暴れん坊将軍(2)

キャスト

徳川吉宗(松平健)
辰五郎(北島三郎)
長次郎(山本譲二)
山下幸内(浜畑賢吉)
大岡忠相(横内正)
おさい(春川ますみ)
おまち(岐邑美沙子)
おその(夏樹陽子)
藪田助八(宮内洋)
源三(園田裕久)
加納五郎左右衛門(有島一郎)

第37話:女の一途に目を醒ませ!

武家屋敷の渡り中間の悪行が目立ち、おゆき(朝丘雪路)が文句を言い辰五郎(北島三郎)はいつか良くなる筈と言った。
大岡(横内正)が吉宗(松平健)に渡り中間の悪行が目立つが目付が動かないと言い、笹屋でおゆきがめ組衆に話していると吉宗が来、おゆきは口入れ屋・千束屋(早川研吉)が酷く旗本の小普請組の高柳大学(外山高志)に送り込み、万七(藤岡重慶)らはお秋(田中由香)を使った押し込みを計画した。
辰五郎は吉宗に、おゆきと仲の良い飛脚・伊助(入川保則)が万七に足を斬られたと聞き、大岡から高柳から北町奉行所に訴えがあり辰五郎が捕らえられたと聞き助八(宮内洋)とおその(夏樹陽子)に調べさせ、刀試し人・山田朝右衛門(栗塚旭)が見つかったと聞いた。
吉宗とおゆきは高柳屋敷で伊助を見つけ用心棒の助けで逃げ内実を聞き、高柳が勘定奉行小杉源之丞(酒井哲)を強請ろうとすると吉宗が来て成敗し、千束屋を取らせ、旗本に注意が申し渡され、辰五郎が釈放された。


脚本:飛鳥ひろし
監督:河野寿一

第41話:切腹! 酒呑み代官

吉宗(松平健)は内藤新宿を一新し、新宿代官に酒田(長門勇)を付け町は急激に良くなったが、酒田は酒癖の悪さに付け込まれ意識がはっきりしない時に配下・山川(坂口徹郎)にご法度の芥子の運搬を許可し、翌朝に郡代・荒川大四郎(山本麟一)に問われたが想い出せず探し廻った。
め組と吉宗に酒屋にいた客らを思いだし、助八(宮内洋)とおその(夏樹陽子)が調べ荷車は途中で道を変えたと判り、酒田の妻・おたね(谷口香)と息子・庄助(田中和幸)も酒田を探すが、酒田は自害を考えるが朝右衛門(栗塚旭)が見つけ伊兵衛(小林昭二)・伴伝十郎(北九州男)・快雲(森幸二)に心当たりがあり一色十郎太として一味に潜入した。
吉宗は龍虎(龍虎)から四谷の寺が急に相撲に使えないと聞き疑い、入札に呼ばれた朝右衛門も出かけ、入札中の伊兵衛らに乗り込み捕らえ、郡代・荒川も斬った。


脚本:結束信二
監督:松尾正武

第47話:拳固で治す女医者

御典医・中小路右京太夫(原田清人)は御目見得医師の推挙を言われ、大場尚山(稲葉義男)は狙うが、大岡(横内正)が町の衆の嘆願書で女医師・君島志乃(江利チエミ)を押した。
吉宗(松平健)は志乃と弟子・良助(南城竜也)に会い、尚山は弟・大場陣十郎(宮口二郎)らに志乃を襲わせたが吉宗が助け助八(宮内洋)とおその(夏樹陽子)に御目見得医師を調べさせ、大場らは金作りで庄屋・八兵衛(海老江寛)を斬るが邪魔が入り重傷で志乃に運ばれた。
治療中に大場らが襲い吉宗とおそのが防ぎ、おそのが尾行し助八が難しい手術の失敗を志乃失脚に使う企みを聞き、志乃の怒りを吉宗は抑え八兵衛治療に専念させ、大場陣十郎を斬り、八兵衛は助かり、中小路と尚山は切腹となった。
志乃は御目見得医師を辞退し、良助と一緒になり町医師を続けた。


脚本:飛鳥ひろし
監督:河野寿一

第57話:百鬼・一刀両断!

公儀御仕え番・青山(北原義郎)と配下・半田(亀石征一郎)が山田朝右衛門(栗塚旭)み刀の試しを依頼し、諸国巡察の役目に出ると告げ、め組衆が代参で善光寺に行くと山田と吉宗(松平健)に告げたが、信州の宿では公儀御仕え番への接待で扱いが悪かった。
吉宗は加納(有島一郎)から経費不足で相談され、公儀御仕え番が集まり彦原政四郎(水上保広)が不正と無駄使いを指摘したが賛同がなく青山が戻ってから討議となった。
山田は半田に刀が折れやすいと指摘し、おさい(春川ますみ)とおまち(岐邑美沙子)が花嫁行列を見ていると少女・おせつ(鈴木陽子)が武士に追われたが山田に助けられ、父・孫作(小林昭二)は病気だった。
吉宗と大岡(横内正)は目安箱投書で助八(宮内洋)とおその(夏樹陽子)に青山を調べさせ地方巡察中の青山が江戸におり、彦原は孫作と会い建白書を書くと言い、おせつは彦原が多数の武士に斬られるのを見て逃げ山田が助けた。
吉宗はおせつに会いに行き、襲われた孫作親子を助け、山田は青山に呼びだされ襲われ刀無しで闘い、来た吉宗が刀を渡し2人で青山一味を斬り捕らえた。
山田は刀から徳田が吉宗と知り、役を辞退するが吉宗改めて協力を頼んだ。


脚本:結束信二
監督:手銭弘喜

第58話:江戸一番!桜おどり

中村座ではつた屋のおふく(佐藤万理)が評判で若侍・諸木乙女(真田広之)が暴れ辰五郎(北島三郎)が諫めた。
吉宗(松平健)は飛鳥山を桜の新名所とする事業を岩井藩主・太田(穂高稔)に任せていたが意見が違い、桜の枝を折れば切腹の岩井藩でそれで切腹させかけた諸木は藩主らに怨みを持っていた。
大岡(横内正)から吉宗は飛鳥山の苗木が盗まれていると聞き調べさせ、助八(宮内洋)は諸木が役人に追われ吾助(水島道太郎)とおふくの家に逃げ匿われるのを見て、吉宗は苗木が盗難が大がかりで岩井藩かそれに不正の濡れ衣を着せる者のいずれかと考えおその(夏樹陽子)に調べさせた
山田朝右衛門(栗塚旭)は丸目(外山高志)から首斬りでの試し斬りを頼まれたが断り、尾張の黒須兵庫(五味龍太郎)の誘いに陰謀黒幕を感じ、丸目は大岡の探索を知り急ぎの苗木運び出しを計画し、吉宗はそれをおそのから聞き、山田は尾張の罠に岩井藩が掛かりそうと言った。
山田は黒須を斬り、吉宗らは丸目らの不正を暴き太田に事業の完成を命じた。


脚本:今村文人
監督:荒井岱志

第61話:春の嵐に散った恋

御台所選びの噂で加納(有島一郎)は賄に困り、大名の息女の接近に吉宗(松平健)は困り江戸の町に逃げ、加納は大岡(横内正)の案でめ組の協力で進物を庶民に与えた。
吉宗は追われる女に出会い自分を御台所にして権力を狙う父・青山備中守(竜崎一郎)に反発し家を出た雪姫(汀夏子)をめ組に預け、おその(夏樹陽子)は加納に吉宗が雪姫と会ったと伝えた。
助八(宮内洋)は青山を見張り無頼人を使い不正を働くと知り、め組と吉宗を斬れと命令し、辰五郎(北島三郎)らが止めたが雪姫が抜けだし、追った吉宗は見つけ、乳母・浪江(高田敏江)の家に送った。
雪姫と浪江は青山の屋敷に戻り、浪江は青山に昔雪姫を運だが親子の名乗りを出来なく商人の子で育てたいと説得するが、聞いた雪姫の前で斬られた。
吉宗らが乗り込み配下を斬り、青山は将軍としり、雪姫は浪江を弔う為に髪を落とし尼になった。


脚本:高橋稔
監督:松尾正武

第67話:大岡越前守自決す!

磯川(工藤堅太郎)が幼馴染みの大岡(横内正)を訪ね、留守中に取り調べ書を盗み読み、吉宗(松平健)は老中・阿部但馬守(江見俊太郎)の報告を聞いたが実は大岡に幕府の財政立て直しの調査を命じていた。
阿部の配下・浦野(宮口二郎)は買収した磯川から、大岡の調査内容を聞き、証拠証人の隠滅を図り備前屋(伊東亮英)や2名を自害に見せかけ殺し、大岡は責任で山田朝右衛門(栗塚旭)の介錯で切腹した。
助八(宮内洋)は吉辺采女(入江慎也)が阿部の屋敷に入るのを見て怪しみ、おその(夏樹陽子)は磯川が取り調べ書を盗み読みしたと突き止めた。
佐野屋(早川研吉)や浦野や吉辺が阿部に集まると、覆面の吉宗と大岡が来て斬り合い、阿部は将軍としり切腹した。


脚本:結束信二
監督:松尾正武

第75話:失踪!加納五郎左衛門

加納五郎左衛門(有島一郎)が街で竹屋・久兵衛(北見唯一)に竹刀用の紀州竹を辰五郎(北島三郎)に渡せと頼み、その後おりん(佐野アツ子)や丸一の竜左(沼田耀一)一味に土蔵に拉致され、吉宗(松平健)や大岡(横内正)や助八(宮内洋)やおその(夏樹陽子)が探した。
旗本・内藤采女(河合伸旺)は尾張大納言でなく吉宗が将軍になり出世し損ねた逆恨みで、加納をおりんが心配し辰五郎に竹刀作りを伝え、内藤は柳の局(白木万理)に企てを伝えた。
吉宗と大岡は竹刀作りを聞いておりんを探し、手配をしった内藤はおりんを斬り、捨松(江幡高志)や作造(野口貴史)らが加納が斬ったと奉行所に言い、助八とおそのが尾行し丸一を突き止め、刀を見た山田朝右衛門(栗塚旭)は加納の刀は研ぎ中で貸した刀は加納では抜けないと言った。
吉宗は丸一らを斬り捕らえ竜左は刀が抜けなく加納を助け、内藤を処分した。


脚本:結束信二
監督:河野寿一

第81話:姿なき勇士たち

助八の配下が殺され、隠密宿・笹屋が襲われ吉兵衛(森源太郎)が殺されまき(三浦リカ)が逃れ、助八(宮内洋)やおその(夏樹陽子)は相手が忍びと知った。
河村兵介(笹束俊志)が尾行され「いが」の血文字を残し殺され、公儀伊賀者を疑い伊賀衆の頭領・近藤刑部(丹波哲郎)に聞くが否定し、大岡(横内正)が吉宗(松平健)に助八の配下が続いて殺されたと伝えたが助八とおそのは何も言わず、余程と思った吉宗は笹屋に行き見張っていた男を尾行し、役不足の不満の伊賀衆の仕業と知った。
おそのが吉宗に元勘定奉行・黒柳左門(北原義郎)が黒幕で伊賀の隠岐十内(近藤宏)の謀反を伝え、聞いた河村大介(矢吹二朗)とまきが黒柳屋敷に行き捕らえられ、助八とおそのの人質にされるが吉宗が来て黒柳を斬り、刑部が来て十内を斬り切腹を謀るが吉宗が止め謝罪し、助八とおそのらと事態の回復を求めた、協力を約束した。


脚本:飛鳥ひろし
監督:河野寿一

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