「おしどり右京捕物車2」
- キャスト
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神谷右京(中村敦夫)
神谷はな(ジュディ・オング)
秋山左之介(前田吟)
秋山志津(金井由美)
音三(太田博之)
観念(下條アトム)
観念の姉・おふく(中原早苗)
念海(南部彰三)
岡っ引亀造(中井啓輔)
- スタッフ
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原作:池田雅延
- 14:殺(ころす):7月4日
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峯吉(石山律雄)をしながら待ち伏せ、竿を吹き矢にする殺し屋だが仕事の見張りを殺して妻・おりん(市原悦子)と子供・太郎吉と逃げ、元締・赤津(入江慎也)は殺害の指示を出した。
観念(下條アトム)は捨て子を見つけはな(ジュディ・オング)も育てたがった。
秋山(前田吟)は右京(中村敦夫)に吹き矢を使う暗殺屋がいると言い、右京とはなは竿甚に出掛けた。
おりんは度々寺に太郎吉を見に来て、仲間に見つかり甚五郎(田口精一)の戻れの指示を断った峯吉は半次(加村越雄)に殺害され、駆けつけた右京・秋山から逃げ、戻ったおりんを秋山は取り調べた。
右京とはなは呼び出され、罠と知りながら行き対決して暗殺屋を斬った。
おりんは何も知らず、太郎吉を引き取った。
監督:佐伯孚治
脚本:大工原正泰
- 15:虜(とりこ):7月11日
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押し込みの栄吉(梶本潔)=ましらの伝吉が奉行の待ち伏せで、秋山(前田吟)らに捕らえられた。
頭が捕らわれたので為吉(高木出雲)は頭の女・おえん(原田あけみ)と後を継ごうとするが、叔父・清造(浜村純)が戻り頭になった。
右京(中村敦夫)は一人で池の桟橋にいる所を襲われ捕らえられ、はな(ジュディ・オング)・観念(下條アトム)・音三(太田博之)らが探すが見つからなく、秋山にも探索を頼んだ。
右京は栄吉救出の為に奉行所の絵図を要求され拷問を受けたが拒み、栄吉を奉行所に売った者がいると清造に言った。
為吉はおえんに、右京がしゃべり栄吉が救いだされると終いと、右京を狙うが清造に見つかり殺され、右京はおえんに裏切りを誘うが踏み切れなかった。
右京は拷問の末に、清造の要求に応じたが図面は偽で失敗した。
清造は秋山に右京と栄吉の交換を連絡し、秋山とはなが交換場所に出掛け、おえんが押す右京の車とはなが連れた栄吉がすれ違う時に闘いが始まった。
おえんが右京を逃がそうとして殺されたが、闘いで清造一味を捕らえて、栄吉を牢に戻した。
監督:松野宏軌
脚本:横光晃
- 16:闇(やみ):7月18日
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右京(中村敦夫)の足を潰して殺された夜須の万蔵一味の生き残り・伊賀(岸田森)・袈裟三(阿藤海)・お役者 常(富川澈夫)・伊太八(蔵一彦)・たちまちの六(平沢彰)らが江戸に入り、盗賊と仇討ちを狙い遠州屋に押し入った。
はな(ジュディ・オング)が疲れと気遣いで目が見えなくなり、秋山(前田吟)が連れた医師・玄石(西山嘉孝)は手術が必要と言い、右京は直ぐに頼み成功するが3日間は目の包帯は取らず光を当てない事を言われた。
観念(下條アトム)の姉・ふく(中原早苗)が万蔵一味の瓦版を右京に見せてしまい、右京は観念に車を押させて調べ始めた。
右京は秋山に自ら囮になると言ったが、万蔵一味に逃げられ、駿河屋に脅しの文を投げて右京を呼び出し、ふくが押した右京の車を橋の板をはがし立ち往生させて、はな・観念・音三(太田博之)らを狙った。
右京は何とか橋を脱出し戻るが、はなを捕らえた伊賀らは右京の前ではなを犯すと右京を呼ぶが隙に目が治っていたはなが灯りを消し、右京の車を押し万蔵一味の生き残りを全滅させて・・・・。
監督:佐伯孚治
脚本:松田司
- 17:破(やぶる):7月25日
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盗賊一味が罪人駕篭を襲い、盗賊・黒兵衛(長谷川弘)奪い、警護の同心・陣内(天草四郎)は姿を消した。
秋山(前田吟)は右京(中村敦夫)に奉行所の不始末は自身で解決すると言い、観念(下條アトム)と音三(太田博之)はのんびり遊び、はな(ジュディ・オング)は金策で質屋に行くと陣内の娘・さよ(今出川西紀)と出会い金に困っていた。
金貸し利兵衛(天王寺虎之助)から陣内が借りた150両のかたにさよは妾になれと要求され、尾行する男を右京が捕らえるが殺された。
はながさよの家に泊まるが数人の男に襲われ右京が駆けつけ逃れたが、さよが襲われる理由が不明で犬を離し追うと陣内と会った。
黒兵衛は金貸し利兵衛を襲い江戸を離れる計画で陣内にも加われと要求し、仲間をはなれたがった多平(下元年世)は落とし穴で殺された。
利兵衛が襲われ、秋山と右京は黒兵衛が焦っていると考え犬を離し、陣内と黒兵衛の隠れ家を見つけ、黒兵衛は逃げながら右京を落とし穴に誘うが、さよが陣内に駆けつけ助け様とした陣内は殺され、落とし穴に気づいた右京は一味を斬り、・・・・・。
監督:大洲齋
脚本:岩元南
- 18:燃(もえる):8月1日
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地下の阿片室で遊び街で暴れる集団がいた。
雨宿りではな(ジュディ・オング)はおきぬ(田島令子)を家に連れて来て音三(太田博之)が送った。
おきぬは、はなに裁縫を習いたいと言い出入りするがある時にはなを襲い右京(中村敦夫)に止められると、右京に捕らえられた伊沢の弘吉の手下といい板橋に父がいると言い、右京・はな・おきぬは板橋に向かった。
観念(下條アトム)は秋山(前田吟)に右京がいなくなったと伝えた。
右京・はな・おきぬは度々襲撃を受けたが、板橋に着いたがおきぬがいなくなり、右京・はなは地下の阿片室に誘いこまれ、おきぬが別の名で仇で右京を狙ったと言い襲うが、右京が迎え撃ち、秋山らが駆けつけ一味を捕らえたが、音三は何もしらなかった。
監督:西村大介
脚本:大工原正泰
- 19:眩(くらむ):8月8日
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観念(下條アトム)は裸同然の女が連れ去れたと右京(中村敦夫)・はな(ジュディ・オング)・音三(太田博之)・秋山(前田吟)に言うが相手にされなかった。
秋山は、そば屋(小鹿番)で女・ちか(磯村みどり)と飲むがその後の記憶がなく気づいた後も朦朧として休養を命じられ、妻・志津(金井由美)に相談された右京は毒を盛られたと考え医師の治療を薦めた。
秋山の記憶にある、同心・田中(梅津栄)やそば屋は何も知らないと言い、女・ちかは行方不明だった。
白金屋(江見俊太郎)は佐吉(牧冬吉)に献上品と女の手配と、秋山に毒を盛った女の始末を命じた。
観念・音三・右京とはなは田中やそば屋等の偽証を知るが誰かに消され、右京とはなは白金屋一味に襲われて川に引き込まされたが右京ははなの帯で逃れた。
秋山の記憶が戻りはじめ白金屋の女と想い出し向かい、右京とはなと白金屋一味も、ちかを消しに行き、戦いになり捕らえたがちかは毒が回り記憶が無かった。
監督:大洲齋
脚本:横光晃
- 20:怨(うらむ):8月15日
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おふく(中原早苗) の頼みで念海(南部彰三)に修行を厳しくされた観念(下條アトム)は坊主を止めると逃げ出し、木場で働くが海に落ち死体を見つけた。
秋山(前田吟)は右京(中村敦夫)に儀助(宮部昭夫)が大火事の犯人で、結果としていくつかの材木屋が儲けたと言った。
おみね(川崎あかね)は与兵衛(殿山泰司)に囲われている訳を聞かれ、儀助は材木屋らを脅し殺され、観念は儀助殺しを疑われ逃げた。
観念はおふくに助けを求め、話を聞いた右京とはな(ジュディ・オング)は黒幕がいると思った。
桧屋・丸徳屋が殺され、観念は吉野屋(加賀邦男)が真犯人と知り、おみねは火事で死んだ者の仇と吉野屋を狙ったが、与兵衛が全ての黒幕だった。
与兵衛はおみねを殺すが、右京とはなが乗り込み一味を斬った。
監督:工藤栄一
脚本:岩元南
- 21:怒(いかる):8月22日
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同心・島谷(中村章)が潜入探索中に玉次郎(常田富士男)に鉄砲の試し撃ちで殺され、奉行所は玉次郎を捕らえて拷問にかけるが喋らなく、捜索を指示した秋山(前田吟)は右京(中村敦夫)とはな(ジュディ・オング)に今回は自分で捜索すると言った。
秋山は玉次郎を解き放し尾行を申し出たが、上司・鵜殿新兵衛(青木義朗)の許可が出ず岡っ引亀造(中井啓輔)らの配下と玉次郎の牢破りを手助けして追った。
玉次郎の女の居酒屋・おせき(黒沢のり子)をはると速水(五味龍太郎)らが面倒な事になったと話し、音三(太田博之)が盗み聞くが秋山は邪魔と怒った。
近江屋(外山高士)は速水らに焦らず様子を見させ、秋山は謹慎処分を受けたが調べを続け、妻・志津(金井由美)が右京に内緒で手助けを頼んだ。
おせきと近江屋の関係を右京は志津に知らせたが、秋山は玉次郎の動きから近江屋に来て、鉄砲を受け取った近江屋は玉次郎とおせきを斬るが、秋山らが踏み込み右京が手助けしてして・・・・。
監督:工藤栄一
脚本:大工原正泰
※秋山主役編
- 22:峠(とうげ):8月29日
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はな(ジュディ・オング)は右京(中村敦夫)を倉田宿の医師に診せるべく峠に来たが茶屋(山村弘三)は車は無理と言い、はなのみが絹売り(吉本真由美)らと倉田宿へ行くが医師は死んだ後だった。
絹市で賑わっていたが秩父の虎熊(南原宏治)が出没して奉行所から警告が出されたが、結城屋(武周暢)は用心棒の若侍(森木景武)・喜助(吉川ロック)・馬三(水上保宏)らを集め、妻(香月京子)・娘(多川美智子)とはなと妊婦(志乃原良子)と峠に向かうが虎熊一味が結城屋妻子を攫い2人は自害し、他は小屋に逃げ込むと倉田総三(岡田英次)が虎熊を狙い、はな・妊婦ら僅かが倉田と生き残り小屋に籠もった。
元倉田の妻で今は虎熊の女のお蓮(弓恵子)は逃げだし茶屋で右京に会い知らせた。
虎熊は小屋に火をつけ襲うと、はな・妊婦を逃がし倉田が立ち向かうが鉄砲で撃たれたが右京がお蓮に車をおされ助けに来て、倉田は3年ずっと峠で虎熊を待っていたと相撃ちになり・・・・。
監督:工藤栄一
脚本:松田司
※はな主役編
- 23:穴(あな):9月5日
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右京(中村敦夫)とはな(ジュディ・オング)は盗賊・三木竜冶(石橋蓮司)を捕らえて江戸へ戻るが、竜冶は世直し党の資金を隠し世直し党の北村冬樹(原口剛)らが雉ヶ原で資金目的で3人を襲いはなが尾行した時に竜冶が暴れて右京と氷室穴に落ちた。
はなは世直し党に捕らえられたが逃げだし、秋山(前田吟)に助けを求めたが夜鷹狩りで忙しく、音三(太田博之)と観念(下條アトム)と雉ヶ原に向かった。
世直し党の保(小林芳宏)が江戸で秋山に目撃され、配下に世直し党の隠れ家を見つかり秋山が駆け付け雉ヶ原に向かった。
世直し党の頭領・大原宗源(田口計)らの仲間の一人が雉ヶ原の氷室穴を見つけ、一味に伝え全員が向かった。
右京と竜冶は漸く穴から出たが、世直し党が襲い竜冶は斬られたが右京が世直し党と戦い、はなや3人と秋山が駆け付けて・・・・。
監督:太田昭和
脚本:大野武雄
- 24:轟(ごう):9月12日
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音無銃での殺害事件が続いたが、はな(ジュディ・オング)は沢井とく(泉晶子)の万引きに出会い世話をした。
秋山(前田吟)は右京(中村敦夫)や観念(下條アトム)に音無銃はただの渡世人に仕業でないと言い、右京は廓のお品(服部妙子)からの手紙で出かけ伊勢勝(江幡高志)が娘の売買を郡奉行(山口幸生)と行っていると知った。
とくの夫・沢井光三郎(菅貫太郎)を発明し試し撃ちで事件を起こし、郡奉行や伊勢勝から出世と引き替えに雇われ、郡奉行の地元の百姓の直訴を防ぐために使用を命じられた。
とくは夫の出世欲と罪を悔いて自害し、はなと右京は音三(太田博之)とお品の繋ぎで直訴を知った。
郡奉行や伊勢勝らは沢井と直訴の3人の2人を殺し、1人はお品に逃げ込んだ。
はなと右京は伊勢勝の店を張り、戻った郡奉行や伊勢勝と沢井と闘い、とくの自害を聞いた沢井は躊躇して殺され、知らせを受けた秋山が来て、一味を捕らえ・・・。
監督:太田昭和
脚本:岩間芳樹
- 25:櫛(くし):9月19日
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はな(ジュディ・オング)は母の形見の櫛を質屋(阿木五郎)に入れたがおふく(中原早苗)が請け出す前に質屋の娘・おかね(阿井美千子)が持ち出し千吉(佐々木剛)が掏摸とり妻・おみね(松木陽子)を岡場所から抜け出す金作りのため鍋島中間部屋の博打で逆に失った。
右京(中村敦夫)とはなが調べ千吉とおみねは江戸から逃がし、鍋島中間部屋で頭・馬五郎(柳沢真一)と会うが、妻・おとき(大関優子)が清元師匠(大滝英有子)にゆき、女形(厚木強)と逢い引きに屋形船に誘い揉み合い川に流した。
櫛は流され浪人・風間源十郎(宍戸錠)が広い愛犬用に使い、久し振りに江戸に戻り右京に会い、翌日皆で墓参りした後で右京と斬り合い斬られた。
その後に犬と手紙が届き、討たれた時に犬の世話を頼み、櫛が手紙に付いていた。
監督:田中徳三
脚本:松田司
- 26(最終回):愛(あい):9月26日
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世直し党を名乗る盗賊が大店を襲い元与力もいると噂を広げ町人に人気で奉行所の探索を逃げていた。
秋山(前田吟)は右京(中村敦夫)に町中が世直し党の味方で大塩平八郎の残党と称しているが盗んだ金は貧民には使っておらず、音三(太田博之)と観念(下條アトム)・はなの見方は事なり、越後屋(神田隆)から用心棒の依頼があり乗り込んだが扱いは悪く外に言いふらし世直し党が近づかないようにした。
上総屋が襲われ、右京とはなは越後屋を1度去るが右京ははなの反対を押し切りでかけ、押し入った世直し党を秋山と奉行所とで捕らえた。
右京は越後屋の謝礼を断り、観念は町人の噂が悪いというが仕方ないと言った。
奉行所は元与力はいないと言うが町人は信用せず、秋山は上意で右京に江戸を出る事を頼むが右京は聞かず、志津(金井由美)は秋山は覚悟を決めていると言い、はなは右京の右手を刺し、秋山は江戸所払いと言った。
右京とはなは下総を目指し、はなは自分を全く警戒しなかった事がうれしく右京の足だけで無くなれると言った。
監督:西村大介
脚本:佐々木守
- 感想:
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捕物帳と必殺シリーズの中間的な構成だ。
謎解きよりも、足が使えない状態での闘いが見所だ。
勿論、まさかのアクロバチックなシーンが満載でそれが特徴だろう。
ただ、後半になって主人公が違う作り方だったり、題名のおしどりを表に出す作りが登場し、人縄では行かない。
ただ、続編はないと思う終わり方だ。