三匹のおっさん2
- キャスト
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清田清一(北大路欣也)
立花重雄(泉谷しげる)
有村則夫(志賀廣太郎)
清田祐希(大野拓朗)
有村早苗(三根梓)
清田貴子(西田尚美)
清田健児(甲本雅裕)
立花登美子(藤田弓子)
清田芳江(中田喜子)
立花康夫(津村知与支)
立花理恵子(鈴木麻衣花)
- スタッフ
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原作:有川浩
脚本:佐藤久美子・清水しおり
監督:猪原達三
2015/4-6
- 第1話:帰ってきた三匹のおっさん:71m
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私設自警団結成から1年、町内を夜回りする清田清一(北大路欣也)と立花重雄(泉谷しげる)と有村則夫(志賀廣太郎)だが重雄は白い人影を目撃するが見失い、清一は健康診断に行き重雄と則夫に会い街の噂を聞き、清一は孫・祐希(大野拓朗)と剣道をし妻・芳江(中田喜子)と貴子(西田尚美)と健児(甲本雅裕)夫婦と入学祝をした。
清一は本屋・岩城(阿部丈二)から妖怪ウォッチの話しを聞き、3人は夜回り中に鈴木隼人(鈴木福)ら小学生3人に出会い、町内でおばけが出ると学校で噂の屋敷を見に来てお化けを見つけ退治するといい、則夫がおばけは科学で説明ができると話し3人は家へと送ったが、背後に怪しげな影があった。
翌日に清一が噂の屋敷を訪れると着物の店で店主で職人・竹田正純(竜雷太)と孫・里織(谷花音)と話すと地上屋・飛田丈(神保悟志)が来て清一が追い返し、子供におばけの噂が広がっていると言い、母・由香(小野真弓)が死に息子・正信(岡田浩暉)にも店を閉めろと言われていた。
3人は重雄の妻・登美子(藤田弓子)から古い店と聞き、清一は芳江から竹田屋の息子夫婦の嫁が亡くなったと聞き、祐希は有村早苗(三根梓)と付き合うが則夫に監視され先に進めず隼人らに妖怪と間違われ、「おばけを見た」目撃が増えて健児もおばけと遭遇し、ついには則夫も見た。
飛田らが正純に店を売れと迫り、祐希は則夫と見回り早苗が心配していると言うと白い影があらわれ、祐希は追い着物を残し逃がし、人間の仕業と知った。
清一が犯人に会い重雄と則夫に連絡し、隼人がすれ違い里織だと知り、3人は里織からお化けの出る家なら地上屋が諦めると考えたと聞き、隼人が祐希に妖怪には理由があると言い、3人は正信に売りたがっているのは1人と言い、正純は正信と由香は着物が縁で結婚したと言った。
正信に正純が家を売れば由香の思い出が消えると言い正信は里織に謝り、飛田に謝り断るが暴れ家を壊し始めると、3人が来て地上屋一味を懲らしめ追い返した。
監督:猪原達三
- 第2話:三匹のおっさんVSストーカー男:46m
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祐希(大野拓朗)と早苗(三根梓)は大学の帰りに、小学生・中村みちる(信太真妃)が男・鈴木博之(濱口優)ともめるの見て祐希が男を追い払うが、みちるも逃げた。
その夜、清一(北大路欣也)と重雄(泉谷しげる)と則夫(志賀廣太郎)は夜回りで、民家を窺う男を見つけ声をかけると立ち去り家からみちるが不安そうに外を眺めが清一に芳江(中田喜子)が若い親の不満を言い祐希とみちるの事を話した。
後日早苗は買い物中に、母親・中村真智子(星野真里)とみちるに会い、早苗がみちるに話しかけるが真智子は知ら無らず、夜回り中の三匹はチンピラ風・黒岩丸雄(大浦龍宇一)らに暴行をうけた男を助けると、清一は民家を窺った男と気付き、中村家に注意を言い、後日にみちるに祐希と早苗は話しかけるが態度を不審で男を知っているかと尋ねると動揺し、清一も聞くと父だと答え接見禁止で警察に捕まると黙っていたと答えた。
三匹は中村家を見張り、鈴木をPTA(比企理恵)が怪しむと黒岩らが多額の飲食代を要求し、困った鈴木はみちるに真智子へのとりなしを頼むが重雄が止め、黒岩らが鈴木に手伝うと言いみちるを人質に真智子を連れ去り、祐希が見た。
黒岩らが鈴木に、真智子とみちるを連れると酒に溺れ家を売る為に権利書を望むと黒岩らが暴行を働いた、祐希が真智子とみちると鈴木を助け、そこに三匹が来て黒岩らを懲らしめた、鈴木に立ち直ってから再婚を申し込めと言った。
監督:猪原達三
- 第3話:三匹のおっさんVSペット泥棒:46m
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清一(北大路欣也)と重雄(泉谷しげる)と則夫(志賀廣太郎)は夜回り中に人懐こい迷い犬を見つけ、清田家で預かり芳江(中田喜子)と貴子(西田尚美)は世話しないと言い、健児(甲本雅裕)と祐希(大野拓朗)は乗り気で清一は「ムサシ」と名付けた。
清一はチラシを作り重雄と則夫と飼い主を探し、祐希が大学で早苗(三根梓)から大学内のアニマルボランティア・サークルを紹介され迷子の犬の飼い主を捜し飼育放棄されたペットの里親を探す活動を行い部長・菅野(金井勇太)に、ペットシッター・丸岡(六平直政)が犬を連れて来てムサシの飼い主の情報連絡を約束した。
清一がムサシの散歩途中にブックスいわきの店主・井脇(阿部丈二)から迷子犬の話を聞き、後日に清田家に少年・中沢俊太(池田優斗)が来たがムサシは俊太の飼い犬・ラッキーではなくペットシッター・丸岡が世話し、俊太の為にラッキー探しも始めた。
3人と祐希は丸岡に中沢家の事を聞くと逃がしていないと言い、則夫が丸岡を見かけ、中沢美智子(大久保佳代子)が俊太にラッキーを忘れろと言うと清一らが反論するが無視され、俊太が塾通いで世話が出来なかったと考え、祐希と早苗がムサシを連れると山田(大島蓉子)と会い最近犬がいなくなった家が多いと聞いた。
ホスト・レイヤ(IZAM)が丸岡に面倒な犬の世話を言い、祐希と早苗が居なくなった犬を調べ3人に見せると則夫がその1匹と丸岡を見たと思いだし、祐希と早苗が菅野の所で迷子犬を丸岡が連れたと聞き、3人は丸岡を尾行し、ホストクラブ客(大林素子)がレイヤに犬の様子を聞き、丸岡が電話で犬の病気を連絡した。
レイヤが帰ると丸岡が世話が悪いと揉め、丸岡が祐希と早苗と菅野に犬の世話を頼むと3人が来て責め丸岡は大きくなったペットが飼い主から無視されるのが辛いと言うが清一はやり方が間違っていると言うと、祐希と早苗が俊太にラッキーを連れ見た丸岡が皆に謝り、丸岡が犬を返すと多くは返され、レイヤらが慰謝料を要求し暴力をふるうと3人が来て一味を倒した。
監督:猪原達三
- 第4話:三匹のおっさんVSご当地アイドル詐欺:46m
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夜回り中の清一(北大路欣也)と重雄(泉谷しげる)と則夫(志賀廣太郎)は、閉店した店を見て、重雄の家の居酒屋「酔いどれ鯨」で「ブックスいわき」の店主・始(阿部丈二)に佐伯巽(葛山信吾)が芸能プロデューサーで、商店街の活性化のためご当地アイドル作りを述べ、清一たちも加わり話が盛り上がりメンバーのオーディションが決まった。
清一の道場のオーディション会場に100名ほどの応募者が集まり、早苗(三根梓)が来て清一の孫・祐希(大野拓朗)はあわてるが早苗は父の則夫にものを持ってきただけで佐伯は残念がるが、そこへ精肉店チーフリーダー・信元克江(木野花)が娘・真奈美(桃瀬美咲)を連れて来て、オーディションに合格し、地元テレビで流れ公募で名前も「みどりガールズ」に決まり、レッスンを開始したが真奈美はムキになるが清一がまとめた。
派手で横柄な社長・丸山(西岡德馬)が来て、グループのメンバーと過度なスキンシップし、遅い時間にメンバーを食事に連れ、清一は心配し注意し、みどりガールズはデビューの日を迎えイベントは大盛況だった。
裏で丸山は佐伯に早苗を口説けと命じ金になると言い、打上で佐伯が採算を気にし始は地元で良いと言い丸山を心配し則夫は佐伯の焦りが心配で、佐伯が早苗にデビューを持ち掛け祐希は断り、丸山は佐伯に商店街から採算を取れと命じ、佐伯がファンクラブ募集を始め費用が高く寄付金募集も高価と聞き、始は初耳で佐伯に事情を聞いた。
始は佐伯は金儲けしたいだけと三匹に伝えると、急に変わったと思い会社との板挟みと考え、始は佐伯からの手紙で社長から金を取り戻すと書かれ、丸山は佐伯に金を返さないと言い、佐伯と追ってきた始は殴られるが、そこに三匹が来て丸山らを懲らしめ、佐伯は丸山をみどりガールズから手を引かせた。
監督:猪原達三
- 第5話:三匹のおっさんVSゴミ不法投棄:46m
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バスで清一(北大路欣也)は若い女性に席を譲られショックを受け、その夜に清一が重雄(泉谷しげる)と則夫(志賀廣太郎)と夜回りすると、コンビニ前に若者ら座り込み騒いでいて注意するが逆ギレし若者らは去り、店長・大黒高生(村松利史)も困っていた。
孫・祐希(大野拓朗)に大人げない年寄りも増えていると指摘され、清一は考え込み、嘱託社員で働くゲームセンター「エレクトリック・ゾーン」の駐車場の片隅にゴミが散乱し、店長・須田(岡田義徳)は家庭ゴミを捨てる客に困り、清一がゲームセンター内を見回ると中学生(前田航基)グループが騒ぎ、注意をするとしぶしぶゴミを拾い集め去った。しばらくして清一はその場にゴミがひどく散乱し、店長・須田は数日前も同じことがあったと言い、清一は中学生を疑るが、ノリとシゲは子供は疑問だが、現場を見張り、祐希は早苗(三根梓)に進路を聞き、逆に三匹が張り込みを聞き参加した。
育江(藤田朋子)が遅れた生ゴミを持ち込み揉めるが祐希が対応したが、翌々日にまたもゴミが持ち込まれ早苗は家庭では多すぎと言い、則夫は収集場所から運んだと考え明け方に見張ると中学生がゴミを移動させた。
三匹と祐希が捕らえ、名と連絡先を聞き落着したと思ったが、大黒が駐車場に捨てられると聞き資源ゴミで、見張ると鮫島(丹古母鬼馬二)がゴミを捨て言い訳し暴れ、三匹が懲らしめ大黒に報告した。
監督:猪原達三
- 第6話:三匹のおっさんVS恐怖のピアニスト:46m
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夜回り中に清一(北大路欣也)と重雄(泉谷しげる)と則夫(志賀廣太郎)はクラシック同好会とすれ違い市民オーケストラがピアニスト・黒田寛子(中山忍)をゲストにチャリティコンサートを行い、男女が言い争い立ち去り、則夫は女が黒田と気付いた。
清田家で祐希(大野拓朗)の19歳の誕生パーティーが開かれ、祐希は母・貴子(西田尚美)に子離れと反論し、翌日に貴子はコンサートのボランティア募集を見て清一とオーケストラの練習を観に行き、「鯨」の常連・野尻(石井正則)が指揮者を務め、団員と争う黒田を見て驚き、団員達は黒田の態度に不満を持った。
「鯨」で野尻が楽団に怪文書が届いたといい、3人は貴子と共にボランティアで参加したが、黒田と団員達の仲が悪く、3人はコンマス・椛島(大石吾朗)やトランペット・田坂(田代さやか)を疑い、祐希は早苗(三根梓)に話すと親離れしないと言われ、翌日に団員と衝突した黒田は練習場から帰り、そこへ黒田のマネージャー・後藤(伊藤正之)が現れギャラを要求し怪文書の危険手当を要求し野尻が渡すが意見が別れた。
三匹はトラブルを心配し、貴子は黒田に勧められピアノを弾き、子が出来て諦めたと言うと、黒田はデビュー時は良かったと言い、ギャラを聞くと驚き去り貴子に男はマネージャーでないと言った。
貴子は代わりにピアノ担当を求められ、黒田が後藤に怪文書を責めるとコンサートを潰すと脅され暴力を振るうと清一が止め黒田が去るが、貴子は黒田が音楽しか言わなく無責任でないと言い、清一は黒田からコンサートを守ろうとしたと聞いた。
黒田を後藤がヤクザを連れ暴れると、三匹が来て後藤とヤクザを懲らしめ、コンサートが開ける様になり黒田が迷惑をかけたと去ろうとすると団員が聞きたいと引き止め、黒田が条件を出し貴子と並びピアノを担当した。
監督:猪原達三
- 第7話:三匹のおっさんVSお祭り反対派:46m
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重雄(泉谷しげる)はブックスいわきの店主・井脇(阿部丈二)から商店街のご当地アイドル「みどりガールズ」が順調と聞き、清一(北大路欣也)と則夫(志賀廣太郎)に自分らも何かしたいと言い、神社の前で3人は祭り復活を思いついた。
重雄と則夫は商店街の寄合でお祭り復活を提案し、消極的な店主らも重雄の説得に承諾し、清一も家族の協力を得て、皐神社の宮司・笹谷(つまみ枝豆)に会うと神輿が壊れ修理費が神社で出せないと言われ、重雄は修繕費を商店街の寄合で言うと運営費と修繕費に難色を示す商店街の店主らを説得し、町人からの寄進を決めた。
3人は町内会長に行くと、町内会長・植松(清水章吾)は祭りの開催に協力しないと言い、商店街で寄進を集め始め重雄の息子・康生(津村知与支)ら家族も寄進集めに奔走し、企業の社長・光本(ダンカン)が店で騒ぎ、ニュータウンでは町内会長が不要と言い寄附しないと言い、植松が大会社の部長と判るが、重雄が益々対立した。
健児(甲本雅裕)は康生を慰め子は父に反発すると言い、康生と井脇は地元企業に協力を頼みに廻り、社長・光本が弁理士に会計の誤魔化しを指示し、来た寄進集めに過剰金額処理を持ち掛け脱税手伝いをさせようとし、戻ると健児が銀行の寄附を示した。
康生が光本に返しに行くと暴力で脅されたが、三匹が来て光本らを成敗し、祭りが開かれ、重雄はニュータウンの子らも同じに扱い、植松も縁日に来た。
監督:猪原達三
- 第8話(最終話):2015/06/12:サヨナラ三匹、大成敗スペシャル:90m
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清一(北大路欣也)と重雄(泉谷しげる)と則夫(志賀廣太郎)は夜回り中に同窓会の話題をし、落書きされた区長選ポスターを見つけ清一は中に同窓生・高橋雅夫(前田吟)に気付き、犯人捜しを作戦会議中にブックスいわきの店主・始(阿部丈二)が落書き被害を告げ、同窓会当日に3人はタケの愛称の竹田武(でんでん)と再会し息子の嫁が亡くなっていた、マサが妻・美代(音無美紀子)と来てマサは直ぐに帰り、芳江(中田喜子)は美代と再会するが元気がなく心配し、2次会でタケが様子が変と清一が心配した。
マサが選挙事務所で清一の悪口を言い、マサに美代は芳江は幸せそうだと話しを持ち出し、早苗(三根梓)と祐希(大野拓朗)がボランティアを話し重雄と芳江がマサを応援し、対立候補の現区長・橘花代(朝加真由美)は女性票を握ると言い選挙運動でマサと会い、タケが勤める唐沢電工社長・唐沢(丸山智己)が態度が大きかった。
タケが帰り息子・正一(ドロンズ石本)の様子を聞き、清一が訪ねると仕事で年寄りは使えないと言われ助成金の道具だが働くしかないと言い、清一と祐希もマサの応援に行き、美代は芳江にモラルハラスメントを相談し離婚も断られマサが変わったと打ち明け、花代が唐沢にマサ対策を求め、唐沢はタケに有村電業の新製品の盗みを命じ、芳江はマサに話すが相手にされず揉め健児(甲本雅裕)が見て誤解し、タケが則夫の工場に行き図面を撮影しそれを早苗が目撃し、則夫は類似製品発売で契約中止になり、聞いた早苗が祐希に連絡し清一が知った。
清一がタケに則夫の新製品情報を流したか聞くと唐沢に要求されたと言い2人で則夫に謝り、マサが美代に暴言を言い祐希が清一に芳江が浮気と言い、清一が則夫と原因は別と話し重雄に内緒にし重雄が怒り、タケが唐沢に話しを付けに行き袋叩きに会うと清一と則夫が来て話しを録音し情報を取り戻し、重雄が落書犯グループと闘うが痛め付けられ、清一と則夫が聞いて落書犯グループに乗り込み駆けつけた重雄と成敗し、唐沢がマサと芳江の浮気写真として町にまき、清一が芳江に見せ美代の為かと聞くと助けを求められた。
マサが美代に選挙戦が台無しと言うと清一が来て助け合おうと言い、マサが選挙演説で妻へのモラルハラスを打ち明け、自分のせいで妻に子が出来ずいつしか暴言を吐いたと打ち明け後悔を話すと、始が過ちを認める勇気を認め応援すると言い民衆も応じた。
タケが唐沢の妨害を知り三匹に唐沢と花代の癒着とこれからの妨害を告げ、投票日にタケが唐沢の裏帳簿を探し見つかり襲われると、三匹が来て花代が黒幕と言い唐沢らを成敗し裏帳簿で花代が終わりと言い、当選した花代が逮捕されマサが繰り上げ当選した。 そして・・・・・・。
監督:猪原達三
- 感想:
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無理に話を大きくせずに町内会レベルを主体にした。 アクションシーンは減ったが、身近な数々の問題を取りあげられた。 年齢差がテーマもあり、おっさんシリーズと合う。