グッドライフ
- キャスト
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澤本大地(反町隆史)
紺野七海(榮倉奈々)
澤本華織(井川遥)
澤本羽雲(加部亜門)(子役)
円山湊人(伊原剛志)
雪村慎平(鹿賀丈史)
- スタッフ
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原作:チョ・チャン イン「グッドライフ」
脚本:大島里美
監督:三宅喜重
2011年
- 第1回 2011年4月19日:パパはとっても悲しい生き物です:57m
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澤本大地(反町隆史)は妻・華織(井川遥)が息子・羽雲(加部亜門)を産んだ時に抱いて泣いた。
6年後、大地は産和新聞社社会部記者で数々のスクープを飛ばし、不祥事企業の謝罪会見で組織ぐるみでミスを隠蔽の証拠で社長を糾弾し、社長賞を贈られた大地は上司・奥田慎一(北見俊之)からデスク昇進を打診された。
息子・羽雲が帰るが華織はおらず、深夜帰宅した大地は華織が居ず、6歳の息子・羽雲も華織の行方を知らなく、大地はテーブルの封筒に気づき中に華織が判を押した離婚届が入っていて、翌朝に華織に一晩中電話をかけ続け疲れ切った大地は、羽雲に学校の支度をさせるが、家庭は華織に任せきりでわからなく、大地は取材先に出かけた。
明青医科大学付属病院で、小児科に赴任した新人CLS(チャイルド・ライフ・スペシャリスト)・紺野七海(榮倉奈々)が小児科医・円山湊人(伊原剛志)ら医療チームに挨拶し、聞き慣れない名称に足立優香(永池南津子)ら看護師は戸惑った。
大地はスクープを逃した若い記者・児島(金井勇太)を叱りつけ、華織の代理人を名乗る弁護士・二宮から離婚の件で電話が入り、羽雲の担任・細川(荒木宏文)から羽雲がケガをして病院に来てと告げ電話を切り弁護士事務所へ向かい弁護士から委任状を見せられ、華織のそばに世話を焼く雪村慎平(鹿賀丈史)の姿があった。
羽雲は明青医科大学付属病院で治療を受け、羽雲に心配はないと説明する円山だが、以前からヒザに痛みを感じていた羽雲の言葉に胸騒ぎし、七海は羽雲と話し迎えにきた大地が羽雲に対し自分のペースで行動する様子が気になった。
大地は羽雲に食事も作らず残して仕事に行き羽雲は買い物をし、大地は仕事に熱中し、自宅の火災警報器が鳴り戻り注意を受け羽雲を叱り、大地は児島が自宅で自殺をはかり奥田から様子の異常を気づかなかったと言われ、水島洋子を訪ね華織と会うと「仕事に戻り、大地は他人の事は何も考えず、華織は羽雲に2人で暮らすと言うが羽雲は大地を捨てられない」と言った。
監督:三宅喜重
- 第2回 2011年4月26日:ぼく入院するの?:46m
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華織(井川遥)に離婚を言われた大地(反町隆史)は、羽雲(加部亜門)を育てようと決意したが、慣れない家事で構えず、羽雲からひざの痛みで病院に検査に来るよう言われたと打ち明けられるが無視し、仕事に出て、大地に担任教師・細川(荒木宏文)から電話が入り、羽雲がひざの痛みで体育を休み細川は検査を言うが、大地は後日と答えた。
羽雲は放課後、東京美術大学の親子絵画教室に出席し、絵を教えていた慎平(鹿賀丈史)は羽雲がひとりで来たと気づき家まで送り、大地は羽雲がひとりの理由を華織が体調を崩したと説明し、華織は独身時代のキュレーターに復帰しようと美術館の面接を受けるが採用が決まらないが明るい表情を見せた。
大地は羽雲と明青医科大病院へ行き、円山(伊原剛志)はまもなく診察室に大地を呼び検査の結果を告げ、羽雲の血液に異常が見つかりすぐに検査入院が必要と言われ、七海(榮倉奈々)が羽雲を子供に紹介し入院を告げた。
大地は円山の言葉で病名を調べ、翌朝七海に仕事で結果後行くと伝え、知り合いの医師に問い合わせ取材し、羽雲は検査を受け華織に電話するが繋がらず七海が気にかけ、大地は円山から羽雲が白血病で助からない可能性もあると言われ、直ぐの処置と半年以上の入院を言われ、大地は病院の治療方針を聞くが円山はひとりにされている羽雲の気持を考える様に言った。
大地は華織を探し慎平と居るのを見て立ち去り、病院の部屋に羽雲がおらず円山と優香(永池南津子)らと探すと新生児を見ていて自分が悪いから母がいなくなったと聞き、大地は羽雲は悪くないと答え、しばらく入院が必要で母はもう帰らないと話した。
監督:三宅喜重
- 第3回 2011年5月3日:パパの大事なもの:46m
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羽雲(加部亜門)が小児白血病と知った大地(反町隆史)は華織(井川遥)との離婚を決意し、翌日上司・奥田(北見敏之)に離婚を報告し羽雲を引き取ると打ち明け、大地は仕事に戻り、病院では、七海(榮倉奈々)の提案で羽雲が大地の仕事のように、円山(伊原剛志)や看護師らを取材し聞き出したことを書き込んでいた。
仕事に追われながら家事や羽雲の見舞う大地は疲労し、昨年末の殺人事件容疑者が逮捕され容疑者は16歳の少年で担当・児島(金井勇太)の自殺未遂から大地は身辺取材に乗り出した。
大地は羽雲の抗がん剤治療開始を円山から聞き、免疫力の低下と感染症も命に関わると告げられ、大地は羽雲に説明するが七海から既に聞いていて前向きな態度を見せ、華織は美術館に復職し、後輩から慎平(鹿賀丈史)との関係を聞かれたが否定するが慎平との再会で心が救われたと答えたが羽雲への思いはあった。
大地は羽雲を見舞い仕事に戻り、容疑者の少年の自宅前で張込むが家族は現れず、奥田から両立は無理と言われたがどちらも投げないと答え、病院で自分の真似をする羽雲と作ったしんぶんを見て、円山から子はよく見ていて怖いと言われた。
大地は部下からとくダネを聞き、奥田に自分の仕事を否定しないが息子の白血病を伝え他にする事を考えなかったが自分しか出来ない事がもっとあると異動希望を伝えた。
監督:三宅喜重
- 第4回 2011年5月10日:パパとボクの約束:46m
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羽雲(加部亜門)の闘病を支える為に大地(反町隆史)は上司・奥田(北見敏之)に願い定時に帰宅できる資料部へ異動し仕事後に病院に通い看病を続けた。
羽雲は同室の同じ年頃の藤本太陽(小山颯)と仲よくなり、ある日に母・美紀(奥貫薫)に甘える太陽を見た羽雲はうらやましくすねてケンカをした、大地も美紀から最初の頃の悩みを話した。
翌朝、羽雲は太陽が小児白血病で容体が悪化し病室を移ったと知り、羽雲は太陽を元気づけようと太陽の好きな恐竜のパズルを大地にねだり、慎平(鹿賀丈史)は絵画教室のあおい(畑芽育)から羽雲の入院を聞き、羽雲にパズルを買った大地は七海(榮倉奈々)と円山(伊原剛志)らに会い治療したが太陽は亡くなった。
美紀は羽雲に太陽の病気が治って退院したと笑顔を作り羽雲を抱きしめ説明して病院を去ったが羽雲は元気をなくしてゆき、円山は真実を伝える事を大地に助言するが、大地は羽雲が傷つくのを恐れて言えなく、病院に慎平(鹿賀丈史)が様子を見に来たが親族でなく面会を断られ帰ろうとし、車いすで運ばれる羽雲の姿を見て驚いた。
羽雲は太陽の話を逸らす大地に反抗的な態度になり、大地は待合室で悩むと七海が来て、子どもにも友だちの死は伝えて別れさすべきで悲しいときは安心して泣ける誰かが必要と言った、七海の言葉を聞いた大地は児島(金井勇太)を訪ね自分自身を追い詰めたと聞き大地は自分が聞かなかったと謝った。
大地は羽雲に太陽が亡くなったと告げた、羽雲は死んだらどこに行くか尋ねたが大地は本当の事は判らないが消えたりはしないと答え、嘘をついた事を謝り2度と嘘は言わないと約束し、慎平は華織(井川遥)に羽雲の病気を教えた。
監督:三宅喜重
- 第5回 2011年5月17日:ぼくの会いたい人:46m
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羽雲(加部亜門)の治療は順調だが、病院スタッフに話しかけが減り七海(榮倉奈々)は心配し、大地(反町隆史)は羽雲が夏休みを病院で過ごし寂しいと円山(伊原剛志)に外出許可を願うが円山は細心のケアが必要と言った。
ある日に華織(井川遥)が慎平(鹿賀丈史)から羽雲の入院を聞き心配し病院に来るが、親権を持つ大地の許可が必要と円山は断わり、華織は大地に会い羽雲が白血病と聞かされ会いたいと頼むが大地は断った。
円山が無理をさせない条件で外出許可を出し、羽雲は喜び大地は七海の提案で「お願いカード」を5枚渡しやりたいことを書くように告げたが、最後の1枚は白紙のままで大地は七海に「母親に会いたいか」と悩みを打ち明け、羽雲の外出の日び大地はカードに書いた願いを叶えようとし、楽しそうな羽雲に大地も喜んだ。
華織は慎平に羽雲に会えないと話し、慎平は本当の気持ちを聞くと華織はひと目羽雲に会いたいと言い、大地は4つ目の願いでクラスメートのあおい(畑芽育)と羽雲を会わせると、大地の携帯電話に華織から着信があり羽雲に会いたいから待つと場所を言った、大地は残った願いを正直に言えと聞き、華織が会いたいと伝えた。
大地は羽雲を待ち合わせ場所に連れ、1人で行かせ華織を見つけるが大地に戻り、どうして戻ったかは判らないと言い、石蹴りを教えて欲しいと最後の願いを言い遊んだ。 円山が大地に羽雲の病気の再発の可能性を伝えた。
監督:三宅喜重
- 第6回 2011年5月24日:絆:46m
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羽雲(加部亜門)の病状が悪化し白血病細胞が増加し再発が判り、円山(伊原剛志)は、大地(反町隆史)に骨髄移植を勧めるが大地の型は一致せず、大地は華織(井川遥)に頭を下げ血液検査を頼むが華織の型も適合しなかった。
大地は羽雲を骨髄バンクに登録してドナーを探すが、2月経ってもドナーは見つからずより強力な抗がん剤の副作用に苦しむ羽雲を見守り、華織は慎平(鹿賀丈史)に頼み羽雲の好きな画集を取り寄せ七海(榮倉奈々)を通して差し入れ、七海は羽雲に会わなくてよいかと問うと華織は気持ちを乱したくないと答え、大地はドナー候補の連絡を助手から聞くが円山は不適合が有り待つだけと言い、大地は長くそばにいたいと会社を辞め奥田(北見俊之)からライターの仕事を紹介された。
華織は医療専門書を読み、韓国での骨髄移植成功事例を見つけ小児白血病権威・李信基(イ・シンギ)教授(チョン・ウソン)が来日中と知り会場行き、李との面会を願うが会えなかった。
羽雲が肺炎で悪化し、苦しむ羽雲を見守るだけの大地は無力感を感じ、華織はホテルの前で李を待ち続けその姿に李が話しかけ、華織は羽雲の血液検査を渡し骨髄移植を訴えたが、ドナーを待つと言われた。
大地は華織に羽雲に会って欲しいと告げ、華織は病室で羽雲に謝り側にいると言った。
監督:三宅喜重
- 第7回 2011年5月31日:運命:46m
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羽雲(加部亜門)の骨髄移植のドナーが見つからず12月になり華織(井川遥)も見舞いに来て、大地(反町隆史)は病室でフリーライターの仕事を始めたが慣れず疲れ、日本の骨髄バンクを通じて依頼していた韓国の骨髄バンクで、羽雲のドナーが見つかり小児白血病の権威・李(チョン・ウソン)は担当を希望し、円山(伊原剛志)が連絡を受け大地を病院に呼びドナーが見つかったと聞いた。
喜ぶ大地が、七海(榮倉奈々)と電話中に外出先で倒れ検査入院し、華織は慎平(鹿賀丈史)から息子が以前に亡くなっていたと聞き、医師が大地に告げた検査結果は意外で、羽雲の術前準備が始まり強い薬で苦しみ、1月に手術が決まるが前日に七海は偶然に大地の検査結果を見て膵臓ガンの末期と知った。
翌日に李がドナーの骨髄を持参し手術は終了し、円山からは移植骨髄が羽雲の体に生着するか判明まで2週間は経過を見ると説明され華織が羽雲に会いに行き、大地は李に感謝を述べると李は「カシコギ」という魚の話を始め、オスは稚魚を育て子が成長すると死んでいき、「父はどう生き、子に何を残し死ぬか」の李の言葉が大地に突き刺さった。
大地は半年と言われた残された時間を何に使うか考え、病院で七海は大地を心配し、円山か大地と華織に血液検査で移植の成功を伝え、後日に七海は大地に謝り大地の検査結果を渡し治療を勧めるが、羽雲には言わない様に言われた。
監督:三宅喜重
- 第8回 2011年6月7日:パパが伝えたい事:46m
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回復した羽雲(加部亜門)の退院の日に大地(反町隆史)と病院を出る羽雲だが、大地の末期臓ガンを知る七海(榮倉奈々)は円山(伊原剛志)に声をかけられたが複雑な気持だった。
羽雲は自宅に帰り遅れた誕生祝いを行い、2人の生活が始まり、華織(井川遥)は慎平(鹿賀丈史)に羽雲の退院を報告し、羽雲は小学校に通い始め約束した大地が毎日迎えに行き、通院し大地は七海の相談を伸ばし、羽雲は公開授業の作文の発表ができず折り紙も壊され落ち込み、大地は七海に呼び出され治療を勧められそこで痛みで倒れ、学校で大地を待つ羽雲は知らせで駆けつけた華織に飛び込んだ。
大地は華織の電話に仕事と答え、自分の病気を隠しす大地に七海は病院で治療を受けるように言うが残された時間を羽雲に使いたい大地の態度は変わらないが、七海は1人で全部できないと言い現実を見てくれという言葉に悩むが、華織に送られた羽雲が弱虫だと謝った。
七海は円山に心配され助けて欲しいと言い、大地は羽雲に謝られた事がくやしいと言い苦しい闘病生活から逃げなかったと言い、羽雲は学校で記者になりたい夢を発表した。
監督:三宅喜重
- 第9回 2011年6月14日:パパの生まれた町:46m
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大地(反町隆史)は自分のすい臓がんを円山(伊原剛志)に打ち明け、検査の結果で円山はがんが転移してあと1月もつかどうかと告げられ、激しい痛みの頻度が増え羽雲(加部亜門)の前で命を落とす事態もあると警告したが大地は入院も治療も拒否し、七海(榮倉奈々)の自宅治療も断り羽雲と残された時間を費やす事を決めた。
華織(井川遥)は慎平(鹿賀丈史)からフランスでの仕事を持ちかけられ、キャリアを積む機会だが2年は日本に戻れなく、夢と羽雲への思いで華織は迷い、大地の腰の傷みを見た羽雲が心配し、羽雲と大地が慎平の絵画教室に行き、羽雲はあおい(畑芽育)から田舎を聞き、羽雲が大地の田舎に行きたいと言い、大地は辛い思い出しかないが羽雲の願いを叶えたいと生まれた沼津行くと約束した。
大地の体調は悪化するが、羽雲と沼津の田舎に行き港や廃校を訪れ楽しい時間を過ごし、大地は生家の跡地に行き父(松重豊)を聞かれ、記念写真を撮りに写真館を訪れ、大地はひとりの写真を撮影し住所を言うと両親との家族写真を見せられた。
大地は羽雲を両親の墓に連れ、羽雲の言葉で父の良い思い出を浮かべた、華織は慎平にフランスでの仕事を頼み、大地は旅館で羽雲の前で倒れ、気づくと心配して眠った羽雲を見て華織に電話で羽雲を預かって欲しいと頼んだ。
監督:三宅喜重
- 第10回 2011年6月21日:さよなら、パパ:46m
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羽雲(加部亜門)の前で倒れた大地(反町隆史)は、仕事でしばらく羽雲を預かって欲しいと華織(井川遥)に頼み、翌朝大地は羽雲とカレーを作り羽雲を学校へ送り出し、病院へ向かうが円山(伊原剛志)の前で意識を失い入院することになり羽雲と一緒には暮らせないと言った。
羽雲を華織が迎えた、羽雲の電話に大地は出ず、慎平(鹿賀丈史)が訪ね華織から様子が変で連絡が取れないと聞き、ようやく大地は羽雲の電話に誤魔化し七海(榮倉奈々)がそれを見た。
大地は病院を抜け出し世話になった元上司・奥田(北見敏之)と飲み別れ、自宅に帰り大地は私物を処分し身辺整理を行い、翌日に慎平を訪ねて自分のがんを告白して華織と羽雲の今後も見守る事を頼み、大地は最後に華織を呼び出して羽雲を引き取って欲しいと言った。
華織に大地は羽雲の世話に疲れ記者に復帰すると嘘を告げ、華織は羽雲にも話せるかと言うが黙って去り、華織は羽雲にしばらく一緒に暮らそうと言い、病院に戻った大地は七海からこのまま別れると羽雲が後悔すると言われ、大地は華織に羽雲と会いたいと電話し、公園で羽雲と2人で会うと離れた所で華織と暮らせと告げ大地と暮らしたいという羽雲を会えないと約束はしなかった。
監督:三宅喜重
- 第11回(最終回):2011年6月28日:ありがとう、パパ:46m
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羽雲(加部亜門)が大地(反町隆史)から華織(井川遥)に送られ暮らし始めてから2週間が過ぎ、羽雲は明るく振る舞うが無理をしていると気づいた華織は、慎平(鹿賀丈史)に会い羽雲が大地に一緒に暮らせないと言われ落ち込み、フランス行きを辞退した。
羽雲が円山(伊原剛志)に会い、華織は大地から羽雲の親権と養育費を譲られ、羽雲は大地に会いたい気持ちで暮らしていたマンションへ行くが部屋は引き払われ羽雲は嘘つきと泣き、追ってきた華織も無人の部屋で羽雲を見て大地が姿を消したと知り驚いた。
大地は医大から海沿いのホスピスに転院し、七海(榮倉奈々)が訪ね羽雲の作った新聞を見せ、息子が本当の事を知る日に渡して欲しいと羽雲への手紙を頼み、華織は大地を探し、郵便物を調べ沼津の写真を見つけ、七海は円山に大地に言われた事を話した。
七海は大地を探す華織に会うが最初は知らないと答えたが思い切って羽雲への手紙を渡し、ホスピスに円山が訪ねて羽雲の容体は良いが心は心配と話し、大地は私の役目は終わったと言うが円山は子供は親に何か出来た時に最高に笑顔を見せると言い、父の役目があると言った。
華織が大地を訪ね、相手の気持ちを考えなくもう何もしてやれないと言うと、大地は家族の笑顔を忘れ気持を考えなかったと感謝を告げ羽雲に知らせるなと言い、慎平が華織の部屋を訪ねて、大地から華織と羽雲を頼まれたが家族しか出来ないと言い、羽雲を華織が受け止めれば良いと告げた。
華織は羽雲に大地の手紙を渡し、今本当の事を知るべきと大地の病気と嘘をついた理由を話し、羽雲は手紙を開封し読み、華織と羽雲は大地の場所に行き、羽雲は大地に呼びかけ気持を伝え大地を守ると言い、聞いて顔を見せると羽雲は抱きつき華織が見つめた。
監督:三宅喜重
- 感想:
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良い人生とは何かを探す。
妻子に何が出来るのかから、何をして貰えるかになる。
何かして貰える事が相手の幸せと判るのは難しい。