ヒポクラテスの誓い
- キャスト
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栂野真琴(北川景子):浦和医大研修医
光崎藤次郎(柴田恭兵):浦和医大法医学教授
津久葉公人(古谷一行):浦和医大内科教授
古手川和也(尾上松也):埼玉県警捜査1課刑事
坂元義彦(金田明夫):浦和医大医学部長
樫山輝(濱田マリ):浦和医大法医学准教授
梶原英雄(相島一之):浦和医大内科医
岡村荘介(橋爪遼):埼玉県警捜査1課刑事
柏木裕子(佐藤めぐみ):真琴の親友
柏木寿美礼(大塚良恵):裕子の母
- スタッフ
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監督:内片輝
脚本:篠﨑絵里子
原作:中山七里「ヒポクラテスの誓い」
- 第一話:2016/10/02
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浦和医大法医学教授・光崎藤次郎(柴田恭兵)が司法解剖を行い、研修医・栂野真琴(北川景子)は内科医・梶原英雄(相島一之)に報告し、埼玉県警捜査1課刑事・古手川和也(尾上松也)と岡村荘介(橋爪遼)が光崎に内部の異物がキク科の花粉と聞き、内科教授・津久場公人(古谷一行)が真琴に法医学教室研修を勧め光崎の下で研修を受けることになった。
真琴は法医学教室に行き准教授・樫山輝(濱田マリ)と光崎に会い、解剖室で真琴は「父親が起こした自動車事故で亡くなった女性の解剖」依頼の少女からの電話を受け、病院で古手川から状況を聞き交通課刑事は事故と言い、古手川は光崎に被害者・栗田ミツミの事故状況を述べ光崎は書類に矛盾を見つけ承諾解剖が必要と言い、反対する真琴に社会医学と言った。
真琴は親友・柏木裕子(佐藤めぐみ)の細菌性肺炎を診察し母・柏木寿美礼(大塚良恵)が心配し、古手川は司法解剖が認められず真琴に解剖が予算で認められないと言い、被害者の父が加害者の妻を責め、妻は賠償金も払われないと夫に言い、医学部長・坂元義彦(金田明夫)が警察の苦情を光崎に伝えるが死因究明は解剖が必要と言った。
解剖は被害者遺族に拒否されるが真琴は疑問点を指名し説得し、AI検査を認めさせるが、光崎は解剖を強行し、真琴も参加し肝臓破裂し出血量が少なく死因でなく脳を開き血腫が見付かり自転車運転中に意識を失い病死と被害者遺族に説明し謝罪すると加害者を恨まず済むと答えた。
監督:内片輝
脚本:篠﨑絵里子
原作:中山七里「ヒポクラテスの誓い」
- 第二話:2016/10/9:47m
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栂野真琴(北川景子)は法医学教授・光崎藤次郎(柴田恭兵)の腕に魅了されるが強引な解剖に不信感を抱くが准教授・樫山輝(濱田マリ)との講座を聴き、刑事・古手川和也(尾上松也)が来てボートレース中に選手・真山(塚田知紀)が死亡し操縦ミス事故と処理されたが妻・真山公美(萩野友里)が不満と警察に訴え、映像は事故に見えるが光崎は検案書に疑問を持ち再解剖を考えた。
真琴と古手川は遺族を訪ね、公美に心当たりを尋ね息子と夫の友人・三田村(林泰文)と出会い、三田村は病死と言い、部長・坂元義彦(金田明夫)が内科教授・津久葉公人(古谷一行)に光崎の行動制止を求めた、真琴は被害者の映像を見て三田村を見つけ動機を疑い、真琴が津久葉に再解剖を伝え、真琴は柏木寿美礼(大塚良恵)と内科医・梶原英雄(相島一之)と会い検査を必要と聞いた。
真琴は柏木裕子(佐藤めぐみ)を見舞い、光崎の考えを話し誰も真実を知りたいと言われた、光崎は真山の映像を見て、古手川は光崎の選別を疑い、真琴は遺族に承諾解剖を尋ねると三田村が反対し中央観察院に知らせた。
光崎は真琴に検屍を命じ中央観察院に行き、真琴は遺体が解剖されていないと知り光崎に伝え中央観察院担当医は不要と言い光崎は批判し、光崎と真琴と樫山らは解剖し、内臓に挫傷と出血があり薬物反応はなく、網膜を調べ壊死し視力が低下しわざとレースに参加し、保険金目的の自殺と判った、裕子が悪化し緊急搬送された。
監督:内片輝
脚本:篠﨑絵里子
原作:中山七里「ヒポクラテスの誓い」
- 第三話:2016/10/16
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浦和医大研修医・栂野真琴(北川景子)の親友・柏木裕子(佐藤めぐみ)が緊急搬送され甦生を図るが内科医・梶原英雄(相島一之)が無理と止め、内科教授・津久葉公人(古谷一行)が聞き、法医学准教授・樫山輝(濱田マリ)と県警刑事・古手川和也(尾上松也)は裕子死去を知り、法医学教授・光崎藤次郎(柴田恭兵)はカルテを準備させた。
真琴は気付かなかった自分を責め、古手川と岡村荘介(橋爪遼)は死者の共通点を調べ、光崎は解剖を求め肺炎という梶原に死因を追及していないと言い、裕子の母・寿美礼(大塚良恵)が遺体を引取り、真琴は津久葉からなぐさめられ法医学教室に戻ると光崎から解剖が必要で親友は区別するかと言われ、真琴は光崎から肺炎が疑問で死因究明が必要と言われたが断り、樫山と寿美礼に会い病理解剖したいと伝えると無責任と言われ、樫山が裕子の薬を台所で調べ多く残り真琴は精神的傷害と寿美礼を疑い、古手川は寿美礼が過去に精神的傷害だったと見つけ光崎は鑑定処分許可状提出を考えた。
梶原は津久葉に鑑定処分許可状提出が困ると言い小細工を非難され、真琴は寿美礼を訪ねると葬式が早まったと聞き光崎と古手川らに知らせ、寿美礼に疑問を告げるが解剖は否定され、焼き場に出発すると古手川らが鑑定処分許可状で止めた。
光崎と樫山と真琴は裕子の検屍と解剖を始め、足に萎縮があり肺に炎症が少なく死因が間違いで、肺動脈に血栓があり医師の誤診で、運動不足も原因で寿美礼の行為の影響は微妙だった、古手川は真琴に寿美礼が殺意は無かったが看病を続けたかったと自供したと告げると、真琴が古手川の光崎の調査の協力を言い、解剖患者リストで全員が浦和医大で治療を受け主治医は梶原で、梶原に解剖を避ける理由があったと医療ミスを疑った。
光崎は梶原を呼び出し患者のリストを要求し、津久葉は医学部長・坂元義彦(金田明夫)に病院の正否に関わると対策を求めた。
監督:内片輝
脚本:篠﨑絵里子
原作:中山七里「ヒポクラテスの誓い」
- 第四話:2016/10/23
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浦和医大研修医・栂野真琴(北川景子)は内科医・梶原英雄(相島一之)に栗田ミツミと真山と柏木裕子の死亡を問い詰めるが、梶原は妙な言い掛かりはよせと立ち去り、法医学教授・光崎藤次郎(柴田恭兵)に問うが自分で確かめろと言われた。
梶原は医学部長・坂元義彦(金田明夫)に報告し内科教授・津久葉公人(古谷一行)はセチルミンの副作用と言い、製薬会社からの新たに報告が周知されず発症率は少ないと推定し坂元は聞かなかった事にし、今後の対応を命じた。
真琴は刑事・古手川和也(尾上松也)に不明だが調べると告げ、津久葉は梶原に対象患者が数百人で対応は無理で病院のリスクが高いと言い、真琴は患者のカルテを調べ津久葉に梶原の対応の問題を知らせ3人の血栓の共通を伝え、慎重に調べるので他言無用と言われ、光崎は最初から解剖患者を選んでいたと伝えた。
法医学准教授・樫山輝(濱田マリ)が光崎に梶原の患者のカルテを持つと改竄されるがセチルミンを疑いカルシウム含有処置を探すと指示された、坂元が津久葉から光崎が最初から疑うが改竄し証拠は残らないと言った、梶原は古手川と岡村荘介(橋爪遼)に死亡患者の主治医と挨拶され動揺した。
真琴は入院患者の少女・倉本沙雪(内田未来)の母・美代子(河井青葉)に呼ばれと久しぶりで津久葉が毎日診ると聞き、津久葉か病状が悪いと聞き、看護師・橋本に裕子のカルテを確認するが口止めされていると感じ、内科図書室で医療品を調べ新たに報告された副作用を疑いデータベース未入力を調べセチルミンを知ると、梶原に追われたが古手川に助けられた。
真琴は古手川と光崎と樫山にセチルミンの使用法で血栓ができる方向を知らせると、光崎が既に可能性のある患者を抽出していて多くても無視出来ないのが医師だと言われた、梶原は死亡患者と津久葉から無視と言われた事を思い出し、真琴は光崎に津久葉に相談するのは無駄と言われ、梶原が自殺し意識が無くなり、沙雪の病状が急変し津久葉と駆けつけた真琴は血栓を疑った。
監督:内片輝
脚本:篠﨑絵里子
原作:中山七里「ヒポクラテスの誓い」
- 最終五話:2016/10/30
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栂野真琴(北川景子)は内科教授・津久葉公人(古谷一行)にセチルミンの誤投与を疑い聞こうとするが、埼玉県警・古手川和也(尾上松也)と岡村荘介(橋爪遼)が医学部長・坂元義彦(金田明夫)と津久葉に内科医・梶原英雄(相島一之)の自殺を調べ聴取すると類似事故を聞くが梶原の関与は否定された。
法医学教授・光崎藤次郎(柴田恭兵)と准教授・樫山輝(濱田マリ)は梶原の解剖を始め、真琴が津久葉に倉本沙雪(内田未来)へのセチルミン投与と血栓の疑いを聞くが否定され、梶原の関与と自殺に関しても証拠不十分と否定されたが、真琴が津久葉に全てに関わりを避けさせる対応に疑問を問うた。
古手川は真琴から津久葉が沙雪の手術を拒むと助けを求めると、沙雪の命を助けられるのは真琴だけと言われた、光崎は梶原の死が脳挫傷と判断し、真琴は沙雪の病状の悪化を知り密かに血液検査し、古手川は電子カルテの書き換えの可能性を調べ、真琴は外科医にエコー写真の診断を尋ね手術の準備をし、内科医から血液検査の結果の判断を聞いた。
真琴は坂元に沙雪に血栓の可能性を伝え手術を求めた、光崎は津久葉に血栓発症患者を言い誤投与患者リストを見せ、殺人事件被害者解剖がきっかけで死因以外の血栓が有り事実公表を迫るが、津久葉は断わり未知の投薬事故が医療ミスにされると主張し、光崎は津久葉が変わったと批判し責任と引退を求めた、真琴は病院内の偽装を知り坂元の指示と判り、古手川は本部から捜査終了命令を受けた、真琴は樫山から津久葉と光崎の仲を聞き光崎の思いは届かなかったと言われ、真琴は光崎に謝られた。
真琴は病内放送で全員を集め「自分がセチルミンを投与し、後に副作用が明らかになり血栓が発生し手術が必要と言い、カルテ改竄した」と述べると古手川が捜査したと言い手術を皆に頼むと、聞いた津久葉が全て自分がしたと見つめ緊急手術を指示した。
後日沙雪が退院し、坂元は津久葉の責任で終始させ、真琴は光崎の法医学教室に入り仕事を始めた。
監督:内片輝
脚本:篠﨑絵里子
原作:中山七里「ヒポクラテスの誓い」
- 感想:
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後から判る副作用という課題を辿る。
医療事故を医療ミスと、過剰反応する事からそれを隠し守ろうとする。
誰も得をしない負の連鎖が始まる。
その対処方法は見付かっていない。