Mother
- キャスト
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鈴原奈緒(松雪泰子)
道木怜南<鈴原継美>(芦田愛菜)
道木仁美(尾野真千子)
浦上真人(綾野剛)
藤吉駿輔(山本耕史)
藤吉健輔(田中実)
鈴原芽衣(酒井若菜)
鈴原果歩(倉科カナ)
鈴原籐子(高畑淳子)
望月葉菜(田中裕子)
野本桃子(高田敏江)
袖川珠美(市川実和子)
加山圭吾(音尾琢真)
- スタッフ
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制作年 : 2010年
脚本・坂元裕二
- 第1話:2010年4月14日:児童虐待からの脱出 渡り鳥になった二人:70m
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捜査員が母親に子供の服を聞くが答えなかった。
室蘭市で渡り鳥の研究をする鈴原奈緒(松雪泰子)は、小学校教諭になり産休教師の代理で担任になり手紙を書かせるが、他の児童らと違う言動の道木怜南(芦田愛菜)を変に思い、怜南は帰宅し母・仁美(尾野真千子)を送り出し男から声をかけられた。
鈴原籐子(高畑淳子)と娘・芽衣(酒井若菜)に妹・果歩(倉科カナ)らが帰り姉・奈緒が式に欠席と知り、奈緒は准教授に大学の研究室の閉鎖で小学校教諭と言い、別の大学の研究室を紹介されもとの研究職に戻ろうとし、怜南に会いノートを見せられ栄養失調で倒れたと聞き、教師らでも虐待を心配し三浦と奈緒が母子を訪問すると怪我をしていたが何も答えず薄々気付いた。
三浦と奈緒が自動相談所で話すと確証が必要で慎重な対応をいわれた、奈緒は大学の研究室で藤吉駿輔(山本耕史)から兄・健輔(田中実)が奈緒に惚れていると言われ待ち会い、怜南は母に出かける様にいわれ、帰る途中で奈緒と会い自分の家に連れた。
奈緒は怜南から家族や母を聞かれるが奈緒はあまり答えず、好きな事と言われ渡り鳥の事を話していると三浦が到着して奈緒を家に送り、奈緒は研究室に戻る事が決まり、学校で怜南が渡り鳥を見る約束で来るが追い返した。
愛人が怜南と遊ぶのを見た仁美は怜南を薄着一枚でゴミ袋に捨てて、出かけ准教授と待ち合わせ出かけた奈緒はゴミ袋の怜南を見つけ助け連れ帰り、怜南は札幌に行きたいと新聞の赤ちゃんポストの記事を見せ、奈緒は怜南を誘拐して母になることを決意し怜南に話すと奈緒を母と呼んだ。
奈緒は引越の手続きと街を逃げる準備をし、漁港で怜南が海に落ちた様に装い、警察の捜索が始まるが、奈緒は怜南を男の服装で去り藤吉駿輔に偶然に会い記者と知り、夜行列車で東京へと向かい、車内で奈緒は怜南に自分は捨てられた子と言い、怜南の名前を鈴原継美とつけた。
監督:水田伸生
- 第2話:2010年4月21日:居場所のない二人:46m
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継美(芦田愛菜)を連れ列車で逃げる奈緒(松雪泰子)は宇都宮で降りたが、荷物と所持金を盗まれ途方に暮れた。
奈緒は、昔に入所していた児童養護施設「桃の家」を思い出して向かうと施設は荒れ果て認知症の園長・野本桃子(高田敏江)がいて奈緒と継美はしばらくそこで過ごし、継美は桃子と仲良くなった。
奈緒は借地権が切れると知り、桃子は微かに記憶が戻り奈緒と思い出を語り、奈緒は継美を探して戻ると施設から人が来ていて、桃子が福祉施設に引き取られるのを隠れて見送った。
望月葉菜(田中裕子)は医師・袖川珠美(市川実和子)に体を注意され、鈴原籐子(高畑淳子)に電話で呼ばれ会い、奈緒の事は秘密と言われた。
奈緒と継美は、偶然に葉菜とすれ違い、奈緒を見た継美は気づき継美を奈緒の子と思った。 奈緒は里親である鈴原籐子に電話して会いに行った。
監督:水田伸生
- 第3話:2010年4月28日:母の手のぬくもり:46m
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葉菜(田中裕子)は継美(芦田愛菜)と話し「うっかりさん」と呼ばれ、奈緒(松雪泰子)は里親の鈴原籐子(高畑淳子)の経営会社へ行き金を借り継美と待ち合わせ、葉菜は隠れて見て奈緒に気づいた。
奈緒は住む部屋を探し仕事を探し、葉菜は図書館で継美と再会し遊び、奈緒は娘・芽衣(酒井若菜)と果歩(倉科カナ)に継美を娘と言い、仁美(尾野真千子)は酒に溺れそれを雑誌記者・藤吉(山本耕史)が見て継美の写真を借りた。
葉菜は医師・珠美(市川実和子)に生き甲斐を聞かれ、継美に会い色鉛筆に怜南という名を見つけ、継美と奈緒の会話を聞き奈緒の生まれを知り、籐子は奈緒が家に帰らない事を気にかけた。
奈緒は仕事を始め帰ると葉菜から電話で理容室に呼ばれ、継美を病院に連れ寝かしアレルギーや保険の事を聞かれ、ホテル暮らしで実家は里子で迷惑かけられなく母を知らないと言い別れた時の思い出を話し、子が親に向けるのが無償の間と言い母には会いたいと思わないと言った。
籐子は奈緒と継美を見て、葉菜に名乗ったのか聞き会う資格はないと言い誕生日は教えられないと籐子は言い、葉菜は新聞記事で継美が「室蘭で行方不明の子供」と知った。
監督:水田伸生
- 第4話:2010年5月5日:学校へ行かせたい:46m
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奈緒(松雪泰子)は継美(芦田愛菜)を連れて籐子(高畑淳子)の家に帰るが、記者の藤吉(山本耕史)が隠れ見、籐子は連絡が無かった事の不満を言うが、籐子は継美におばちゃんと呼ばせた。
葉菜(田中裕子)は地方新聞の記事を調べ、奈緒は迷惑だから部屋が見つかるまでいると言うと、籐子は甘えて欲しいと答え、芽衣(酒井若菜)と果歩(倉科カナ)は奈緒は変わったと思った。
籐子は継美の学校行きを聞き準備をし届けを出せと言うが何か隠していると疑い、芽衣の彼氏が夕食に来たが籐子は妊娠の病状を心配し、藤吉が継美に近づき脅し質問し果歩から姉の子と聞き、葉菜は継美に会い助けを求められ味方と言い奈緒に連絡した。
奈緒は葉菜が継美の事を知ったと知るが、葉菜は継美を学校に行かせられないと聞き方法はあると言い、奈緒は継美の本当の名と実母の虐待を葉菜に話し自身も傍観者だったが偶然に死ぬ前に助けと話し、葉菜は安定した時を心配したが奈緒は母になろうとしていると答え、葉菜は特例で身分を明かさず小学校に編入する方法を教え自分が継美の保護者になると言った。
葉菜と奈緒と継美は区役所に行き、奈緒は傷つけた顔を見せて虐待を認められ、葉菜は奈緒に共犯者だと告げ、奈緒は葉菜がかつて自分を捨てた実母と考えた。
奈緒は藤吉から呼ばれ犯罪者と呼ばれるが、藤吉は自分も考えただけはあると言い金を強請った。
監督:長沼誠
- 第5話:2010年5月12日:二人の「母親」:46m
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奈緒(松雪泰子)は藤吉(山本耕史)に脅され、葉菜(田中裕子)から継美(芦田愛菜)を連れ帰り、籐子(高畑淳子)に母の事を話すがいないと否定された。
道木仁美(尾野真千子)は浦上真人(綾野剛)と児童相談所に疑われていると言い、籐子は芽衣(酒井若菜)の子を心配し、奈緒は継美と学校に行くと藤吉が現れ脅し、継美は昔に奈緒が無くした金を葉菜に話し、奈緒は融資を受けられなかった。
奈緒は葉菜から通帳を渡されるが関わりを断ると、葉菜はゴミ箱に捨て藤吉が拾い、奈緒は17年の通帳と知り返せと言い、藤吉は虐待児を救えなかった子を話し、奈緒の歩く道を見たいと言い記事が書ける時に印税で貰うと言った。
籐子は継美に金を借りたいと言われ、奈緒は寝込んだ葉菜を訪ね通帳を返すと籐子が来て金では葉菜が奈緒にした罪は消えないと言い、奈緒は知らない人だと止め、籐子が奈緒と葉菜と会っている事を知っていたが怖かったと話し奈緒が北海道に行った後に来たが幸せと告げたと言い、ずっと自分が母で良かったかと思っていたと話した。
籐子は幼い奈緒が東京タワーの双眼鏡で母を探していてそれを手伝い、始めた只今と呼ばれ母は自分1人と信じたと言い、奈緒は帰り継美に母と呼ばれた。 鈴原家にかかった電話に継美が出て、仁美の声に「ママ」と答え、籐子が聞いた。
監督:水田伸生
- 第6話:2010年5月19日:さよならお母さん:46m
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籐子(高畑淳子)に奈緒(松雪泰子)に継美(芦田愛菜)の素性を聞き、仁美(尾野真千子)は警察から浦上(綾野剛)との関係と怜南の行動を聞かれた。
芽衣(酒井若菜)は室蘭の事を聞き、籐子は説明を求めると奈緒は継美は誘拐した教え子と話し芽衣が籐子らに虐待を話し、葉菜(田中裕子)は医師・袖川(市川実和子)から寿命と入院を言われ、奈緒は籐子に継美の母になろうと思ったと言い鈴原家からの養子離縁し家を出ると言った。
籐子は奈緒に継美を元に返せと言い、病院に行った芽衣が籐子に仁美に似ていて不安と言い、継美は学校に行くと家を出て奈緒は継美の手紙を読み、奈緒は葉菜の店で藤吉(山本耕史)と会い無駄な事をしたと言われたが1人で室蘭に帰ろうとしていると考え追い見つけた。
奈緒と継美は籐子・芽衣・果歩(倉科カナ)に帰るが、奈緒は籐子に養子離縁届けを書き芽衣・果歩に実の子でないと伝え、奈緒は継美と家を出た。
入院中の葉菜は監察師・笠井(高橋昌也)から女性と藤吉が店を訪ねたと聞き、藤吉に電話して奈緒と継美を訪ね、自宅に呼んだ。
監督:水田伸生
- 第7話:2010年5月26日:あの子を返して!:46m
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葉菜(田中裕子)は奈緒(松雪泰子)に継美(芦田愛菜)を守ると申し出て理髪店に住まわせ、仁美(尾野真千子)が果歩(倉科カナ)と藤吉(山本耕史)を訪ね怜南を取り戻そうとするが虐待を指摘された。
葉菜は奈緒と継美は一緒に暮らし、2人を送り出すと袖川(市川実和子)が来てする事があると告げ、果歩が奈緒を訪ね、仁美が藤吉の所にいると伝え、仁美は怜南に会ってから帰ると言うと藤吉は違うと言った。
継美は奈緒に葉菜の誕生日に出かけプレゼントしようと言い、藤吉は奈緒に仁美が怜南に会いたがっていると告げ、葉菜は奈緒と継美と遊園地に行き継美からネックレスを贈らせ喜び観覧車に乗り、葉菜は闇取引先を訪れた。
奈緒は葉菜に関係を上手くしたいと言い捨てた理由を質問し、葉菜は継美に闇取引で戸籍を買う事を述べ昔刑務所で知りあった人を話し、奈緒を捨てた理由は夫への殺人放火で奈緒と一緒に逃げ逮捕前日に捨てたと答え、戸籍入手は2度目の犯罪になると言った。
葉菜は袖川に生命保険に入りたいと告げ、奈緒は藤吉から仁美が消えたと聞き、仁美が葉菜の店に現れ怜南に会いに来たと言い、継美の靴を見て部屋に上がろうとすると奈緒が止めた。
監督:長沼誠
- 第8話:2010年6月2日:断ち切れない絆:46m
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奈緒(松雪泰子)と葉菜(田中裕子)の前で、仁美(尾野真千子)は継美・怜南(芦田愛菜)に会おうとして、昔を思い出し負担になり暴力をふるう様になり次第に辛く接し邪魔扱いし、捨てようとし浮気した事を思いだした。
藤吉(山本耕史)は木更津の叔母の家で、昔からの写真を見て、次第に変わる様子を気づき夏の写真で様子が変わり、仁美は怜南を置いて浦上(綾野剛)と旅行し楽しいと怜南に電話し自分の幸せを子に押しつけ、怜南が男を避け押し入れに逃げ体中に虐待を受け、周囲と警察から虐待を疑われ、怜南から助けてと言われ逃げ心中を図るが出来無く怜南がいじめに遭った。
仁美は奈緒にあたるが継美が現れ、昔の思い出で好きな物が同じだと言うと怜南でなく継美だと言い、好きかと聞くと継美は「好きでも嫌いでもないよ。もうママじゃないから」と答え聞いた仁美は去り、継美は奈緒に抱きつき泣いた。
仁美は奈緒を批判し、奈緒は母子には厳しさと優しさの境目はないが、仁美は怜南をゴミ袋に捨て殺そうとしたと責めるが仁美は母だと言うと、仁美は嫌われたと言い去り藤吉に費用を借り室蘭に帰った。
籐子(高畑淳子)は果歩(倉科カナ)から奈緒が葉菜と居ると聞き帰ったと言い、室蘭に帰った仁美は訪れた警察に怜南は誘拐されたと言った。
監督:長沼誠
- 第9話:2010年6月9日:引き裂かれる二人:46m
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葉菜(田中裕子)と奈緒(松雪泰子)は戸籍の入手のため伊豆の銀行に入金し役所で継美(芦田愛菜)の戸籍申請すると打合せ葉菜は準備をしたが、袖川(市川実和子)が奈緒に会いに来て葉菜が急性骨髄性白血病だと聞き何故隠しているのかと言われた。
警察は仁美(尾野真千子)の被害届け出で奈緒と継美を駅の監視カメラで確認し、葉菜と奈緒と継美は翌日に出発し、芽衣(酒井若菜)は相手に他人の子と告げ籐子(高畑淳子)と果歩(倉科カナ)に話し、警察が葉菜の家を訪ね奈緒らを探した。
葉菜と奈緒と継美は海辺で遊び、警察が籐子を訪ね事情を聞くと会っていないと答え藤吉(山本耕史)から誘拐で探していると聞き、藤吉は奈緒に警察が捜し逮捕されると伝え、奈緒は籐子に謝るが継美を助けた事を誇りに思っていると言った。
籐子は芽衣と果歩に奈緒の養子離縁届は提出しないと言い、奈緒は葉菜に警察が追っていると告げ、袖川から聞いた事を尋ねるとまた騙されてくれと言われ、翌日に奈緒は出かけるが警察を見かけ、宿に戻るが警察が来て逃げるが逮捕された。
葉菜は逮捕された奈緒を見つけると病院に行く様に言われ、継美が来て話すが奈緒は離れさせ、警察に連れられた。
監督:長沼誠
- 第10話:2010年6月16日:ひと目会いたい:46m
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葉菜(田中裕子)は自分の指示だと言うが、奈緒(松雪泰子)は誘拐を自供し、籐子(高畑淳子)らは藤吉(山本耕史)から逮捕を聞き、奈緒は室蘭に護送された。
籐子は芽衣(酒井若菜)と果歩(倉科カナ)に誰も悪くないと言い奈緒の後を追い、継美(芦田愛菜)は養護施設「白鳥園」に送られ、藤吉に奈緒は継美の事を心配するが、裁判後だと答え、籐子の社長退任や家族の聞きを伝えた。
藤吉は葉菜を訪ね出来る事を聞かれ、奈緒は弁護士に継美と呼ばせた事や学校に行かせた事を聞かれ本気で母になるつもりと言い、裁判でも奈緒は継美の母になるつもりと言い続け、浦上(綾野剛)と仁美(尾野真千子)は保護責任者遺棄罪で逮捕されたと、藤吉が籐子に話し、継美=怜南は養護施設で過ごした。
奈緒に執行猶予付の判決がおり、葉菜は藤吉から連絡を受け、籐子は葉菜を訪ね袖川(市川実和子)に会い、病院の葉菜に奈緒が帰ると伝えたが、居場所を言わないように答え治療はしないと言ったが、籐子は認めなかった。
藤吉は養護施設を訪ね、釈放された奈緒は籐子らの家に帰り、藤吉が奈緒に怜南の様子を伝え映像を見せると怜南が仲間と遊び、奈緒は忘れないといけないと思った。
籐子は奈緒に、口止めされていたが葉菜の入院を告げ会いに行けと言い、奈緒は病院の葉菜へ行き気持を語りあった。
奈緒は継美からの電話を受け、継美は寝れなく内緒で電話していると言い、奈緒は生活を聞き、いつ迎えに来るか聞かれ継美は待っていると言われ、奈緒は謝るともう1度誘拐してと言われた。
監督:水田伸生
- 第11話・最終話:2010年6月23日:ずっと愛してる:57m
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奈緒(松雪泰子)は継美(芦田愛菜)から電話を聞き、継美は施設員に見つかり切り、奈緒は葉菜(田中裕子)から2人で逃げていた頃を楽しかったと聞き、袖川(市川実和子)から2-3日と聞いていた家に帰ろうと言った。
奈緒は葉菜を理髪店に連れて帰り、藤吉(山本耕史)は笠井(高橋昌也)から葉菜の殺人について聞き、継美が室蘭の施設から脱走して理髪店の奈緒に現れ、心配する奈緒に会いたかったのにうれしくないかと言い、継美は葉菜にも会った。
奈緒は継美に葉菜は病気と言い、その日は3人で過ごし、継美は葉菜の病気を心配し、藤吉が奈緒に捜索届けが出ていると伝え、籐子(高畑淳子)と芽衣(酒井若菜)と果歩(倉科カナ)が来て翌日連れ帰ると言い、藤吉が葉菜に火災の疑問を母性と言うと幻想と言われた。
奈緒と継美と籐子らは皆で写真を撮り、芽衣が陣痛し、葉菜が母の写真を奈緒に見せ継美と奈緒の散髪をし、奈緒に30年後に会えたと言い、奈緒と継美は始まったばかりで継美が大人になった時に何が出来たか判ると言うと、奈緒は母の顔を思い出したと言った。
その夜に葉菜は奈緒から子供のころの話しを聞きたいと言われ継美の側で眠り、奈緒は継美に手紙を書き始め、葉菜は奈緒の手を引く夢を見、翌朝に継美と奈緒は葉菜が死んだと知り、籐子に知らせ芽衣の出産を聞き、奈緒は継美に籐子に任せ室蘭に帰ると告げた。
いやがる継美に奈緒は嫌いでなく母は辞めなく又会える日が継美が大人になった日に来ると諭し、籐子と袖川に葉菜の葬儀を任せ、奈緒と継美は葉菜に別れを告げて去った。
奈緒と継美は室蘭に着き、継美は葉菜の鳥籠を持ち養護施設に歩き、奈緒は思い立って継美を追い自分で帰れると言う継美と好きな事の話しをして、手紙を20才になったら読んでと渡し、奈緒は継美を見送った。
奈緒の手紙には、20才の成人した継美に葉菜との再会や母の思いと、いつか再会出来る日が書かれていた。
監督:水田伸生
- 感想:
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渡り鳥をモチーフに、母と子の別れと出会いを描く。
そこには、許されない事情が絡む。
別れなければならない事情は、年月が消す可能性はある。