ諦めが早いと言った。
瀬名は南に誘われ葉山の店に行くと、小石川が涼子を連れて来て、南と小石川が揉めて涼子が帰り瀬名は葉山に涼子の話しを聞くように言って去り、涼子は葉山に告白し葉山は会いに行けなかったと謝り、瀬名は南と帰り道でキスをした。
監督:臼井裕詞
- 第7回:1996年5月27日:眠れぬ夜:46m
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南(山口智子)は杉崎(豊原功補)の仕事場でフィルムを無くし、瀬名(木村拓哉)も音楽教室で変といわれ、佐々木教授(森本レオ)からコンクール出場を打診された。
南はバスを探すと見つからず小石川(稲森いずみ)が来て、葉山(竹野内豊)は涼子(松たか子)から電話を受けるが氷室(りょう)が怒り、南は帰り瀬名と話すが葉山が来て氷室に殴られた傷があり南に反省し、翌日に南は小石川とフィルムを探し、氷室が瀬名を訪ね葉山の居場所を聞き、瀬名の部屋で氷室と南が待つと、葉山が戻り話すが氷室がおしまいと知り帰った。
翌日に瀬名の部屋を涼子が葉山を訪ね、瀬名は葉山が別れ話しをしていたと伝え鍵を渡し、涼子が待つと葉山が帰り、杉崎を老女・長瀬(原知佐子)が訪ねフィルムを届け、南は辞職しようと杉崎に戻り見つかったと聞き徹夜で手伝い、その後にプロポーズされるが寝てしまい、気がつき好きで見て切ないと言われ抱かれた。
瀬名はコンクールを考え夜を過ごし、南が朝に帰った。
監督:永山耕三
- 第8回:1996年6月3日:別れの朝:46m
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瀬名(木村拓哉)と南(山口智子)が話していると杉崎(豊原功補)が忘れた鍵を持ってきて部屋で話し、ニューヨークに行き帰ってから話しがあると南に言った。
南が部屋を探すと葉山(竹野内豊)に会い部屋も仕事も駄目と聞き、瀬名は佐々木教授(森本レオ)にコンクールを受けると伝えると恋愛について語り瀬名は強い人で優しくなるので、自分に素直になれと言った。
瀬名は部屋に帰りピアノを弾き南が目覚めるとコンクールを話し、南は葉山と涼子(松たか子)に呼ばれ瀬名が居て、小石川(稲森いずみ)が氷室(りょう)と斉藤(小林すすむ)を連れて来て、葉山は涼子のアパートに行き、瀬名は南にやらせかもと言った。
瀬名は音楽教室を行いながらピアノの練習し倉田(井上豪)から就職を言われ、南は葉山と小石川と引越し準備し、帰った杉崎からバツイチで子供1人と言われ、瀬名は貴子(広末涼子)から手紙を受け取った。
瀬名と南はバーベキューパーティの買い出しに行き始めるが雨が降り、小石川は葉山に邪魔をしないと言い、瀬名は南と過ごし杉崎と子供の事を聞き信じ過ぎると言い、翌朝に南は引越し何か寂しいと言った。
監督:永山耕三
- 第9回:1996年6月10日:瀬名の涙:46m
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瀬名(木村拓哉)は佐々木教授(森本レオ)からコンクールを涼子(松たか子)も受け、小田島和久(津嘉山正種)の指導を勧められ、瀬名は思うように弾けてから来てくれと言われた。
南(山口智子)は杉崎(豊原功補)から子供の事を詳しく話され、瀬名は涼子と帰り事故で手を怪我し、聞いた葉山(竹野内豊)が食べ物を持って訪ねると瀬名はピアノを止める事を言うと葉山は疲れて止めたと言い、葉山は南に手伝わせ引越で瀬名の部屋に行き、南は瀬名がピアノを止めると知り、瀬名の仕事場に南が来てネクタイを無理に送り何故ピアノを止めるか聞き、瀬名は才能が無いと答えた。
南は杉崎(豊原功補)に才能について尋ねると気持と言い、南はピアノ練習を始め、瀬名は葉山にピアノ引き取りの対応を頼み、葉山は氷室(りょう)から戻らないかと言われ、瀬名が部屋に帰ると南がピアノを弾き引き取り延期を頼んだと言った。
南の演奏を聴いて瀬名は涙くみ、何故こんな事するかと尋ねると僅かの期間で少し弾ける様になったと言うと、瀬名は自分で弾きそして去った南の部屋に向かうと、南を杉崎が訪ね連れ出し、それを瀬名が見た。
監督:臼井裕詞
- 第10回:1996年6月17日:最後の恋:46m
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瀬名(木村拓哉)は南(山口智子)と杉崎(豊原功補)を見送り、帰り涼子(松たか子)の相談に乗り別れ、葉山(竹野内豊)は氷室(りょう)にそばに居たいと言われ、瀬名は小田島(津嘉山正種)の指導で本番も同じに弾けと言われ、南は小石川(稲森いずみ)をカメラで撮ると何かの変わりと言われ、葉山は涼子から質問された。
コンクール予選に涼子と瀬名が行き、杉崎の事務所に葉山が南を訪ね見合いとコンクール予選を話題にし、南がコンクール会場に行き瀬名のピアノ演奏を聴き2人の生活を思い出し、演奏後に瀬名は南を見つけたが会うと口喧嘩をし、南は杉崎にプロポーズされた。
瀬名は予選に通り南に連絡し本戦に受かればボストン行きと伝え、杉崎のプロポーズを聞いて話し込み、南は杉崎と息子に会い、瀬名と涼子は佐々木教授(森本レオ)と祝い葉山のリクエストで激しい曲を弾き佐々木は何か有ったと感じた。
南は小石川(稲森いずみ)から会いたいのは別の人と言われ瀬名のアパートで花火を見て、キスしに来たと言った。
監督:鈴木雅之
- 最終回:1996年6月24日:神様のくれた結末:68m
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瀬名(木村拓哉)と南(山口智子)が一緒に寝ていると葉山(竹野内豊)が帰り、南が逃げだすが葉山は気づき、南は小石川(稲森いずみ)に話し瀬名を好きになりすぎたと言い、瀬名は音楽プロジューサーから小田島(津嘉山正種)と佐々木教授(森本レオ)と一緒に契約を言われ、小田島は涼子(松たか子)と接戦だが涼子が通る可能性を言い、佐々木は瀬名のナイーブさは向いていないと言った。
南は葉山から2人の結論は出ていないと言われ、南を訪ねた瀬名は杉崎(豊原功補)から結婚に向かい進んでいると聞き、帰った南は杉崎に結婚出来ないと言い、涼子は葉山と氷室(りょう)を見て帰り瀬名を訪ねコンクールを話し男が判らないと言い瀬名も女は判らないと言った。
南が来て涼子が帰り、瀬名は杉崎と会った事を告げまた口喧嘩になり違う方向を見ていなかったと知り、小石川(稲森いずみ)は愛しているから喧嘩すると言い、杉崎は瀬名を訪ね本気かと尋ねると瀬名は証明すると言い、小田島にコンクールを受けると告げた。
瀬名は佐々木に決着をつけたいと言い、南にコンクール最終選考に誘い長いお休みは終わりで決着をつけると言い、最終選考に向かい涼子と励まし合い、南は杉崎に別れを告げ素直になり幸せになれと言われた。
葉山と氷室(りょう)と小石川が最終選考会場にきて始まり、瀬名の番で南を探し見つけ弾き始め、2人に思い出が浮かび弾き終え歓声が上がり最優秀賞になり挨拶し、南を探し会場を出て追い会い抱き合い一緒にボストンに誘い・・・・、1年後に・・・・。
監督:永山耕三
- 感想:
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自分で決められず待ちながら気持がゆれ動く。
その壁を越えるきっかけは、誰かを傷つけるかも知れない。
このドラマは傷つけ過ぎかもしれない。