デザイナーベイビー

キャスト

速水悠里(黒木メイサ):警視庁捜査一課特殊犯捜査係
土橋福助(渡辺大知):警視庁捜査一課特殊犯捜査係
西室義一(手塚とおる):警視庁捜査一課特殊犯捜査係
日村健吾(神保悟志):警視庁捜査一課特殊犯捜査係・係長
与那国令子(松下由樹):警視庁捜査一課・管理官。

須佐見誠二郎(渡部篤郎):城南大学附属病院産婦人科・教授。
崎山典彦(渡辺いっけい):城南大学附属病院産婦人科・特任教授。
皆本順(細田善彦):城南大学附属病院産婦人科・講師。
柊奈智(伊藤裕子):城南大学附属病院産婦人科・医師。
山原あけみ(斉藤由貴):城南大学附属病院産婦人科・胚培養士
峠緑郎(柴俊夫):城南大学附属病院・病院長。産婦人科医。
大井出慎(佐伯新):城南大学附属病院・事務長。
有吉久美(臼田あさ美):城南大学附属病院・病院長秘書
近森優子(安達祐実):一週間前に産まれたばかりの娘・ノゾミを誘拐された母親
近森博(池内万作):天才物理工学博士。愛娘・ノゾミを誘拐される。
岸田トモ(安藤玉恵):不妊に悩み、
岸田裕也(淵上泰史):宅配業者勤務。
峠則孝(柿澤勇人):峠緑郎の息子
下地浩介(山崎樹範)

スタッフ

脚本:早船歌江子
演出:岩本仁志
原作:岡井崇「デザイナーベイビー」

第1話「ノゾミ」2015年9月22日:47m

城南大学附属病院産婦人科で特任教授・崎山典彦(渡辺いっけい)と医師・柊奈智(伊藤裕子)が教授・須佐見誠二郎(渡部篤郎)を呼ぶが出ず、崎山が代わり手術し、近森優子(安達祐実)が子が居ないと探し、崎山と須佐見も聞いた。
警視庁捜査一課特殊犯捜査係・西室義一(手塚とおる)らが捜査し、ノーベル賞間近と言われる物理工学博士・近森博(池内万作)の1週間の新生児・ノゾミが城南大病院から誘拐され、産休間近の妊娠8か月の捜査1課刑事・速水悠里(黒木メイサ)が日村警部補(神保悟志)に呼び出され、母・優子の監視と産科病棟への潜入捜査を命じられ相棒刑事・土橋福助(渡辺大知)と夫婦のふりで病院内の人間関係を調べた。
速水は新生児室からの持ち出しは不可能と考え優子が弟と電話していたと聞き犯行時刻にアリバイがない須佐見を聴取し、速水は新生児が欲しい可能性を考え、須佐見に岸田裕也(淵上泰史)から電話があり妻・トモ(安藤玉恵)の死産を言い、警察が行くと逃走し居なく、崎山と須佐見と皆本順(細田善彦)が話し病院長・峠緑郎(柴俊夫)が戻った。
速水は優子に付き添い、下地浩介(山崎樹範)に電話し名前を考え様と言い、胚培養士・山原あけみ(斉藤由貴)から何かの出産処理で流産の確率は低くなると聞くが日本では限られた人だけでデザイナーベイビーの可能性も高いと聞き、日村から速水は岸田の電話対応を言われた。
岸田から須佐見に電話があり死産で揉め、速水は優子を装い話すが嫌いで「あり得ない」流産と言い、速水が交渉すると須佐見に2000万円持たせろと要求し、速水は須佐見に「あり得ない」の意味を聞くが答えず、病院が変と日村に言った。


演出:

第2話「身代金」2015年9月29日

新生児・ノゾミの誘拐犯人・岸田(淵上泰史)が身代金の運び役に須佐見医師(渡部篤郎)を指名したが、病院で峠緑郎(柴俊夫)らが須佐見や崎山(渡辺いっけい)の責任を議論し、時刻を過ぎても取引現場に岸田は来ず、ノゾミの安否を心配する管理官・与那国令子(松下由樹)は日村警部補(神保悟志)に速水(黒木メイサ)を呼び出し岸田の周辺捜査を命じた。
速水は土橋(渡辺大知)と岸田の周辺を調べ、トモ(安藤玉恵)の姉に「バチが当たった」と言ったと聞き、岸田の勤務先に行き不妊治療を聞き、岸田を見つけるが土橋は追い妊娠8月の速水は走れず止められず取り逃がした。
速水は岸田とトモが何かの事情で別々に行動と考え、須佐見の警備を解除したが岸田が現れ須佐見を連れ空調室で襲い、逃走したが目的不明で身代金の鞄を川に投げ自らも飛び込んだ、岸田は意識不明で病院に運ばれ、男と女が連絡し、速水は西室義一(手塚とおる)と話し日村がトモを追った。
速水は病院で崎山のトータルプロジェクトで失敗したと聞き定期的に会社を休むと聞き土橋に調べさせ、速水は崎山に聞くと打ち合わせで山原あけみ(斉藤由貴)に会い、崎山はトモのトラブルに須佐見が対応したが上手く行か無かったと聞き、速水はトモの電話を受け相手をし時間を稼ぎ、警察が保護したが、優子(安達祐実)は違う子だと言った。


演出:

第3話「チェンジリング」2015年10月6日:46m

速水刑事(黒木メイサ)は下地浩介(山崎樹範)から電話を受け、土橋福助(渡辺大知)がDNA鑑定で保護された赤ちゃんは別人だと伝え、誘拐犯の岸田トモ(安藤玉恵)は逮捕され、速水が聴取するが話さず、日村警部補(神保悟志)に須佐見(渡部篤郎)を疑うと言い、速水が病院で優子(安達祐実)に知らせ、峠(柴俊夫)と崎山(渡辺いっけい)と須佐見らはトモの出産歴を話し合い、西室(手塚とおる)と速水と土橋が須佐見を聴取し、須佐見は柊奈智(伊藤裕子)から資料を受け取った。
向井産科病院で行方不明の赤ちゃんがいて、日村らが調べ監視カメラとカルテでトモは居なく内藤優子の名がありその病院でのすり替えを考え、須佐見はトモの出産前を調べ崎山と皆本順(細田善彦)が話し山原あけみ(斉藤由貴)隣室で作業した。
速水は与那国令子(松下由樹)から継続捜査の指示を受け、トモを取り調べ赤ちゃんを連れ帰り岸田(淵上泰史)が見て不妊治療し赤ちゃんは速水より詳しくなく、すり替えは気づかないと言い、日村が向井産科のカメラでトモの後の男を疑い、有吉久美(臼田あさ美)は峠則孝(柿澤勇人)から戻った身代金を聞いた。
奈智は謎の赤ちゃんの写真を産科病棟掲示板で見つけ、速水はあけみに不妊治療で赤ちゃんを作る方法で夫で内緒でする訳を聞くとプライベートの相手を聞かれ、夫に問題があれば他人の精子を使うと教えられ、土橋は須佐見を尾行し、須佐見にトモから資料が届き、須佐見が出かけ土橋と速水が追うと資料を焼き、掲示板の写真で優子はノゾミと言い、則孝は父にプロジェクトを脅迫した。


演出:

第4話「爆弾」2015年10月13日:46m

城南大学附属病院長・峠緑郎(柴俊夫)へ息子・則孝(柿澤勇人)から脅迫電話が届き、則孝は病院長秘書・有吉久美(臼田あさ美)を巻き込み、日村警部補(神保悟志)らは電話から犯人を追跡し速水(黒木メイサ)に須佐見(渡部篤郎)を疑い捜査を命じた。
則孝は久美に赤ちゃんがプロジェクトの産物と言い、緑郎は崎山(渡辺いっけい)に則孝の事を聞き須佐見が調べ始めたと告げ、優子(安達祐実)は何も言わず、緑郎と崎山が日村からカメラ映像を見せられ知らないと答え、須佐見は崎山に実験ノートのコピーを見てトモ(安藤玉恵)の場合の不審を言った。
崎山がノートのコピーを調べ、須佐見は緑郎に体外受精のデザイナーベイビーの例を読んだと言い、速水は胚培養士の山原あけみ(斉藤由貴)に焼け残りの写真をトモの受精卵と言い見せ、あけみは速水に個人情報を聞き、卵子の若返りはあるが今は禁止で学会追放だと言った。
リスク会議が開かれ緑郎は則孝に時間変更を伝え、久美は須佐見と緑郎がデザイナーベイビーを話していたと則孝に伝え、速水はトモ以外のプロジェクトを調べ、土橋(渡辺大知)は車映像でレンタカーだと見つけ、速水は優子が須佐見をプロジェクトを問い詰める事を聞き揉めるのを止め倒れ須佐見に診察され危険と言われた。
速水は土橋から連絡を受け則孝だと伝え、緑郎が金を持って出かけ速水は土橋と尾行し、則孝は緑郎から金を受け取り赤ちゃん誘拐とデザイナーベイビーと言い、警察が来て則孝は逃げ、速水と土橋は緑郎を同行し、日村らは則孝の脅迫電話で奥多摩に行き与那国令子(松下由樹)が指示し、近森博(池内万作)が金を持ち警察が行くと則孝は橋からノゾミを川に投げ入れた。


演出:

第5話「核移植」2015年10月20日:46m

峠則孝(柿沢勇人)がノゾミを川に投げ逃走し、令子(松下由樹)や日村(神保悟志)は探すが不明で、ノゾミも見つからず、崎山(渡辺いっけい)はノゾミの死を医師会で述べ緑郎(柴俊夫)の辞職後を考え須佐見(渡部篤郎)が病院長代理に就任し、誘拐事件の裏の生殖医療プロジェクトの行き過ぎで崎山の責任を追求し病院異動を命じた。
速水(黒木メイサ)は緑郎を送り、遺伝子ではなく不妊治療の核移植していたと聞き、則孝が元別荘の山に詳しいと聞き、猟師が帰ると足を怪我した則孝が隠れ子供に会い、速水は旧トンネルで血痕を見つけ辿り、子を逃がし鎌を持った則孝と向かい合い応援が来て逮捕した。
優子(安達祐実)は近森(池内万作)に再度と言い、速水と土橋(渡辺大知)は小屋でノゾミを探し、有吉久美(臼田あさ美)の行方を追い、山原あけみ(斉藤由貴)は崎山に会い、崎山は皆本(細田善彦)の発注内容を疑い、優子に悔やみを言うと久美から電話があり則孝から頼まれたと聞き会いたいと呼んだ。
日村が久美を見つけ、速水に連絡し追い、須佐見は会見延期を聞き崎山に対応が変わったと告げたが崎山は反論し誰にも止められない事が始まっていると言い、近森は息子・新が倒れているのを見つけた。
警察は久美を追い駅を手配し逮捕するが、ノゾミは崎山に渡したと言い、乳児院に向かうと既に居なくなっていて、病院で崎山が事故で見つかった。


演出:

第6話「救世主」2015年10月27日:46m

崎山医師(渡辺いっけい)は山原あけみ(斉藤由貴)と言い争い、皆本(細田善彦)が突き落とされ重体になり、須佐見(渡部篤郎)が事情を知ろうとし、速水(黒木メイサ)らが自殺と捜査するが令子(松下由樹)や日村(神保悟志)らは広域捜査に切り替え殺人未遂事件とみて有吉久美(臼田あさ美)を聴取した。
速水は久美から崎山が珍しい症例に会いたかったと聞き、あけみは皆本に自首を勧めるが脅され、捜査会議で令子が崎山のノゾミ連れ去りを言い、日村が病院内捜査を特命に命じ、速水は令子から優子(安達祐実)担当を外され、優子と近森(池内万作)はノゾミの兄・新の白血病の悪化を聞き、ノゾミの骨髄液の存在を告げ、土橋(渡辺大知)は速水に遺伝子操作の可能性を言い速水は近森らにとり都合の良いノゾミとは何かを考え、崎山の意識が戻りだし、あけみと皆本は互いにアリバイを述べた。
令子は近森と優子に核移植以外の治療を聞くが答えず、速水は須佐見から新の白血病を聞き、崎山の研究室を調査し長男・新とノゾミの骨髄液が一致しその様に作られたと考え、外部機関から崎山へにDNA切断酵素の連絡を聞き、近森と優子はノゾミの骨髄の保存量では不足で長男・新を助ける方法が見つからず、あけみを速水と土橋が訪ね、受精卵を作る人で仕事が好きと聞き人の運命を変える気持を聞くと神になれず手の及ばない所にあると答え、あけみは皆本に相談を持ち掛けられた。
速水は近森と令子と会い、近森はノゾミの生存を知り優子は2日で探そうと考え令子や速水に公開捜査を求めるが令子はノゾミの命が優先と断り、皆本は崎山の命を狙い、優子はマスコミに連絡し、速水は須佐見からDNA切断酵素が遺伝子編集に使うと聞いた。


演出:

第7話「公開捜査」2015年11月03日:46m

近森優子(安達祐実)はネットでノゾミの情報提供を呼びかけを考え、中止を命じられた速水(黒木メイサ)と土橋(渡辺大知)は日村(神保悟志)の指示で自宅に行き説得するが聞かずデータを返し、与那国令子(松下由樹)は見て公開捜査にした。
山原あけみ(斉藤由貴)は優子のメッセージを見て皆本(細田善彦)から長男の為に骨髄液を欲しく救世主を演じると協力を求められ、あけみはノゾミの居場所を聞き出し連れ出し保存タンクを見つけ処理し、日村は捜査を外され、須佐見(渡部篤郎)は皆本に研究内容と遺伝子編集を知り崎山(渡辺いっけい)を突き落としたと問うと皆本は誰でもが出来ないと答え、崎山が急死し須佐見は疑問で調べあけみが薬品庫出入りと判り、本部に連絡し、速水はあけみが行方不明と知った。
皆本はあけみがノゾミを連れ出し保存卵子を破壊したと知り、速水は令子らに遺伝子編集を伝え、皆本はノゾミはあけみの作品で産まれる前に病気を治せ皆本とあけみの研究だが崎山に知られたと言い、速水は皆本にあけみを疑わない事に疑問を言い、令子はあけみを手配するが、速水はどれだけが真実か疑問だった。
速水は須佐見に呼ばれ、あけみが近森博(池内万作)の病気の遺伝を却下されたが治した可能性と出産は判らないと聞き、速水はあけみが似た事を言いノゾミは作品でなく子供だと思うと考え、速水は近森博からノゾミの事を考えていたと聞き自分の気持を語って欲しいと言い、記者会見で優子は発見を望むが近森博はノゾミが帰って来ない事を望み息子の移植の為にノゾミを作ったと言った。
速水は母が子供を自由に使えるか問うと優子は自由に使うと答え、会見をテレビで視たあけみが速水に会いたいと本部に電話した。


演出:

最終話8「母の条件」2015年11月10日:46m

速水(黒木メイサ)は山原あけみ(斉藤由貴)から電話を受け、与那国令子(松下由樹)が逆探知して周辺捜査を命じ速水は土橋(渡辺大知)と出かけ、あけみは警察に追い詰められた、マスコミはノゾミが救世主兄弟と記者会見で告白した優子(安達祐実)と病院に倫理を問い非難の声があがり、須佐見(渡部篤郎)は別の方法を答え、皆本(細田善彦)は無罪を主張すると事実を求められ崎山殺害を尋ね、警察が逮捕した。
あけみは追われてノゾミを人質に大型ストアに立て籠もり、令子は日村(神保悟志)を呼び戻し交渉係にした速水(黒木メイサ)があけみに電話し人質交換を求め、ノゾミの負担と説得するとノゾミの兄・新なら応じると答え、速水はあけみに考えさせる時間を取ったと言い、優子にあけみの要求を伝えると現場に来て話しかけた。
速水はあけみから電話を受け、優子と速水が中に入ると言い、令子は説得を認めあけみの父の病名と卵子の保存を聞き、優子と速水が中に入るとあけみはノゾミを自分で育てると言い優子に資格がないと言うと、速水があけみが同じ立場で発病遺伝子を持ち禁止研究に応じ間違えなければ有用だが予想外の誘拐が起き、崎山に知られ脅迫されたと聞いた。
あけみは皆本がノゾミを連れ去ったと言い、速水はあけみが保存卵子を奪われ脅されたと言い、あけみは皆本の指示で動き放送を見て我に返り自分がノゾミとの関係を知り、優子にノゾミの扱いを聞き変わらないと聞くと、ノゾミを守る義務があると言った。
速水は生まれて来る子への期待を言い、デザイナーベイビーに皆が期待しすぎると言い、あけみが「あの子」と言った事で別の所だと言うと警察が来てあけみを確保し、速水はノゾミの人生を戻すべきと場所を聞き出した。
優子が病院に戻り須佐見がマスコミに優子が命を考えていて周囲は論じるだけと言い、両親に他の治療方法を調査中と告げ、新が優子にノゾミに聞いて欲しいと言い、速水は山原家の菩提寺でノゾミを見つけ病院に連れ、病院は骨髄移植は近森の意志で行わないと発表し、須佐見は速水にノゾミが成長すれば考えは変わると言い、須佐見は退任し病院に問い合わせが殺到した。


演出:

感想:

結論の出ない問題を問う。
問題が起きてから考える事が出来るか、冷静になれるか。
ただ医療は刻々と変化し、最善も同様だ。

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