ビンタ！

箕輪(ミノワ)文太（松本利夫）：弁護士事務員
高田夏美（山口紗弥加）：弁護士
大津吾郎（石黒英雄）：舎弟
箕輪カナ（原菜乃華）：娘
工藤洋平（西村雅彦）：弁護士

原作：小川圭「特攻事務員ミノワ」
脚本：大石哲也・川嶋澄乃・高山直也
監督：国本雅広・本多繁勝

元暴走族総長・箕輪（ミノワ）文太（松本利夫）を弁護士事務所所長・工藤洋平（西村雅彦）が面接し、女弁護士・高田夏美（山口紗弥加）の助手に採用したが、工藤は彼女の足を引っ張る目的の様子だった。
ミノワの父・大作が死に、舎弟でもんじゃ屋店主・大津吾郎（石黒英雄）が妹・箕輪カナ（原菜乃華）を連れて来て相続財産のリストを渡し、カナは3年前大作が突然連れスナックの女性に子を生ませ女性が病死し引き取り、カナを遺産目当てらしき親類・沢田が引き取るのを止める為に就職を探していた。
工藤法律事務所に戸上玲奈（酒井美紀）が来て、母が死に遺産配分で兄・酒井健一（袴田吉彦）は亡くなる半年間の世話を口実に5000万円の家で、玲奈は500万円の貯金と主張し、健一は就職後の15年間毎月母に仕送りし、家も母の想い出の家を守りたい言い分で、玲奈は母から100万円貰っていたが夏美は隠す事に決めた。
ミノワは健一を誘い玲奈の秘密をバラし、帰宅したミノワにカナが忘れ物を取りに来て就職したミノワに驚くが信用できずカナは裏切られるのがウンザリだと言った。
ミノワが守秘義務違反で、健一に全て喋った事を知った玲奈は怒り、夏美は工藤に監督不行届きを責められ担当から降ろされた。
玲奈は遺産争いに熱中し家事を疎かと夫に責められ子供を連れて出て行かれた。
健一も母の家を取り壊し、新しい家を建てたいと妻と娘に言われた。
協議の場で、罵り合う玲奈と健一で、我慢の限界のミノワは母の家を潰し始め、駆けつけた玲奈と健一が止めると、ミノワは支え合う兄弟になって欲しいと言い、夏美が止めて謝り引き揚げると、玲奈と健一は自分らが何故止めたのかと考えた。
工藤がミノワと夏美に文句を言うと、玲奈と健一が来て家を売り半分に分けると言い、工藤が大切なのは事務所の利益というとミノワが怒り、辞めて帰ると父・大作に財産が無いと知った沢田がカナの引き取りを拒否し、ミノワはカナを引き取ると言った。
夏美が来て、ミノワに自分の事務所に働く様に言った。

原作：小川圭

工藤（西村雅彦）から独立した夏美（山口紗弥加）は大津（石黒英雄）の店に来てミノワ（松本利夫）と高田事務所を開くと言い、ミノワは妹・カナ（原菜乃華）と暮らす部屋代に給料を前借りし、ミノワが出勤すると工藤と夏美が揉めていた。
和菓子屋・長澤（岡田義徳）が依頼に来て、妻・絵里子（紺野まひる）との離婚を言い、ＤＮＡ鑑定で5歳の息子・裕希（五十嵐陽向）と血が繋がっていないが妻は否定し離婚も拒否し、両親から跡取りを催促され妊娠しづらい体質で子が産まれ5年後に発覚したが通常離婚では慰謝料が大きくなるが、逆に高額の慰謝料請求を夏美は考えると、絵里子と弁護に工藤らが来た。
ミノワは裕希の父・長澤への親しみを知り、夏美は不貞行為を離婚原因とするが、工藤と絵里子はレイプによると不貞行為を否定し逆に被害者と反論し、長澤は妻の言葉を否定し、夏美は絵里子の発言内容が正しいか調べ元彼・大森（河相我聞）が相手と知るがミノワに否定しＤＮＡ鑑定を申し出た。
ミノワは長澤の拘りが納得出来ず、長澤は絵里子と裕希を拒否し、夏美は工藤と絵里子にレイプが間違いと告げると、絵里子は長澤の不倫写真を見せ離婚に応じ慰謝料も要求しないが裕希の親権を渡す事を求めた。
工藤は絵里子から弁護を降り自己犠牲に反対し、夏美は2人の検査病院に行き、裕希が誘拐されたと長澤と絵里子に連絡があり、書き置きを見た夏美はミノワの仕業と知り、カナはやり過ぎと言うと長澤と絵里子が来たがミノワは自分で育てると言った。
夏美にかきおきは名前がなく誘拐文に見えると言うが、裕希が消えミノワは公園で見つけ長澤は裕希を認め、夏美は長澤の方が無精子病で人工授精したが、絵里子は夫を思い隠して来たと言い元に和解した。

原作：小川圭

ミノワ（松本利夫）は妹・カナ（原菜乃華）と暮らし、大津（石黒英雄）が闇金の取り立て屋と派遣ＯＬ・野村未歩（谷村美月）に割り込みミノワは未歩と出会い夏美（山口紗弥加）と事務所で話しを聞いた。
未歩に同情したミノワは夏美を説得し、闇金業者に利息制限法を言い返済を断り、ミノワは未歩を送るが、事務所に無言電話やいやがらせが続き闇金の嫌がらせと告訴するが警察は面倒と言い、未歩にも嫌がらせがあった。
暴力を止められたミノワは勝手に闇金に嫌がらせを行い、夏美は未歩が借り逃げの常習と知りミノワを連れ戻すが、未歩は犯罪の意識がなく、ミノワは大津からカナへのいじめを聞いたが逆にカナに諭された。
工藤（西村雅彦）は闇金の稲葉に夏美ら同業者の弱みを渡し、借り逃げの常習の未歩への報復を言い、工藤がミノワに未歩への報復の話しをし聞いたミノワは勝手に工藤から未歩の隠れ家を聞きだした。
稲葉ら闇金業者が未歩の家に押し入ると、ミノワが来て未歩に言われるままに暴力をふるい、未歩から事情と言い訳を聞き自分を偽ると言い、闇金業者から逃げたい未歩を寺に連れて行き修行に預け、未歩は厳しさに根をあげ逃げ出した。
夏美はミノワから寺に預けたと聞き、逃げ出した未歩は道に迷い、夏美は住職から森で遭難と聞きミノワは金を鳴らし狼煙を上げると未歩が戻って来た。
未歩は商品を処分し普通の生活に戻ろうとし、夏美は工藤に闇金業者と未歩の和解が成立したと伝え、ミノワはオークションで服を買うがカナから学校に着ていけないと言われた。

原作：小川圭

ミノワ（松本利夫）が筋トレし夏美（山口紗弥加）が呆れると、高田法律事務所にカナ（原菜乃華）の担任・増田亮太（菅谷哲也）が来て、朝礼で生徒・桜井美月（畑芽育）が貧血で倒れ、親のＰＴＡ役員・桜井薫子（七瀬なつみ）に担任交代を言われていた。
数日後に弁護士・工藤（西村雅彦）と薫子が来て、不登校が増田のせいと担任交代を要求し、薫子はモンスターペアレントで増田は前の学校で似た経験があり不安で、夏美は事実確認と相手の真意確認にミノワをＰＴＡに潜入させ運動会の会合に参加すると、どれも危険と差別と不衛生で全てが中止意見が出てミノワが反対し喧嘩になり、ミノワは夏美に怒られた。
夏美は工藤に和解を言うと親が目的と聞き、呆れカナに実状と増田の事を聞き、ミノワが学校でたまたま美月に会い薫子が増田を辞めさせる為に家庭教師を雇い倒れたのは薫子から食事制限された為で、増田とミノワは運動会の練習で移動玉入れをしていると薫子が止め玉が美月に当たり薫子が学校にクレームをかけ、校長は保護者会を開くと言った。
ミノワと夏美と増田が言い合い、工藤と薫子が相談し、大津（石黒英雄）がミノワと夏美とカナに薫子の情報を言い自分の過去が影響していた。
保護者会に美月が増田が心配で来て生徒は増田の担任を望み外で聞き、薫子の無理じいに夏美が批判すると親が担任を選びたいと言い始めミノワが外に出て思った事を言うと、美月が薫子や親に水を浴びせ薫子に頭を冷やせと言い、増田と友達が好きだが薫子が嫌っていると言い、他の生徒も増田担任を望み、問題解決は生徒と夏美は思った。

原作：小川圭

不倫関係の永井絵美（黒坂真美）と秋野修治（東根作寿英）が修治の妻・多香子（櫻井淳子）に不倫がバレて絵美が慰謝料を請求され、夏美（山口紗弥加）の事務所に依頼に来て、ミノワ（松本利夫）は呆れ騒ぐが、夏美は証拠が無ければ裁判で勝てると言った。
多香子から弁護士・工藤（西村雅彦）は修治の携帯電話の写真を見て裁判で勝てると言い、夏美は情報が知られ勝てなく別れて減額交渉を言うと絵美は多香子と修治とはセックスレスで愛もなく離婚を求めた。
夏美は多香子は離婚を望んでいないと推定し結婚はセックスだけで無いといい、カナ（原菜乃華）は学校で面倒な告白に悩み愛とか恋は信じないと言い、夏美は修治から子供が居て離婚は難しいが絵美の前では言えなく、多香子は子供が優先と述べた。
夏美は修治が女2人を弄ぶと言いミノワに任せ帰り、ミノワは修治に絵美に話しに行かせたが遅くミノワが覗きこんで問題になり、夏美は多香子と工藤と慰謝料交渉するが会わない制約を求め、ミノワが多香子に修治を愛しているかと聞くと否定した。
夏美は絵美に要求をのみ修治に慰謝料を請求する事を勧め、ミノワは3人で話せと秋野の連絡先を勝手に教え、修治は多香子と会うが話しに乗らず、ミノワはカナが三角関係に巻き込まれていると知った。
絵美が多香子に会いに行ったと知ったミノワは修治とバイクで行くが故障で怪我をし、多香子が心配すると修治は絵美に別れを頼み、絵美が去りミノワとバイクで人生を変えようと話した。
多香子は工藤に慰謝料減額し修治に恩をきせると言い、絵美は誓約書にサインして慰謝料に応じやりなおすと言った。

原作：小川圭

カナ（原菜乃華）がめかし込み、ミノワ（松本利夫）は娘宛のラブレターを読み気が気でなく、相手が年上と聞いて落ち着かない。
夏美（山口紗弥加）に、友人で女医・小田律子（ちすん）が相談に訪れ年下の研修医・戸塚と婚約中だが、結婚に反対のの母・早苗（根岸季衣）が束縛し私物化するが負い目もあるが家を出たが監視されたと言った。
しかし、カナが気になるミノワは早苗に同情し、夏美は頼まれて早苗に会うが束縛は変わらず説得は無理と思うがミノワは早苗を応援し、夏美は律子に断ち切るにはストーカーで訴えるしかないと言い、カナから相手の子が紳士的と聞いたミノワは早苗から頼まれて戸塚の監視を行うが真面目だった。
戸塚は退院した女性から呼び出され食事し、ミノワが見つけ夏美に報告するが非難され、ミノワはカナが呼び出した哲平を叱るがカナがミノワの為に料理を教えて貰おうとしていて、ミノワはカナに追い出され、独身の工藤（西村雅彦）に家族の大事さを言った。
夏美は大津（石黒英雄）に調査を頼み、早苗とミノワが戸塚と女性との写真を見せて責めると、夏美はその女性が早苗に頼まれた別れやせ屋と示したが、戸塚は女性が別れやせ屋と判っていて重荷の律子と別れるようとしたと言い、責める早苗に律子はストーカーで訴えると夏美に依頼し、早苗は警察に厳重注意され引きこもった。
ミノワは律子の祖母（原知佐子）を老人ホームに訪ね早苗の家に連れ、職員から夏美と律子に連絡があり、早苗が家に帰るとミノワと祖母が掃除して食事を作っていたが早苗は祖母から自由になりたかったと言うと、祖母が律子が同じ気持ちだろうと言った。
夏美は律子と早苗に話し合いと和解を勧めた。

原作：小川圭

ミノワ（松本利夫）と夏美（山口紗弥加）の高田法律事務所に主婦・浅野真知子（三浦理恵子）が来て引っ越した新居で、隣の小森谷幸恵（音月桂）から嫌がらせを受けきっかけは庭に伸びた木の枝を切り謝ったがそれから受けはじめたと損害賠償と立ち退きを要求し、ミノワは小森谷に乗り込み脅かすが夏美が止めて事情を聞くと逆に嫌がらせを受けていると主張し、互いに被害者と思っていた。
夏美は嫌がらせの証拠を押さえる為にミノワに張り込みをいい大津（石黒英雄）とカナ（原菜乃華）に話し、真知子と娘・未来（佐藤芽）は夫が残業で、近くのボロアパートでミノワが張り込むと幽霊が夜中に出て気を失しない録画せず、真知子の家がまた嫌がらせを受けた。
工藤（西村雅彦）は夏美が男物の用品を買ったと聞き、ミノワは呼び止まれた工藤を部屋に連れ込み夏美の男を聞かれ、ふたりに幽霊が出て翌日ミノワは不動産屋に文句をいうと夏美が承知済みで、真知子から火事を聞き未来が見つけたと夏美とミノワを呼び、真知子が小森谷に文句を言いあやうく警察沙汰になりかねて、ビデオを見ると誰も写らず、ミノワは犯人は幽霊と言い出し夏美に証明すると言った。
ミノワはアパートの隣人が家賃を下げる為に幽霊騒ぎを起こしたと知り、未来に出会い真知子が家を綺麗にするのにうるさく夫と喧嘩して新しい家がいらないと言うのを聞いた。夏美はカナが大津の店を手伝うのを見て犯人が判り真知子と小森谷に説明すると、ミノワが来て幽霊の仕業といい未来が真知子に謝り、夏美は犯人は背が低い未来だと言い、ミノワは新居で父母が喧嘩ばかりするのが寂しかったと言った。
真知子は小森谷に謝り、小森谷も無気になったと答えた。

原作：小川圭

夏美（山口紗弥加）とミノワ（松本利夫）の高田法律事務所に今野結衣（村川絵梨）が来て、婚約破棄の慰謝料請求を言い相手は大津吾郎（石黒英雄）だと言った。
だが吾郎は婚約はしていない言い、夏美とミノワは信じるが、夏美は結衣の依頼を断っても諦め無いと考え、結衣は工藤（西村雅彦）を弁護士にして吾郎に損害賠償を含めた慰謝料を求めて来て、結衣は証拠や証言を多く提示し、解釈の差はあるがミノワは結衣に同情し夏美は女性は同情を引きやすいと言った。
夏美は吾郎に別れた理由を聞くと、最近急に束縛とヒステリーが酷くなったと言うが夏美は別れる理由には弱いと考え、ミノワは対策を考えるがカナ（原菜乃華）に人には欠点がありそれを理解して付き合うと言われた。
ミノワは吾郎に結衣と結婚しろと言い、カナの言葉を告げたが吾郎は考え込み結衣との事を考え、早朝にミノワを訪ね2人で結衣を訪問して結婚を申し込むが信じず、ミノワが説得したが結衣は高価な指輪を要求した。
費用稼ぎに吾郎はミノワと働くがとても貯まらず、ミノワが高額なアルバイトを探し死体の洗浄仕事を紹介し、夏美はミノワから話しを聞くが男と遊ぶ結衣を見かけた。
吾郎は過労で倒れるが無理に働き、夏美は同業の情報で結衣が結婚詐欺で同じ手口で金を取っていると知り工藤に言うと過去は終わっており今回が同じか不明と言った。
吾郎は漸く指輪を購入したが、夏美はミノワに結衣が結婚詐欺と言うとミノワは計画し、吾郎は結衣に結婚を申し込みミノワが借金取りに化け結衣に代わりに支払いを求めると結衣は真実を言い、現在の相手と夏美が来て現在の相手が詐欺で訴えると言った。
吾郎は結衣に幸せになれと言うと、結衣は訴訟を中止した。

原作：小川圭

挙動不審のミノワ（松本利夫）を夏美（山口紗弥加）が怪しみ大津（石黒英雄）と話すと、ミノワが階段から転落し救急車で運ばれ足の骨折でミノワは入院する事になり、ミノワは書店店長・酒井哲夫（升毅）と争い転落したと言うが関係ないと言った。
カナ（原菜乃華）は心配し、夏美が書店に行くと万引きの疑いのミノワの目線入り写真が店頭に貼られ、酒井は万引きと主張し揉めたと言い監視カメラ映像を見せ、他のデータと目撃者がいると述べ、夏美はミノワに事情を聞くが答えず、酒井にやり過ぎと言うが判っていても守る為に必要と言い、真犯人捜しを要求した。
夏美は客に事情を聞くが誰も目線入り写真を信じ、大津はミノワが金に困っていると言い、ミノワは退院を急ぎ、高校生・安達聡が万引き事件で夏美の事務所に来て万引き現場を見てミノワに脅されたと言った。
工藤（西村雅彦）はミノワの事件を聞き夏美を呼び、弁護士会で問題になり酒井が訴えたと言い、夏美は病院にミノワを訪ねるとカナが万引きは難しいというのを聞いた。
夏美は酒井に万引き本の内容を聞くと関連がなくバッグに入らず、写真をミノワに見せ安達に万引き犯と言い、ミノワに万引きを見つかり諭され逆恨みでミノワに罪をかぶせたと言い古書店で証拠を掴んだと言うと、安達は居直りミノワに殴られた事が不満で計画したと言い、夏美は犯罪の告発を述べた。
ミノワは改心させられ無かった自分のせいと夏美に謝り、安達は気づき謝り酒井に事情を話し謝罪し、酒井はミノワに謝った。

原作：小川圭

カナ（原菜乃華）は絵画を見ると、新城礼子（朝加真由美）が写真に撮り嫁・新城沙織（柴本幸）の家に押しかけいじめて、見た1人息子・歩が商店街に飾られている絵を破ろうとし、見たミノワ（松本利夫）が注意すると助けてくれと頼まれた。
夏美（山口紗弥加）は断るがミノワが安請け合いし、沙織が事務所に歩を迎えに来て、姑との仲は歩の誤解と言って連れ帰ると、礼子が部屋に入っていじくり夫・恭一は姑を庇った。
沙織が夏美とミノワを訪ね、当初から姑・礼子が嫌い夫・恭一は姑の見方で、姑に息子・歩が自分を好いていると無理に書かせた絵を見せて嫌がらせを言った為に離婚したいと言い、ミノワが礼子に会い全て喋り逆に言いくるめられた。
沙織に文句に言った礼子と沙織が喧嘩になり一層仲が悪くなり、夏美はミノワの態度を批判し夫・恭一に離婚を言っても言い逃れ逃げ、歩の親権を求めたが、ミノワは理解出来ず歩に家がばらばらと文句を言われた安易に約束した。
ミノワが夫・恭一の会社に行くと大切な商談中で無視され勝手に怒り、カナと大津（石黒英雄）は仕事も家族も大切と言われ、ミノワは中年独身を探し工藤（西村雅彦）を礼子に会わせたが余計な世話と言い工藤は礼子の相談に乗るが、礼子がタイプでないと断り工藤はミノワに怒り、礼子も迷惑だった。
礼子は忙しいと言うが忠告した男も無視し、工藤に苦情を言われたミノワに夏美が勝手な行動はくびと言い、カナと話した歩は沙織と礼子の喧嘩の原因は自分で、双方に嫌いと言った。
礼子は夏美に恭一と沙織を含めた話し会いを求め、礼子は歩のショックを述べ今後は全てを沙織に任すと言い歩の責任を求め、沙織は感謝し恭一も反省した。

原作：小川圭

女子高生・愛子が大企業・田島電機のドラ息子・田島一馬（前田公輝）らに暴行され、ミノワ（松本利夫）はカナ（原菜乃華）の将来の夢が弁護士と知り夏美（山口紗弥加）に話すと費用がかかると言われた。
夏美とミノワは愛子の両親から依頼され、一馬を父・総一郎（麿赤児）が工作し逃れて認めず身代わりを立てたと聞き、愛子に事情を聞き揉み消そうとする田島に事件の目撃証人を探すと言い、田島の顧問弁護士・工藤（西村雅彦）はなめない方が良いと言った。
ミノワは買収された店員から、夏美が工藤担当としり、工藤は一馬が友人を止められなかったと言って金で和解を求めたが夏美とミノワは断り、作文を読まれたカナはミノワを怒り、そこにＩＴ企業の代表取締役・小野田康夫（葛山信吾）が現れてミノワにカナ（原菜乃華）を養子にしたいと頼み、妻・美佐子（石田ひかり）から亡き娘にカナがそっくりだと言われ知った。
ミノワは断るが、夏美が康夫に事情を聞くと妻・美佐子が重病だが手術を拒んでいると知り、ミノワに小野田夫妻の人柄次第で養子もあり得ると言った。
ミノワは目撃者を探し、中華料理店の娘・青山雅美（坂東希）に目撃証言を頼むが断られ、店に居つき調子に乗って次々注文し店のメニューを完食し倒れ、気づくが食事代が不足し、雅美にミノワは悪い奴は許せないと言うと雅美は一馬が仲間に罪をかぶせるのを見たと言った。
ミノワは夏美に電話で連絡するが尾行する男がおり、帰りカナの教育費を考え、翌日に小野田夫妻を訪ね、美佐子が自分にも責任があると謝られ、ミノワは大津（石黒英雄）に相談し、カナに養子の事と美佐子を話し、翌日ミノワとカナは小野田夫妻を訪ねた。
総一郎から相談された工藤は手があると言い、雅美が不良に絡まれ怪我をして、父はミノワを守ると約束したと責め、雅美は次は命も危ないと証言を断り、ミノワは一馬と仲間に文句を言うと急に被害者に変わり警察に逮捕された。
カナは小野田夫妻と過ごし美佐子が倒れ、工藤が夏美にミノワの逮捕を告げ一馬から手を引かないと夏美の弁護士資格を奪うと言った。

原作：小川圭

工藤（西村雅彦）の罠で、警察に逮捕されたミノワ（松本利夫）は接見した夏美（山口紗弥加）から田島総一郎（麿赤児）が裏についていると聞き、夏美はカナ（原菜乃華）の連絡で病気の美佐子（石田ひかり）を訪ねカナに小野田夫妻に居るように言った。
ミノワは野口刑事（モロ師岡）から事情を聞き、身代わりの秋吉が田島と工藤の手配で釈放され、ミノワは警察署から逃走し、聞いた夏美は工藤の前で田島一馬（前田公輝）たちを挑発し酒飲み競争に誘い競争し、大津（石黒英雄）にミノワが脱走し、夏美は工藤が止めても続けついに勝ちミノワの被害届け取り下げを言うが一馬は遊びと拒否し、大津が秋吉にミノワに連れだし説得するが警察が来て逃れた。
夏美は工藤を泣き落とすと、工藤が撮影した映像を見せアイデアをパクリ敬意を示さないガキが嫌いと言うと、夏美は工藤なら味方の弱点も持っていると思っていたと言った。
カナは美佐子に手術を勧め外でミノワに会い自分の事を考えろと言われた、ミノワに夏美が来て野口に引き渡し署長に釈放を掛け合い、釈放されたミノワは辞表を出し一馬らに会い愛を教えるといい、手を出さず殴られ逆に挑発し、一馬は仲間にミノワを刺せと言うが仲間は拒否した。
一馬はミノワを刺そうとするが秋吉が犯罪と止め刺され、友だから一緒に警察に行こうと言い、ミノワは夏美と一馬と父・総一郎に行き、自分の為に息子を庇うだけと言った。
ミノワと夏美は小野田と娘に報告し、ミノワは美佐子とカナに会いカナと暮らしていきたいと言うと小野田は同じ事をカナに言われたと答えた。
工藤が田島建設顧問を首になったと来て、報酬を要求すると夏美は工藤が父だと言った。

原作：小川圭

弁護士と事務員との生活に、事務員・ミノワと血の繋がりがない妹との関係も描く。
事件と謎はあるが、法的解決よりも無知な暴走が結果で解決に導くコメディだ。
夏美と対立する工藤は微妙な行動だが最後に判る。