合い言葉は勇気

キャスト

暁仁太郎(役所広司):役者。本名は佐藤学。
大山忠志(香取慎吾):富増村役場職員。
犬塚信乃(鈴木京香):犬塚守孝の長女
琴井悌一郎(寺尾聰):元小学校教諭の琴井ダルマ工芸社長。
安西景虎(國村隼):フナムシ開発社長。
鴨田額蔵(金田明夫):富増村助役。
毛野智光(山寺宏一):構成作家。
川北義助(梶原善):自由人。
琴井悌三(池田成志):琴井悌一郎の弟。
天馬金吾(麿赤兒):桃園経営者。北富増の実力者。
瀬田浅夫(遠山俊也):天馬金吾の付き人。
大山道夫(井上肇):忠志の兄。
大山節子(白川和子):忠志の母。
林八郎(松谷賢示):村の若者。
山根房吉(石井康太):村の若者。
宮田音弥(赤坂七恵):村の若者
蟇田(温水洋一):フナムシ開発社員。
玉塚(伊藤正之):裁判長。
扇谷(山崎一):扇谷グループ会長。
佐藤尚子(キムラ緑子):暁の妻。
斎藤礼(八嶋智人):弁護士。
女優(篠原涼子)
黒崎(佐渡稔):ドラマ制作プロデューサー。
芸能事務所社長(小野武彦):暁が所属する芸能事務所の社長
鳥井(六角精児):暁のマネージャー。
ラジオパーソナリティ(つまみ枝豆):
外科医(伊藤俊人)
裁判所職員(佐古正人)
鳩山一茂(唐沢寿明):弁護士。
赤岩一孝(杉浦直樹):弁護士。
犬塚守孝(田中邦衛):富増村村長(10期目)
網干頼母(津川雅彦):扇谷グループに雇われているフナムシ開発顧問弁護士。

スタッフ

制作年 :2000年
脚本:三谷幸喜
演出:河毛俊作・田島大輔・中山高嘉

第1話:2000年7月06日:奇跡を呼ぶ男:75m

山梨県上巨摩郡富増村の村役場職員・大山忠志(香取慎吾)に母・大山節子(白川和子)が話しかけ、北富増の桃園で働く兄・大山道夫(井上肇)と別れ出勤し、忠志は東京でバンドを組んでいたが村に戻ってきた。
忠志は役場で助役・鴨田額蔵(金田明夫)から頼まれフナムシ開発反対運動のバリケードに行き村の若者に村長・犬塚守孝(田中邦衛)の伝言を伝え、ダンプが来ると若者は逃げ忠志はシャベルカーを動かし警察に怒られた。
忠志は役場に戻り村長・犬塚に呼ばれ、反対署名者の対応し桃園経営者・天馬金吾(麿赤兒)が来て村長に署名を求めると書き名簿を預かり、忠志にも望み無駄と言いフナムシ開発社長・安西景虎(國村隼)に届けると命じた。
忠志は安西に車に乗せられ、顧問弁護士・網干頼母(津川雅彦)が北の人間ばかりで南を含めた全員の運動を求め、安西は違法の証拠を言いが受け取り、代わりに達磨池の川北義助(梶原善)のトラックの妨害の対処を要求された。
忠志は村長の娘・犬塚信乃(鈴木京香)がフナムシの社員と揉めるのを見て、名簿人数が村民の1/3で少ないと言い、信乃はニコチャンストアが出来て売上げが下がったと言い、網干は安西に説明会開催を提案し、忠志は川北と会い説得するが住民運動は信じなく1人で戦うと言われ廃棄物処理場を見せられ、家に帰ると母が寝込み、忠志は鴨田から呼び出されフナムシの説明会が始まり安西と網干は合法を述べ帰り、村長は反対運動の火付け騒ぎを暴力を止め、裁判を起こし弁護士を探すと言った。
村長は忠志に東京での弁護士探しの同行を頼み、出かけ弁護士を探すが県の許可があり無理と断られ、安旅館で泊まり村長が倒れ病院に行き信乃に電話し、廃棄物処理場は誘致に騙されたと言い、忠志は馴染みの店に行き弁護士・鳩山一茂(唐沢寿明)が来て被害が起きていなく将来の実証は難しいと言った。
忠志は鳩山に頼み、鴨田が安西と網干に知らせ、事務所に行くと逃げ網干には勝てないと言い、村長は再度入院し、旅館で役者・暁仁太郎(役所広司)の裁判での演説をテレビで見た。


演出:河毛俊作

第2話:2000年7月13日:サイテーの救世主:53m

大山忠志(香取慎吾)は暁仁太郎(役所広司)の演説を見、仁太郎は女優(篠原涼子)と芝居の稽古をしプロデューサー・黒崎(佐渡稔)が死ぬのが遅いと言い、忠志は仁太郎を訪ねて弁護士役の話しと村が弁護士を探し村民を説得して欲しいと言うと台本や制作の有無を聞かれ、断られてもしつこく頼んだ。
仁太郎はプロデューサーから出ているシーンのカットされ、芸能事務所社長(小野武彦)に苦情を言うと無理だと言われ帰ると愛人がマネージャー・鳥井(六角精児)と浮気していて、妻・佐藤尚子(キムラ緑子)に行くと引越中でいつも最低と言われた。
忠志は犬塚(田中邦衛)から弁護士探しを言われ、仁太郎は構成作家・毛野智光(山寺宏一)に裁判の事を聞き、会った忠志に無理な事も有ると言うが結局条件付きで引き受け、ギャラと温泉接待と原稿用意を条件にした。
弁護士の扮装の仁太郎と忠志が犬塚に会い、村へ向かい、犬塚信乃(鈴木京香)が迎え弁護士が変わったと言うと村で歓迎会の予定が鳩山の名になっていると言い、仁太郎は忠志にばれると躊躇したが忠志は後に引きないと言い、村で大歓迎され仁太郎が拍手の中を村に入った。


演出:河毛俊作

第3話:2000年7月20日:初めての勝利:51m

仁太郎(役所広司)と忠志(香取慎吾)は村人に拍手で迎えられ、仁太郎は感激し忠志は裁判にならない様に言い、犬塚(田中邦衛)の紹介で挨拶し、忠志は4日の滞在で以降の方針を判断すると説明し、仁太郎は「七人の侍」を引用して裁判は村人次第と話した。
仁太郎は忠志に台本を要求し、犬塚はバーもホテルも無く自宅宿泊を言い、網干(津川雅彦)は安西(國村隼)と鴨田(金田明夫)に該当弁護士は居ないと言い、仁太郎は犬塚の家に泊まり信乃(鈴木京香)が世話役と聞き、忠志の台本が長すぎ説得力がないと言い、休日も働くと聞き文句を言った。
川北義助(梶原善)が花火を買いに来て自分で闘うと言い、節子(白川和子)は忠志に仁太郎の期待を言い、仁太郎は信乃に本名を佐藤学と言い、翌日に忠志が書き直した台本も話し言葉でないと言い、佐藤尚子(キムラ緑子)が仁太郎を探した。
忠志は仁太郎に村の情報の伝わりを話し行動が必要と言い、北の天馬(麿赤兒)と南の琴井悌一郎(寺尾聰)を話し、聞かない仁太郎に信乃との仲を言うと琴井悌三(池田成志)が様子を見に来て、天馬らが廃棄物工場に仁太郎を連れ、仁太郎は1人で警備員と嘘の中国語で話し何も答えないと言った。
悌三は信乃に仁太郎に怪しいと言い、義助が暴れ皆が向かうと工場に忍びこみ櫓に登り暴れ、安西が力に訴えると、仁太郎が安西に義助を説得すると言い裁判で勝つと強気で、正義は勝つ信念を信じると言い、村人が拍手で応じ義助が降りた。
網干が来て仁太郎に質問し、ドラマのストーリーで答え、義助を開放させ、網干は偽と知った。


演出:田島大輔

第4話:2000年7月27日:村長は殺された!:53m

安西(國村隼)に網干(津川雅彦)は弁護士でないと裁判に出られないと言い、忠志(香取慎吾)は犬塚(田中邦衛)に仁太郎(役所広司)に同じ事を言うと、何故偽を連れたかのか言われ、裁判を断念する様に説得するしかないと答えた。
仁太郎は信頼が第一と言うが忠志は不安で、犬塚は県の立入調査が入るがもう少し仁太郎に頼もうと言い口止めしたが、鴨田(金田明夫)に話してしまい安西と網干に伝わり社員・蟇田(温水洋一)に伝えた。
仁太郎は村民に裁判に勝つ方法をいい加減に話し、天馬(麿赤兒)らが県の立入調査が広がり犬塚が今日と言い鴨田が安西に連絡し、県から田島が来るが鴨田が引き延ばし、信乃(鈴木京香)が仁太郎に弁護士バッチを聞くと誤魔化し、悌三(池田成志)との仲と村を出る事を相談した。
犬塚と忠志と田島が安西に行き、抜き打ち調査と言うと蟇田が準備した場所に連れて行きフナムシが居て申請通りで、安西は金属は廃棄物でなく商品と答え、田島は違法性がないと判断し犬塚に忠志は情報が漏れたと言い、仁太郎に結果を話し揉めた。
仁太郎は毛野(山寺宏一)に台本の書き直しを頼み、網干が仁太郎に俳優が弁護士を偽ると罪で村を去れと言い、忠志に騙し犯罪と言うと忠志は網干に仁太郎に村民を説得させると言い駄目なら共犯と言われ、仁太郎は信乃に休養と言い帰ろうとしたが、義助(梶原善)が犬塚が処理場に言った来た。
忠志と仁太郎と信乃と義助が追い、犬塚が処理場の写真を撮り義助が奥に案内し警報装置に見つかり猛犬に襲われ崖から転落し病院に運ばれ、仁太郎に後を頼み周囲が勝手に約束し心臓病で死んだ。


演出:中山高嘉

第5話:2000年8月03日:宣戦布告:47m

村長・犬塚(田中邦衛)が死に、網干(津川雅彦)は安西(國村隼)に義助(梶原善)が侵入した場所の重要性に気づかないと言い、忠志(香取慎吾)や仁太郎(役所広司)は信乃(鈴木京香)が葬儀準備を手伝い、仁太郎は帰ろうとし忠志は止めて説明会出席を説明し、妹夫婦が東京から帰り遺産相続を主張し、夫は仁太郎に見覚えがあった。
琴井悌一郎(寺尾聰)と天馬(麿赤兒)と仁太郎(役所広司)が裁判の打合せをしたが仁太郎は対応出来ず、毛野(山寺宏一)が来て仁太郎が説明会の原稿を頼み、網干と安西が通夜に来たが信乃が追出し、仁太郎は毛野が書いた裁判を止める方の原稿で練習した。
仁太郎と忠志は信乃に99%裁判に負けるので出来ないと言うと、信乃は1%でも賭けたいと仁太郎を達磨池に連れて公害を見せたが忠志は現実は厳しく無理と言い、説明会が始まり仁太郎は信乃を見て裁判をする原稿を変えて提訴を言ったしまった、忠志は呆れるが村民は支持し、本当の闘いが始まった。


演出:河毛俊作

第6話:2000年8月10日:裏切ったヒーロー:49m

忠志(香取慎吾)と仁太郎(役所広司)は信乃(鈴木京香)の家で演説を後悔し、毛野(山寺宏一)は法廷ドラマ経験から勝てると言い、鴨田(金田明夫)は網干(津川雅彦)から仁太郎は弁護士でないと教え、毛野は仁太郎が住民票を移し村民として法廷に出ると案を出し、毛野は裁判は長く掛かると言った。
網干が仁太郎と忠志をドライブに誘い、約束を破ったと言い詐欺で訴えると言うと、忠志は仁太郎が原告として法廷に立つと答えた、翌朝に毛野が仁太郎の住民票移動の為に帰り、仁太郎と忠志は村民と打合せ時期村長に天馬(麿赤兒)がなると言った。
忠志と信乃は、天馬は人望がないと仁太郎に言い、信乃と忠志は悌一郎(寺尾聰)に村長を頼みに行き頼むが悌三(池田成志)は裁判の原告で責任を負うと言い、悌一郎は金がかかり反対で費用はどうするか聞き理想だけでは出来ないと言い、悌三は信乃に仁太郎が本物か確かめると言った。
網干は安西(國村隼)に対策に金を撒くと言い、天馬が信乃に村長になれないなら手を引くと言うと仁太郎は自分が手を引くと言い、網干が仁太郎に話しかけ費用がかかり示談を言い金を見せ1500万円でサインし急に強きになり、忠志は役場から連絡を受け天馬が安西と2000万円で和解したと言った。
信乃は怒り、仁太郎は自分で書いたバッジの絵を渡し村長を決めるのが先と言い、網干に金を返し示談書を取り返したが20030円足りず、信乃はバッジの絵が違うと知った。


演出:田島大輔

第7話:2000年8月17日:仕掛けられた罠:47m

信乃(鈴木京香)は仁太郎(役所広司)と悌一郎(寺尾聰)の家で説得し、悌三(池田成志)は偽弁護士と疑い、義助(梶原善)が忠志(香取慎吾)に裁判をしろと脅した。
仁太郎は悌一郎は暴力で脅すと裁判に勝つ確証を求められ、毛野(山寺宏一)は忠志らに実害が出ていないと言われ節子(白川和子)の病気を疑うと寝て食事と聞き、被害の調査を始め、網干(津川雅彦)は被害がなく有っても因果関係がなく有っても裁判に勝てる保証にはないないと言った。
実害は見つからず仁太郎は荒れ、忠志は蟇田(温水洋一)に協力を頼むが断られ、村の若者が仁太郎に魚の死骸を見せると毛野はやらせは拙いと指摘し、若者らは仁太郎の指示と言い、仁太郎が蟇田を説得し暴力で脅し演説で言いくるめ、蟇田は立入検査の裏を証言すると言った。
悌三は悌一郎に蟇田は信用出来ないと言い、費用はどうするかと言うと毛野は県を訴えると費用は不要と言い悌一郎は引き受け、網干は安西(國村隼)に誰か黒幕が居ると考え調べ、安西と網干は悌一郎に会い訴え取り下げを買収したが断られた。
仁太郎と悌一郎は訴状を提出し、網干は蟇田を原告証人と安西に紹介した。


演出:中山高嘉

第8話:2000年8月24日:最後の賭け:47m

網干(津川雅彦)は安西(國村隼)に蟇田(温水洋一)の有効な利用法を考え、仁太郎(役所広司)は悌一郎(寺尾聰)と忠志(香取慎吾)と鴨田(金田明夫)に蟇田が会社を辞め信乃(鈴木京香)の家に居ると言うと忠志は安西に知られ拙いと言った。
悌一郎は仁太郎らに訴状に不備と呼び出され裁判所職員(佐古正人)から訴訟人の具体名の記入と弁護士への依頼を言われ、訴訟人全員出席を言うが弁護士が代理人だとそれだけで可と言い、悌一郎は仁太郎が知らなかったと疑問で、悌一郎は頼み、天馬(麿赤兒)は訴訟反対を言い節子(白川和子)も反対し、忠志は原告から外れた。
網干は斎藤礼(八嶋智人)に被告弁護士を頼み、毛野(山寺宏一)は信乃に蟇田の様子を疑い、裁判長・玉塚(伊藤正之)に双方が集まり環境裁判は難しく和解を求められたが原告が断り、網干の指示で蟇田が家を出て逃げ、信乃は村人の協力を求め、鴨田が蟇田を連れ逃げた。
忠志と毛野は罠と気づき、安西は悌一郎に蟇田が居なくなったと電話し、仁太郎は玉塚に延期を頼むが断られ、安西と網干に会い訴え取り下げ1500万円を要求し和解を言うが、網干は遅いと断り批判し、仁太郎は蟇田に伝言を言い去った。
仁太郎は悌一郎に謝ると裁判を聞かれ何故諦めるかと言われ、毛野は蟇田が残したフナ虫を見つけた。


演出:田島大輔

第9話:2000年8月31日:恋におちたら:52m

裁判が始まり、仁太郎(役所広司)が映画を真似して話し営業許可取消を求め裁判長・玉塚(伊藤正之)に弁護士を付けろと薦められ、斎藤(八嶋智人)が県の反対を述べ、信乃(鈴木京香)は義助(梶原善)を裁判に誘い、毛野(山寺宏一)と仁太郎が打合せ安西(國村隼)を訊問しゴミと言わせると網干(津川雅彦)は仮定だと反論した。
毛野がクマ虫を見せると鴨田(金田明夫)が殺し、信乃がゴキブリと間違えたと仁太郎に抱きつき、忠志(香取慎吾)は裏切り者がいると考え毛野は最初にクマ虫を話す人物を注意というと鴨田が気にし忠志が疑い、仁太郎がクマ虫の有効性を疑問視し、網干がサンプル数の少なさを指摘し申請書類を提出した。
マスコミが悌一郎(寺尾聰)にゴミ処理場をどこに移すか質問し、毛野は忠志にフナムシ開発の情報を求め親会社が大きいと伝え、悌一郎と悌三(池田成志)が仁太郎に代理人が居ないと説明を求めると毛野は仁太郎が信乃と結婚予定で代理人と呼ばれたくないと答え、忠志が悌三から信乃と仁太郎の結婚を聞き、信乃に仁太郎が弁護士でないと言うと聞いた義助が怒り、信乃が忠志と仁太郎と毛野を殴り、忠志は仁太郎から芝居と聞いた。
村の若者が情報を求めフナムシ開発に忍び込み、義助が起こした騒ぎを起こし捕まり、信乃は出かけ忠志は駅の仁太郎と毛野を呼び追い、村の若者が盗みだした書類を毛野に持ち込み、仁太郎は信乃を見つけると泳ごうとしまだ闘うので最後までやれと言われ、毛野は書類から何かを見つけ、義助が逃亡し、仁太郎は信乃と入籍について話し、佐藤尚子(キムラ緑子)がテレビニュースで仁太郎を見つけた。


演出:河毛俊作

第10話:2000年9月07日:最後のチャンス:53m

佐藤尚子(キムラ緑子)が村に向かうと義助(梶原善)に車を盗まれ悌三(池田成志)が見た、毛野(山寺宏一)はゴミかどうかの区別を金の流れと言い仁太郎(役所広司)と忠志(香取慎吾)と信乃(鈴木京香)に説明した。
信乃は忠志に仁太郎が毛野に教えて貰うばかりと聞き、忠志は悌一郎(寺尾聰)に鴨田(金田明夫)がスパイだったと告げ、仁太郎に尚子が来て悌三は信乃に仁太郎に妻が居たと伝え、尚子が仁太郎に離婚を求め、鴨田は忠志からフナムシ開発から帳簿を見せて貰い、信乃は仁太郎にいくつ隠し事があるのか聞き、尚子は信乃の家に泊まった。
鴨田は帳簿を探し、裁判で仁太郎は安西(國村隼)に入手帳簿を質問し証拠と提出すると、安西は盗まれたと言い網干(津川雅彦)は証拠を認めたと注意した。
網干は安西に奥の手と言い、悌一郎と仁太郎は北が参加していなく当事者適格と言われ、毛野は北の一部を仲間に入れれば良いと言い、忠志と仁太郎は節子(白川和子)に頼むが断り忠志が原告に参加し裁判の証人になり、網干は安西は原告は何も証明していないと言い、扇谷グループ会長・扇谷(山崎一)から業務拡大命令を受けていると告げた。
安西が仁太郎に村出身で東京で失敗し扇谷グループに雇われ、廃棄物工場の責任者に選ばれたが村の誰も憶えておらず池を守ったが無くなるので裁判に勝てと言い鍵は義助と言い去り、網干は忠志に質問し仁太郎が偽と責め、悌一郎と村民は仁太郎が弁護士でないと知った。
悌一郎は仁太郎に本物以上で裁判の結果に後悔しないと言い、仁太郎と忠志は村民集会で責められ忠志は本当の事を言い、信乃が止めるが2人は殴られ追い出され、尚子が仁太郎に中途半端と責め、毛野は最低の弁護人を呼び仁太郎が代理人で法廷に立つ案をだし、仁太郎は弁護士・赤岩一孝(杉浦直樹)を訪ねた。


演出:田島大輔

第11話(最終話):2000年9月14日:威風堂々:59m

仁太郎(役所広司)は赤岩(杉浦直樹)に斎藤(八嶋智人)と網干(津川雅彦)の名を伝え、安西(國村隼)は網干に赤岩というと最初に入った事務所だと言い、毛野(山寺宏一)と忠志(香取慎吾)と信乃(鈴木京香)は赤岩を迎えた。
信乃は斎藤に聞くと県の立場を言われ、義助(梶原善)が来たが高熱で寝込み、村長が死んだ現場にいた状況を聞き、忠志は鴨田(金田明夫)と話し、毛野は証拠を掴むが裏付けが必要で手配犯の義助が逮捕されると言うと義助が応じた。
斎藤が環境破壊の可能性を網干に言い、赤岩は裁判記録を取り寄せると網干が声を掛け、悌一郎(寺尾聰)は悌三(池田成志)と天馬(麿赤兒)に裁判への人集めを頼み、扇谷グループ会長・扇谷(山崎一)が安西と網干に来て勝てと命じ裁判を見ると言った。
裁判が始まり、赤岩が車椅子で法廷に運ばれ毛野と仁太郎が看護人で立ち合い、安西を赤岩の代理で仁太郎が質問し、信乃が義助を連れると嫌と言いだし、金属がビジネスで成立しないと現物を言い、仁太郎が義助を説得し毛野と仁太郎が時間繋ぎした。
信乃と義助が警察の検問で来られず、網干が証人が来ず時間延ばしと言い弁護人の診断書を要求し、鴨田が車に信乃と義助を乗せて検問を避け、忠志がギターで引き延ばし尚子(キムラ緑子)が証人になり引き延ばし仁太郎と喧嘩し、信乃と義助が到着したが義助がトイレに網干に閉じ込められ、斎藤が尚子に反対尋問した。
忠志と悌一郎が義助を助け出し、証人に喚問し多数の村民が傍聴に来て、仁太郎が義助に村長の死の現場が警戒が厳しくそこで拾ったボルトを見せ宇宙船の部品で扇谷グループのロケットの一部でゴミと言い、網干が関連性がなく否定すると赤岩は証人の身分は関係なく証拠能力は裁判長が決めると証拠保全を依頼した。
最終弁論で仁太郎は許可されず赤岩が始めると目眩で倒れ、原稿を仁太郎に渡すと白紙で読む振りで述べ終わり、閉廷後に赤岩は網干に冷たいから顧問弁護士止まりと言い、裁判所の調査で廃棄物違反が判り、営業所は倒産した。


演出:河毛俊作

感想:

廃棄物不法投棄裁判をユーモアに描く。
偽弁護士はともかく、顧問弁護士が放送作家より知識が乏しそうだ。
肩書きに弱い人間性も描く。
矛盾探しはやらない方が楽しめるだろう。

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