「鼠、江戸を疾る2」

キャスト

甘酒屋・次郎吉(鼠小僧)(滝沢秀明)
妹・小袖(青山美郷)
米原広之進(京本大我)
下っぴき・浅吉(池田鉄洋)
岡っ引き・徳五郎(髙嶋政宏)
お染(濱田マリ)
同心・早崎市兵衛(渡部秀)
お国(島野結雨)
浅蜊売りの与平(坪倉由幸)
納豆売りの太助(杉山裕之)
菜売りの喜作(谷田部俊)
医師・千草(片瀬那奈)

第1回「鼠の子守唄」2016年4月14日

岡っ引き・徳五郎(髙嶋政宏)と下っぴき・浅吉(池田鉄洋)らから逃れた鼠小僧(滝沢秀明)は赤ん坊の捨て子を見つけ連れ帰り、長屋で甘酒屋・次郎吉(滝沢秀明)は妹・小袖(青山美郷)に呆れられ「すず」の名が書かれ、小袖があやし引取手を探し、浅蜊売り・与平(坪倉由幸)とお佳代(西慶子)夫婦に頼み、そば屋のお染(濱田マリ)が最近多いと言い、徳五郎と浅吉が来て里親に役所から金が出る制度で儲ける者がいると告げ、同心・早崎市兵衛(渡部秀)が来て手配すると言い、すずが熱を出し医師・千草(片瀬那奈)と手伝い・お国(島野結雨)に診せると、以前に診た赤ん坊を思い出し親子に見えず再度来なかったと聞いた。
賭場の元締め・十三郎(六平直政)が用心棒・平四郎(吉野容臣)と手下・千八(赤星昇一郎)に夫婦に捨て子を引き取り金を貰い売るのに病気に金を使うなと言い子を取りあげると夫婦が反対した、小袖は米原広之進(京本大我)と剣術稽古をし、次郎吉は夫婦を探しおもちゃから見つけると浅吉が千草を連れ、平造・お千代夫婦が殺されたが赤ん坊は居なかった。
次郎吉はすずを見守るお菊(柊瑠美)を見かけ、徳五郎が里親が現れたと次郎吉と小袖に告げ、里親が役人から金を受け取りすずを連れ平四郎に金を返し、与平とお佳代が見かけ次郎吉に知らせ、お菊がすずを取り返し十三郎らに見つかると鼠小僧が来て争い小袖も来て十三郎らを退治し、お菊から訳を聞き渡し逃がし、鼠小僧は十三郎の金を奪い徳五郎らに捕らえさせた。


監督:黛りんたろう
脚本:佐藤友治
原案:赤川次郎

第2回「闇の中の光」2016年4月21日

鼠小僧こと次郎吉(滝沢秀明)は久しぶりに盗みを働き岡っ引き・徳五郎(髙嶋政宏)と下っぴき・浅吉(池田鉄洋)らから逃れ、盗賊団を見てお守りを拾い、翌朝に妹・小袖(青山美郷)に起こされ、次郎吉と小袖がやぶそばでお染(濱田マリ)に会うと飛脚屋「風来屋」の一人娘・希音(山本舞香)が女中・おはつ(寺島咲)と店に来て、希音は目が不自由だが明るく次郎吉も好感を持ち、薬草に匂いを言うと医師・千草(片瀬那奈)と手伝い・お国(島野結雨)が来た。
希音とおはつは診療所で千草とお国と昔の事を話し、帰り店の飛脚・宗介(髙木雄也)に会い、父・弥之助(佐藤貢三)から吉松屋の三男との縁談を言われ、希音は宗介にお守り袋を渡し話し、小袖は米原広之進(京本大我)と剣術稽古をし希音に会いに行くと希音が家出したと皆が探していた。
次郎吉は小袖から聞き千草に尋ね探し、希音が診療所に来て千草とお国は泊まらせた、その夜に診療所に怪我をした仲間を連れ強盗の一味が来て千草が治療し、強盗の声を聞いた希音は向かうと逃げ、同心・早崎市兵衛(渡部秀)は落ち込み徳五郎と浅吉にぼやき、次郎吉と小袖は千草に強盗を尋ね希音は連れ帰られたが杖を忘れたと聞いた。
次郎吉は後を追い、希音は宗介に強盗と言い重吉(山崎裕太)に血の匂いがし千草らをまき沿いに出来ないと言い、宗介は希音を刺せず忠吉の刃物を防ぎ刺されたが、鼠小僧と小袖が助け一味を倒し、希音は宗介を千草に運ばせたが思いを話し死んだ、後日に希音は次郎吉を尋ね来て千草らを助けた鼠小僧の声も判ると言うと嫁ぐと言った。


監督:吉村昌晃
脚本:川崎いづみ
原案:赤川次郎

第3回「馬鹿と毒薬」2016年4月28日

鼠小僧こと次郎吉(滝沢秀明)は仕事帰りに身投げしかける質屋福屋の若旦那・松助(えなりかずき)を助け、花魁・おちか(中西美帆)に惚れて勘当され借金取りに追われ父・竹蔵(下條アトム)に迷惑を掛けると聞き、次郎吉は300両と聞き盗んだ金を渡した。
次郎吉は小袖(青山美郷)に金が無いと言われ問い詰められた、早崎市兵衛(渡部秀)と徳五郎(髙嶋政宏)が竹蔵の身投げ死体を調べ、やぶそばで次郎吉はお染(濱田マリ)らと話すと徳五郎と浅吉(池田鉄洋)から福屋の身投げを聞き、次郎吉は鼠小僧になり松助に会うと借金を返さず花魁を身請けしたと聞き呆れるが竹蔵の死に不審を持ち、竹蔵に借金のいきさつを聞いた。
次郎吉は小袖に話すと馬鹿と言われ、小袖は米原広之進(京本大我)と剣術稽古をし次郎吉が何故働かないかと言われ、おちかを尾行すると高利貸しへ行き、金貸し・久兵衛(長谷川初範)が竹蔵から金を受け取り毒薬を松助に飲ませろとおちかに渡し、次郎吉は小袖から聞き徳五郎に竹蔵の死が不審で番頭・権八(緋田康人)を聞き、権八が松助に辞めたいと言い、次郎吉は権八から竹蔵に頼まれおちかを調べ身入れした久兵衛とそこからの松助の借金を知り、告げると竹蔵が話しに付けに出かけ死を疑ったと聞いた。
次郎吉はおちかが松助を毒殺しようとするのを見て、子分が久兵衛に死にそうもないと告げると浪人らに襲わせると考え、次郎吉は千草(片瀬那奈)を福屋に連れおちかに会い、浪人らが松助を襲うと鼠小僧が来て小袖と助け、松助を毒を飲んで苦しむおちかに連れ、早崎と徳五郎らが久兵衛一味を捕らえた。


監督:黛りんたろう
脚本:大森寿美男
原案:赤川次郎

第4回「小鼠の涙」2016年5月5日

小袖(青山美郷)はやぶそばで蕎麦を食べお染(濱田マリ)と話し、次郎吉(滝沢秀明)は町で子らと独楽で遊ぶと浅蜊売りの与平(坪倉由幸)の財布を盗み少年・新吉(若山耀人)が逃げて来て見逃してやり、御礼に新吉に連れられ長屋に行くと、新吉が弟・一平(大石稜久)と妹・みつ(後藤由依良)と病で両親が死に3人で暮らし盗みで稼ぐと聞いた。
次郞吉は新吉の家に通い、小袖はやぶそばで徳五郎(髙嶋政宏)と浅吉(池田鉄洋)が鼠小僧が出ないとぼやくのを聞き次郞吉から事情を聞き新吉が捕まった時を心配し、新吉は盗みを見つけられ脅され、小袖は熱を出したみつと看病する一平を診療所に連れ次郞吉に子らでは無理と言い、診療所の千草(片瀬那奈)は新吉から治療費を小判を渡され鼠小僧の貰ったと聞き次郞吉に事情を話した。
小袖は米原広之進(京本大我)とそばを食べると、徳五郎に浅吉が盗賊の1人が子供と話すのを聞き次郞吉に伝え、次郞吉は新吉が盗賊・三郎(仁科貴)一味の仲間となり次ぎに呉服問屋を狙うと知り、早崎市兵衛(渡部秀)が徳五郎と浅吉に盗賊を捕らえろと話すと鼠小僧が現れ呉服問屋へ逃げ、盗賊・三郎らが呉服問屋で人殺しをしようとして新吉が嫌がり命を狙われると、鼠小僧と小袖が来て助けた。
鼠小僧が正体を新吉に見せて3人で逃げると、徳五郎らが押し込み盗賊を捕らえ、新吉に祖母・お政(峯村リエ)が来て子らを引き取り店で働かせた。


監督:川村泰祐
脚本:川崎いづみ
原案:赤川次郎

第5回「妖刀とにせ鼠」2016年5月12日

遊び人・浩次(佐藤アツヒロ)がお堂で刀を見つけ、次郎吉(滝沢秀明)は仕事の翌日に医師・千草(片瀬那奈)と手伝い・お国(島野結雨)に会うと、浩次が町中で刀を振りまわしお国が軽傷を負うが次郞吉が浩次を失神させ、徳五郎(髙嶋政宏)と浅吉(池田鉄洋)が来て、お国と浩次を千草の診療所に連れた。
道場破りが師範代に勝つと小袖(青山美郷)が相手し勝ち、お国の怪我を聞き駆けつけ、診療所で正気に戻った浩次は刀から声が「殺せ」と聞いたと言うが徳五郎は自身番に引き立て、やぶそばで次郎吉と小袖が話しお染(濱田マリ)に喜作(谷田部俊)が刀を徳五郎が探していると言うと、与平(坪倉由幸)が鼠小僧が捕まったと告げた。
次郞吉が鼠小僧で牢屋敷に入ると、町人に扮した侍・国友(石橋蓮司)が待ち町を騒がせた刀が妖刀と由来を語り盗み帰せと頼まれ、お里久(菜葉菜)が呉服屋・清吉(平埜生成)に終わりと告げ、小袖は診療所で鞘を預かり米原広之進(京本大我)に見せると侍が女中・いね(朝倉ふゆな)を襲い小袖が立ち合い逃げ、呉服屋の若旦那が斬られていた。
早崎市兵衛(渡部秀)が徳五郎と浅吉が辻斬りだと言いいねが一瞬顔を見たと言い、小袖が次郎吉に辻斬りの目が人で無いと言い、小袖は鞘師を探し印籠を持っていたと聞き広之進から牧野総之介(柏原収史)と聞き、総之介は妻・お里久から清吉を斬ったと言われ、次郎吉は小袖から総之介を聞きいねが狙われると考え、次郎吉は斬られたお里久を見、総之介がいねを襲い小袖が闘い怪我をすると次郎吉が助け刀を奪うと総之介を斬ろうとしたが小袖が止めた。
次郎吉と小袖は千草に説教され、次郎吉は国友に刀を返し牢から逃げ国友は池に刀を葬った。


監督:中西健二
脚本:瀬古真史
原案:赤川次郎

第6回「小判の秘密」2016年5月19日

与平(坪倉由幸)がお染(濱田マリ)と喜作(谷田部俊)と太助(杉山裕之)に鼠小僧が現れたと小判を見せようとすると、徳五郎(髙嶋政宏)と浅吉(池田鉄洋)が来て、次郎吉(滝沢秀明)が来て鼠小僧が現れたと聞くと花巻藩浪人・川村一郎太(石田卓也)と妻・お良(北浦愛)が来て鉄瓶をかたに蕎麦を求め、お良が倒れ診療所で医師・千草(片瀬那奈)と手伝い・お国(島野結雨)が診て次郎吉にお良の妊娠を伝えた。
次郎吉と小袖(青山美郷)に川村とお良が同じ長屋に入ったと挨拶し、小袖は米原広之進(京本大我)に話し、川村は仕事に失敗し次郎吉が江戸に来た事情を聞き、鼠小僧が盗んだ小判が偽金と早崎市兵衛(渡部秀)が取り調べ、次郎吉は小袖から呆れられ花巻藩上屋敷へ行き、江戸家老・米倉忠時(半海一晃)が藩士・稲山甚八(斉藤慶太)から始末を聞き、川村一郎太が江戸に来た噂を尋ね始末を命じた。
次郎吉は川村が稲山に会い偽金作りを尋ね否定された、次郎吉は小袖に米倉が偽小判を作り川村が調べに江戸に来、米倉が川村夫婦を狙うと告げた、小袖が川村にお良の江戸見物を頼まれ連れると、稲山の配下が川村を呼び出し襲うと小袖が助け次郎吉も来て追い払った。
次郎吉が鼠小僧で花巻藩上屋敷に忍ぶと米倉が稲山に切腹を命じ、偽小判を守ろうとすると鼠小僧が偽小判を盗み切腹した稲山に川村は生きていると告げ、徳五郎と浅吉らが来ると鼠小僧が偽小判をばらまき、徳五郎は偽小判と知り、米倉は藩士から自害を求められ殺され、次郎吉が川村に稲山の死と言葉を伝え生きる覚悟を求めた。


監督:川村泰祐
脚本:瀬古真史
原案:赤川次郎

第7回「偽りの孔雀」2016年5月26日

次郎吉(滝沢秀明)は鼠小僧の仕事帰りに絵師・北川光雨(渕上泰史)と鉢合わせした、次郎吉と小袖(青山美郷)は鼠小僧の錦絵が売り出され人気と知り、お染(濱田マリ)のやぶそばで徳五郎(髙嶋政宏)と浅吉(池田鉄洋)が絵を噂され、店主(見栄晴)から光雨を聞き、医師・千草(片瀬那奈)と手伝い・お国(島野結雨)と会い住まいを聞き変だと心配された。
お小夜が光雨にらくだの絵が欲しいと頼まれ自分で書けと紙を渡し、次郎吉が様子見に訪れ象の絵を見せられ、小袖は米原広之進(京本大我)と稽古し誘い鼠小僧の錦絵を買い、次郎吉と光雨は仲良しになり、三杉藩上屋敷で藩主・松平重幸(浜田晃)が御用絵師・朝岡雪友(相島一之)に襖絵の作りかえを告げ弟子・秋友(林翔太)が掛け軸の孔雀の絵を見て雪友が鳥の絵を描くのは珍しく光雨を思い出すと言った。
小袖は米原から光雨が雪友弟子だが突然破門され父が驚き死んだと聞き、秋友が光雨を訪ね破門前に雪友に孔雀の絵を預け雪友が自分の絵と献上したと伝えると、再度描き藩主に渡して欲しいと頼まれ、光雨は新しい孔雀の絵を描いた、秋友が浪人に殺害され光雨も襲われたが次郎吉が助けた。
早崎市兵衛(渡部秀)と徳五郎と浅吉が秋友の死骸を見つけ、見た光雨は雪友と考え次郎吉が事情を聞き、刺客が光雨を襲うと小袖が待ち伏せ殺し、次郎吉が雪友と刺客に現れ倒し、藩主が雪友に2つの掛け軸を問い手打ちにした、光雨が次郎吉と小袖に旅に出ると絵を渡し修行に出て絵は鼠小僧と小袖だった。


監督:黛りんたろう
脚本:佐藤友治
原案:赤川次郎

最終(8)回「狙われた若君」2016年6月2日

次郎吉(滝沢秀明)は鼠小僧の仕事帰りに徳五郎(髙嶋政宏)と浅吉(池田鉄洋)に追われ、長屋に逃げ込むと大工・六平(松尾諭)の妻・お里の惨殺死体を見つけ去るが、目撃された、次郎吉は風邪で寝込み小袖(青山美郷)が「鼠小僧が殺人」の瓦版を見せ、早崎市兵衛(渡部秀)と徳五郎が鼠小僧が犯人かで対立した。
お染(濱田マリ)のやぶそばで噂を聞いた小袖は六平と息子・平太の行方を尋ね、悪口を聞いた徳五郎が怒り、小袖は濡れ衣を晴らすため調べ始め、次郎吉を医師・千草(片瀬那奈)が見舞い、六平が戻り徳五郎らに自身番に連れられ、小袖は平太の事ばかり聞く瓦版屋を尾行し、米原広之進(京本大我)から長倉藩上屋敷で藩主が病と聞き、次郎吉は小袖に聞き、平太を千草の診療所にそのまま預かる様に伝えさせた。
次郎吉は長倉藩上屋敷に忍び、家老・大月(橋本じゅん)が我が子を世継ぎに狙うと家臣・栗林(本宮泰風)と角田(松本実)に言い懐剣が有っても若様の命を狙えと命じ、小袖は六平と長屋に戻り長倉藩奥女中・みつ(MEGUMI)がお里と平太を訪ねきて平太を若様と呼び、小袖と六平は平太を診療所の次郎吉と千草に連れ、みつは平太は長倉藩主の子息で侍女・お里が宿し奥方・お峰が認めなく命を狙われ逃がしたと言った。
みつは家老・大月の命で迎えに来たと言い、次郎吉は大月を疑い、みつは懐剣が証と言うが六平は知らず、みつは平太を連れると平太は六平との別れを惜しみ栗林と角田に襲われると、次郎吉と小袖が助けに来て栗林と角田らを倒し、次郎吉はみつに奪った懐剣を渡し国元に行かせ、次郎吉は大月を征伐した。
徳五郎と浅吉は早崎からお里は長倉藩お家騒動に巻き込まれたと聞き、小袖は米原との約束を忘れ次郎吉と千草とお国(島野結雨)と食事し、次郎吉は鼠小僧の仕事を続けた。


監督:中西健二
脚本:佐藤友治
原案:赤川次郎

感想:

続編だがパターンが出来上がっているので、まだまだ続けられる。
小袖の剣術シーンが増え、兄妹で解決に変わった。
大名・旗本絡みの事件が増えた。

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